初めまして。
わたしたちは“せともの”が生まれた、やきものの産地・愛知県瀬戸市の有志メンバーで構成された「せとひとめぐり実行委員」です。
メンバーは、瀬戸市内で窯元「翠窯」代表の穴山大輔、妻でデザインを担当する穴山文香。
「ゲストハウスますきち」オーナーであり、粘土屋「CONERU nendo shop & space」の副代表の南 慎太郎。瀬戸市を拠点に活動するPRチーム「ヒトツチ」の南 未来。そして、「SETOMONツナグプロジェクト」の尾関真彩です。
全国で深刻な影響を与えている、新型コロナウイルス。
「翠窯」では、2月頃から大規模な陶器イベントが軒並み中止になり、売り上げは8割減。
「ますきち」では、3月頃から宿泊のキャンセルが相次ぎ、3月下旬には休業を決断。
6月に再開したものの、宿泊客はほとんどいない状態が続いています。また、新規事業「CONERU nendo shop & space」も、コロナウイルスの影響で、4月オープンが6月になり、シェア工房をはじめる予定でしたが、その目処も立っていません。
緊急事態宣言の解除で、日常が戻りつつあった矢先、7月に東京で再び感染者が増加し、再び先が見えなくなりました。けれども、この事態を嘆いてばかりもいられません!!!
現状を受け入れ、これからの時代に合わせて、動いていかなければいけません。
そこでわたしたちは、逆に「今だからこそできることはないか?」を考え、動き始めました。
わたしたちが動きはじめたきっかけとなった「せともの祭」。
まずはこちらのご紹介をさせてください。
このお祭りは、毎年9月の第2週の土日に開催される、歴史ある祭典。瀬戸市の中心市街地を流れる、瀬戸川沿いにずらっとお店が並び、約20万人もの人出でにぎわいます。
その歴史は長く、お祭りの出発は磁祖と呼ばれる加藤民吉が祀る「窯神神社」の祭礼にあります。その後、昭和7(1932)年に、産業祭としての意味合いを強め、「瀬戸物祭」へ。
現在に続く、廉売市がはじまりました。戦時中に、一時開催中止になったものの、それ以外で中止になるのは、はじめてのこと。中止が決まってからというもの、信じられない思いで、「誰か何かやらないの?」 という声は、あちこちで聞こえてきました。と同時に、「例年通り店先で廉売市をやるよ」「陶芸家同士でギャラリーを借りて、販売する予定だよ」など、まちのひとたちが独自に動き始めている声も聞こえてきました。
そこで、大きなお祭りは開催できなくとも、まちのみなさんと連携して、何か取り組みができないか? どうしたら実現できるのかを考えはじめるようになったのです。
わたしたちはじっくりと話し合い、たどり着いた答えが、「せともの」はもちろん『せとひと』の出会いを楽しむ「せとひとめぐり」です。
これは、「せともの祭」へのパワーをもてあます、瀬戸市内工房や店舗の職人、店主たちがそれぞれの拠点で、“ちょっと張り切って” 催しものを行う。その拠点をめぐっていただく、という取り組み。
いつもの「せともの祭」であれば、まちをじっくりと知る余裕もありません。
けれど、今回は1人ひとりの出会いを大切にできる。また、毎年「せともの祭」を楽しみに、年に一度の出会いを楽しみにしてくださっている方も、たくさんいらっしゃいます。
次につなげるために、何かできることをしたい。
そのために、ちょっと張り切らせてください!!
HP制作&MAPの情報発信を担当します!
わたしたちは、「第89回せともの祭」が開催される予定だった、9月12日(土)、9月13日(日)の2日間に開催を予定している、瀬戸市内の窯元や陶芸家、あるいは、ギャラリー、飲食店など、みなさんがすでに各地で開催を予定している企画をHPやマップにまとめます。
今後、日常的にも活用できるものにしていきたいと考えています。
瀬戸市内をめぐる仕掛けづくり
わたしたちは、情報発信と、瀬戸市内のあちこちをめぐっていただくにはどうしたらいいか? を考え、町歩きをより楽しんでいただく「はりきりチケット」を発行することにしました。1セット6枚で500円を検討しています。
このチケットは、何かを購入したお店で使えるチケットで、そこの店主やスタッフが“ちょっと張り切って”何かをしてくれる、という愉快な気持ちになれるチケットです。瀬戸の魅力はひとです。そのコミュニケーションのひとつに、利用していただきたいと思っています!
例えば、購入した食べ物にちょっとしたおまけがプラスされたり、店主イチオシの瀬戸のおすすめスポットを紹介したり、そのハリキリぶりは店主によって、お任せなのでお楽しみに。
1.深田 涼 2.梅村商店 3.瀬戸本業窯 4.三峰園窯 5.ギャラリーもゆ 6.様時 7.CONERU nendo shop & space 8.M.M.Yoshihashi 9.和布堂
すでに、賛同をしてくれたメンバーがこれだけいます。
どの方を訪れても、必ずおもしろい。自身を持って、お伝えできるメンバーです。7月27日(月)〜8月2日(日)には、情報掲載の一般募集も予定しています。
・アルコール消毒設置
・マスクをつける
・マスク着用・換気をしっかりする
・密になりそうな場合、店先に旗を立てる!(予定)
こちらの実行を予定しています。
行政や大きな組織では、臨機応変な対応は難しいため、民間だからこそできることは何かを考え、自主自立と臨機応変に動ける瀬戸のみなさんとともに、進んでいきます!!
・HP制作
・Map制作
・運営メンバーの運営費
今回、わたしたちの運営費はクラウドファンディングで集める予定です。
7月は毎週2日以上1〜3時間ほどの会議を重ね、
8月も当日に向けて、日々準備していきます。
みなさんのご協力なくしては、できないこともたくさんあるため、
何卒よろしくお願いいたします!!
今後も使えるようなものにも、資金が想定以上に多く集まった場合は、今後に残していく広報物に対して、よりいいものをつくらせていただきます。
新型コロナウイルスの影響で、これまでの当たり前は当たり前ではなくなりました。できなくなったことも、たくさんあります。でも、そんな中で見つかったことがあります。
それは、人と人との繋がりの強さ。
今あらゆる分野でオンライン化が加速し、すべてがフラットに見えるような気がしています。
家の中ですべてが完結する時代。
それでも誰かと話すにはメールより電話、電話よりビデオ通話。
ゲームはひとりより大勢で。
人は、より温度が感じられるものを求めているのではないでしょうか。
人に会わなくても事足りるけど、でも、人の気配を求めている。
人は、人に会いたいんだと思います。
その思いを、安心できるかたちでつないでいきたい。
そのために、わたしたちは走り続けます。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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