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『株式会社 陶花』の光田 愛と申します。広島市出身、食器屋の2代目です。和食器の素晴らしさに気づいたのは、初代の母の仕事を手伝ったことがきっかけでした。

陶花では「会話がご馳走」をコンセプトに、食の大切さを啓蒙していきたい!そんな思いで、日本の伝統工芸や文化を世界に発信しています。

また、自分らしい物に囲まれて暮らしたいと思い、日本各地の和食器を手に取り、拘って選んでいる方は増えています。陶花では、日常でも素敵な和食器と出会えるように、光田愛セレクトで色々な器を取り扱っています。

MAMI MITSUDA 和モダンstyle

活動は国内に留まらず、海外でも数々のイベントを監修しています。海外で活動する中で、光田愛が感じた「和食器の素晴らしさや、海外の方が羨望する日本の器」は、絶やすことなく、将来に伝えたいと強く思っています。

また、日本の作家さんや日系テーブルウェアメーカーも海外の展示会に参加し、和食器部門が高い評価を得ているのも事実です。海外のレストランをはじめ、和食器を使用した家庭でのおもてなしアイデアを紹介するSNSも増え、海外では和食器ブームが起きています。

MAMI MITSUDA 和モダンstyle

では、なぜ、和食器の素晴らしさを伝えるための活動を始めたのか。

今回のクラウドファンディングプロジェクト立上げの背景と絡めてご紹介します。


◆ 和食器文化と窯元の今 ◆

日本の食材をつかい、日本の風土に馴染んだ料理「和食」。ユネスコの無形文化遺産としても登録されている、日本が誇るべき「和食」。そして、和食文化に適しているのが「和食器」です。

しかし、西洋の文化の流入とともに、少しずつ現代の食卓からは、和食器の良さや趣に触れる機会が減っていきました。実際に、陶磁器和飲食器の売上は、16年間で約4割減少。その背景には、100均ショップが陶器市になってしまったこともあります。


また、実際に窯元を訪れた際に「労をなして売れない」作家さんの苦悩を知りました。

水平に切る作業

絵付け作業

そこで私たち陶花は、作家さんと一緒に皆さんが欲しい器の制作をしたり、新しい「和モダン」というテーマで、家庭でも楽しめる「テーブルコーディネート」のレッスンを開催したり等、和食器の素晴らしさを伝えるための活動を始めました。


◆ この度、クラウドファンディングに初挑戦いたします ◆

陶花では、これまでの活動の延長として、和食器の魅力をもっと深く伝えるために、クラウドファンディングに初挑戦いたします。そして、窯元や食器製造の底上げの協力をしたいと心より思っています。

また、以前から陶花がお世話になっている、田谷漆器店 10代目 田谷昂大さんは「自分が使う器として漆器を選んで欲しい」とnoteで綴っています。外出自粛で、食卓を囲むことが多くなった今だからこそ、「食を愉しむ」をコンセプトに、和食器を通して皆さんの食卓に潤いを届けたいと考えています。


本プロジェクトで集めた資金は、和食器の魅力を深く伝えるべく、以下の取組みのために使いたいです。

・初の「オンライン / テーブルコーディネートレッスン」の開催
・日本中の作家さんとコラボした和食器の開発・製作費


2月に東京ドームで開催される「テーブルウェアフェスティバル」は、毎年大盛況となりますが、2021年の開催は中止が決まりました。和食器界へ吹き荒れる向かい風を追い風に変えるためにも、今回のクラウドファンディングを必ず成功させたいと考えています。

応援よろしくお願いいたします!


「和モダンstyle」 とは、西洋の文化に和を調合させたMAMI MITSUDAオリジナルのコーディネートテーマです。海外でもお箸が使われることが多くなり、「世界中どこでも使える器があってもいいのでは?」という発想から生まれました。

MAMI MITSUDA「和モダンstyle」では、家族のコミュニケーションの場である食卓に「和」を取り入れることにこだわっています。

MAMI MITSUDA 和モダンstyle

【これまでの活動例】

・2020:「テーブルコーディネートフェスティバル2020 」東京ドームにて毎年、入選者、受賞者を選出、指導している
・2020:日経新聞「スッキリ生活」にて食器棚の収納方法を掲載される
・2019.02:日本橋三越カルチャーサロンにてテーブルコーディネート1日講座
・2016.03:上海高島屋百貨店にて美雨神器社とコラボイベント開催
・2015.09:「第31回茨城県郷土工芸品展 〜茨城の食卓 〜展示
・2013:国土交通省観光庁よりCOOL JAPAN金賞・台湾賞・ドイツ賞・トリプル賞受賞
・2009.09:NPO法人 和食文化とおもてなし促進機構主催「和食文化とおもてなしニューヨークフェア2009」会場となったニューヨークのカーネギー・ホールのバンケットホールの責任者として、会場全体のコーディネートの総指揮を任せられる


プロジェクトページを最後までご覧くださり、ありがとうございます。

「自分が使う食器として、漆器や陶器などの和食器を選んで欲しい」という思いで、陶花では、毎日使えるMADE IN JAPANの和食器を伝え続けるために、今後も活動を続けてまいります。

ご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。


陶花 光田 愛

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


リターンは、様々な和食器をご用意しています。サイズを表記していますが、作家さん手作りのため、多少の誤差があります。これも「手作りの良さ」ですので、それも含めてお楽しみください。すべてのリターンに【お礼の手紙】を添えさせていただきます。

また、リターンの品が届いた時点で割れや破損があった場合は、伝票を保管していただき、CAMPFIREのメッセージ機能にてご連絡ください。個別に対応させていただきます。

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