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この度、誰もが楽しめる緑いっぱいのくつろげる農園を、寺家につくるプロジェクトを立ち上げました。
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こんにちは。
寺家町のシェアスペース「里のengawa」のアレックスと
暮らしを心地よくする庭づくりを手掛ける「KII Plants Design」(キー プランツ デザイン)の山田です。

寺家(じけ)に縁のある方、これから訪れてみたいと考えている方…たくさんの方々の力をお借りしてスタートを切りたい、と考えています。

どうぞよろしくお願いします。

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【プロジェクト概要】
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東急田園都市線・青葉台駅から、バスで揺られること10分。住宅街を抜けると突然視界が開け、見渡す限りの田園風景が広がります。横浜市の北西部、青葉区の寺家(じけ)ふるさと村です。

寺家は横浜という都市部にありながら、農村の面影を残す里山です。 豊かな自然に魅せられて、寺家には地域外からもたくさんの人々が訪れます。 地元の人々と、地域の外に住まいを持ちながらこの地で活動する人々のコミュニティが、寺家に活気をもたらしています。 

そんな寺家をもっと楽しめるような、緑いっぱいのくつろげる農園をつくりたい。 これが本プロジェクトの目的です。

作ろうとしている「農園」のイメージ

<みんなの農園>
春はキャベツ、夏はキュウリやトマト。農園では、季節の野菜を植えて育てます。
枇杷(びわ)や金柑(きんかん)、ゆず、ジューンベリーなどの木も植樹。
ハーブ畑もつくって、月桂樹やオレガノ、ローズマリー、タイムなどを植えます。

実った野菜や果物はその場で楽しく食べたり、その日の料理に使いたいハーブを採って、持ち帰ったりできることをイメージしています。

また、この農園を持続的に維持管理していく仕組みを、地域の人たちや団体と一緒につくることを考えています。それを通じて、例えば、子ども向けの農業体験や野外教室、ワークショップなどを開催し、世代を問わず、この農園をみんなで生かせたらと思っています。

ここは元々、長い間荒れ放題で放置されていた農地。本プロジェクトは、荒廃農地の時代に合った新たな活用法を探るチャレンジでもあります。

<直売所と軽食の現地提供でローカルエコノミー実現へ>
また、その地域での仕組みのもとで、直売所をつくったり、採ったものを使った軽食を現地販売したりする構想もあります。得たお金を継続的に季節ごとの苗などの購入に充当。

地産地消を取り入れながら、持続的な運営体制をつくり、地域で経済が回る〝ローカルエコノミー〟の一助にもなれば、と考えています。


<樹上に浮かぶ〝秘密基地〟! シンボルはツリーハウス>
はしごをよじ登るとそこは、田園風景が一望できる秘密基地――。農園のシンボルとして、敷地の中央にツリーハウスを建てます!ツリーハウスからは吊り橋を渡し、ほかの木々への移動も自由自在。

地元の子どもたちにとって、最高に楽しめる農園をイメージしています。

また、ツリーハウスにわくわくするのはきっと大人たちも同じ。樹上に浮かぶ〝秘密基地〟は、いくつ年を重ねても忘れない童心をくすぐってくれるはずです。

小さな子どもたちのためには、木の下にミニツリーハウスやミニ吊り橋をつくります。地域のお父さん、お母さんが子ども連れでも安心して、のんびり過ごすことができます。

小さい子供でも、高さ60センチの安全に遊べるミニ吊り橋とミニハウス
最初に描いたラフスケッチ

農園の奥に広がるのは、草木が絡まるミニジャングル!緑の迷路や、宝探し…。自由な発想で、たくさんの遊びが展開されることでしょう。

花塚さんが描いてくださった水墨イラスト

<散歩の途中でひと休み ウッドデッキやベンチでお弁当>
コンセプトは「世代を問わず、誰もが楽しめるくつろげる農園」です。

散歩の途中で、ひと休みしたいとき。野菜や果樹を見ながらピクニック気分で、お弁当を広げたいとき。そんな場面を想定して、ベンチやデッキをたくさん配置します。

梅の木の下のくつろげるデッキ

春先から秋まで色づくノムラもみじ・
くつろげるデッキ

春はお花見、秋は紅葉が楽しめます。夏は緑が日差しをさえぎり涼しく、冬は冷たい風を感じながらも、温かいコーヒーでほっと一息つけるでしょう。

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そんなふうに四季の移ろいを感じながら、皆が思い思いにこの農園を楽しんでくれたらと思っています。
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これは寺家の「里のengawa」と、KII Plants Designとの共同プロジェクトです。

<つながり広げる 里のengawa
寺家には日常的に、たくさんの人々が地域外から訪れます。観光・散策から農作業、活動内容は様々。豊かな自然の中で、世代や職種の異なる人たちがゆるやかにつながり合い、寺家に活気をもたらしています。

そんなつながりの輪を広げたい、との考えから、2017年に里のengawaが生まれました。手作業でリノベーションした古民家で、シェアオフィスや各種ワークショップ、自然体験、マルシェなどを開催しています。

シェアスペースとして、人と人が出会い、つながり、自由な発想が生まれる〝縁が和〟です。

里のengawaの企画を通して、みんなに寺家を楽しんでもらえたらといつも思っています。

そこでこの度、自分自身もワクワクできる、本プロジェクトを始めました。

<庭づくりで暮らしを心地よく KII Plants Design
KII Plants Design(キー プランツ デザイン)は、造園業に携わってきた山田毅が2018年に立ち上げました。

庭づくりを通じて、暮らしをより心地よいものにするためのお手伝いをしています。 草木がたたずみ、ほっと一息つける「場」を住まいの中につくることが、暮らしの質を高めてくれる。 

そう考え、住まいの環境や人それぞれの思いを汲んで、〝その人(家族)だけの庭づくり〟をしています。

 本プロジェクトを通じて里のengawaと一緒に、寺家にもそんな農園をつくりたいと思っています。

<タッグを組む理由>
里のengawaとKII Plants Designは、「場」をつくることが大好きで、それを土台にしてそれぞれの活動をしています。2年前から縁があって、今回、力を合わせて一緒にやることになりました。

<地主さんからの一言>
「思い出に残るようなひと時をお過ごしください。また来たいような場所になって欲しいと思います。」


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【これまでの活動】
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<荒れ果てた雑木林 不法投棄が常態化>
今から半年前。私たちのもとに、寺家の地主さんから相談が寄せられました。「所有している土地を、何とか活用してもらえないだろうか」。早速行ってみると、

そこは荒れ果てた雑木林。鬱蒼と生い茂る草木に覆われ、外からは中の様子が分かりません。

そのために大量のごみが不法投棄されていました。

捨てられていた一部のゴミ。CD、カップラーメン、靴、びん、カン、スーツケース、レンガ、コンクリートブロック、マッサージ機までありました。

茂みをかき分けて入っていくと、たぬきの寝床の痕跡が!空を見上げても薄暗く、伸び放題の枝が電線に引っ掛かり、危険でもありました。

<そびえ立つ 立派なコブシの木>
ひとまず、敷地内を整備してみることに。草刈り機で山ほどの笹を刈り、枯れ落ちた枝や葉っぱ、ゴミを拾って、木を剪定しました。

里のengawaのシェアオフィスを利用している人たちも仕事の合間に手を貸してくれました。

気付かずに、漆の木も剪定。。手から始まり、腕、顔、体全身、1ヶ月間かゆくてかゆくて苦しい時期もありました。

20回も、切った枝や笹を山田の軽トラに載せ、里のengawaの畑まで運んで、少しずつ燃やしました。

こうして少しずつ作業し、2か月後にはだいぶすっきりしました。



そんな中で、私たちの目をとらえたものが1つありました。敷地のちょうど真ん中にそびえ立つ、立派なコブシの大木です。これを見た瞬間、頭に浮かんだのは「ツリーハウス!」。

子どもの頃に夢見たツリーハウスが、大きく太い枝々に支えられてそこにある光景がイメージできました。ツリーハウスの構想を周囲に話してみると、「いいね!」「作って作って!」と、大人たちが皆一様に大喜び。ツリーハウスは子どもだけでなく、大人たちにとっても夢なのだ、と確信しました。

アレックスが最初に描いたラフスケッチ

それから、地元の人や里のengawaでつながりができた人、たくさんの人たちに構想を話しました。多くの意見ももらい、建築士の仲間には専門的なアドバイスを受けました。行政にも足を運び、相談しました。 

3か月ほど前に、ツリーハウスのイラストを描いてくれる方をSNSで募集。手を挙げてくれた方々にイラスト画を起こしてもらいました。

たくさんの声が寄せられ、一つ一つを大切にして、だんだんイメージが固まっていきました。

建築士の永田さんの協力をいただいて形にしました

山田さんが描いたデザイン


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こうして、誰もが気軽に立ち寄れて、くつろげる農園というコンセプトが生まれました。

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<誰でも自由に、お金の負担なく親しめる場に>
本プロジェクトに必要な費用の捻出方法や運営形態については、何通りか考えました。

当初、工事費は自分たちの資金で賄うことも検討しました。貸し切りやイベント開催を可能とする形で利用料を設定し、それによって資金を回収する、という方法です。

しかし手持ちの資金では、十分な設備を整えることはできません。

また、その利用方式だと「昨日は入れたのに、(貸し切りで)今日は立ち入れない」といったケースが生まれてしまい、みんなが気持ちよく利用ができないと心苦しく感じました。

何より「地域の人たち皆が楽しめて、安らげる場をつくりたい」という思いが原点なので、利用に何らかの制限を設けるのは気が進みません。

そこで、このプロジェクトを応援してくれる皆さんから資金を募り、完成後は誰でも自由に、お金の負担なく親しめる場として開放しようと思い、今回のキャンペーンを実施する事にしました。

オープン後は里のengawa、KII Plants Designを中心に地主さんや地域の人たちの力も借りて、楽しく、継続的に維持管理をしていけたらと思っています。

<リターン>
もっと素敵なリターンを用意したかったのですが、今は感謝の気持ちだけで申し訳ありません。プロジェクトの成功に向けて頑張ります。実現させて完成した時、この農園がお礼になりますようにと思っています。

工事がスタートしたら完了するまでの間、写真付きの進捗ウィークリーリポートを送信します。

工事の見学やお手伝いができる日も予定し、お知らせしたいと思います。

また、この農園のネーミングを募集しています。いただいた提案を20案に絞り、支援者の皆さんに投票してもらいます。「備考欄」のところにぜひ提案をご記入ください。

目標金額は500万円以上、一口5,000円で1,000人以上の支援者を目指します。

幅広く、このプロジェクトをぜひシェアしていただけたら何より嬉しいです。

このプロジェクトの実現に向けて、皆さんのお力を、ぜひ貸してください。

どうぞよろしくお願いいたします!


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資金の使い道

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建材は、防腐剤なしでも長期間腐食せず、10年以上の耐久性があるハードウッドを利用する予定です。       
このプロジェクトを実行するために必要は
●メインプラットフォーム&ツリーハウス:120万円
●ツリーハウスの階段:30万円
●吊り橋:30万円
●吊橋の第二ランディングプラットフォーム:40万円
●3本木場(3つの幼児用デッキ&吊り橋):70万円
●複数のデッキ:100万円
●ベンチ:50万円
●畑作り:50万円
●フェンス:50万円
●現地整備・雑工事:50万円
●その他:50万円

合計640万円の費用にご支援を使わせていただきます。

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実施スケジュール
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5月14日 クラウドファンディング開始
7月14日 クラウドファンディング終了
7月15日 工事プラニングスタート
8月01日 工事スタート
9月30日 工事終了
10月1日 オープン


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