初めまして、様々な地域を取材しその場所の群像模様を題材に絵画を描き続けている画家の海野 良太と申します。これまでに、東京の椿山荘や日本橋、札幌、そして海外ではアメリカやブラジル、香港などを描いてきました。
今回は、自分が居住する墨田の街をベースに、現在生きる人々の模様を描きたいと思っています!

   




● みんなで作る絵画を描きたい!●
今回のプロジェクトでは賛同してくださった支援者様に多く作品内に出演して頂くことで出来上がっていく絵画を描きたいと思っています。墨田に在住在勤の方ばかりでなく、どなたでも出演していただけます。出演の形は様々で、本人のキャラクターを生かした肖像や動物に喩えたもの、自身のお家や自分やお店を街の中に描いたりと、メールにてインタビューをおこない自由な発想で決めていきます。


作品完成図イメージ

※参考作品「札幌Life」札幌の街を歩き、取材しながらその日ごとに出会った方や出来事、印象的なお店や風景を描き足して出来上がった作品。今回のプロジェクトではH1mxW4mの画面に、参考作品の様に上下左右画面を足して描いていきます。


● 公開制作 ●
今回のクラウドファンディング期間中は、すみだ向島EXPO2020」https://sumidaexpo.com に参加します。そこで自分が制作活動を行っているスタジオを開放し訪れてくださった方たちとお話をして、その都度作品に取り入れて行きたいと思います。
※現地に来られない方もメールでのインタビューによって作品内には参加して頂けます


● より多くの目線で墨田らしさを表現したい!●
普段の制作は主に自分一人の目線で表現してきました。今回はお仕事で墨田の街づくりに関わっている区役所の職員の方々にもインタビューをおこない、より深く墨田らしさ、見所、人間模様を表現しようと思います。


● 公共の場で展示したい ●
作品の完成後は様々な方が触れることのできる公共の場所で展示し、その作品の前で自分探しをしたり、その世界の中の多様な人間模様の観察をしたりして、作品とより密接にコミュニケートをする場にしたいです。
そしてその中で繋がる群衆の中の個、みんなの中の自分、を感じて欲しいです。




私は普段の制作で群衆を描く際、人と人とが接することで生まれるそれぞれのドラマを絵画の中に集積し表現しています。しかしコロナの流行によりそういった人々のドラマは格段に減りました。日々の暮らしでは人々の井戸端会議も減り、家に籠るようになり、他人のちょっとした仕草も気にしてしまう、何か緊張感のある街の雰囲気となっています。

そのような情況で、人と人との関わりを描いてきた自分に何かできることはないのかと考え「そうだ、自分の絵で人と人をつないでドラマを作ればいいんだ!」と思うようになりました。

そしてなぜ墨田なのか?

今は墨田区の向島地域に住んでいます。ここは長屋が多く昔ながらの商店街もあり、古き良き風景が残る場所です。
戦中の空襲から守り抜いた長屋が多く残る地域で、古くからの家屋がひしめき合っており、それが人と人との距離感をとても近くしています。

とある板金屋さんを訪れた日は、
「ちょっと待ってろ今いいところだから!」
とTVの競馬中継に夢中な主人を目の当たりにして、お客ではない、隣人なんだなと、感じる一コマがありました。

去年の台風の雨の中、徒歩で作品を運んでいたら軽トラのお兄さんが
「こんな中危ないよ!俺が運んであげるよ!」と声を掛けてきて、
「ありがとうございます。」
とお礼を言ったら
「何言ってんだよ、同じ街の人間じゃないかよ。」とまるで 
ドラマみたいな人でした。また、何をふってものってくれるたこ焼きやさんの元気な女性がいたり、居酒屋に行けば、個性的な店主やお話し好きの他のお客さんに漏れなく話しかけられ、本場の下町ハイボールで盛り上がったりと、本当に壁のない人付き合いのある温かい雰囲気の場所です。


しかし、今回コロナの流行により三密という言葉が生まれ、むしろ人といることが悪いことのように感じます。そしていつの間にか他人との距離を警戒せざるを得ない社会となってしまいました。
しかしそんな中だからこそ気付けた周りの人との繋がりがあります。

人と喋りたい、会いたい。

家族や友人や同僚など、周りに人がいるから自分がいる…そんな日常をあらためて感じて頂ければと願っています。私の描く風俗画の根底に流れている大切なものです。
自分にとっての墨田を題材として表現することで、一人一人に大切なコミュニティーや人とのつながりを感じるものにしたいです。




<近年の画歴>
静岡県静岡市生まれ
東京芸術大学 美術学部 日本画科卒業

2019  "Manner of Irony" s+arts(東京)
    Art Fair Tokyo 2019 S+arts Gallery(東京)
2018 ART CENTRAL Hong Kong, Art Projects Gallery(香港)
   "Visual Diaries of the Floating World II" Art Projects Gallery(香港)
2017 さっぽろアートステージ2017(北海道)
2016  Pulse Miami, Blachship Gallery(マイアミ)


私は様々な場所に滞在し、そこで出会った人々とコミュニケーションをとりながら取材し、その地に住む人々の生活や生き物の様子を表現する現代版風俗画を描いています。普段見過ごしてしまう些細な感情や心の機微を捉えた自分の作品を通して共感し、それがコミュニケーションの場になって欲しいと思い制作しています。その表現のツールとして大事にしている"笑い"の要素を根底に織り込むことで、より作品と観客との距離を縮めていきます。

普段のアートワークにおいては注文制作の機会が多く、発注者の思いや好みなどをヒアリングし、そこからアイデアや構図を決めていきます。「どういったモチーフが喜ばれるだろうか」とか、「このような表現ならば笑っていただけるだろうか」などと考えながらまるで会話をする様に作品が仕上がっていきます。

作中には、それぞれ取材中に知り合った人々や出来事などを実際に取り込んでいきます。そうすることで、絵を見てくださる方々により身近なものとして楽しんでいただけるよう願い制作しています。


「Hongkong life」   H160xW280cm 2018

香港島をメインに描いた作品。高い建物と看板だらけのここでは、見上げた時に見える無数のマンションの窓やベランダが、住んでいる人々の様々な生活模様を想像させてくれました。 

    「Miami Life」 H140x210cm   2016

マイアミビーチを描いた作品。毎日がバカンスの様な場所。
とにかく会う人会う人みんな陽気で、元気な作品に仕上がりました。


「ニコニコ超会議を超描いてみた」 H160xW630cm   2017

株式会社ドワンゴのイベント、ニコニコ超会議を描いた受注制作。
端から端までイベントで埋め尽くされたこの作品には多くの人間模様を盛り込み自身最大サイズのものとなりました。



       本作品制作での画材、人件費などに約60万円、

       制作のための取材費用約10万円

       記録用動画制作費約10万円

       リターン制作費用15万円

       その他設置費用やcampfire手数料17%などに使わせて頂きます。

       ※制作のための画材購入や動画の撮影編集など、全て地元の方に依頼をしています。


      9月11日     クラウドファンディングスタート
         同日すみだEXPO2020開催とともに作品制作をスタート
            クラウドファンディング中は公開制作をし、支援者の方や出会った方を作品に反映しま        す。

           10月  クラウドファンディング終了後、引き続き支援者の方からのアイデアを元に制作

2021年2月  作品完成

           3月  実際に皆様に作品に触れて頂けるような場を設け、作品を展示



墨田に住んで4年、まだまだ知らないことは多いですが、住むほどに情に篤い人との出会いがあり、歩くたびに歴史を感じる魅力的な風景を発見します。この街には数多くの歴史や文化、そして様々な生活者の想いが溢れています。コロナ禍の中、そのような苦境に屈することなく助け合い支え合って生きている今の人たちの姿を、未来の記憶として残したいと考えています。2020年、新型コロナに見舞われた年の記憶として、墨田の現代風俗画を描きたい。より多くの方々に参加して頂き、墨田にゆかりのある方もまだない方も、墨田の絵の中で人と人との繋がりを改めて感じ合うことのできるような作品を制作したいと考えています。どうぞ宜しくお願いいたします。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届いたします。


  • 2020/09/17 17:52

    昨日、皆様の多大なる応援のおかげで、早くも目標金額「120万円」を達成することができました。本当に多くのご支援、シェアなどご協力等、誠にありがとうございました!まだまだクラウドファンディングは続きます。ネクストチャレンジとして支援人者数200人を目指したいと思います!より多くの人に参加して頂き...

  • 2020/09/15 18:59

    大変多くのご支援ありがとうございます!毎日少しづつ支援者の方々を本作に登場させて頂いております!今日はスタジオを訪問してくれた方と、参加する場所について相談していました。居酒屋でラムコークを呑んでるシーンで決定いたしました!

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