Next Goal3000万円に挑戦!
日々、皆様から頂く応援の声、ご支援、あらためて感謝申し上げます。
クラウドファンディングを始める前は、正直、これほどのご支援を皆様から頂けるとは思ってもいませんでした。
メンバーの中には、今まさに報道番組で働いているものもいて、日々、大事なニュースを伝えきれないことに忸怩たる思いをしています。今回の皆様の励ましは、そうした既存の番組がなしえていないことを「Choose Life Project」でやってみたらどうか、というお声の表れと受け止めています。まだ何者でもない私たちにとって本当に心強く、重ねて、心からお礼申し上げます。ありがとうございます。
そこで、目標額を大きく超えるご支援をどう使わせて頂くか話し合った結果、「公共のメディア」として更に何ができるかということを考え、次の5つのコンテンツの制作を掲げさせて頂きました。
①ニュース解説番組の制作
政治や社会、経済、世界情勢など、その時々のニュースをタイムリーに捉え、記者や専門家をゲストに迎えたニュース解説番組を配信します。
②「Choose大学」の開校
第一線で活躍する学者や若手研究者を講師に迎え、「政治とは何か?」「国とは何か?」などの普遍的なテーマについて、専門分野に基づく基礎的なレヴェルの講義を行ってもらい収録・配信します。また、講義を動画アーカイブとして保存し、いつでも誰でも学べる場をつくることを目的とします。
③「Choose寺子屋」の実施
参加者を募集し双方向応答型の講義を行います。その後、配信。アーカイブとしても保存し公開します。(新型コロナウイルスの感染が収束した後の実現を想定)
④CLPプロデュースのドキュメンタリー制作
ドキュメンタリーを通して、新しい発見や多角的な視点を提供することを目的とします。テレビの制作費削減に伴いドキュメンタリーの制作が減ってきている現状があるなか、これからのドキュメンタリーの作り手が、制作し発表できる場を目指します。
⑤「Choose Biblio (仮)」の制作
”世界”を考えるきっかけとなる本を紹介します。小説、評論、漫画等について識者、書店、出版関係者の協力を経て解説を行っていきます。
その上で、今回、ネクストゴールを掲げ、更なるご支援をお願いしたいと思います。目標額は3000万円です。上記コンテンツの制作費および、専従スタッフの拡充、更には、1日でも長くこのプロジェクトを続けていくために、市民サポーター制度のシステムの構築・維持に使わせて頂ければと思っています。
コロナ禍のなかで皆様それぞれ大変な状況のなか大それたお願いですが、共にこのメディアを作って、続けていけたらと思っています。
皆様のお力をお借りできたら嬉しいです。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
「Choose Life Project」は、テレビの報道番組や映画、ドキュメンタリーを制作している有志で始めた団体です。これまで、理念を共有するデザイナー、また著名人や文化人の方々の協力を得て、国政選挙などに合わせた「投票呼びかけ動画」、国会”解説”動画、裁判に関する記録、時事問題に関する生討論番組、オンラインシンポジウムなどを、不定期で配信してきました。
プロジェクトを立ち上げたメンバーは、テレビ報道の現場にいるにもかかわらず、政治や社会の問題について十分に時間を割いて伝えられないこと、多くの大切なニュースが日々の放送からこぼれおちてしまうことにジレンマを抱えていました。伝えたくてもテレビではなかなか伝えられない。だとしたら、それができる場所を自分たちで作ってみたい。そう思ったのが、プロジェクトを始めたきっかけでした。
微力な私たちでしたが、始めるうちに、多くの方が力を貸して下さり、支えてくれました。
5月、「検察庁法改正案」に関して行った生配信番組では、同時視聴でおよそ1万人の方に、6月末、東京都知事選を前にした候補者の討論番組では、同時視聴でおよそ2万人の方に見て頂くことができました。
また、「Choose Life Project」の番組に出演した国会議員らの発言内容が、ニュースとして大手メディアに掲載・放送されるなど、思いがけない動きも起こりました。
【ChooseTV】
毎週、話題のニュースなどについて、ゲストをお呼びし生配信番組をお届けします。当事者の方、与野党の国会議員、有識者の方、NPОに携わる方、アーティスト、企業家など幅広くご出演頂きます。
【国会ウォッチング】
国会で今何が起きているのか。どんな追及が行われどんな答弁がされているのか。忙しくて国会をウオッチできない方のためにも、その日のハイライトシーンを2分程にまとめてお届けします。
【インタビュー】
議論を深めるきっかけとなるために。当事者の方、有識者の方、遠い存在と思われがちな国会議員などにじっくりお話を伺います。最近では「コロナ時代を生きるために」というシリーズを展開したり、「検察庁法改正案」に反対の声をあげた検察OBのロングインタビューを配信したりしました。
【現場取材】
ニュース番組では見過ごされがちなものも含めて、記者会見やデモなど人々が声をあげる現場、事件の背景についての取材など、現場に足を運び、映像で記録していきます。
(2020年6月 沖縄・辺野古取材)
【判決ウォッチング】
注目すべき裁判の状況をお伝えし、それが社会に問うているものについて考えます。
これまで「相模原障がい者施設殺傷事件」の植松聖被告(当時)との接見を続けてきた奥田知志氏のインタビューなどをお伝えしました。
【他団体とのコラボ企画】
不定期で他団体とのコラボ企画を行っています。これまでに、「We Need Culture-文化芸術復興基金をつくろう-」、学者の会との「2020年のナショナリズム」、新聞労連との「メディアは何のためにあるのか」などのオンラインシンポジウムを配信しました。
【選挙企画】
投票率向上のため、そして、政治についてもっと自由に語れる社会にしていくために、著名人による投票の呼びかけ動画の作成や、候補者の討論会、座談会などを企画します。
【文化/芸術】
映画・音楽・舞台の内容を紹介し批評を行う番組を企画します。
【その他】
「Choose Life Project」ができる社会貢献企画として、コロナ禍の中で第一線で活躍する団体・企業・施設の活動紹介や、支援を呼びかける番組を企画したいと思っています。
「Choose Life Project」では以下の3つの理念を掲げます。そして、人として当たり前の尊厳が守られる社会にしていくための、「公共のメディア」を目指します。
インターネットが普及して25年。ネットの登場はメディアのあり方も大きく変え、とりわけ市民目線の情報ニーズに寄り添った独立メディアが立ち上がることが期待されました。ネットの独立メディアと既存のマスメディアが切磋琢磨することで報道の質が上がるということは、インターネットやメディア関係者にとって長年の夢でしたが、残念ながらその夢がこれまで実現することはありませんでした。派手さはなくても手堅い作りとひたすら視聴者ニーズに応える番組を愚直につくる――。Choose Life Projectは一度は失った夢をメディア人と視聴者・読者が協働で取り戻すプロジェクトなのだと思います。
津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト、ポリタス編集長)
検察庁法改正案を巡る議論を盛り上げたのは間違いなく#ChooseLifeProject だった。その取り組みが社会を動かし政治を変えた。既存のメディアに限界を感じ新たな挑戦をする有志たち。誰かに忖度するメディアはもういらない。私たち市民のためのメディアを、みんなで作り支えよう。
亀石倫子(弁護士)
1.継続的な活動のための費用
・「Choose Life Project」スタッフの人件費
・出演者への謝礼
・法人の設立費用
・広報費
2.HPの作成費用
・アーカイブスを見やすく整理
・マンスリー会員システムなどのオンライン寄付フォーム作成
3.番組のクオリティー向上のための経費
・カメラなどの機材費
※今後も継続的に皆さんにご寄付をお願いしたいと思っています。
ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
WEBページリニューアル:80万円
設備費:約220万円
人件費:約350万円
広報費:約25万円
手数料:約123万2千円 (14%+税)
実施スケジュール
ープロジェクト自体の実施スケジュール(予定)
7月上旬 株式会社CLP設立
毎月4回程度の生配信
9月ホームページ整備・内容拡充
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
3000円 ■心からのお礼のメール
5000円 ■心からのお礼のメール■活動報告メール
10000円 ■心からのお礼のメール■活動報告メール■オリジナルステッカー
30000円 ■心からのお礼のメール■活動報告メール■オリジナルステッカー
■オリジナルマグカップ
100000円 ■心からのお礼のメール■活動報告メール■オリジナルステッカー
■オリジナルマグカップ■オリジナルトートバッグ
1000000円 ■心からのお礼のメール■活動報告メール■オリジナルステッカー
■オリジナルマグカップ■オリジナルトートバッグ■特別番組を限定公開
今年3月に13年間勤めてきたテレビの制作会社を退社いたしました。
テレビの仕事を始めたころ、テレビの黎明期にTBSの大先輩が「テレビとは何か」という問いかけを残して退社し、制作会社を立ち上げた話を聞きました。
以来、その問いの答えを探しながら、テレビの報道番組や情報番組で制作を続けてきました。もちろん、いまだに答えは見つかっていません。
しかし少なくとも今のテレビの姿は、自分が探し求めてきた「答え」ではなく、むしろ時間の経過とともに乖離していくように思えました。
一方で社会に目を向けると、テレビを含むマスメディアに対しての不信感は高まり続け、と同時に、個人がメディアとして発信する時代が訪れ、テレビはおろかメディア全体が、その存在意義を問われる時代となっていました。
また、分断、格差、差別に貧困、そうした問題は、なくなるどころか世界中に拡がりつつあります。私は、テレビの世界を飛び出し、新しいプラットフォームを構築する決意を致しました。
「Choose Life Project」では以下の3つの理念を掲げます。そして、人として当たり前の尊厳が守られる社会にしていくための、公共のメディアを目指します。
①自由な言論空間の構築
②メディアを繋ぐメディア
③市民スポンサー型メディア
是非ともみなさんのお力をお貸しください。
佐治洋(1982年生まれ)
プロフィール:
株式会社CLP代表。2007年東放制作(現TBSスパークル)入社。TBS社会部記者・「報道特集」・「上田晋也のサタデージャーナル」などのディレクターとして番組制作に携わる。
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