ご挨拶

こんにちは

富田人形 三代目棟梁 富田能央 です。

戦後、祖父の代から始まった富田人形ですが、始めはお客様も少なく、努力の甲斐があり今では多くの地域の皆様にささえられております。
私の代になり七年が経ち、今でも変わらず支えていただいている皆様に感謝しております。

理念

先代からの技術を確信

      核心を見極めより高みへ

            型を破り革新的に


動機

富田人形はコロナの影響で今年1年収入がゼロになってしまいました。精神的にもダメージをおっていましたが、こんなことではいけないと気持ちを奮起させ、今は作業に打ち込んでいます。作業を行っていると創作意欲も湧いてきて、来年は今まで以上にお客さんを驚かせ喜んでいただきたいとの思いが溢れてきます。今の時期、たくさんの業種の方が被害を受けていると思います。そんな中、たくさんのお客さんが私に暖かいお声をかけてくれました。新作や旧作の手直しを行うための資金を作り、形でお客様にお返ししたいと思いました。


返礼

返礼品はお礼状、Tシャツ、暖簾を用意しております。
お礼状に関して複数口ある場合は1枚にまとめさせていただこうと思います。
返礼品については、クラウドファンディング終了後作成して郵送いたします。


実績

富田人形が作成した山笠の写真をご紹介します。どのお祭りも力強く写真を見ているだけでもワクワクしてきます。ご興味が湧いた方は、時期も書いていますので是非次回のお祭りを見に行かれてはどうでしょうか。
お祭りの時期は若干変わる地区もございますので、詳細は各地区のホームページなどでご確認ください。

【金田町子供山笠】

4月第三週の土曜、日曜日に開催。
富田人形の一年がこの地区の山笠の組み立てから始まります。この山笠を組み立てると山笠シーズン到来と感じます。


【八剣神社遷宮神幸祭】(鞍手町)

5年ごとの5月3日、4日に開催。
次回は、2023年、5月です。御輿や、馬なども出て500人が列を作る盛大なお祭りで、打合せも1年前から始まります。鞍手町が一丸となっての大イベントです。5基の山笠が2日間、町内を練り歩きます。


【赤坂・白鬚神社神幸祭】(伊方)

毎年5月4日、5日に開催。
全部で8基のとても大きな山笠が各地域を練り歩きます。特に夜は、電飾で山笠がライトアップされより綺麗です。御神輿が元気です。


【岩屋神社神幸祭(弁城山笠競演会)】

奇数年の5月第2週の土曜、日曜開催。
毎年お祭りが行われていましたが、10年前から隔年開催になりました。私の地元のお祭で毎年参加しています。次世代の子供達へバトンを渡しお祭りを伝承して行きたいと思います。


【糸田祇園山笠】

毎年5月第2土曜日、日曜日開催。
全国的にもこの大きさの人形山笠を担ぐ地区は少ないと思います。2階建ての建物より大きな山笠を車輪無しで担ぐこの勇壮な山笠は一見の価値ありです。


【貴船神社夏祭り 鳴水祇園山笠】
お祭りは、7月第二土曜、日曜開催。鳴水は、水神会と言って水の神様を祀っています。住宅街のアップダウンの激しい狭い路地を上手に運行するところなどが私は見どころだと思います。


【芦屋・山鹿祇園山笠】
クラウドファンディングの申請日までに写真が間に合いませんでした。お祭りの様子は富田のホームページに写真を掲載しようと思います。
お祭りは、7月中旬土曜、日曜開催。祖父の代からお世話になっている地区で、祖父が神社に絵を寄贈するなど関係も深いです。


【中央祇園山笠】

毎年7月の第3月曜(海の日)を最終日とする三日間開催。
最盛期には7.8基の山笠が運行されていましたが、鉄冷えに伴い縮小。しかし、10年前に保存会青笠会が結成され、地域一丸となって近年、大変盛り上がって来ている山笠です。


【黒崎祇園山笠】

毎年7月の金曜・土曜 ・日曜 ・月曜開催。
第何週目にあるかは毎年会議で決まるみたいです。福岡県の無形民俗文化財 に指定されています。
金曜と月曜に行われる共演会には、黒崎地区のすべての山笠が集まり多くの観客が見にきます。


【前田祇園山笠】

毎年7月第3月曜を最終日とする3日間開催。
北九州市の無形民俗文化財 に指定されています。お祭りに800年の歴史があり、地区名に祇園町という地名もあります。競演会もあり、3基の山笠が大通りを練り歩く姿は必見です。


【洞南肆地区山笠競演会】

毎年7月の日曜日に競演会を開催。地区により日にちは若干変わります。
洞南肆地区の競演会は、観客の居る歩道と山笠との距離が近くなる事がしばしばあります。すぐ目の前に山笠がくるともの凄い臨場感があり、見ているだけで興奮します。毎年楽しみにしています。

洞南肆地区の相生山笠、残念ながら昨年が最後の年となりました。写真からもわかる通りとても迫力のある山笠で担手も情熱のある方々でした。24年間お世話になりました。


【茶屋町祇園山笠】

毎年7月23日,24日,25日の固定日開催。
日にち固定で行われるお祭りは近年少なってきています。非常に伝統的なお祭りです。茶屋町の特徴として『がぶり』が激しい山笠です。


【枝光祇園山笠】

毎年7月24日,25日,26日の固定日開催。
とても迫力のあるお祭りです、特に『がぶり』の時は我々人形師も飾りが壊れるのではないかとヒヤヒヤしながら見ています。茶屋町祇園山笠と開催日もかぶっていますので両地区行ってみてください。


【上津役自治区会山笠】

7月最終土曜、日曜開催。
上津役地区は、毎年、自治会(町上津役、上ノ原、馬場、足見) で持ち回りで担当してお祭りを行っています。担当地区が変わることで毎年少し違った雰囲気を楽しめるのも特徴の一つだと思います。
2021年は町上津役地区が担当です。


【戸畑祇園山笠 (子供山笠)】

7月第4週土曜、日曜開催。
本宮子供山笠、西牧山子供山笠、三六子供山笠の3基を作ります。戸畑の大山笠は有名ですが、子供山笠は飾り山笠です。昔は飾り山が十数基あったようです。


【多賀神社奉納夏越山笠】(直方)

7月最終の土曜、日曜に開催。
山笠のタイヤがゴムタイヤです。そのため山笠の移動速度がとても早いです。走って追いかけないと置いていかれます。夜には、電飾を灯しとても綺麗です。最終日には直方花火大会もあり山笠と花火が楽しめます。


【わっしょい百万夏まつり】

8月最初の土曜に開催。夏まつり大集合
毎年黒崎祇園山笠が当番制で参加しております。過去には、洞南肆地区と糸田祇園山笠も参加したことがあります。


【若宮八幡宮放生会・大名行列】

西暦の偶数年10月上旬の金曜、土曜、日曜開催。

本番は締込み姿の男衆の活気溢れる勇姿が見れます。850年の歴史と伝統を誇る筑前三大放生会の1つです。


【金田・神崎山笠競演会】

毎年10月下旬の土曜、日曜開催。
どれも大変大きな山笠で、並んでいる様子は見応え抜群です。太鼓と笛の音色が特徴で、特に笛の曲は何十曲とあり、その音曲は小さい子供達へと脈々と受け継がれています。練習する姿も、皆真剣そのものです。


【劔(つるぎ)神社神幸祭】

5年に1度(末尾が4,9の年)、10月に開催。
次回は2024年に開催です。5年に1度のお祭りなので、とても熱い思いと力強さがあります。飾りを強固に補強しても、外れてしまう程力強いお祭りです。本番中は、すぐに手直しができるように山笠と並走しております。御神幸は、本物の馬や牛が出て、街中を歩きます。山笠初心者の方も、かなり楽しめると思います。


終わりに

引き継いだ伝統を守り、新しい試みを取り入れ、今まで以上の感動と喜びをお届けできるよう、一所懸命頑張って参ります。

これからも富田人形をどうぞよろしくお願い致します。


富田人形ホームページ


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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