ご挨拶
僕たちは群馬県に住む小学生です。
同じ群馬県館林市で暮らす、ロヒンギャの人たちと出会ったことをきっかけに、僕たちにできることはないかと、このプロジェクトをスタートしました。
左から ユウキ(小2)アン(小4)ソウマ(小6)タイキ(小4)ロヒンギャのアウンティンさん

アウンティンさんとの出会いが僕たちを変えた

知っていますか?

ロヒンギャっていう難民のこと。

僕たちは、知りませんでした。でも、僕たちが住む群馬県館林市には、実はたくさんのロヒンギャの人たちが住んでいます。日本にいるロヒンギャの9割が、です。

僕たちはそのロヒンギャの一人、アウンティンさんと出会い、ミャンマーやバングラデシュの難民キャンプに住むロヒンギャの人たちの話を聞かせてもらいました。

本当にひどい話しばかりです。

家が焼かれる、虐殺される、子どもたちが売られる、っていうことも聞きました。

「人が人を売る、ということが意味がわからないし、そもそもどうして難民になってしまったのかもわからない。」(ユウキ 小2)

「僕たちと同じような歳の子どもたちが、目の前でお父さんやお母さんが殺されたと話している映像を見ました。自分には想像もできなくて、まるで歴史の教科書の中の出来事のように思いました。」(ソウマ 小6)

「女の人はトイレが使えないので(トイレは男の人が優先で、男の人が使ったトイレは女の人は使えないから)、お昼に水を飲まないようにして夜になるまで我慢すると聞きました。信じられなくて泣きそうになりました。」(アン 小4)

でもこれが、現実に起こっていることなのです。

なぜそんな事が起こってしまうのかと、本当に悲しい気持ちになります。


撮影・編集・監督: 久保田徹 出演: アウンティン(水野保世) バングラデシュ、日本


アウンティンさんは、難民キャンプの中に、自分で学校を作ったそうです。

「写真を見たら、壁はトタンで僕の通う学校とは見た目も違ったけれど、子どもたちは皆、一所懸命学んでいました。英語と算数とミャンマー語を学んでいるんだそうです。日本語も学びたい、と言っている子がいるよ、と聞いて驚きました。」(タイキ 小4)

難民キャンプの学校での授業の様子 撮影:新畑克也 

「本当にひどい状況だけれど、教育とスポーツがあれば子ども達は救われる!」というアウンティンさんの言葉を聞いて、僕たちは「何かしたい!助けたい!」という気持ちが強くなりました。

学校の先生のお給料は月に1万円、アウンティンさん達が払っているそうです。

※アウンティンさんの記事はこちらから読めます。


僕たちは、何も不自由のない日本に暮らしています。

ゲームの対戦で負けた、欲しいものが買ってもらえない、宿題が多くて面倒だ。。。そんな理由で頭に来たりもします。でも、それはとても贅沢すぎることなんだということがわかります。

いままでは知らなかった。だから、何も不思議に感じずに、毎日を生きていました。

知らない事は、こわいなと思います。

でも、今僕たちはそれを知りました。だから僕たちは、変わらなきゃならない。

なんとか力になりたいと思っています。


このプロジェクトで実現したいことと資金の使い道

難民キャンプの学校では、勉強するための鉛筆もノートも足りていないので、学校で使える文具。そしてロヒンギャの子ども達もサッカーが大好きみたいなので、サッカーボールも贈りたいと思います。

でも、やっぱり必要なものじゃないといけないと思ったので、まずはロヒンギャの方に「今何が一番必要か」を聞いて、それを渡す予定です。

アウンティンさんは一年に何度か難民キャンプへ行き、その時にいつも支援グッズを持参するのだそうです(送るととても高いのだそうです)。僕たちが集めた基金で購入した支援グッズも、持って行ってもらうことにしました。そうすれば、ちゃんと、困った人に支援が届きます。

学校の子ども達 撮影:新畑克也 


リターン

僕たちはまだ子どもでそれほど大きなリターンはできませんが、心をこめてお礼のメールと手紙を書きます。そして僕たちの活動をきちんと報告します。

500円 お礼のメール

1000円 お礼のメールと活動報告

2000円 お礼のメールと活動報告とオリジナル缶バッジ

3000円 手書きのお手紙と、活動報告とオリジナル缶バッジ 

(8月29日:最初は3000円も支援してくれるのは20人くらいかなと思っていました。が、予想以上にたくさんの人が支援してくれて、本当にうれしくて感謝の気持ちでいっぱいです。でも、手書きのお手紙を書ききれないと思い、手書きの手紙を印刷してもらってお送りしようと思っています。本当にごめんなさい。)

本当は僕たちも難民キャンプに行きたいのだけれど、まだ小学生なので難しそうです。でも、いつか必ず自分の足で届けたいと思っています。


僕たちについて

群馬県在住の、小学生のグループです。この活動は、アウンティンさんと一緒にやっていく予定です。

今回このクラウドファンディングを始めようと思ったきっかけは、コロナ休校中の学校の課題でした。

それは、新聞の中から「気になるニュース」を集めて自分で感想を書くというもので、僕は「100歳が募金 44億円」という記事を見つけて、僕にもできるかもしれないと思いました。

学校の「気になるニュース」のノート ソウマ(6年) 

そしてアウンティンさんと会った後は、ロヒンギャについて書いてある地元の新聞記事も読んで、できる事をやってみよう!と思いました。

学校の「気になるニュース」のノート ソウマ(6年) 

写真と動画について

今回この活動をするにあたって、写真や動画を使用させてくださいとお願いしたところ、写真家の新畑克也さんと、ドキュメンタリー監督の久保田徹さんが快く協力してくださいました。久保田さんは、館林に来てくれて撮影もしてくれました。ありがとうございました。

お二人は直接バングラデシュの難民キャンプに行って現状を見てこられていて、今もロヒンギャ難民の人たち為に情報発信をされています。その情報を発信するという事が、とても大切だと思いました。

新畑さんのtwitter @kman57move

久保田さんのtwitter @torukubota23

僕たちは今まで「ロヒンギャ」も「難民」も知らなかったけれど、これからは僕たちのような子ども達にも知ってもらえるように、発信していけたらと思っています。

僕たちのtwitter  @bokutachi2020


*資金はアウンティンさんへの直接的な寄付ではなく、物品を購入した上で寄贈をするものとします。このクラウドファンディングは、その活動のための資金調達です。

*寄贈先と、寄贈までのスケジュールについて
文房具購入費:約4万円
サッカーボール購入費:約2万円
広報費(缶バッジ制作費など):約1万円

Meeting Mr. Aung Tin changed us.

When we looked into it, we found that children our age were studying in a school in a refugee camp.  There, children who were being taken away in big boxes by strangers for human trafficking, the news about organ trafficking and saw images of children whose mothers were killed right in front of them.


We went to meet a Rohingya person who has lived in Japan since 1993.


That was how I met Mr. Aung Tin. 

He said he built his own school in the refugee camp. When I looked at the pictures, the school    looked different from my school with tin walls, but the children all studying hard in the school. He told us that they learn English, math and Myanmarese. I was surprised to hear that some of the children said they wanted to learn Japanese as well.

It's a really bad situation, but with education and sports, the children can be saved! When I heard the words "I want to do something! I want to help! I felt very strongly about this.


The school teacher's salary is 10,000yen a month, which he pays from his own pocket.


-------

We live in Japan, where there are no inconveniences.

Sometimes we get upset because we lost in a computer game, or because our parents didn't give us the software we want. But I know now that it's too much of a luxury.

I really didn't know that until now. 

So I didn't feel strange about anything, and I lived my life every day without any question.

Not knowing is a scary thing.

But now we came to know it. That's why we have to change.

We want to be of help.

What we want to achieve with this project and how we want to use the funds

The first thing that came up to our minds was, "we want to raise money and give them soccer balls!  Or, "How about pencils?  Or the books?" 

But I knew it had to be something that was necessary, so I will ask Mr. Aung Tin  what  he needs the most, and we are going to give it to him.

Mr. Aung Tin goes to the refugee camps several times a year, and he always brings supportive items with him.  Apparently it's very expensive to send the package.  We are going to ask him to take what we collected with him,  in this way we will be able to reach the people who really  needs our help.

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください