はじめに・ご挨拶

はじめまして、岡山市でぶどうと白桃栽培・販売を行っている、五果苑 代表の市川俊美と申します。

夏の高級果物として全国的に知られている岡山の清水白桃。

その発祥の地である芳賀で、初代 市川傳六(文久6年〜大正元年)が桃・柿・びわの栽培を始めました。

二代目 市川金五郎が山林を開拓し、桃・葡萄・柿・梨・びわ等の主に五種の果物を作り始めたことが”五果苑”の由来です。明治から昭和初期にかけては、おうこ(天秤棒)で担ぎ、岡山市の京橋の市まで往復約30kmを毎日二往復しながら季節の果物を出荷していました。

三代目 市川和政は、昭和35年にマスカットの加温栽培に取り組み、早期出荷の先駆けとして品質向上、施設の拡充、販路の拡大に努めました。昭和30年代の加温栽培はボイラーで石炭を燃やし温水を送り出すため、冬期は温室に泊まり込み温度管理をしていました。

 そして、私、四代目 市川俊美は三代目が晩年に植えたシャインマスカットを礎に、伝統承継者として新世代ぶどうと白桃栽培に取り組んでいます。

私たちの商品・お店のこだわり

私が7年間の歳月をかけ研究してまいりましたのが、越冬ぶどう(害虫、病気に耐え、冬を乗り越えられる生のぶどう)の育成です。本来、ぶどうの旬は秋であり、12月頃にはほとんど市場に出回らなくなります。当園は、冬場の日光量や温度、湿度などを夜通しきめ細かく管理し、検証し、12月に収穫、翌年春まで冷蔵保存に耐えうるぶどうの育成に成功。ついに「奇跡の越冬ぶどう」が完成しつつあります。

 令和元年は3月25日が最終出荷日でしたが、令和2年は昨年の記録をさらに更新し、5月でも、糖度20以上のおいしい生のぶどうをご提供できています。

クラウドファンディングを行う理由・きっかけ

 当園は岡山空港から非常に近いところに位置しています。新型コロナウイルスの感染拡大で、これまで多く訪れてくださっていた外国人観光客の方の来訪が、全くのゼロになりました。
 外出自粛の機運も高まり、園内で営業しているカフェも、一時休止を余儀なくされました。緊急事態宣言も発令され、書き入れ時のゴールデンウィークも休業。
 夏場以降に向けて頑張りたいところですが、国内外向けのぶどうの注文も去年の半分以下に落ち込んでおり、資金繰りも厳しい状況にあります。

 しかし私どもは、7年もの間、上でご説明しました「奇跡の越冬ぶどう」の実現に向け取り組んでまいりました。ここであきらめるわけにはいかない。何とか皆さんに「奇跡の越冬ぶどう」を味わっていただきたい。その思いから、今回、クラウドファンディング実施を決意しました。

リターンのご紹介


清水白桃

  1. 岡山ならではの袋掛栽培された桃の王様。 ジューシーな甘みの樹熟です。

  2. 実は完熟の状態でも白っぽく、大玉、その上品な甘さ、とろけるような果肉、なめらかな貴婦人のような姿から、大変な高級品です。1年の中でもごくわずか、お盆頃の時期にしか味わっていただけません。


  3. マスカットオブアレキサンドリア
    気品溢れる風味と香りとさっぱりとした甘みが魅力の岡山県を代表する、ぶどうの王者です。


シャインマスカット
人気トップのぶどうです。
種がなく、皮ごと食べられるマスカット。アレキサンドリアと比べると香りは劣りますが、
張りのある皮の中には、ジューシーな果汁がたくさん。お口の中に甘みと香りが広がります!


オーロラブラック

果肉はしっかりとしていて、かじった時に果汁が口いっぱいに広がります。
適度な甘さと酸味があり、皮は比較的薄く見た目ほど渋みも強くなく、食べやすいぶどうです。
比較的新しい品種のぶどうです。


紫苑
ルビー色の美しい姿をしたブドウ。大粒で種がなく、食べやすいぶどうです。
岡山県内でも人気急上昇中の、大変おすすめのぶどうです。


桃のピクルス
桃を大きく甘く育てる為、実が小さいうちに間引きをします。
間引きした桃を酢に漬け込みピクルスにしました。


干しブドウ

当園特製の干しブドウ。お土産として大変人気です。
お酒のおつまみにも大変おススメです。

今回、これら当園自慢の生フルーツと加工品を、当園の栽培と保存技術により、お盆やクリスマス、お正月、そして春分の日まで定期的にお送りできる、他にはない返礼品をご用意しました。


プロジェクトで実現したいこと
コロナウイルスによる売上減少を乗り越え、「スーパークーリングシステム」搭載の冷蔵庫を導入、1年間通して安定して岡山のおいしい生ぶどうを皆様のご家庭に提供したい!

 現在四代目である五果苑のぶどう栽培は、明治の時代から約100年続いています。先代から、五果苑では1年中おいしい生ぶどうが食べられるよう、チャレンジしています。いよいよ、あと一歩のところまできました。おそらく、全国でも、通常なら冬までに終わってしまう生のぶどうを、なんと翌年春までおいしくたべることができる事は、初だと思います。

 しかし今回の新型コロナウイルスの影響で、本来書き入れ時である夏場のぶどうの注文は半分ほどに落ち込んでしまっており、このままでは、越冬ぶどうを育てて皆様にお届けすることが難しい状況です。

 また、現在、「奇跡の越冬ぶどう」を貯蔵できる量は、冷蔵庫の容量から1,000個に限られております。そこで、電気の作用で技術的にも果物を長持ちさせる「スーパークーリングシステム」冷蔵庫を導入し、保存量・質ともに向上させ、来年春にかけて皆様にご満足いただける生のくだものをお届けできる体制づくりをしたいです。

資金の使い道・スケジュール

新型コロナウイルスの影響を乗り越え、おいしい越冬ぶどうを育てるための運転資金、そしてより良い越冬ぶどうをより多くの皆様にお届けできるための最新冷蔵設備の導入に使わせていただきます。

①夏場の資金繰り・ぶどう育成用経費支払い200万円

②越冬ぶどう保存用冷蔵庫導入300万円

最後に

新型コロナウイルスで厳しい中ですが、どうか当園の、そして岡山のフルーツの未来がかかった今回のプロジェクトに支援をお願いいたします!!

4代目 五果苑
岡山県岡山市北区芳賀5385-6
086-284-2810

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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