“特別ねぶた”制作プロジェクトにご支援いただいている皆さま、本当にありがとうございます!
プロジェクト終了まで残りわずかとなりました…
6月24日から開始したこのプロジェクト。多くの皆さまに応援いただき今では1,500万円以上のご支援をいただいております。
そして、事務局に直接来てご支援いただいた個人の方、協賛金や寄付金をいただいた企業や事業所などもあり、現在サイトの金額と合計すると2,800万円を超えた金額となっております!!

ということで、
 “特別ねぶた”の制作・展示だけでなく、次回開催の祭り本番での運行もいたします!!!

皆さまからのあたたかいご支援、心より感謝申し上げます。
プロジェクト終了まで残り少ないですが、まだまだご支援は受け付けております。最終目標金額を達成しておりますが、最後まで応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

8/5追記

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


皆さま、はじめまして。青森ねぶた祭実行委員会事務局の青森観光コンベンション協会です。

青森ねぶた祭実行委員会は、青森市・青森商工会議所・青森観光コンベンション協会の3団体を中心に構成されており、東北の夏祭りの一つである『青森ねぶた祭』を主催しています。

青森ねぶた祭は、毎年8月2日から7日まで開催しており、勇壮華麗な「ねぶた」、響き渡る「ねぶた囃子」、乱舞する「ハネト」、見ていると踊り出したくなるような心沸き立つお祭りです。

地元・青森市民だけでなく全国・海外からもお客さまがお越しになり、毎年250万人を超える人出を数えるほどとなっています。

2020年青森ねぶた祭は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止することとなりました。青森ねぶた祭が現在の名称・形態になった1958(昭和33)年以来、中止となるのは初めてのこと。1980(昭和55)年に国の重要無形民俗文化財に指定されてから、ちょうど40年という節目の年でもありましたが、このような事態となったことは非常に残念でなりません。

ねぶた祭の主役は「ねぶた」と呼ばれる大きな人形型の灯籠で、その「ねぶた」を制作するのが「ねぶた師」と呼ばれる方々です。

針金と木材で骨組みを作り、和紙を貼った上から、墨書き、ろう書き、色付けと多くの工程を経て、1台のねぶたが作られます。実際に作り上げるのに約3ヶ月間。しかし、そのねぶたを作るために題材の構想を練り、下書きをして、下絵(ねぶたの設計図ともいうべきイメージ画)を作り上げ…という作業は実際にねぶたを作る年の冬から始めると言われ、構想に至っては8月のねぶた祭が終われば次のねぶたのことを考えるというほど、ねぶた師は一年中ねぶたのことを想い、過ごされています。

ねぶた1台を作り上げるには骨組みや電気配線、紙貼りなど、ねぶた師一人だけではなく多くのスタッフがかかわっており、材料費だけでなくスタッフの人件費もねぶた制作の報酬から支払うため、ねぶた師の手元に残るお金は多くはありません。ねぶた師は本当にねぶた作りに情熱とやりがいを持っていなければできない仕事なのです…

現在、大型ねぶたを制作する「ねぶた師」は14名。

30代の若手から70代の大ベテランまで、ねぶた制作を生業とし、心血を注いでいらっしゃいます。

多くのねぶた師の方がねぶたを制作することで生計を立てているので、祭りが中止となったということは大きな収入源を失ったことになります。経済的に大変厳しく、生活が成り立たなくなる恐れもあります。

また、大型ねぶた制作がないということは、仕事がなくなったという経済的な問題だけでなく、創作活動の場がなくなり精神的な支えを失ったということでもあります。ねぶた師のただひたすら「ねぶたを作りたい」という情熱に対して、その気持ちに応え、そして次年度以降のねぶた祭へ繋げていきたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

ねぶた師の方々に収入としての支援、そしてねぶたを制作していただく場を作るという意味での支援、これを両立する企画を実施いたします。

この企画でご支援いただいた資金で、ねぶた師の方々へ制作の仕事を依頼させていただきます。
その制作物とは…

ねぶた師全員での合作による“特別ねぶた”です!

完成したねぶたは、青森市文化観光交流施設「ねぶたの家ワ・ラッセ」にて展示、次回開催する青森ねぶた祭の本番に特別運行することを目指します。

ねぶた師合作の特別ねぶたを制作するには1,000万円必要となり、金額が1,500万円、2,000万円と増えていけば、ねぶた師への制作料を手厚くすることができます。そして、展示するだけでなく、祭り本番で運行するには最終目標金額の2,500万円が必要となります。

○~500万円未満・・・特別ねぶた制作は実施できません。いただいた分の支援金をねぶた師の方々に分配します。 

○500万円~1,000万円未満・・・特別ねぶた制作は実施できません。ねぶたの家ワ・ラッセに展示している制作者ごとの大きな面を新しいものに作り替えて新たに展示いたします。 

○1,000万円~・・・夢の特別ねぶた制作です!!

○2,500万円以上・・・実際のお祭りで特別ねぶた運行!!


ねぶた師の方々を支援したい!

ねぶたを応援してくれる皆さまに楽しんでもらいたい!

ねぶた師の方々にも楽しんで制作してもらいたい!

という様々な想いを込めて企画しました。

コロナ禍という未曽有の事態において、前代未聞、前人未踏のプロジェクトです!!

本来はねぶた師一人が1台のねぶたを作り上げるものなので、大型ねぶた制作者全員が合作で1台のねぶたを作り上げるというものは、未だかつて挑戦したことがありません。

1体のねぶたを何人もの制作者が部位をバラバラに作るのではなく(面と手や足を作るのが別々の制作者ということではありませんのでご安心を!)制作者一人が制作物1体ずつを作り、組み合わせて1台のねぶたを作り上げます。

通常の大型ねぶたとは異なり、“正面”と“送り”という概念をなくした新しいねぶたの登場となります。

気になる ねぶたの題材は…

薬師如来と玄奘三蔵、そして十二神将です!

疫病退散、病気平癒、魔除け、不屈の精神…いろいろな意味合いや願いを込めて、ねぶた師の方々に制作していただきます。

どの制作者が何のねぶたを作るかというと…
千葉作龍<第5代ねぶた名人> ・・・玄奘三蔵
北村隆<第6代ねぶた名人> ・・・薬師如来
北村蓮明・・・宮比羅大将
内山龍星・・・毘羯羅大将
竹浪比呂央・・・因達羅大将
有賀義弘・・・珊底羅大将
大白我鴻・・・伐折羅大将
京野和鴻・・・招杜羅大将
諏訪慎・・・波夷羅大将
北村春一・・・頞儞羅大将
立田龍宝・・・安底羅大将
北村麻子・・・迷企羅大将
手塚茂樹 ・・・摩虎羅大将
林広海・・・真達羅大将

支援金が集まり“特別ねぶた”が制作できるとなれば、秋にねぶた制作、冬には展示となります。

特別ねぶたを制作するために皆さまからご支援を募りますが、そのリターンも既製品ではなく、この企画オリジナルのものを用意いたします。

ねぶた師14名が過去に制作した自身がお気に入りのねぶた面をモチーフに、それを14名分集めてデザインした品を作ります!

クリアファイル、てぬぐい、エコバッグ、扇子…いずれもオリジナル商品です

<リターンコース>

◇3,000円
お礼のメール

◇5,000円
オリジナル クリアファイル 2枚セット

◇10,000円
オリジナル てぬぐい +上記クリアファイル

◇20,000円
オリジナル エコバッグ +上記クリアファイル・てぬぐい

◇30,000円 
オリジナル 扇子 +上記クリアファイル・てぬぐい・エコバッグ

◇50,000円
名入れ提灯
特別ねぶたに掲示する提灯の一つに名前を入れて、ワ・ラッセでの展示後にお手元にお送りします。個人・企業は問いません。

◇100,000円
名入れ提灯+オリジナルグッズセット×1セット

◇200,000円
名入れ提灯+オリジナルグッズセット×5セット

◇300,000円
名入れ提灯+オリジナルグッズセット×10セット

企業様向けコース

◇100,000円
青森ねぶた祭オフィシャルサイト 特別ねぶた制作ページ内にバナー小サイズ掲載+オリジナルグッズセット

◇300,000円
青森ねぶた祭オフィシャルサイト 特別ねぶた制作ページ内にバナー中サイズ掲載+オリジナルグッズセット

◇500,000円
青森ねぶた祭オフィシャルサイト 特別ねぶた制作ページ内にバナー大サイズ掲載&トップページに広告バナー掲載+オリジナルグッズセット

※リターン品の送付は国内に限ります

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

今年は新型コロナウイルスの影響で、青森ねぶた祭のみならず全国のお祭りやイベントが中止となり、本来であれば夏祭りシーズンのこれからが、寂しい、静かな夏になろうかとしています。

今夏、心躍るようなお祭りはなくても、想像するだけでもワクワクするような、そして次のお祭りをさらに期待できるような気持ちになるものを!と思ってのプロジェクトです。皆さま方も一緒に夢の企画を実現するメンバーの一員としてプロジェクトの行く末を見守っていただければ幸いです。

皆さま、ご支援よろしくお願い申し上げます。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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