はじめに

私が青年海外協力隊の一員として南アフリカで派遣された時に垣間見たのは、圧倒的な貧富の差でした。

大都会と、舗装もされていない集落で暮らす人々。物価の差はありますが、郊外にある旧黒人居住区 -タウンシップ- で生活する人達の大半は、月給5000円ほどで生活しています。

そのなかでも生活に苦しんでいるのは、いわゆる健常者でない人達。事故で片手を失った、足が不自由な人達は働くことも難しく、生活をしていくのは非常に困難な状況下にあります。

そんな中で、そのような人々に仕事を与え、自立を支援する団体の一つがTownshipです。

私は彼らの製造する様々な製品を日本で販売することで少しでもこの団体の目指す物を実現していけるように支援していきたいと考えています。


解決したい社会課題

南アフリカの障がいを持つ人達の経済的自立支援

青年海外協力隊として派遣される前、私は他のNGO団体などのように、貧困にあえぐ人達や障がいのために経済活動が出来ない人々を経済的に支援する(寄付する)事が彼らの助けになると考えていました。しかしそれは南アフリカでの活動等を通じて少し変化がありました。

確かに支援無しでは生きられない、働きたいけど働けない、難民や、無条件に経済活動が困難な環境下にいる人達はたくさん居ます。ただ、中には外国からの支援に甘え、働けるのに働かない、自分たちの力で生きていく気持ちを喪失させている人々もいます。私は、そのような方々にまで支援をする事が本当にこの国の人々の役に立つのか、悩みました。

そして、私が描いた支援の形は、自立をしたいと願うモチベーションの高い人達の支援をしていき、彼らが成功することで、その彼らの成功を見た周りの人達のモチベーションを高めるような好循環を生み出していきたいという考えでした。そして似たような思想を持つ団体、Townshipのエコバッグに出会いました。

このプロジェクトで実現したいこと

Townshipはタウンシップに暮らす障がい者に仕事を与え、将来的に独立させ、経済的自立を目指す団体です。Townshipによって作られたバッグを始めとした布製品はアフリカの個性に溢れた、魅力的なデザインを持っています。そして何より、彼らの思想に感銘を受け、彼らの生産物を紹介・販売することで彼らの意思を示しながら支援していけると考えました。


プロジェクトによって得られる購入資金は少ない物ではありますが、彼らの収入換算では一人の労働者の約3ヶ月年分ほどの給料になります。プロジェクトを成功させていき、支援金が増えるほど彼らの生活や自立を加速させることができます。


資金の使い道

バッグ購入費: 約5万円
輸入運送費:1万円
輸入関税:約2万円
リターン発送料:約5万円

クラウドファンディング手数料等:約2万円

計15万円

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール

HP開設
2020年9月30日 募集終了
2020年10月下旬 リターン発送


<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



リターン

ーリターンの紹介(リターン画像・リターンの詳細)

Township製エコバッグ4種の中で、1つをお送り致します。

今回は各20枚調達致します。ご支援いただいた方に希望をいただき、各種先着順にて引き当てます。ご希望が規定数に達した場合は、他の絵柄を発送いたします。
 

<ケープペンギン>

<ミーアキャット>

<サイ>

<クジラ>

寸法(一体): 縦 最長37cm(持ち手箇所から下部最長部まで) 幅47cm ※使用時、縦の絞っている箇所がマチの部分となりますので2リットルペットボトル6本を入れた状態であれば マチ約20cm、縦幅は約27cmになります。 

リターン品について

手持ち部分の長さは約58cmです ※ハンドメイドのため多少前後します

2リットルペットボトル6本がすっぽり入ります。持ち上げても平気。補強材などは入っていない為シッカリ感はないですが、直ぐに破れそうな危なさはありません。タグには『MADE IN SOUTH AFRICA』と、当然ですが記載されています。


2リットルペットボトル を1本入れて肩にかけたところ。

申請者本人の家でも使用していますが、1リットルの牛乳パック4本、その他食材などを入れて持ち上げて肩にかけて歩いていても危なげなく利用出来ています。申請者宅では3年以上使用出来ています。

写真は申請者宅で使用しているクジラタイプです。これまで洗濯も10回以上はしていますが絵柄が色落ちしている様子もほとんどありません。

※個人の感想です。



最後に

ー支援のお願い

コロナ禍の中、皆様も大変な思いで生活されていることと存じますが、彼らの自立支援のため、2000円、ご協力いただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。


ープロジェクトにかける思いや意気込みなど

このプロジェクトが成功した後には、第二弾、第三弾とプロジェクトを進めていきたいと考えております。是非皆様の気持ちを分けていただきたく、御願い致します。


チーム/団体/自己紹介・活動実績など

ー屋号:タウンシップ
ー2009年~2011年 青年海外協力隊 PCインストラクターとして南アフリカの旧黒人居住区にある職業訓練所で教鞭をとり、帰国後国際協力の場をビジネスに移し、会社員として働く傍ら、個人輸入した並行輸入品などをAmazonなどで販売


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