あしなが学生募金は、1969年、2人の学生が交通遺児を支援する募金活動を行ったことからスタートしました。以降支援の幅を広げ、50年にわたり、これまでに延べ11万人の遺児の進学を支援しています。その中で、阪神淡路大震災や東日本大震災での震災遺児への心の支援や、世界最貧とされるサブサハラアフリカの遺児に対する教育支援など様々な取り組みをしてきました。

そして、毎年4月と10月に行われる街頭募金は、今年の4月に記念すべき100回目を 迎える予定でした。しかし、世界中を巻き込む 新型コロナウイルスの脅威から、募金中止という苦渋の決断を強いられることになりました。奨学生は、皆様からの大切なご寄付があるからこそ、大学や専門学校等に進学することができ、学習に励むことができています。そこで今回はオンライン活動であるクラウドファンディングというツールで、募金活動を行うことを決定しました。

クラウドファンディングで、寄付していただいたお金は、一般財団法人あしなが育英会に全額寄付され、遺児たちに奨学金として届けられます。

                                      品川駅での街頭募金の様子

                                   

はじめまして、あしなが学生募金事務局・品川地区の加賀山創と申します。 今年、コロナウイルスによって街頭募金が中止になり、品川・目黒地区を拠点としている私たちにもできることはないだろうか・・・と、頭を悩ませていました。募金が中止になった今でも、学生はアルバイトが休業になったり、シフトが減らされて、十分な収入が得られなくなっています。または、生活環境が変わり十分な保障を受けられず、生活に困窮している大学生や高校生が増えています。そこで、私たちはクラウドファンディングでの募金を通して、困窮している学生たちの支えになりたいと思い、ページを立ち上げました。

前述したように、コロナウイルスの影響であしなが奨学生の中には、学習継続が困難になっている学生がいます。私たちは勉強やアルバイトなどを一生懸命頑張っている学生に、学校を辞めるという選択を取ってほしくないと考えています。それは、「未来への希望を灯したい」親を亡くした学生に、希望の扉を開いてほしい」という強い想いがあるからです。大学や専門学校等で学ぶことは、人生でかけがえのないものとなります。私にはこのような貴重な時間を有意義に過ごし、あしながの奨学生一人一人が社会で強く羽ばたいてほしいという願いがあります。

今回のコロナウイルスの影響を受けて、やはり日本でも所得が減少したという人は多く、保障金が十分でない。休業に追い込まれ、生活が苦しい人。社会全体が麻痺状態で、経済的に苦しい状況にある人が増えています。そこでは、私たちが支援しているような貧困層やひとり親家庭などが最も影響を受けます。つらい状況の今、できることはお互いに助け合っていくことです。皆様のご寄付によって、学生の夢や希望をサポートできます!
私は街頭募金活動で”社会を変えることができる”と考えています。皆様からの大切なご寄付はオンラインという形式ではありますが、想いをいっしょに載せてその恩を後輩へ送っていきます。皆様からの大切なご寄付はオンラインという形式になりましたが、感謝の気持ちを決して忘れません。皆様から頂いた恩を後輩へと恩送りができるような人間になりたいと考えています。目標や夢に向かって、一生懸命努力している彼らをサポートしてください。

ご協力よろしくお願い致します。

                    街頭募金の様子 

あしなが育英会の調査によると、遺児家庭の平均月収は14万6,380円(*1)となっており、生活保護受給率は12.8%(*2)に及びます。奨学金なしでは大学・専門学校の学費を捻出できる水準には到底達していません。

(*1)2018年奨学生家庭の生活と教育にかんする実態調査

(主査・副田 義也=筑波大学名誉教授・社会学)

(*2)生活保護の被保護者調査(平成30年7月分概数厚生労働省)

そのため多くの遺児学生たちは、学費を奨学金で、生活費をアルバイト代で賄っています。しかし、学生のアルバイトはそのほとんどが接客業です。昨今の情勢のなかでアルバイトのシフトが日に日に削られ、思うように生活費を稼ぐことができなくなっています。さらに、街頭募金の中止により奨学金の資金源確保にすら暗雲が立ち込めており、遺児学生とそのご家庭の多くが、並々ならぬ不安感を抱えながら日々を過ごしている状況です。

本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます。

※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります

<All-in方式で実施します。>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

 一般財団法人あしなが育英会より、年間活動報告書と受領証明書を発送いたします。(どちらも2021年2~3月頃に郵送にてお送りします)

あしなが育英会公式サイトより継続寄付者になってくださる方には活動報告書のほか、寄付種別に合わせて、奨学生から手書きのハガキ(年1~2回)、アフリカのウガンダ共和国であしながの支援を受ける子どもたちからのカード(年1回)、機関紙などをお送りしております。

50年の歴史を持つ遺児支援のための募金運動団体で、学生だけで運営されています。毎年春と秋の4日間、全国約200か所で実施している街頭募金活動では、毎回のべ1万人のボランティアスタッフの参加があり、年間約2億5千万円の寄付を募っています。募金はすべて一般財団法人あしなが育英会へ寄付し、あしなが育英会の奨学金事業(国内奨学生事業・AAI事業)のために使われています。


ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/


病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働けない家庭の子どもたちを支えている非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。あしなが育英会の奨学金によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga.org/

昨年の目黒駅での募金活動

病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働けない家庭の子どもたちを支えている非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。あしなが育英会の奨学金によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。

ウェブサイトはこちら:https://camp-fire.jp/goodmorning/channels/ashinaga





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