はじめに・ご挨拶
はじめまして。FAIRWEAVEのHo Chomnab (ホー・チョムナム)と申します。
カンボジア にて、ゴールデンシルクを使用し、家庭向けの幅広いテキスタイル商品を作っています。
FAIRWEAVEホームページ (https://www.fairweave.com/)
※Chomnab (左から3人目)とチームメンバー
FAIRWEAVEを設立した理由
私は5年間、ゴールデンシルクの生産者と地元の手織物職人に対して、養蚕業や染め物、手織り技術のトレーニングを行なっていました。
その際に、農村地に住み、貧困に苦しむたくさんの女性に出会いました。
農村地の女性は小学校3、4年生あたりまでしか教育を受けることができておらず、
言葉の読み書きも不十分であるために、雇用の機会が非常に制限されています。
(就業できても月150$程度)
マニュアルが読めない、報告書が書けない、そのような理由で彼女らは雇用の機会を多く失っています。
その結果、雇用の機会を得られない=自分のこどもに対して教育を受けさせてあげることができない
このような負のサイクルがカンボジアではいまだに多く存在しているのです。
しかし、農村地では非常に古くから手織り物を製造しており、彼女たちは両親から伝統を受け継いだ、高い手織り技術を持っています。
そこで、カンボジア のシルクを使った織物を生産し、販売することで、農村地の女性たちに対して安定した雇用の提供を行なっていきたいと考え、FAIRWEAVEを設立いたしました。
FAIRWEAVEでは、現在約40名ほどの農村地の女性を雇用しています。
FAIRWEAVEの現状
カンボジア はコロナウイルスの影響により、観光客が激減しています。
(カンボジア観光省によると4月の同国訪問者はわずか4841人と、前年同月比で99%減)
FAIRWEAVEの商品の大半は、スーベニアショップで販売していることから、
大きな影響を受けており、売り上げは約95%減となってしまいました。(対前年同月)
一番の売り上げをあげていたスーベニアショップも現在休業せざるを得ない状況となっています。
(https://www.cambodiancreations.com/)
空港でも取り扱っていただいておりましたが、飛行機もほとんど飛んでいないため、
現在、売り上げはほとんどありません。
コロナウイルスが流行する前では農村地の女性に対して、1人あたり約400$/月の商品オーダー費を支払うことができていましたが、現在は、商品が売れないためオーダーをすることができなくなってしまいました。
このプロジェクトで実現したいこと
コロナ影響に負けず、農村地の女性の雇用を守りたい!
今回のプロジェクトで、支援いただくことでリターン品を農村地の女性に作っていただき、
雇用を継続させていきたいと考えています。
農村地の女性の雇用を継続するために皆様のお力をお貸しいただけませんでしょうか。
資金の使い道
・農村地の女性への商品オーダー費
・職場スタッフへの仕事と賃金
・手数料
実施スケジュール
2020年10月〜11月 リターン品お届け
商品はカンボジア 日本のボランティアスタッフに発送後、検品の上、
支援者さまに発送させていただきます。
そのため、リターン品のお届けまで少しお時間を頂戴いたします。
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターンについて
農村地の女性が1から手作業で作成したシルク、コットン製品をお届けさせていただきます。
最後に
いただいたご支援は、農村地の女性たちに還元され、女性たちの家族の生活をサポートすることにつながります。
今後も、より多くの女性たちにプロダクトの質や生産性を向上するためのトレーニングを提供し、彼女たちが経済的に自立できるように仕組みを作ります。
今回のクラウドファンディングでは、ご支援いただいた方々に女性たちが心を込めて作った製品をお届けします。
どうぞご支援をよろしくお願いいたします。
【追記8/2】
以前、カンボジア の社会課題解決も目標に活動しているソーシャルマッチ(https://socialmatch.co.jp/)のCEO原畑さんにインタビューしていただいた動画になります。団体の思い、目標等をお伝えしていますのでよろしければご覧ください。
※こちらの文章は、日本人ボランティアスタッフが作成しております。
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