はじめに・ご挨拶

初めまして。有限会社河内と申します。弊社は昭和2年個人商店として浅草橋にて創業しました。
創業当初は主に喫煙具を生産している袋物職人として営んでおりました。
その後戦争で疎開し、埼玉県へ拠点を移しました。生産するものも財布・喫煙具などになっていきました。

※昭和40年代の埼玉県川口市の街並み(左)と弊社の写真(右)になります。

問屋さんを中心に有名ブランドの製造を請け負ってまいりました。革製品業界外からもご依頼いただき、製品開発やブランドの立ち上げなども数多く携わってまいりました。良質な革製品は手作業での多様な工程を経て製作されます。有限会社河内においては、国内の優秀な職人と協力して弊社の工房において製造しており、それぞれの工程におけるプロフェッショナルが在籍しています。より高品質な革製品を生み出すために「ALL MADE IN JAPAN」によるモノづくりが私たちの誇りです。
そこで、今まで培った技術と経験を活かし「enrio」というブランドを立ち上げました。

※現在の有限会社河内の外観と工房での作業風景


プロジェクトをやろうと思った理由

新型コロナウイルスの影響で百貨店・ショッピングモールが営業自粛になってしまいました。そのため弊社の取引先も発注のキャンセルなどが相次ぎ、仕事が激減しております。弊社の売り上げは緊急事態宣言時には半分まで落ち込んでしまいました。
弊社が主に製造している喫煙具や財布などは時代の流れにより需要が縮小されて行っております。そのため弊社としても生き残るため、既存の製品だけにこだわらず色々な革製品に挑戦し、製造してきました。
しかし、今回の新型コロナウイルスの影響でさらに追い打ちをかけることになり、業界全体のピンチとなりました。
弊社のお仕事をお願いしている職人さんたちの仕事も緊急事態宣言時にはほぼゼロになりました。
このまま待っていてもいつ元通りになるかわからないと思い、クラウドファンディングで支援を募ることができないか!と考えました。
お仕事がない期間、今回のクラウドファンディングの案を立ち上げ、商品の開発を職人さん達と進めてまいりました。
弊社だけでなく、お世話になっている職人さんや革問屋さんも救済すべくプロジェクトを立ち上げました。


日本の職人による伝統技術を後世に

日本の革屋の技術
皆さんは皮からどのように革が作られ、その革からどうやって革小物が作られているのかご存知でしょうか?
牛革ができるまでには様々な工程を経て出来上がります。その革を使った革小物づくりも様々な工程を経て出来上がります。良質な革や革小物が出来上がるまでには様々な工程と、その工程ごとのプロフェッショナル(職人)が携わっております。
「皮から革へ」、そして、「革からモノへ」、日本の職人の伝統技術をこれからも残していきたい!!
長年携わってくれているベテラン職人からこれからの革業界を担う若手職人まで末永く携わっていただけるように業界全体を盛り上げていきたいと強く思っております!

今回のプロジェクトでは弊社の先代からお世話になっております株式会社山上商店様にご協力いただき、伝統技術によるとても素晴らしい革を開発していただきました。
まずはコンパクト財布とボックス財布に使用した革はカーフグレインのシュリンク革になります。

カーフグレイン(シュリンク革)は一般的な薬剤で縮めた革とは異なり、特別なドラムを使用して、縮められるだけ縮めた究極のシュリンク革です。普通ではないカーフの細かいシボ(粒状のシボ)が特徴です。 

濡れた革をこのように干して縮めていきます。(左がガラ干し、右が天日干し)
この革を使用して2種類の財布を制作しました。

もう一つの財布のLF札入れはカーフの手揉み加工の革を使用しております。

手揉みは、伝統的な技法になります。機械の圧力によって付けたシボとは違い、革の風合いを残したまま、ふっくらとしたシボがつきます。手もみの技法も、出来る職人が少なくなっております。
特にカーフの手揉みは、より繊細な揉みシボになり、かなりの贅沢品です。

船と呼ばれる専用の道具を使い揉んでいき繊細な揉みシボを出していきます。
繊細な揉みシボを出すには熟練の技術が必要なのです!
この革を使用してLF札入れを制作しました。

日本の職人の技術
弊社で長年仕事していただいているベテラン職人がおります。昭和五年生まれ御年90歳になる長池さんです。とてもお元気で今でもお仕事を受けていただいております。

ミシン掛けも貼りの作業も自転車の運転もまだまだ若い人に負けていません!!
袋物職人として70年のキャリアを誇る長池さんの技術が詰まったバックをご用意致しました。
ビジネスにも普段使いにも使えるサイズとデザインになっております。


リターン商品のご紹介

enrio ボックス財布
こちらのボックス財布の特徴は小銭入れの部分になります。
ホックを開け、小銭入れを開くとマチが立ち上がり自動で開く仕様になっております。

片手で小銭を取り出せるため、買い物時など片手がふさがった状況でも小銭が取り出せるのがとても便利です。


enrio コンパクト財布
今の時代はキャッスル化が進み、財布の中身も簡潔にする御方も増えております。
最低限のお札と小銭、カードが入れば十分!
そういった方にピッタリなコンパクト財布をご用意しました。

手のひらに収まるサイズ感でズボンのポケットだけでなく、胸ポケットにも入る大きさです。
ちょっとコンビニ買い物などちょっとしたお出掛け時に使うセカンド財布的な使い方にもちょうどいいサイズとなっております。


enrio L字ファスナー束入れ
財布にはたっぷりお札もカードも入れたい!という方はLF束入れはいかかでしょうか。

見たな目はすっきりとした薄造りの財布になっていますが、中はたっぷり入る仕様です。
カードの入れ口は11か所あり、中仕切りのスリット部分は名刺まで入る大きさです。
中仕切りの縦に入るカード入れはメインで使うカードを入れれば、ファスナーを開け切らなくても取り出すことが可能です。


enrio トートバック 大・小
最後にご紹介するのはビジネスでもカジュアルでも使えるトートバックになります。
大きい方はAサイズの物が縦にも横にも入る大きさになっております。
たっぷりと余裕がありますので、荷物が多い方にはピッタリなサイズとなっております。

小さい方はAサイズが縦に入りますが、少しはみ出す程度の大きさになっております。
普段荷物が少ない方やちょっとしたお出掛け時に便利なサイズとなっております。

外ポケットには携帯電話も入れることが出来るサイズになっております。
また内装に使用している生地は制菌加工を施した素材になっております。
※この素材はトートバックの内装とマスクケースの内装に使用しております。
※この素材は繊維上の細菌の増殖を抑制するもので殺菌効果はございません。


  • 《お取り扱いの注意/FAQ》

  • ・天然皮革製品は水分に弱く、シミ、水ぶくれの原因となります。
     また多少の色落ち、色やけがありますので、ご注意ください。
    ・水に濡れた場合は、素早く柔らかい布で軽く叩くように水気を取り、陰干ししてください。
    ・軽い汚れは乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。
     お手入れは専用クリーナー、クリームを使用してください。
    ・汚れて高温多湿の状態で保管しますとカビの原因となります。
     通気性の良い布などに包み、風通しのよい場所に保管してください。
    ・革は熱に弱く、繊維のように高温で染めることが出来ません。
     そのため多少の色落ちを防ぐ方法はありませんのでご了承ください。


実施スケジュール

・10月31日までプロジェクト掲載
・11月より製造開始
・12月末から随時お届け予定


最後に

私たちの強みは国内の職人たちによる匠の業です。

私たちの製品は企画、デザイン・革の鞣し・染色・裁断・漉き・箔押し・縫製・アフターサービスとすべての工程を国内で行っております。
全ての工程が信頼できるからこそ、安心安全な製品をお届けでき、いつまでもお使いいただけます。それがMADE IN JAPANにこだわる理由です。

現在、袋物業界の多くは海外での生産が増えています。そんな中で今回の新型コロナウイルスの影響もありさらに国内産業のピンチです。また、国内の職人は高齢化し跡継ぎがなかなか育っていないのが現状です。このまま日本の優秀な技術が衰退していくのは悲しいですし、もったいない!と感じています。

日本の技術力を発信していきたい・守りたい・賛同いただける方は、是非ご支援よろしくお願いいたします!!


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお
 届けします。


  • 2020/09/18 16:49

    9月16日にプロジェクトを公開させて頂きました!早速のご支援をいただき、誠にありがとうございます。これから公開終了まで約1ヶ月と半月あります。皆様に革のことや製品のことを色々お伝えできればと思っております。どうか皆様方の温かいご支援を賜わります様お願い致します。

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