はじめに・ご挨拶

はじめまして!

このページをご覧いただきありがとうございます。

いろはちゃんの飼い主、大西と申します。猫のひふたん、いろはちゃんと暮らしております。

生後5ヶ月になったばかりのいろはちゃんが猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症し、治療を開始したことをきっかけにこのプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトで実現したいこと

いろはちゃんが発症した猫伝染性腹膜炎(以下FIP)は、猫コロナウィルスが突然変異して強い病原性を持つウィルスに変異し、腹水や胸水が溜まったり、肉芽腫が形成される症状の病気です。

非常に症状の進行が早く、致死率はほぼ100%とされています。

長年、効果的な治療法は無く、発症すると平均生存期間は9日とも言われており、死の宣告といわれてきた病気です。

FIPにはいくつか種類がありますが、いろはちゃんは、現段階では、滲出性(ウェットタイプ)FIPです。

腹部または胸部内に水分が溜まること(腹水・胸水)で、呼吸困難を引き起こすことがあります。

血管内からタンパク質が流出し、主に臓器周辺に浸出液が溜まることから、腹水・胸水・心嚢水が起こりやすくなるそうです。

他の症状としては、食欲不振、発熱、体重減少、黄疸、および下痢嘔吐が含まれます。

診断後、急速に症状が悪化することが知られており、迅速な対応が求められるFIPタイプです。

このFIPに有効な薬が海外で製造され、日本でも入手できるようになりました。

なんと既に世界で3000匹以上の猫ちゃんの命を救っているそうです。日本の治療では致死率100%…可能性が少しでもあるなら、助かる方法があるなら…!と藁にもすがる思いです。

現在日本では認可されておらず、動物保険適用外であること、海外からの輸入品であることから、この薬での治療は非常に高額になります。

そこで、FIPの治療費のご支援をいただけませんでしょうか。


プロジェクトをやろうと思った理由

日本未認可のお薬は、いろはちゃんの現在の体重だと一日250mg(体重により増減あり)を84日間投薬し続けるという治療になります。

いろはちゃんが通院している病院では、250mgが6000円なので単純計算で薬代だけで50万円以上の高額な費用が必要となります。他にもエコー代、検査代等がかかります。なんとか治療費を工面しようと思いますが、多額の費用を補うことはなかなか難しい状況です。

皆様ににお力添えをいただき、治療を手伝ってくださる方がいらっしゃいましたら非常に助かります。

これまでの活動

3月22日いろはちゃんお迎えしました。

●4月21日くしゃみ、鼻づまりの症状があり、かかりつけ医へ。ゲンタマイシン点眼液を処方してもらい、3日程で改善致しました。

●4月28日風邪症状改善したので、2回目のワクチン接種無事実施致しました。

●6月3日鼻づまりのせいか、呼吸が苦しそうです。ゴハンも上手く食べれません。猫風邪かもしれないので受診。なんと熱が40度ありました。すぐに抗生物質、ステロイド、ビタミンの点滴をして、栄養食を処方してもらい、帰宅。お薬が効いてきたのか食欲が出てきました。これで良くならない場合、肺炎の可能性があるので次回レントゲン、入院かもしれないと医師から告げられます。

●6月4日猫風邪症状改善。39度まで熱も下がっておりました。抗生剤5日分処方され、飲みきりで様子見になります。ひとまず肺炎ではなくホッとしました。

●6月14日なんだか呼吸が大きい気がして心配になりました。夜、寝ている時に呼吸数をカウントすると、50回/分 でした。そういえば、最近、食が細くなった気がします。ネットで調べると平常時呼吸数は20~40回/分。ちょっと不安になりながらも朝になるのを待ちます。

●6月15日やはり呼吸が浅い、早い、大きいといった感じで、カウントすると、75回/分 でした。良く見ると、後ろ脚の肉球が、カサカサしています。熱中症かもしれないと、不安になり、かかりつけ医へ。

熱は38度。先生から確かに呼吸が早いから、レントゲンを撮りましょうということで、レントゲンをみさせてもらうと、まっしろでした。本来なら黒く写り、空洞があるべき場所もまっしろで、それは、水が溜まっていることを意味しておりました。水が溜まっていて肺が圧迫され、呼吸困難に陥ると。さっそく胸水を抜いてくれましたが、先生はとても暗いです。胸水の色を見ると、薄い麦茶みたいな色で、少し粘度のあるものでした。(FIP特有)

そこで、先生から、死の宣告を受けます。

これから胸水を検体検査に出すが、FIPの可能性が極めて高い、と。FIPだった場合、平均生存期間は9日程。日本での治療方法は対症療法しかなく、治療開始から3ヶ月程で亡くなる猫ちゃんもいると。

正直FIPと告げられた時は頭がまっしろで、足元が崩れる感覚がありました。泣かないように先生の話を聞いておりましたが、帰り道は号泣でした。まだ生後5ヶ月なのに、1歳になれないの?なんでもっと早く気づけなかったんだろう。自分の不甲斐なさに後悔しかありません。

猫を飼う時に、どの猫にも発症する可能性があるFIPという病気を理解したつもりでした。しかし、全く理解出来ていなかったこと、勉強しようと思わなかったことに反省の毎日です。

痛いし辛いし苦しいのは、いろはちゃんです。私は今日限りで泣かないと決めました!クヨクヨしない!絶対にいろはちゃんを助けてみせる!

幸い、私はInstagramでFIPを寛解させた猫ちゃんを知っていました。大変失礼ながらも連絡をとらせていただき、アドバイスをいただきました。この日は全く眠れず、夜通しFIPと、教えていただいた日本未認可のお薬について調べておりました。

<FIP疑惑時明細書>

●6月17日検体検査結果が出る前に、居てもたってもいられず、日本未認可のお薬でFIPを治療してくれる病院を予約しました。かかりつけ医へ向かい、紹介状とレントゲンのデータをいただきます。検体検査結果は、届き次第、連絡をいただけることになりました。新しい病院で問診票を記入している際に、検査結果の連絡がきましたが、残念なことに、やはり陽性でした。そのことを新しい病院の先生に伝え、診察開始です。1時間以上も、付きっきりで診察してくださいました。エコーの結果、一昨日胸水を抜いたばかりですが、やはり水が溜まってること。採血の結果、貧血が見られることを告げられました。一刻も早く治療を開始したい旨を伝え、本日分の日本未認可薬を投与していただきました。今後は私がいろはちゃんに毎日カプセルを投与します。とりあえず1週間分のお薬を処方していただき、帰路につきます。

<FIP陽性>

<採血結果、貧血あり>

<新病院にて1回目通院時明細書>


●6月18日お薬の投与がなかなか難しく、噛んでしまい、カプセルが割れてしまいました。いろはちゃんが、泡を吹いてしまったので、先生に往診に来ていただきました。再度投薬の仕方を勉強させていただきました。

●6月22日お薬が無くなったので診察と処方をしていただきます。目が赤くなっていたので、眼軟膏も処方していただきました。

<2回目通院時明細書>

現在に至ります。


資金の使い道

全て薬代検査代等、いろはちゃんのために使わせていただきます。

詳細(薬代のみ現在の体重の場合) 

 6,000円/250mg×84回分=504,000円

+17%(手数料)+税 がかかるため

目標金額700,000円に設定しております。

※体重が増えた場合は更に高額になります

※現在すでに25万以上かかっております

もし超過した場合も、経過観察時の通院代、検査代として、全ていろはちゃんの費用に当てたいと思います。

リターンについて

リターンについてですが、イラストレーターの幼なじみに相談したところ、無償で力を貸してくれることになりました。

友人作製のミニキャンバス画↓試作品です

<イメージ図>

友人デザインのハンコを使用したトートバッグ、巾着ポーチ

<イメージ図>

自作の陶器風マグネット

<イメージ図>

このページでの治療中、治療後の活動報告もさせていただきます。


実施スケジュール

2020年6月17日~2020年9月8日投薬予定

一刻も早く治療しなければならなかった為、既に治療を開始しております。

最後に

生まれたときからかわいい〜!と私はメロメロで、新幹線等使って2時間かけてブリーダーさんの元へ主人と見学に行ったことを思い出します。優しくて素敵なブリーダーさんの元でスクスクと育ったいろはちゃん。お迎えして最初に先住猫のひふたんが、いろはちゃんを見て、ニャン生初のシャーをしてびっくりしたこと。いろはちゃんも負けずにシャーを返したこと。今では2人とも大の仲良しで、くっついて寝ていることもある程です。まだ一緒に暮らしだして3ヶ月程しか経っておりません。あまりにもかわいいから、神様に気に入られてしまったのでしょうか。どうか、連れていかないでください。。と祈る毎日です。

このような病気があることや日本未認可薬の選択肢があることを知っていただければと思います。

ただし、日本未認可薬の使用を助長するものでは御座いません。全て自己責任で、藁にもすがる思いで、少しでも可能性があるなら、と、この日本未認可薬を使用していこうと決断致しました。

少しでも長く、この子と一緒にいられるように、温かいご支援ご協力をよろしくお願い致します。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください