はじめに・ご挨拶
はじめまして。ハウルの飼い主のしんどうと申します。
子供2人と先住猫9歳(保護猫)とハウル(9ヶ月)と暮らしています。
夫婦共に小さい頃から猫のいる暮らしをしてきました。猫好き一家です。
私達家族のハウルはFIPと診断され、現在治療薬を服用しながら闘病しています。
ハウルがFIPかもしれないと告知を受け、言葉を失いました。
致死率100%
治療法なく対処療法のみ
このまま一歳を迎える事も出来ないかもしれない…
目の前で弱っていくハウルをただ見つめる事しかできず、何もしてあげられない無力さに涙が止まりませんでした。
絶望の中、何か出来る事はないかと調べ、未承認薬がある事を知りました。この薬は私達家族やハウルにとって唯一の希望の光となりました。
しかし国内未承認となり治療費はとても高額となります。(詳細は下記に記載させて頂きます)
本来でしたら、飼い主である私達が全額負担するべきなのですが、あまりに高額な治療費にどうやて工面しようかと考える中、クラウドファンディングにたどり着きました。
私達家族の事で大変恐縮ですが、治療継続の為どうかお力をお貸し頂けないでしょうか。1人でも多くの方にご賛同頂けましたら幸いです。
FIP(猫伝染性腹膜炎)と治療薬について
発症すると9日~数ヵ月で亡くなる難病です。
原因不明(腸内の猫コロナウィルスが突然変異により発症)
致死率ほぼ100%
現在もほとんどの病院では対処療法しか行えないのが現状です。
FIPの唯一の希望である治療薬は日本では数件の協力病院でのみ取り扱いされています。
この治療薬を使用すると致死率100%➡寛解率80%とかなり希望のもてるお薬になります。
(未承認薬の為、具体的な名前は記載できない事、ご理解下さい。)
治療薬は84日間(3ヶ月)連続投与が必要です。
プロジェクトで実現したい事
ハウルのFIP治療を継続し、寛解を目指します
これまでの経緯
ハウルに異変を感じたのは生後7ヶ月になり去勢手術を予定していた矢先でした。(後にFIPと分からず去勢してそのまま亡くなるケースがある事を知ります)
今思い返すと…最近よく寝るようになり、以前ほど遊ばなくなっていましたが、成長と共に変化してきたのかな位に思っていました。
もしかしたら、この頃から体調が悪くなっていたのかもしれません。
《5月29日》目に白濁がある事に気づく かかりつけの病院で診察、目薬を処方して頂き様子見となる
《5月31日》40℃以上の発熱に気づく 休日だった為、休日診療をしている病院を調べて行く
血液検査で白血球が異常に少ない事がわかり、FeLV FIVの検査を受けるが結果は陰性
白濁は悪性(癌)かもしれないと告げられる
注射をしてもらい不安なまま帰宅
帰宅後注射がすぐに効き一旦元気になる
《6月1日》再び発熱→かかりつけの病院で注射 予定していた去勢手術は一旦キャンセルする
発熱で辛そうでしたが、心配する私を見て『大丈夫だよ。心配しないで。』と言っているかのように、お腹を見せてくれていました。
《6月2~4日》少しずつ元気になる 目の白濁が治る
目の白濁も消え、元気そうな姿に少し安堵しました。
《6月5日》目の下に出血を発見 かかりつけの病院で精密検査が出来ない為、目の専門医がいる病院を紹介してもらう
《6月7日》再び発熱 朝下痢をする かかりつけの病院で注射 CPV検査→陰性 夕方から翌朝まで嘔吐3回 目の出血は治る
安堵したのもつかの間でした…また色々な不安に押し潰されそうになりました。
《6月8日》紹介病院へ行く
FIPの疑いありと告げられる
事前にハウルの目に白濁が出てから調べる中で、FIPを知っていましたので、落胆しました。
血液検査→白血球が異常高い
先日の検査では異常に低かったのが今度は異常に高い…
・アルブミン・グロブリンは正常値内FIP抗体検査は外部に出す為、結果は数日後となる 抗生剤と整腸剤を処方され不安なまま帰宅
《6月9~11日》抗生剤が効いたのか症状は落ち着く
《6月12日》抗体検査の結果→1600倍 FCoVの抗体価が認められるが 目の異常がなく 現段階では元気である為、抗生剤は終了して様子見となる 《6月13~26日》特に変化なく元気に過ごしました
かかりつけ医の先生にも結果を報告しました。
今はグレーゾーンだからとにかくストレスのない生活をして下さい。とアドバイスを頂きました。
《6月27日》再び40℃近く発熱
瞬膜が出たまま治らない
呼吸も荒く、朝からご飯も食べず、大好きなチュールを見せても反応なく 動く時はスローモーション、隠れるように寝て動かなくなりました。
今までの発熱に比べてあきらかに深刻な状況でした。
かかりつけの病院で注射
↓↓↓目の瞬膜が出たままのハウル
《6月28日》状態は良くならず かかりつけの病院で点滴
《6月29日》状態良くならず再び目の白濁に気づく ステロイド投与
注射もステロイドも効かなくなりました。
もうこの頃には、触られるのも近寄られるのも嫌がるようになりました。
隠れるようにうずくまるハウルの姿に、涙が止まりませんでした。
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このような状況になりこのまま快方に向かうとは思えないと感じました。
このまま注射をしていても根本的な治療にはならないかもしれないと思い FIPの未承認薬を取り扱いされている病院で診察してもらおうと決意します
《6月30日》最初に異変を感じて既に1ヶ月が経過
FIP治療薬がある病院へ行く エコー検査 レントゲン検査する→異常なし
これまでの検査結果や症状から『FIPドライタイプ』の可能性が高いと告げられる
ドライタイプは確定診断が難しい場合があり、FIP検査結果が陰性でもFIP症状があり、FIPの治療薬を飲むと効きやはりFIPだったと断定できる場合もあるそうです。
先生のお話を聞き、 他に考えられる病気がない事…日に日に弱っている現状…
治療費の事を考えると不安でしたが、今日を逃したらハウルは死んでしまうかもしれない
治療薬は治療が遅れると薬が効かなくなる事などを考え
まず1週間 試してみようと
この日から投薬を開始する事にしました。
投薬2日目
まだ変化はなく、ほとんど動きませんでした。
薬が効く事を祈るような気持ちでした。
投薬3日目 少しですが自分で食べようとするように ハンモックで丸まって寝る 目の白濁が消える
少しの変化が嬉しかったです。でも期待し過ぎてはダメだと自分に言い聞かせました。
4.5日目発熱あり リラックスした体制でよく寝る 触るとグルグルいうように
投薬6日目から熱も下がり少しずつ元気に→投薬を継続する事に 投薬10日目に水下痢→整腸剤投与 下痢は少しずつ改善
投薬12日目以降は元気あり食欲ありと安定しています。
投薬2週間検診に行き血液検査を実施→白血球の数値も基準内になり他は特に問題はなしとの事。
このまま薬を継続する事になります。
外部検査結果は後日
今後の様子は活動報告にてご連絡させて頂きます。
治療費総額 約¥1,627,356円
6月30日協力病院でお薬代だけ140万位との見積もりでしたが、体重増加に伴いお薬代が上がりました。
これまでの通院費(投薬前~投薬開始から8月11日時点)
合計¥1,239,276円
《内訳》
¥88,236円(診察代・検査代・注射代・薬代)
FIP治療薬代¥1,151,040円(税込)
↓治療薬明細となります。
これからの治療薬代
合計¥388,080円(予想)
円/1日18,480円×56日分
※価格は 体重 進行状態 ドライタイプかウェットタイプかで異なります。
ハウルの場合→ドライタイプ 中期 投薬前体重3.8㎏で 1日15,840円/600mg(2,640円/100mg)の投与が必要になります
治療中の体重増加に伴い投薬量が増えた場合さらに加算されます。→ハウルは大型種のオスですので増える可能性が高いです
※7月28日より体重が4.1㎏になり一日650mgになりました。
※8月16日より一日700mgになりました。
4.1~4.3kg→+50mg(+1,320円/1日) 例1ヶ月 約+39,600円 2ヶ月+79,200円
※体重増加に備えて50mg×21日分も余分に購入しています。
4.4~4.6kg→+100mg(+2,640円/1日) 例1ヶ月 約+73,800円 2ヶ月+約147,600円
その他 経過観察に必要な診察や血液検査 交通費などが予想されます。
キャンプファイヤー手数料(約30万)を考慮して目標額を設定させて頂いております。
資金の使い道
ご支援頂いた資金は、キャップファイヤー手数料とリターン代金を除いて全額ハウルの治療費に使わせて頂く事をお約束致します。
リターンについて
ご支援金額に合わせて お礼をさせて頂けたらと思います。
Tシャツはご希望のサイズをお選び下さい。
※イメージです
ハウルの水彩画を描いて頂きました。作者の方からリターン品への使用許可を頂きました。
実施スケジュール
リターン品はチャレンジ終了後、準備が整い次第順番に発送させて頂きます。
最後に
我が家にハウルをお迎えする日、車の中で不安そうに鳴いていました。
赤信号で停車する度に『ハウル、大丈夫よ。』と声をかけると、私の目をジーっと見つめ、可愛い声でニャーっと返事をしてくれゴロゴロ喉を鳴らしてくれました。
その姿に
この子を絶対に幸せにしたい!
そう思いました。
目に入れても痛くない程 いとおしい存在です。
これからもずっとずっとそばにいたい。
幸せにしてあげたい。
助けてあげたいです。
私たち夫婦にとって、子供達と同じ位、猫達もかけがいのない存在…家族です。
賛否両論あるとは思いますか どうかあたたかいご支援頂けましたら幸いです。
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そして、私達がFIPについて調べる中で 勇気や希望を頂いたように 私達の記録が 今後FIPで苦しんでいる猫ちゃん飼い主様達のお役に立ちますように…。
早く治療薬が承認され沢山の猫ちゃん達の命が救われる日がきますよう願っております。
長文になりましたが、ご覧頂き感謝致します。
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本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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