はじめに・ご挨拶

はじめまして。木工店「きこりや」店主の下永速(はやし)と申します。もともと木材店を営んでいましたが、木材の持つ魅力をもっと幅広い人に知ってもらいたくて、21年前にきこりやを開きました。

多くの木工作家さんに地元で採れた質の良い木材を提供し、それを使った木工品をお店で多くのお客様に販売する。そうやって、県内産の木材がより良い形で世の中を循環するお手伝いをしています。

今回、木材だけでなく多彩な山の魅力を世の中の人により広く知っていただきたいと思い、「森の花屋」を立ち上げようと決意しました。


このプロジェクトで実現したいこと

「森を生かし、人を活かす」。これがこのプロジェクトの最終目標です。

我が家は親の代から福富町で林業を営んでおり、私は子どものころからよく山に入っては、当たり前のように木々や豊かな森の恵みに親しんできました。今でも平日は毎日のように山に入り、木々の手入れをして過ごしています。

山のもたらしてくれる恵みは木材だけに限りません。栽培したものとは違った魅力を持ち、力強く咲き誇る花々や、草木が自分の身を守るために放つ香りなど、実に多彩です。人間の生活はすべて山から始まったものですし、山は衣、食、住すべてに深くかかわっています。

そんな山の多様な魅力を多くの人に知ってもらうため、新たに「森の花屋」を開くことを決めました。森の花屋の運営に伴って花材等を採取する作業は、森林の計画的な伐採や整備に直結しており、森林資源の維持活用に繋がります。また、森の恵みを取り入れることで人々の暮らしがより豊かに潤い、林業や花屋の運営に携わっていただく方の雇用にも繋がると考えました。


森の花屋とは?

私が作ろうとしている森の花屋とは、私自身が山から採取してきた花材(花台となる切り株や石材を含む)や樹木に咲く花、アロマオイルの原材料になる樹木、またそれらを使ったフラワーアート作品などを販売する場所です。

【主な取扱予定商品】

●花材  雑木(ヤマザクラ、ヤマモモ、コブシなど)、香木(クロモジ、タムシバ、ネズミサシなど)、草花(スズラン、オミナエシなど)、ツル(アケビカズラ、クズカズラ、フジカズラなど)、花台(切り株、石材など)

●食材  タラの芽、ウドの芽、ワラビ、栗の実など

●薬草  スイカズラ、クコ、桑の葉、ウツボグサなど

●副産物  スモークチップ(サクラ)、堆肥(おがくず)など

●その他  アートフラワーアレンジメント、リース、ドライフラワー、オブジェ、ハーバリウムなど

このように多彩な商品を扱うことで、花や自然に親しむ一般の方はもちろん、花屋さんや生け花講師の方、フラワーアーティスト、空間デザイナーといったいわゆる「プロ」の方にとっても、価値のある店舗にできるのではないかと考えております。


私たちの地域のご紹介

私たちの住む福富町は、広島県の真ん中近くにある緑豊かな田舎町です。東広島市で最も標高が高い「鷹ノ巣山(標高922m)」があり、山頂付近にあるブナの原生林から常にきれいな水が流れています。その澄んだ水と、夏でも夜になると肌寒さを感じるほどの涼しい気候のおかげで、美味しい作物がたくさん育ちます。

きこりやを開業したころから、「田舎だからこそできることをこだわってしよう」という人が町内に自然と集まり、お店を開くようになりました。上ノ原牧場「カドーレ」、「福富物産しゃくなげ館」、天然酵母パンの「カントリーグレイン」、天然素材「スドウ雑貨店」……町内には今も、個性豊かなこだわりのお店がたくさん揃っています。


プロジェクトを立ち上げた背景

木材をはじめとして、私たち小さな人間には使いきれないほどの大きな恵みをもたらしてくれる山が、私は大好きです。

自然は恵みをもたらすだけでなく、時として牙を剥き襲い掛かってきます。2018年に西日本を襲った豪雨災害では、きこりやも大きな被害を受けました。大切な商品である木材が水浸しになった上に浸水で建物も傷み、作品を置いていた離れを手放さざるを得なくなったのです。

取り壊した離れ

裏山から土砂が流入母屋と離れの間から土砂を撤去する作業

駐車場はすべて土砂が流れ込みました

離れがあった場所。森の花屋を建築予定。

約1年半が経ちその損害から立ち直りかけていたタイミングで、新型コロナウイルスの影響拡大を受け営業自粛を余儀なくされました。

しかし、こんな逆境の中であっても田舎ほど元気なところはありません。自粛要請の解除を受け、澄んだ空気と豊かな緑を求めて福富町を訪れる人の数は大きく回復しつつあります。離れのあった場所を生かして山の魅力を発信する新たなスポットを生むことで、自粛前よりさらに活気のある町にしていきたい。そう思い、プロジェクトの立ち上げを決意しました。


資金の使い道・実施スケジュール

「森の花屋」の建築費用および什器購入費  計400万円

うちプロジェクトによる目標調達費用      200万円

私自身が木材店を営んでいるため、建物の建築費用が抑えられます。

働く場所が少ない田舎なので、雇用創出にも貢献できればと思っています。

実施スケジュール

2020年8月上旬 建物の着工

2020年9月上旬 建物の竣工

2020年9月25日 クラウドファンディング終了

2020年10月上旬 「森の花屋」プレオープン!


リターンのご紹介

2,000円:オリジナルカッティングボード

山から切り出した香り豊かな木材を使ったカッティングボードに、お礼のメッセージを入れてお届けします。

5,000円:木工体験&クロモジアロマ

カトラリーケースや玉手箱といった木工製品を作る体験のクーポンと、森の花屋で販売する予定の「クロモジ」という木材を使ったアロマスプレーをお届けします。

クロモジは樹皮にできる黒い斑点がまるで文字のように見えることから、「黒文字」と名付けられました(諸説あり)。古くからお茶席でお菓子をいただく際の、高級爪楊枝の素材として使われてきた木材です。

柑橘系に似た特有の香りがあり、現在きこりやではその香り成分を抽出したアロマスプレーを開発しています。オリジナル商品として、森の花屋で販売する予定です。

10,000円:天然木のラブチェア

山から切り出した香り豊かな木材を使って、木目の美しいラブチェアをお作りします。

きこりやのオリジナル製品には、木目だけでなく木そのものの形を生かしたアイテムが多いという特徴があります。天然木の特性上、製品ごとに木目や形状、色あいが多少異なりますが、それを味と思って楽しんでいただけるとうれしいです。

200,000円:俺の遊び場

以前建築した「俺の遊び場」

内部イメージ(写真は6畳サイズ、机等はつきません)

木材本来のぬくもりが感じられるスペースに

「自分だけの専用スペースが欲しい!」という方への特別リターンです。ご指定の場所に、木材本来のぬくもりが感じられる約3畳の広さの小部屋をお作りします。

趣味の木工やバイクいじりに、思い切り打ち込めるスペースがあったら素敵だと思いませんか? そんなあなたの夢を叶えます。


最後に

私は、山の中には必要なものがすべて備わっていると日々感じながら生きています。コロナウイルスが猛威を振るう今だからこそ、改めて山の持つ魅力を皆さんに知っていただきたいのです。

新しいお店ではきっと多くの方に、新鮮な驚きをご提供できるはずです。それを実現するため、どうぞお力をお貸しください。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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