はじめに・ご挨拶

はじめまして。閲覧いただきありがとうございます。

元保護猫のシャオ(3歳♀)、シン(3歳♂)、ルル(1歳♀)と暮らしている吉田と申します。

ルルは保護された時から左の眼をウイルスにやられてしまい、眼球を摘出しています。

保護当時のルル眼球摘出後のルル

片目を失っても朗らかで、保護主さんのお宅ではほかの猫さんたちとも仲良く健気に生きる姿が愛らしく、2019年9月に我が家の末っ子として引き取ることを決めました。

少し引っ込み思案なところはありますが、先住の姉弟猫とも打ち解けたくさん甘え、一人と3匹で穏やかに暮らしていたところ、2020年2月、ルルがFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症してしまいました。

6月に容体が悪化し、一度は手の施しようのない状態に陥りましたが、奇跡的に回復し現在は投薬治療を進めている状態です。

引き続きFIPの投薬治療を進めるために、お力お貸しいただけませんでしょうか。


このプロジェクトで実現したいこと

【投薬治療を継続しルルのFIP寛解を目指します!】

これまで、FIP(猫伝染性腹膜炎) は、発症したら100%死んでしまう恐ろしい病気とされてきました。
しかし、最近になってFIPウイルスに対する薬が開発され、実際にこの薬で治療をした結果「寛解した」という報告も聞かれるようになってきました。

現在、日本ではこの薬が未認可のため非常に高額です。
実際に投薬治療を進めている方の情報では、トータルで100万円以上の金額が必要と聞いていました。

はじめは、このお薬を使っての治療をすることは考えておりませんでした。

ルルは、2月にFIPを発症してから、近所のかかりつけの病院での免疫抑制剤(ステロイド)やインターフェロンの処置で、なんとか症状を抑えておりました。
このままうまく病気と付き合っていけるのではないか、と淡い期待を抱いていましたが、6月に容体が悪化し、6月19日「余命1週間」の宣告を受けました。
その際に改めて「FIPに効果のあるとされる薬がある」というお話を聞きました。

非常に高額なお金がかかることは知っていましたが、 いよいよルルが死んでしまうかもしれないと思うと、何も行動をしないという選択することはできませんでした。

幸いにも、このお薬を扱っている数少ない病院が近い場所にあり、急いでルルを連れていき、先生とも相談をした結果、このお薬を使って治療をしてみようと決意しました。

できる限りのことはなんでもして、ルルがこれから先もずっと元気に暮らせるように、FIPの寛解を目指していきたいと思っています。


※この度記載しております医薬品は日本において動物医薬品として承認されていません。
ルルの飼い主として、個人的な自己責任と判断のうえでルルにとって投与が必要と考えていますが、
全てのFIPの猫に本医薬品が有効であるという趣旨ではありません。


プロジェクトをやろうと思った理由

ルルは6月20日から投薬を開始し、現在までに

200mg 5,600円  × 80錠 = 448,000円
50mg 1,400円 × 14 = 19,600円(体重が増えて追加となった分)

200mg 個人輸入分 30錠 147,469円

51日分 615,069円分 の薬を購入しています。

このほかにも検査や入院、その他の薬代などで

総合計 565,790円かかっています。 


このままの体重で投薬を続けると仮定し

残りの33日分購入費 約370,590円、

定期検査 約15,000円 残り2回 30,000円

少なくとも 400,000円 はかかります。

※7月23日に体重増加につき一日50mg追加となっております。

お恥ずかしいことですが、昨年末に仕事を解雇され、
現在は転職していますがコロナ禍の真っただ中で収入の減少もあり、
わずかな貯金も底をついている状態です。

保護主様の力を借りて、心ある方々からご寄付もいただいており
ここまでなんとか治療を進めてまりました。
それでもルルを救いたい一心で決意したこの治療を
最後までやり遂げるためにもみなさまのお力をお借りし、
残りの治療費のご支援を賜りたくプロジェクトを立ち上げました。


このプロジェクトは保護主様の高橋さん(twitter:ドン・ぶっちゃ)との共同・運営起案です。
もしも、目標を達成することができた場合などで余剰が出ましたら、高橋さんの猫保護活動に使用させていただきます。



これまでの経緯

※すべて写真を掲載すると長くなるため割愛します。

2月16日
咳のような症状が続くので、近所のかかりつけの病院へ。
血液検査とレントゲン、蛋白分画検査を行う。
FIP(ドライタイプ)の可能性があるとのこと。

2月25日
エコー。抗生剤投与。
蛋白分画検査の結果、ほぼFIPで間違いがないとの診断。

3月6日
セカンドオピニオンで別の病院へ。
血液検査、レントゲン撮影。こちらでも診断結果はFIP(ドライタイプ)とのこと。
その後かかりつけの病院でインターフェロンの皮下注射。

(このころは、あまり症状もなく少し食べる量が減ったかな?くらいで、本当にFIPなのかと思うほど
なにも変わりがないように思っていました。)

3月18日
インターフェロンの皮下注射。2週に1度の皮下注射で様子を見ることに。

4月1日
インターフェロンの皮下注射。

4月10日
あまり元気がない、歯茎が腫れている、食欲が落ちている。
血液検査、インターフェロン皮下注射、コンベニア皮下注射。
ステロイドの投薬を開始。

4月25日
コンベニア皮下注射。

(このころは調子がよくなり、体重も増えてきて3キロありました。)

5月23日
コロナの影響と、比較的調子のよい日が続いていたので皮下注射はせず、ステロイド剤の投薬のみにしてみることに。

6月19日
元気がなくぐったりしていたため、予定よりも早く病院へ。
血液検査の結果が非常に数値が悪化していた。余命1週間ほどと宣告を受ける。

(少しおとなしいのも病気のせいかと思い様子見をしてしまっていた。少しずつ少しずつ食べる量が減っていてだんだん弱っていっていたのだと思います。)

6月20日
FIPに効く薬を扱っている病院へ。
血液検査、エコー、蛋白分画検査、FIP抗体価検査、FIP遺伝子検査などを行い、FIPドライタイプ中期と診断され投薬治療を決断。

後日、FIP遺伝子検査、抗体価検査により FIPが確定しました。6/20の明細6月22日
体温が低く、ぐったりと元気がないため病院へ。
食欲がないためエネルギー不足と、脱水によるためとのことで皮下点滴と吐き気止めの注射。

6月25日
朝からぐったりとしており病院へ。
朝病院に預けて入院することに。経鼻カテーテル、静脈注射、レントゲンなどの処置をしてもらう。
夕方病院に行くと、多臓器不全を起こしており食べたものが消化できていない状態で、このまま病院でもできることがもうないだろうとのことで、看取る覚悟で家へ連れ帰る。

ぐったりとして立ち上がることもできなかったルル


6月26日
立ち上がることもできず、浅く速い呼吸で寝たきりになったルルに約18時間以上寄り添っていた。
何度も意識を失い息が止まりそうな瞬間があったが、夕方になって腸が動いているような音がし始める。自力で水を舐め、足を動かすようなそぶりを見せ、ふらふらとしながらも立ち上がり歩き始めた。
皮下点滴を行うと、しっかりとした足取りで歩きだすようになった。一時はお別れを覚悟していました

6月27日

大事を取ってルルは連れずに病院へ。

経緯を説明し相談の結果、FIPのお薬は効いていると考えられるため投薬治療を継続することを決める。

食が細くなってしまったことで、肝リピドーシスを発症しているためまずはしっかりと食べられるようになることが必要。


6月29日
食欲が回復し自力でご飯を食べるようになるが下痢が続く。
下痢止めを処方してもらう。

7月4日
少し遅れて投薬1週間後にあたる検査。血液検査、蛋白分画検査など
肝臓機能の数値は回復、黄疸もなくなっていたが、貧血は残っており数値はそこまで改善が見られなかった。


7月7日
消化を助ける薬を処方してもらう。

7月13日
投薬2週間後にあたる検査。
貧血の数値も正常値になっており、非常に改善がみられた。
体重が増加しているため薬の量を増やす。

8月3日
投薬6週目に当たる検査。
さらに数値が改善された。


ここまでがルルがFIPを発症してから現在までの簡単な経緯となります。

Twitterでルルの日常の様子や、診察結果や病院の明細を更新しています。
twitter:黒猫ルルのFIP闘病記録

一度は生死の境をさまよい、私も正直死を覚悟していました。
しかし、ルルは踏みとどまり自分の足で立ち上がり歩き、生きたいと訴えてきました。
先生にも手の施しようがないといわれたほど衰弱していたルルが、自ら奇跡を起こして元気な姿を見せてくれるまでに回復を見せてくれています。
今ではご飯もしっかりと食べ、元気に走り回るほどです。

そんなルルがもう苦しい思いをしないように、FIPと戦う力を貸してください!



リターンについて

・お礼と報告のメール

ルルの写真やイラストを使用した

・ポストカード

・缶バッチミラー

・フォトブック

・エコバッグ

用意が間に合っておりませんが、心を込めて作成させていただきます!

余裕をもって11月に設定しております。


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、
計画を実行し、リターンをお届けします


実施スケジュール

6月20日 投薬開始

7月4日 検査

7月13日 検査

8月3日 検査

8月末ごろ 検査予定

9月12日~19日ごろ 投薬完了予定

※ルルは投薬5日目に容体が悪化し、投薬ができていない日があるため期間が延びる可能性があります。

経過観察


最後に

自信の飼い猫の治療費のご支援をすることは大変おこがましく、
お恥ずかしいことかと存じますが、
どうしてもルルを死なせたくなく、皆様へお力添えをお願いしております。

一方で、一度は病魔に負けかけてほとんど虹の橋を渡りかけていたルルが、
新薬の力で病に打ち勝ち、元気な姿をお見せ続けられるということは
きっと同じ病気に苦しむ飼い主の皆さんの希望になるのではないかと思います。

突然「あなたの猫はFIPです」といわれて、大変なショックの中、また、まだまだ情報が乏しい中で、
この治療をすぐに決断できる飼い主さんはあまりいないと思います。
しかし一つでも多く、寛解へと至った、という症例が増えていけば
この治療を望む飼い主さんが増え、興味を持つ獣医師の方々もきっと増えていきます。
現在はまだ国の認可の取れていないお薬ではありますが、
このような動きと実績が制度を動かすことにもつながるのではないかと考えています。
そして、FIPになってしまったから助からない、とあきらめて
悲しいお別れをしてしまう飼い主さんと愛猫が減るのではないでしょうか。


私は、ルルを元気に走り回らせてあげたい。
おいしいものをもっとたくさん食べさせてあげたい。
もっとたくさんかわいい寝顔や表情を見ていたい。
結局は、飼い主のそんなわがままでしかないのですが、
これを書いているそばでも、先住猫にいらずらを仕掛けているかわいいルルの命をつなぎたいです。

ご協力、何卒よろしくお願いいたします。


  • 2021/01/26 00:41

    こんばんは。こちらのご報告が遅くなってしまい申し訳ございません。メールとお手紙でお伝えさせていただきましたように、寛解することができました。応援していただき本当にありがとうございました!!ルルは具合が悪かったことなんてなかったかのように、毎日いたずらしたり、走り回ったり、ご飯をいっぱい食べたり...

  • 2020/11/28 01:50

    こんばんは。こちらではお久しぶりのご報告となり申し訳ございません。投薬完了後、ルルはとっても元気に過ごしております。皆様のご支援で投薬を完了できたおかげでございます。本当にありがとうございます。どのくらい元気かというと、びっくりするくらい元気で、毎日30分以上は猫じゃらしで遊んで、それでも足り...

  • 2020/09/13 21:25

    こんばんは!昨日、目標金額を達成し、プロジェクトを終了することができました!!!!温かい応援、ご支援本当にありがとうございました!!感謝してもしきれません!今日の夜で、投薬は一旦終了となります。しかしながら、まだまだ油断はできません。実際に、5%ほどの子が投薬期間終了後にfipを再発してしまっ...

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