★旅情あふれる日高本線や宗谷本線の沿線風景…
その「今」の姿を取材し「未来」に残したい!
日本全国の鉄道沿線に残る、旅情あふれる風景。
そんな風景も、急激に、失われています。
「過疎化」によって。「開発」によって。
そして、「災害」によって…。
JR北海道の日高本線や宗谷本線 も、例外ではありません。
日高本線は災害による長期運休から全面復旧することなく廃止の日が近付き、宗谷本線では路線存続の議論の中で、多くの無人駅の廃止が予定されています。来春とも言われるこれらの廃止の日を前に、もう、時間的な余裕は、ほとんどありません。
この取材の旅を実現するために、皆様のご支援をお願いできないでしょうか?
★自己紹介とプロジェクト立上げの背景
改めまして、本プロジェクトに興味をお持ち頂き、有難うございます。
プロジェクトを企画している「大野 哲」と申します。
京都府在住。
国家公務員やIT系エンジニア、CADインストラクターなどを経て、 現在は、株式会社ユアサロジテックで働く会社員です。
子供の頃から、鉄道好き、ランニング好き、アウトドア好き、旅好き…。
中学生の時から、30年余り長距離ランナーとして走り続けています。
初めての旅は、中学二年生の時。2泊3日の能登半島一周、自転車での野宿旅でした。
この時の旅の様子は、図書館から借りてきた郷土史や地誌の記述を交え、手書きの紀行に仕上げて、夏休みの自由研究としました。
単なる旅行記ではなく、歴史や地理も踏まえた紀行文を書きたいという思いは、当時から、抱いていました。
大学在学中に鉄道や自転車での一人旅を始め、社会人になってからは、仕事上の必要もあり、登山やクライミング、山スキーなどにも取り組み始めました。
今後は、シーカヤックも視野に入れつつ、体が動く限り、鉄道や自転車、ランニングで旅を続けていくつもりです。
旅のスタイルは、「野宿の一人旅」。
人里離れた山奥や岬、旅情ある無人駅での、「一人静かな野宿の一夜」が大好きです。
最近は、グランピングやオートキャンプも流行していますが、私自身は、自転車やバックパックで携行できる程度の少ない装備で、工夫を楽しみながら、静かに、質素に楽しむスタイルが好きです。
長年、趣味として、鉄道や自転車での一人旅を楽しんできましたが、旅情ある風景が変化し、ある意味、失われていく速度は、どんどん早まっているように感じています。
失われていく日本各地の鉄道沿線風景の「今」の姿を取材し、写真や紀行を通して「未来」に残したい!
と言う思いは年々強まり、単なる趣味を超えて、ライフワークにしたいと思うようになりました。
そこで、『ちゃり鉄』プロジェクトを立上げ、取り組み始めました。
★『ちゃり鉄』プロジェクトとは?
日本全国の鉄道沿線を、各駅を訪れながら自転車やランニングで旅し、沿線風景の「今」を取材。
写真や紀行として、Webサイトで「未来」に向けて残していくプロジェクトです。
日本の鉄道、全線全駅を訪れることを当面の目標としていますが、現役の鉄道路線のみならず、廃線なども訪れつつ、各駅に停車しながら、沿線風景を取材します。
ただ単に鉄道沿線を走るだけではなく、「途中下車」して、沿線の山に登ったり、沖合いの島に渡ったり、温泉に浸かったりしながら、日本全国、津々浦々の風景の「今」を取材しながら旅をします。
Webサイトでは、それぞれの旅の様子を、写真や紀行としてアップロードしていきます。また、特に印象に残った駅を『旅情駅』として取り上げるなど、サブコンテンツも制作していきます。
さらに、私自身の情報発信にとどまらず、共感して頂いた皆様同士が交流することのできる場所として、SNSなども駆使しながら、コミュニティサイトとしてのコンテンツも制作していきたいと考えています。
★『ちゃり鉄』プロジェクトのこれまでの活動
趣味としての一人旅は、学生時代の1990年代後半に、本格的に始まりましたが、『ちゃり鉄』プロジェクトとしての活動は2016年7月にスタートしました。以来、2017年6月までに、12回の取材を、先行して実施しています。また、その後、転職などに伴う休止期間を経て、本年6月頃から、Webサイトの制作やSNSアカウントの開設なども始めました。それぞれの取材の概略やその他の活動は以下の通りです。
■ちゃり鉄1号
日程:2016年7月・前夜発1泊2日
取材:近鉄難波線・大阪線、青山高原
■ちゃり鉄2号
日程:2016年7月・前夜発1泊2日
取材:近鉄山田線・鳥羽線・志摩線、英虞湾航路、志摩半島、渡鹿野島等
■ちゃり鉄3号
日程:2016年7月・前夜発2泊3日
取材:小湊鐵道、いすみ鉄道、JR久留里線、東京湾フェリー等
■ちゃり鉄4号
日程:2016年8月・前夜発9泊10日
取材:JR津軽線・大湊線、津軽鉄道、下北交通大畑線廃線跡、国鉄大間線未成線跡、むつ湾フェリー、津軽半島、下北半島等
■ちゃり鉄5号
日程:2016年8月・前夜発2泊3日
取材:神岡鉄道廃線跡、アルピコ交通上高地線、上田電鉄、美ヶ原等
■ちゃり鉄6号
日程:2016年10月・前夜発2泊3日
取材:JR福塩線・三江線等
■ちゃり鉄7号
日程:2016年10月・前夜発1泊2日
取材:阪神電鉄武庫川線、阪急電鉄甲陽線、神戸電鉄粟生線、北条鉄道、三木鉄道廃線跡、JR鍛冶屋線廃線跡、国鉄篠山線跡、六甲山等
■ちゃり鉄8号
日程:2016年12月・前夜発1泊2日
取材:名鉄瀬戸線(廃線跡含む)・広見線・各務原線、明知鉄道等
■ちゃり鉄9号
日程:2016年12月~2017年1月・前夜発12泊13日
取材:JR日南線・宮崎空港線・肥薩線・吉都線・指宿枕崎線、くま川鉄道、JR山野線廃線跡、国鉄志布志線廃線跡・大隅線廃線跡・宮之城線廃線跡、宮崎交通鉄道線廃線跡、鹿児島交通枕崎線廃線跡・知覧線廃線跡・万世線廃線跡、フェリーさんふらわあ、薩摩半島、大隅半島、桜島、球磨川等
■ちゃり鉄10号
日程:2017年3月・前夜発1泊2日
取材:近鉄難波線・大阪線・けいはんな線、大阪市交通局中央線・南港ポートタウン線、JR桜島線、京阪中之島線、大阪市営渡船、暗峠等
■ちゃり鉄11号
日程:2017年4月~5月・前夜発7泊8日
取材:JR花輪線・五能線・北上線・釜石線・山田線、弘南鉄道弘南線・大鰐線・黒石線廃線跡、同和鉱業花岡線廃線跡、小坂製錬小坂線廃線跡、秋田内陸縦貫鉄道
■ちゃり鉄12号
日程:2017年6月・前夜発2泊3日
取材:大井川鐵道大井川本線・井川線、大井川源流
■SNS公式アカウントの開設
facebook、Twitter、Instagramの『ちゃり鉄.JP』公式アカウントを開設しました。
・facebook・・・https://www.facebook.com/charitetsu.jp/
➟主に、コミュニケーションツールとして利用します。「ちゃり鉄」プロジェクトに関する情報の他、編集裏話など、公式Webサイトとは、一味違った、情報を提供していく予定です。
➟クラウドファンディング支援者専用の非公開グループを開設し、この非公開グループへの参加をご希望いただいた方に、リターンとして、facebookの招待状を送付いたします。
・Twitter・・・https://twitter.com/charitetsu_twit
➟主に、取材の旅の期間に、実況中継のようなタイムリーな情報を提供していく予定です。
・Instagram・・・https://www.instagram.com/charitetsu.insta/?hl=ja
➟主に、公式Webサイトのギャラリーと連携した、ギャラリーツールとして写真を公開していく予定です。
■『ちゃり鉄.JP』Webサイトの開設
このプロジェクトの中心となるWebサイトを、2020年7月1日に開設しました。
まだ、構築途中のため、ほとんどコンテンツはありませんが、今後、コンテンツを充実させていく予定です。
詳しくは、以下のリンクを御覧ください。
https://charitetsu.jp/
■『ちゃり鉄』プロジェクト計画書の作成
『ちゃり鉄』プロジェクト計画書 を作成し、公式Webサイト上で、公開しています。
詳しくは、以下のリンクを御覧ください。
https://charitetsu.jp/about/plan/
★『ちゃり鉄』プロジェクトの将来展望
『ちゃり鉄』プロジェクトは、短期間で終わるプロジェクトではありません。
日本全国の現役の鉄道路線、全線全駅を訪れることが、当面の目標ですが、それには、少しずつ走りつないで、10年から15年の期間を要します。
さらに、廃線なども含め、今後の社会情勢の変化も視野にいれると、20年、30年と、体力の続く限り、走り続けていくプロジェクトになると思っています。
この取材の旅を続け、Webサイトで、写真や紀行を発信し続けていくことで、変わりゆく鉄道沿線風景の記録を、次世代に、未来に残していくことができます。
しかし、私一人にできるのは、ほんの小さな活動に過ぎません。
私自身は、この様な取り組みが、日本人は勿論、諸外国からの観光客も含めて、人々の共感を得て、広く、社会に普及していくことを望んでいます。
そして、それを通じて、経営難にある地方鉄道や過疎化の進む地域経済を支援したい。
できることなら、旅情あふれる風景そのものを、次世代に残したい・・・。
そのために、一歩一歩、地道に取材を行い、記事を書き、写真を仕上げ、多言語対応も視野に入れながら、Webサイトを作り上げて行きたいと思っています。
★クラウドファンディングでのご支援をお願いする理由
学生時代以来、学業や仕事の合間に、趣味として行ってきた旅ですが、今後は、Webサイトから広告収入を得ることなども視野に入れつつ、本業として、取材の旅に専念し、よりよいコンテンツ制作、Webサイト運営を行っていきたいと思っています。
しかし、広告収入だけで活動していけるようになるには、相当な期間を要するため、当面の資金をどう確保するのか?が大きな問題となってきます。
現在は、働きながら資金を確保し、たまの休みに取材に行くというパターンで、細々と『ちゃり鉄』プロジェクトの活動を続けていますが、働きながら資金を確保するとなると、一~二週間以上の長期の取材は難しい状況が続いています。
そのため、費用も期間も最低限にせざるを得ず、プロジェクトの目的を果たすことができていません。
そこで、『ちゃり鉄』プロジェクトの運営を軌道に乗せるために、クラウドファンディングでみなさんのご支援をお願いすることにしました。
今回は、廃線・廃駅が間近に迫っている、JR宗谷本線・日高本線をメインとした取材を行い、写真や紀行をWebサイトに公開するために必要な資金について、皆様からのご支援をお願いしたいと考えています。
★実施スケジュール・終了条件
今回のクラウドファンディング・プロジェクトは、2020年10月1日から2021年1月31日までの期間に実施する予定です。なお、北海道内を、通常の自転車で安全に走行できるのは、11月が限度ですので、取材の旅は、10月~11月に、実施する予定です。
具体的な実施内容と、終了条件は以下の通りです。
1.取材の実施
以下の日程(案)での取材を予定しています。取材期間が一ヶ月に渡り、デジカメやスマホの充電などを行う必要があるため、いくつかの場所では、例外的に旅館等に宿泊することを検討しています。その他は、いつもどおり、駅前などの適当な空き地でキャンプ予定です。
往路:自宅~舞鶴港~小樽港(新日本海フェリー)
1日目:小樽~石狩川河口(キャンプ)
2日目:石狩川河口~雄冬岬(キャンプ)
3日目:雄冬岬~苫前岬(キャンプ)
4日目:苫前岬~天売島(旅館宿泊?)
5日目:天売島~焼尻島(旅館宿泊?)
6日目:焼尻島~初山別(キャンプ)
7日目:初山別~宗谷本線・雄信内駅(駅前野宿)
8日目:宗谷本線・雄信内駅~野寒布岬(キャンプ)
9日目:野寒布岬~利尻島(キャンプ)
10日目:利尻島内~利尻山(キャンプ)
11日目:利尻山~利尻島内(旅館宿泊?)
12日目:利尻島~礼文島(キャンプ?)
13日目:礼文島内(旅館宿泊?)
14日目:礼文島~宗谷岬(キャンプ)
15日目:宗谷岬~宗谷本線・抜海駅(駅前野宿)
16日目:宗谷本線・抜海駅~宗谷本線・糠南駅(駅前野宿)
17日目:宗谷本線・糠南駅~宗谷本線・豊清水駅(駅前野宿)
18日目:宗谷本線・豊清水駅~宗谷本線・北星駅(駅前野宿)
19日目:宗谷本線・北星駅~宗谷本線・塩狩駅(駅前野宿)
20日目:宗谷本線・塩狩駅~三国峠
21日目:三国峠~士幌線・糠平駅跡(旅館宿泊?)
22日目:士幌線・糠平駅跡~広尾線・幸福駅跡(キャンプ)
23日目:広尾線・幸福駅跡~襟裳岬(キャンプ)
24日目:襟裳岬~日高本線・大狩部駅(駅前野宿)
25日目:日高本線・大狩部駅~苫小牧西港
復路:苫小牧西港~名古屋港(太平洋フェリー)~自宅
取材旅程の詳細については、随時、更新し、公開していきます。
2.ご選択頂いた支援プランに応じたリターンの発送等
今回ご用意させて頂いたいくつかのリターンの中から、お選び頂いたリターンの発送等を実施します。
なお、お土産のプランをご選択頂いたご支援者の皆様には、取材の旅の旅先から、お土産を発送いたします。中身は、届いてからのお楽しみ!
3.取材を元にしたコンテンツの公開
今回の取材を元にしたコンテンツを、制作、公開します。
4.終了条件
今回のクラウドファンディング・プロジェクトは、2021年1月31日までに上記1.~3.の全てを実施することを終了条件とします。
★ご支援いただいた資金の使い道
皆様からご支援いただいた資金は、以下のような用途での使用を計画しています。
取材費(交通費・食費・宿泊費など)・・・約45万円
通信費など・・・約5万円
文献調査・装備更新・修繕等に要する費用・・・約5万円
Webサイト運営・編集費用・・・約10万円
予備費・雑費等・・・約5万円
クラウドファンディング手数料・リターン経費等・・・約15万円
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【合計】・・・約85万円
不足する分の資金については、自己資金を充当します。
★コロナウイルス感染症に関するプロジェクトの遅延や中止について
現在、コロナウイルス感染症の蔓延が社会的な問題となっており、この様な取材の旅の実施についても、是非が問われる状況であると承知しています。
実施する場合に於いては、十分な対策を取ることはもちろんですが、遅延や中止を決断すべき場合もあるかと思います。
その際は、CAMPFIREサイト上、及び、『ちゃり鉄.JP』WEBサイト上で、遅延や中止理由について、告知するとともに、必要に応じて、返金等の措置を取ることとします。
なお、取材活動は、単独で行います。
★ご意見・ご質問について
今回のクラウドファンディングや『ちゃり鉄』プロジェクトについて、ご支援の有無に関わらず、皆様からのご意見やご質問を、積極的に受けたいと思っています。
それを通して、自分自身の企画を客観的に見直し、より良いプロジェクトに改善していきたいと思っています。
つきましては、私のプロフィールから、メッセージやご質問を送って頂けたら幸いです。
また、『ちゃり鉄.JP』Webサイト内に問い合わせフォームを設けていますので、以下のリンクからお問い合わせ下さい。
■『ちゃり鉄.JP』お問合せフォーム
https://charitetsu.jp/contact/
★最後に
最後までお読みくださり、有難うございます。
この様なクラウドファンディングが、皆様の共感や賛同を得られるものかどうか、自信はありませんが、『ちゃり鉄』プロジェクトの将来展望を皆様と共有し、走り続けていきたいと思っています。
どうか、『ちゃり鉄』プロジェクトに、ご支援よろしくお願いいたします。
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