▼ご挨拶


初めまして、セクシー俳優のいがけんこと、五十嵐健太です。

まず、いがけんとは何者なのかを大学受験期まで遡って語らせていただきます。


▼体育会の部活を続けるために受験勉強をしていた


中学〜高校の部活で陸上の長距離走をやっていた僕は、大学の体育会でも続けたいという目標を叶えるために埼玉大学と芝浦工業大学への合格を目指していました。

結局、第1志望の埼玉大学には合格できず、第2志望の芝浦工業大学の工学部情報工学科に入学することになりました。

入学後、目標だった陸上部に入部し、駅伝ブロックで練習を積んでいました。

大学1年生の夏休みには30日間(10日間×3回)の合宿を山奥でしたのは今でも忘れられません。

過酷な夏合宿を終えた僕は先輩たちの練習に徐々についていけるようになり、秋の記録会では好調な走りを見せていました。


▼そんな僕に悲劇が襲う


長距離ランナーによく起こりがちな慢性的な貧血に僕はなってしまい、どんどん走れなくなっていきました。

その頃からチームの練習とは別のメニューで回復を目指していましたが、中々回復には至らず、次第にメンタルも参っていきました。


そして、練習自体も休むようになっていき、家に引きこもる日々が増えていき、1年生の冬に陸上部を退部しました。

この頃の僕は鬱病といってもおかしくないくらい、生きる幸せを見出せず、本当にしんどかったです。


▼大学2年の時に退学しようとする


退部した僕は大学に通い続ける気持ちが失せてしまい、両親に退学したいことを伝えました。

母親は反対、父親は承諾はしましたが、退学した後は両親に頼らずお金を稼ぎなさい、と言われ、その時の僕はまだ1人で生きてく覚悟を決めることができず、結局退学しませんでした。

この頃からフリーで活動していきたいという気持ちが徐々に芽生えていきました。


▼最悪な形で童貞を卒業する


大学2年で始めたインターンの忘年会で、その時まだ童貞だった僕は、インターンの先輩から今すぐ風俗で童貞を卒業してこいと言われ、そこにいたメンバー5〜6人から卒業代をカンパされ、童貞を卒業しました。

当時の僕は今と違って痩せており、顔つき、メンタル共に弱々しい男でした。


その時の僕の写真がこちら↓


その忘年会で童貞卒業を提案してきた先輩は体格が良く、モテて、経営者という悔しいですが男としてのオーラがビンビンに出てる方でした。

自分自身が男として本当に情けないんだな、ということを痛感してどん底に落とされた気分になったと同時に、超絶負けず嫌いな僕は、この壮絶な負け体験を晴らすべく、僕は筋トレと仕事に打ち込みました。


筋トレを続けた結果、僕の体はこうなりました。

徐々にオスとしての魅力、オーラを身につけていった僕は異性からの見られ方が変わっていきました。


▼大学中退したいことを再び両親に伝える


しかし、その一方でその頃の僕は男としての魅力を上げることに専念していたため、学業はおそろかになっていき、大学3年生の時に留年してしまいました。

半年間、大学3年生をやり直し、大学4年生に進級できましたが、卒業研究(理系は4年次に研究室に所属しないと卒業できない)についていくことができず、段々と研究室に行かなくなり、ついには大学を中退しました。

僕が中退したいことを大学2年の時ぶりに両親に話した時、母親は半分諦めた状態で、父親は僕の大学4年間分の学費を払った身として怒りや悲しみの表情で承諾しました。


卒研についていくことが大変だったのは事実ですが、最終学年で中退してしまったのは本当に申し訳なかったなと今でも思います。

父親に大学中退したいことを伝えた時の父親の表情は今でも忘れられません。


▼やることもなく憂鬱な毎日を送ってた


中退した後は今後の人生どう過ごしていこうか、気になる本を読んだり、Twitterでいろんな方に会ったり、やることは筋トレくらいの憂鬱な毎日を送っていました。


▼売り専で生計を立て始める


中退した後は、生計を立てることと知り合いが働いていたことを理由に、売り専というゲイ向け風俗店で働き始めました。


男性と性的行為はこの仕事を始めるまで経験がありませんでしたが、売り専をやってた経験が今の仕事にも活かせてると確信しています。


▼篠塚康介に出会う


売り専の他には、Twitter上で色んな方に会ったり、それ以前と変わらず筋トレする日々を送っていました。そんな中で、ベーシックインカム受給者第1号の篠塚康介が出会いました。


彼と出会った日は2019年9月25日、彼が立ち上げたメディアのリリースパーティーでした。

もともと彼のことはTwitterで知っており、現役早大生なのにAV男優になるという目標を追いかけてるというめちゃくちゃ面白い男の子がいるなと注目していました。


このイベントでどうにかして彼と接触したかった僕は、何か目立てる方法はないかと考え抜いた結果、イベント会場に上裸で入場するという結論に至りました。


運良く彼と繋がることができ、後日、早稲田キャンパスに遊びに行きました。(彼曰く、この頃は僕と会うのが億劫だったそうです笑)

彼とはすぐに仲良くなり、僕は彼の同じシェアハウスに引っ越し、共に生活を送るようになりました。


▼両親にカミングアウト


篠塚と行動を共にする機会が増えていたある日、僕はまだ実家に住んでおり、ある日父親から最近何をやってるのか、就活はしてるのか、といった主旨の質問をされました。


その場には僕と父親以外にも母親もおり、その質問に対して正直な答えを言えずにいました。

家族会議が終わった後に、LINEの家族グループにこんなメッセージを送りました。






このLINEを送った翌日に母親から呼び出され、上記のLINEについて問い詰められました。母親を悲しませたくはありませんでしたが、どうしても自分が進みたかった道なので、自分の意思を貫き通しました。


また、父親からとも後日2人きりで話しました。父親の意見は「今やってることに反対はしないけど、性病が心配」でした。

僕の父親は寡黙ですが、熱い情熱を秘めてる男です。

僕は小学生の時にミニバスケットボールをやってたのですが、父親の意見としては僕に野球をやって欲しかったらしく、最終的に僕がミニバスを選択した時は、1人トイレで泣いていたそうです。(この話を2人きりで会った時に聞きました)

LINEでのこのメッセージを見た時も1人で泣いていたかもしれません。

それを考えると、ここまで20年余りの間、精一杯働いて僕のことを育ててくれたのに、自分は本当に親不孝者だと自責の念でいっぱいになりました。


けどその一方で、自分はこの活動を通して圧倒的に結果を出して幸せになってる姿を家族に見せたいという気持ちが強くなったのも事実です。


▼篠塚に誘われてAVデビューを決意

篠塚の撮影現場に見学に行く機会が多くなり、僕個人的にもAV出演に興味が出たこと、そして篠塚本人から一緒にAVに出演することを誘われて、僕もAVに出演することを決意しました。

その内容をツイートし、その翌日に母親にもAVに出たいことをカミングアウトしました。

ツイート内容がこちら↓

https://twitter.com/igaken_desu/status/1201848814362972160?s=21


▼AVデビューすることをツイートした10日後にデビュー

Twitterで僕のAVデビューすることを告知した10日後に篠塚が紹介してくれた現場で初めてAVに出演することに。

https://twitter.com/igaken_desu/status/1205160304734195712?s=21

めちゃくちゃ緊張しましたが、自分がAVに出演してお金を稼いだという事実に喜びを噛みしめました。

https://twitter.com/igaken_desu/status/1205493643030802432?s=21

その後はAVだけでなくゲイビデオ、最近ではニューハーフ、女装子モノにも出演しており、順調に経験を重ねています。

親友である篠塚康介に掘られた撮影、デビュー1ヶ月半でAV女優さん仕事ができた撮影、ゲイビデオでトップ男優さんと絡んだ撮影は特に印象に残ってます。

https://twitter.com/sinosukedesu/status/1221672775594627072?s=20

https://twitter.com/igaken_desu/status/1222191535111819264?s=21

https://twitter.com/igaken_desu/status/1257325659417804800?s=21


▼女性向け風俗のキャストデビュー

今年3月にいつも性病検査でお世話になっているクリニックの先生からお店を紹介していただき、面接研修を経て4月に入店しました。

女性向け風俗(以下、女風)とは男性のキャストが女性のお客様とデートをしたり性的サービスを提供し、心を満たすお仕事です。

特に僕が在籍することになったFIRST CLASSでは、普通の彼氏ではしてくれないくらいに、かっこよく心を込めて女性をエスコートできることが重視されています。

今後、女性向けAV業界でも活躍していきたいという目標だけでなく、人としての魅力を高めていくことにもつながると考えて、このお仕事をやってみようと決意しました。

女性向け風俗キャストとしてのアカウントがこちら↓

https://mobile.twitter.com/t_igarashi_fc



▼男性向けマッチングアプリでライバーデビュー

男性向けマッチングアプリ「Blued」からライブ配信のオファーをいただき、ライバーとしても活動し始めました。

Bluedを始めたことによって僕のファンとの距離が近づいたような気がして嬉しいです。

▼僕はAV男優ではなくセクシー俳優

僕は自分のことをAV男優ではなくセクシー俳優と名乗っているのには理由がありまして、AV男優とはセクシー俳優という大きな枠組みの中の1つの肩書きだと認識してるためです。

セクシー俳優という枠組みにはAV男優だけでなく、女風キャスト、最近取り組みつつあるBL(ボーイズラブ)俳優なども含まれます。

会った方に自分の仕事を話す時もセクシー俳優と名乗っています。


▼ベーシックインカムの使い道

セクシー俳優として活動していくための費用に使わせていただきます。

AV男優という明日の生活がどうなるかわからない日雇い労働者にとって、月に10万円振り込まれることは、精神的にも身体的にも非常に支えになります。

同世代の人間の多くが、雇われる働き方という相当のことがない限り毎月安定して給料をもらってる中、僕のような働き方をしている人間は圧倒的に少数派であるので、不安が全くないと言えば嘘になります。

ベーシックインカムがあれば、より一層活動の幅を広げていけるのか、それとも甘えが生まれてしまって堕落してしまうのか、自分でもわかりません。

僕がどうなっていくのか、それはベーシックインカムシネマズでご覧ください!

どうかご支援よろしくお願いいたします!


▼ご挨拶

はじめまして、ベーシックインカムシネマズという短編動画配信事業を運営している株式会社BasicIncome代表の池内慶(いけうちけい)と申します。



当プロジェクトをご覧になって頂き、ありがとうございます。

今回のプロジェクトは、ベーシックインカム受給者のドキュメンタリー映画の制作費用を集めるため、そしてベーシックインカム受給者の活動を広く知って頂くためのプロジェクトです。

まず最初に"ベーシックインカムシネマズ"というサービスについて説明させてください。


▼ベーシックインカムシネマズ 



ベーシックインカムシネマズとは、経済的な懸念に悩む人を解放し、誰にとっても気持ちの良い社会を創るという使命に基づき、民間ベーシックインカム制度を実現させることを目標にした短編動画配信サービスです。

具体的には公募で選出した一般の方に、1年間毎月10万円〜20万円のベーシックインカムを支給し、ドキュメンタリー映画を配信しています。


▼ベーシックインカムとは

ベーシックインカムとは「全ての人が最低限の生活を送れるように、そのための収入を無条件で政府が支給する」という制度です。

ベーシックインカムのメリットとしては、貧困対策、労働環境の改善、自身が望む時間の使い方ができるようになるなどが挙げられます。


▼なぜベーシックインカムシネマズをつくろうと思ったのか

僕にはトラック運転手の友人がいます。彼の仕事は拘束時間が長く、深夜労働が多くて、道路状況や荷受人の都合に振り回され、家に帰ればお風呂に入り、ご飯を食べ、そのまま寝るという生活をしていました。

本来やってみたいことをする気力さえもでてこない、毎日を生活することだけに必死だった彼は

「この生活が一生続くと思うといやになるが、それでも、お金を稼がないといけない。最終的に行き着くとこは孤独なんだ」とよく口にしていました。

それは、当時、配達業をしながら生活をしていた自分にも当てはまることでした。

経済的な懸念とともに、満足度の低い生活をしている人はたくさんいる。

やりたいこともできない、十分に睡眠もとれない、家族との時間もない。

それによって、孤独感に悩んでいる。

そういった人たちが、今いる状況から一歩抜け出すためには、経済的な懸念を解放することで社会を変えるサービスを創る必要があると思い、ベーシックインカムシネマズのアイデアを思いついたのです。


▼ベーシックインカムシネマズのこれから

最終的に、ベーシックインカムシネマズでは自社サービス内の月額課金によって継続的かつ安定的な収益によりベーシックインカムの原資を集めたいと考えています。

具体的には動画配信サービスであるベーシックインカムシネマズ内に多くドキュメンタリー番組を保有し、月額制に移行して加入者を増やすことで、より多くの人にベーシックインカムを支給していきたいと考えています。

また、ベーシックインカムシネマズが契機になり、政府がベーシックインカム制度を導入することで、より多くの人にベーシックインカムが支給され、さらに世の中を健全でクリエイティブにできると考えています。

これまで活動してきたベーシックインカムシネマズを、これからも長く、そして安定して運営できるように、より多くの方に知って頂き、支援をして頂きたいと思っています。


【資金の使い道】

ご支援いただきました資金は、今回のベーシックインカム受給に関するいがけんのドキュメンタリー映像制作費用(55万円)、キャンプファイヤー使用手数料(11万円)として大切に使用いたします!

ご支援のほど、よろしくお願い致します。


※本プロジェクトは、五十嵐健太がベーシックインカムシネマズに応募し、企画、出演を中心になって行い、株式会社BasicIncomeが映像撮影・編集・配信等をサポートする共同起案になります。










  • 2020/08/21 19:03

    こんにちは。新人セクシー俳優のいがけんです。「セクシー俳優として活動しているいがけんがより成長していく姿を収めたドキュメンタリー映画を通して、より多くの人にベーシックインカム制度を知ってほしい!」という想いを込めたクラウドファンディングを2週間前の8月7日㈮19時に公開してから、早くも2週間が...

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