『被爆ポンプです 残して下さい。』被爆二世の永原富明さんからメッセージを受け取り当時9歳の小学生が一冊の絵本を作りました。子供らしい素朴な絵と文だからこそ心に届くこの絵本を沢山の人に届けたい。新しい平和の継承の形。この新たな試みに、一緒になって立ち向かって下さる応援団を募集します!

プロジェクト本文

たくさんの温かいご支援、誠にありがとうございます!
おかげさまで目標額に到達いたしました。
さらに多くのこどもたちへお届けするため、最終日までご支援の募集を続けさせていただきます。

7月30日よりスタートしました本プロジェクトですが、多くの皆さまからの多大なご支援により、4日目の8月2日無事に目標額を達成する事ができました!厚く御礼申し上げます。
開始前は正直不安でしたが、開始直後から多くのご支援をいただき、また多くの温かい応援メッセージに大変勇気をいただきました。
そしてこの度の目的である、「新しい平和の継承の形」や「被爆ポンプをこれからも守りたい」という事に共感を頂き、また美空の描いた絵本を大変楽しみにして頂けている事、大変嬉しく感謝の念に堪えません。

【絵本「ひばくポンプ」をこどもたちへ届けたい】という願いは当初広島市内142校が一つの目標でしたが、皆様の多大なご支援により目標額を超える事ができましたので、更に多くの小学校(具体的には、長崎の小学校や、寄贈をご希望の小学校、海外等)へお届けする事を次の目標とさせていただきたいと思います。
引き続き、活動を応援していただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。



「被爆ポンプです 残して下さい」
広島駅前にある4基のポンプ。
その古びたポンプたちは、戦後の広島の復興を見守り続けたポンプでした。


たくさんのこども達に読んでもらいたい。多くの人たちに手に取ってもらいたい。

絵本『ひばくポンプ』の作者は児玉 美空。当時9歳の小学生です。
贈り先の小学校の皆さんにお友達の作ったお話を読むような感覚で読んでもらい、より身近にひばくポンプ等の被爆建造物のことや広島、長崎のこと、小さなことからでも良いので平和に関心を持っていただけたらいいなと願っています。
本文の絵は余白も多く、ポンプさんの絵は実物とは全く違って細長かったり太っちょだったりと、ページごとに表情が違います。だけど子供がかいたその素朴な絵と子供目線でつづられた率直な飾らない文章だからこそ、読んでくれる人の心に絵本のメッセージが素直に入ってくるのを感じていただけるのではと思います。

このプロジェクトは絵本を出版する事自体が目的ではありません。
この絵本が多くの人に望まれ、温かい支援の力をいただき、その結果たくさんのこども達に絵本を届ける事ができたら・・・!
絵本が生まれた背景そのものが平和の象徴であって欲しいと願い、このプロジェクトを起案しました。その第一歩は、ひばくポンプと同じ被爆の痕跡を残す被爆建造物が身近に存在する広島市内の公立小学校142校に寄贈する事を目標としています。

   

【駅前再開発工事で撤去される予定だった被爆ポンプ…】
JR広島駅のすぐ近くの電車通りの歩道の道端に3基、駅前の緑地帯に1基の手押しポンプがあります。
錆びて、もう水は出ないポンプ・・・昔はこの一帯には6基の手押しポンプがありました。
ポンプ達は駅前の再開発で、一時は全て撤去される予定でした。
このポンプ達に「被爆ポンプです 残して下さい」というメッセージの板をつけて撤去から救い、今も大切に守り続けている被爆二世の永原富明(とみあき)さん。その永原さんと出会い、被爆ポンプのお話を聞いた当時9歳の小学生が、永原さんの思いを受け取り「ポンプさん達を守らないといけない。みんなに伝えなきゃ!」と、
ポンプさんに寄り添いながら、ポンプさんが何をみてきたのか想像しながら作った絵本、
それが『ひばくポンプ』です。


絵本『ひばくポンプ』


絵本をより多くの人の手に取ってもらいたい。プロジェクトの先に・・・

この絵本は現時点では手作りの一冊のみです。
絵本の内容は作者の希望で、小さな子でも読んでもらえるように、表現をなるべく配慮して描かれています。たくさんのこども達の平和学習の第一歩として、お友達のように『ひばくポンプ』を身近に置いていただけたら嬉しいです。

『ひばくポンプ』を読んでみたいと思ってくださった方、未来の平和の芽となるこども達へ絵本を贈ることにご賛同いただける方、どうか一緒にこの願いを叶えていただけないでしょうか。

絵本を製本するにあたり現在いただいている見積では、仮に300冊印刷するとしたら約55万円必要で、一冊あたり約1750円となります。冊数が増えると固定の費用が分散されて、一冊あたりのコストも抑えられます。同じ絵本を作るなら、印刷する冊数が多いほどお金を無駄なく有効に使う事ができ、より多くの方の手に取ってもらえる機会を増やす事ができます。

あなたさまが手に取ってくださる1冊が、絵本『ひばくポンプ』を世界の誰かに近づけてくれます。
この絵本の第一歩を皆さまのお力で進ませてください。
応援をどうかよろしくお願いします!


今は錆びて、壊れて、水は出ないけれども、
このポンプたちはあの日から今までの被爆地広島の復興を静かにずっと見守ってきました。

ポンプを守り続けている永原さんは言われました。
被爆ポンプはものを言わぬ証言者です。錆びたポンプは焼け野原な中も生き続けていて、いまも私達に何か語りかけようとしているようです。と。
町は新しく変わったけれど、このポンプのそばに立つとポンプがあの日の事、そして戦後の広島の力強い復興の歩みを伝えてくれているような気がします。


左の赤い丸が緑地帯へ移転したポンプ1基。
並んでいる3基は広島駅から路面電車で一つ目の駅、猿猴橋町停留場すぐそば。
現在、撤去される寸前だった6基のうちの1基は平和記念資料館へ引き取られました。そして水道資料館へ1基、広島駅前の駅がよく見える緑地帯に1基移転しました。残りの3基はそのままの場所へ残されることになりました。
永原さんの被爆ポンプを守りたい、残したいという強い気持ちが届き、ポンプは現在も広島の町を見守ってくれています。


『ひばくポンプ』の物語
どんな絵本か皆様に知っていただきたいので、抜粋してご紹介します。

※この画像は手作り絵本の画像です。実際リターンとしてお手元に届く絵本は、印刷会社さんで製本して頂き、ひらがなのルビと英訳がつきますので文字の部分等、デザインが多少変わります。イメージとしてご参照ください。

絵本は広島駅前の被爆ポンプさんの語りから始まります...














永原さんに助けてもらったポンプさん。あの日の事を語り出します。
 ━そして、そのとき。1945年8月6日8時15分
私の大好きじゃった広島の町が
・・・なくなった。                     

━私は消したかった。  ━もとの広島に戻したかった。


━子供らに聞いてみたらええよ。

ポンプさんにこれからもずっと、広島から世界を見守ってもらえるように・・・



⚪︎2018年初春 広島駅前の被爆ポンプに作者が出会う

⚪︎2018年初夏 永原富明さんに被爆ポンプのお話を聞かせてもらう

⚪︎2018年8月 絵本「ひばくポンプ」完成


⚪︎2019年春  地元の小学校の図書ボランティアにて低学年のクラスで披露

⚪︎2019年7月30日 中国新聞さんの記事に取り上げていただきました
中国新聞デジタル2019/7/30 「被爆ポンプ、調べて絵本に」
中国新聞さんの取材の様子⚪︎2019年8月6日 地元小学校の平和のつどいで全校生徒に披露
⚪︎2019年8月6日 広島テレビさんの「テレビ派」で被爆ポンプと絵本の特集が放送されました8月6日放送 広島テレビさん テレビ派

⚪︎2019年秋 広島県呉三津田高校放送部さんに取材していただきました
呉三津田高校さん取材の様子

※後に取材を元に放送部の生徒さん達が作成された映像作品「ポンプさんのまなざし」は下記のように素晴らしい成績をおさめられました
  第43回広島県高等学校総合文化祭放送文化部門
  第30回広島県高等学校放送文化コンクール ビデオメッセージ部門
  最優秀賞受賞
  第5回中国地区高校放送コンテスト鳥取大会 ビデオメッセージ部門 優勝
  第44回全国高等学校放送文化祭高知大会放送部門(審査結果8月末に公開)

⚪︎2019年秋 MOA美術館広島市児童作品展 第11回東区会場展
絵画の部「街を見守るひばくポンプ」 MOA美術館奨励賞受賞授賞式の様子「街を見守るひばくポンプ」

【支援金のつかい道】

①絵本制作費(自費出版)
②お礼カード制作費
③送料、梱包材など諸経費
④FAAVO手数料(20%)
⑤広島市内外・海外の小学校への絵本寄贈

※絵本は支援数に応じて冊数、ページ数に反映していきます。

皆さまからのご支援金は大切に使わせていただきます。

一番のリターンはご支援によって完成した絵本そのものと小学校への寄贈としています。大きなリターンは絵本以外には設定していません。だけど、レポートを充実させて絵本が少しずつ出来上がっていく過程や、小学校へ届けるまでのストーリー、完成した絵本が皆様のお手元に届くところまで一緒に絵本づくりを楽しんでいけるよう、状況をリアルにお届けいたします。ぜひ応援や絵本を読まれた感想などを投稿いただき絵本の行先を見守っていただけたら良いなと思います。


【リターン内容】

◉  完成した絵本『ひばくポンプ』をどのコースでも1冊お送りいたします。写真は手作りの絵本です
イメージとしてご参照ください

平和への祈りが込められた折鶴の再生紙■ A4サイズ本文全28ページ 読み聞かせなどでも見やすいサイズです。本文にはポンプさんの想いがぎゅっと詰まっています。ふり仮名もついていて、文字数も多くないので小さな子にも読んでもらえるようになっています。(オフセットカラー印刷)

■ 上製本 本文の紙も小さな子供がめくりやすいように美空が実際に触って時間をかけて選びました。

■ 表裏PP貼加工 耐久性、耐湿性に優れ、強度も増す加工です。ずっと大切にそばに置いてもらえますように。

■ 見返り折鶴再生紙 平和記念公園に捧げられた折鶴の再生紙を見返りに使用しています。折鶴再生紙を通して託された平和への思いを共有し、昇華させていくという取り組みで作られています。

■ 英訳付き 「海外の人にも読んでもらいたい」という思いと、読んでくれるこども達が英語に触れ世界中にお友達を作って欲しいとの思いを込めて英訳もつけてもらいました。

《下記の場合は備考欄へご記入お願いいたします》
※大切な方へ送られる場合、冊数分のカードをお付けいたします。ご希望の方は枚数をお知らせください。
※支援者様ご自身が母校の小学校などや施設に寄贈される事も大歓迎です。もし差し支えなければ寄贈先をお知らせください。ご希望でしたら折り鶴再生紙のメッセージカード(未記入白紙)を冊数分お付けいたします。

◉ お礼のメッセージ 折り鶴再生紙を使用した心を込めた感謝のお礼カード

◉    小学校への寄贈【小学校へ贈るコース(6,000円以上のコース)】
それぞれのコースの冊数のうち、支援者さまへお届けする1冊を差し引いた冊数を小学校へ寄贈させていただきます。
《下記の場合は備考欄へご記入お願いいたします》
※15,000円、20,000円、30,000円をお選びの方で、寄贈先の小学校の希望がございましたらお知らせください。(重複した場合は先着順)
広島市内公立小学校以外へ希望の場合もお知らせください。(できる限りお応えできるようにいたしますが、ご希望に添えない場合もございますのでご了承ください)

◉ 【小学校へ贈るコース】には、お名前またはニックネームまたは会社名を、ひばくポンププロジェクトのお仲間(応援団)として絵本に記載させていただきます。
《下記の事項を備考欄へご記入お願いいたします》
※記載するお名前をご記入ください。(15文字程度まで)
例)●個人名→宮島 鹿子 ●ニックネーム→もみじ太郎 ●会社名→おでんやノンベエ...etc
※記載不要の場合もその旨をご記入ください。

◉内容は確認させていただき、問題がある場合にはご連絡差し上げます。

◉ 美空の直筆のサイン(ご希望の方のみ)
支援者さまへお届けする絵本の巻末に入れさせていただきます。ご希望の方は備考欄にご記入ください。


【実施スケジュール】

7月30日 クラウドファンデイングスタート

8月20日 クラウドファンデイング終了

9月〜  印刷、製本開始

10月以降 完成した絵本、リターン品送付開始



最後まで目を通していただきありがとうございます。

最初は永原さんに「みんなに、子供達に伝えてあげてね。」との言葉に美空が「私がしなきゃ。」と思い、小さな子でもポンプさんの事を伝える事ができるようにと始まった絵本づくり。
美空の「世界の人にも読んでもらいたい」という望みと『ひばくポンプ』をぜひ広めたいと願って下さった方々に背中を押してもらい、ようやく今に至る事ができました。
被爆75年を迎えた今、被爆者の方々の高齢化が進んでいます。
この絵本を通して新しい継承の形が作られる事ができたらと思っています。
被爆者の方達、戦後の復興を支えてきた人達に、小さな平和の芽がどんどん育っていく所を見て少しでも安心してもらいたい。そう願っています。
関わって下さった全ての皆さんが「良かった」と思えるプロジェクトになれば良いなと思っています。どうか応援をよろしくお願いします。 児玉 瞳


「私たちがつなげよう」 児玉 美空   “こどもピースサミット“提出作文 抜粋
━「このポンプの事を周りの人に教えてあげて下さい」と言われました。
私は、日本に、そして世界にこの話をつなげようと思いました。━
━私は戦争を経験していません。しかし、被爆ポンプを通じていろんな人とつながる事ができました。世界のみんながつながる事ができれば将来戦争を無くすことはできるはずです。被爆75年の今、戦争をなくすためにできることは、私たちから次へ、次へと戦争の恐ろしさを語り続ける事だと思います。
 そして、次の世代に語り継ぐ際、私がそうであったように被爆ポンプなど被爆建物は大きな役割を果たしてくれます。爆風で曲がった窓枠、ガラスが刺さった壁などは、目に見える形で戦争を知らない人に戦争の恐ろしさを伝えてくれます。私はこれらの被爆建物をできる限り形として残し、昔と今、そして未来へとつなげていきます。━


この世界から 戦争が、爆弾がなくなって  みんなが仲良く平和に暮らす景色を・・・。


起案者

児玉 瞳&児玉美空(作者)





webサイト「ひと粒のキャラメル」〜絵本「ひばくポンプ」ができるまで〜
ツイッター 「ひと粒のキャラメル」

お問い合わせ メール one.caramel.sprout@gmail.com


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2020/08/14 19:50

    呉三津田高校放送部さん制作動画ひばくポンプさんをきっかけにご縁ができた呉三津田高校放送部さんが、絵本の紹介動画を制作してくださいました。テストや部活のコンテストなどで大変ご多忙の中、私たちのお願いを聞いてくださり、とても素敵な動画を作ってくださいました。本当にありがとうございます。放送部のお姉...

  • 2020/08/13 16:23

    気がついたらあと1週間。スタートしてからずっと皆様の温かい応援に励ましていただき、感謝の念に堪えません。本当にありがとうございます。最後までどうぞよろしくお願いいたします【お知らせ(メールの確認、ご返信をお願いいたします)】「小学校への寄贈(6000円〜30000円)」をお選びくださった支援者...

  • 2020/08/10 16:03

    本日もこちらの活動レポートをご覧くださり、ありがとうございます。7月30日から始まったこのプロジェクトも、残りあと10日となりました。プロジェクトスタート時は広島市内142校への寄贈が一つの目標でしたが、皆さまのご支援でさらに多くの小学校への寄贈ができることになりました。被爆ポンプの事を知って...

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください