初めまして。東京都北区にある、ワケあり食品専門店「エコロマルシェ」の尾形祐介(おがたゆうすけ)と申します。


【自己紹介】

ワケあり食品専門店「エコロマルシェ」オーナー

大学時代アメリカンフットボール主将。卒業後、サラリーマン時代にスキューバダイビングと出会い、その素晴らしさに魅了されインストラクターライセンス取得。パラオ共和国にて現地ガイドとして約7年間勤務。帰国後も海に携わりたいという想いからクルーズ会社にて船上パーティーのコーディネートや運航に従事。系列のレストランやケータリング事業にも携わり、毎日のように食べ残しの料理を捨てる光景を目の当たりにし食品ロス問題に関心を持つ。「このままでは日本はダメになってしまう」との危機感から、2019年に独立開業を決断し同年11月にエコロマルシェをオープン、現在に至る。



【ご挨拶】

 当店は、まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食品や飲料を何とか廃棄せずに再流通させる事を目指して2019年11月にオープンしました。

 オープン以来少しずつ応援してくださるお客様が増え、テレビや新聞で紹介していただいた事もあってか、おかげさまで順調に売り上げを伸ばしていましたが、コロナウィルス感染拡大の影響で5月以降の売り上げが激減してから現在に至るまで復調の兆しが見えず、一気に存続が危ぶまれる状況に陥ってしまいました。

 しかし、ここで食品ロス削減の活動をやめる訳にはいきません。何とかして継続の道を切り拓くべく、クラウドファンディングに挑戦する事を決意しました。



 なぜ私がエコロマルシェを開店しようと思ったのかという事をお話しします。

 開店のきっかけは、元々私自身が食品を捨てる側の人間であった事にあります。以前、船上パーティーやレストラン、ケータリングに携わっていた頃は毎日当たり前のように料理の食べ残しを捨てていました。

 親しい友達同士での宴会などでは食べ残しはそれほど多くありませんでしたが、賀詞交歓会や異業種交流会などフォーマルなパーティーになるほど皆様遠慮がちになるため、相当な量の料理が残る事が多く、中には全く手を付けられないまま捨ててしまうケースも頻繁にありました。

 数年間は、ただ単純に「もったいないなぁ」と思っていただけでしたが、時が経つにつれて「本当にこんな事をしていて良いのだろうか?」と、次第に疑問を持つようになりました。世界中には飢餓に苦しむ人々が多いうえに、身近な国内でも飢餓とまではいかないまでも、いわゆる貧困層と呼ばれる、支援を必要としている人々が多く存在する一方で、自分はまだ食べられる食品を毎日どんどん捨てている現実があったのです。

 こんな事をずっと続けていたら、自分は、日本は、将来ダメになってしまうかもしれない   

 約10年間捨て続けた結果、こんな危機感を持つようになったのです。こうなると、どうにかして食品を救う側の人間になりたいという想いを具体的な行動に移すため、「自分にできる事は何か」「独りでも始められる事は何か」を模索し始めました。

 世間では、調理済みの料理の売れ残りを販売するアプリなども存在しますが、アプリの開発となると独りでスタートを切るには自分にとってなかなかハードルが高いものです。また、調理済みという事は傷んでしまうまで時間との戦いであり、売れずに結局廃棄する事になる可能性もあります。

 一方、賞味期限切れをはじめとした様々な加工食品などの廃棄を食い止め、販売する事なら独りでもできるのではないかと考え、独立開業して店舗を構える事にしました。



 次に、エコロマルシェとはどんな店なのかをご説明します。



 スーパーやコンビニなどの通常の小売店とは違い、食品ロス削減に特化した「ワケあり食品専門店」として、様々な理由で廃棄を余儀なくされる商品を買い取り、または引き取り、それらを再流通させる事を目的としています。言うまでもない事ですが、当然まだ食べられるのが大前提です。

 またお客様にとっては、スーパーやコンビニなどよりも安価で商品を買えるだけでなく、買う事が社会貢献に繋がるという、一石二鳥の店でもあります。 

 店舗で販売している商品の主なワケあり理由は以下の通りです。



 このような商品を中心に販売しているのですが、中には「食品ロス削減には賛成だけど、賞味期限切れは食べたくない」というお客様もいらっしゃるかもしれませんので、以下のポスターを掲示して、値札の色を区別して分かりやすくしています。



 このようにして、あらゆるお客様に安心してお買い物をしていただけるように心がけています。それと同時に、賞味期限が切れてもまだ食べられる根拠として以下のポスターも掲示して、ご納得いただけるようにしています。



 では、そもそも賞味期限切れを販売すること自体は法的に問題ないのだろうか?という疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、これについては某弁護士から「食品衛生法などでは健康に害を及ぼす可能性のある商品を販売する行為は禁じているものの、賞味期限切れの商品を販売する事自体は違法ではない。」との見解が示されています。

 つまり、消費期限切れなど、品質が急速に劣化する恐れのある商品を販売する事は法律に抵触する可能性があるが、賞味期限切れ商品の販売については問題ないのです。

 それなら、賞味期限と消費期限はどう違うのか?という話になってしまいますが、これもお客様にわかりやすいようにポスターを掲示しています。



 わかりやすく図で示すと次のようなイメージです。





 事前にチラシを配布していた事やオープニングセールで目玉商品を取りそろえた事もあり、開店日はレジに長い行列ができるほど大勢のお客様にご来店いただきました!5kgのお米などは山積みしていたのですが、みるみる間に減っていき、初日の売り上げは想定を大幅に上回る結果となりました。

 その後も、食品ロス削減にご賛同いただき積極的にご来店くださるお客様、単純に安くてお得にお買い物ができると喜んでくださる方など、非常に多くのお客様に応援していただけるようになり、好調な滑り出しでした。

 また、テレビ番組で取り上げていただいたり、某新聞の社説でもご紹介いただいた影響もあってか、近隣の企業様からは、災害備蓄品の入れ替えの際に期限切れの保存食をご提供いただけるようになりましたし、フランチャイズ加盟店になりたいというご希望も複数ありました。その他にも出店依頼や取引希望のお問い合わせが次々に舞い込み、毎月順調に売り上げが伸びていきました。新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が出るまでは・・・。




 コロナショックについては後ほどお伝えするとして、続いては食品ロス削減への取り組みについてのお話です。

 オープン以来、単独で食品ロス削減に向けた活動をしていましたが、やはり個人の力ではせいぜい近場に働きかけるのがやっとでした。当然「点」で活動するより「面」での活動の方がより効率的である事は明らかなので、力を合わせて取り組める仲間探しをする事にしました。ネットやSNSで同じような活動の情報発信をしている方々を探し出してはアプローチし、自分の想いを伝えていくうちに、少しずつ共感してくださる方が表れ始め、ついにはチームを組んで、スーパーや問屋・メーカーなどに働きかけ、廃棄する商品を引き取り、再流通させる活動を広げようという事になりました。

 この取り組みを「フードリカバリープロジェクト」を名付け、埼玉に本部を、東京・大阪に支部を設置して活動を始める事になりました。





 小さなスタートではありましたが、地道に呼びかけを繰り返していくにつれて、フードリカバリープロジェクトに対して、ご賛同・ご協力してくださる商社・問屋・スーパー・メーカーなどの食品関連企業が少しずつ増え始め、最近では大手企業からもお声がけいただけるようになってきました。

 それぞれの企業が単独で取り組むより、手を取り合いチームとして取り組むと何倍もの力になる事をひしひしと実感させていただいています。何とかして今後もこの輪を拡げていきたいと思っています!

 また、食品関連事業者だけではなく、一般企業・商業施設・ビルなどの災害備蓄品の廃棄も見過ごす訳にはいきませんので、備蓄品入れ替えの際に期限切れの引き取りも進めていく事にしました。




 新型コロナウィルス感染拡大は多方面に渡って大きなダメージを与えていますが、当店も例外ではなく、とてつもない大打撃を受けてしまいました。発生当初、食料品店は飲食店や旅行業と違って多少の影響を受ける程度と想像していましたが、それは大きな間違いであり、スーパーのような品揃えではないせいなのか、またはコンビニのような万能な便利さではないせいなのか、当店のような小規模店舗では みるみるうちに売り上げが激減していきました。

 売り上げが激減した理由を挙げるとしたら、次のような事が考えられます。


・外出を極力控えている。

・できるだけ一箇所で買い物を済ませる。(スーパーなど品揃え豊富な店にて)

・今まで店外に陳列していた商品を衛生的な観点から出せなくなり、通行人から見て目立たなくなった。

・駅前店舗のため、テレワーク実施による通勤客が減った。

・通勤している人々も下車後は寄り道をせず帰宅している。


 この他にも様々な要因が重なった結果だと思いますが、いずれにしても何らかの対策を練らなければなりません。当店は11月オープンですので前年同期比は算出できないのですが、今年4月と比較すると、5月以降は7~8割減が続いており、家賃を捻出する事さえできなくなっています。また、政府の持続化給付金や家賃支援給付金は給付条件を満たさないために受給できませんでした。

 このままではあと何ヶ月持ちこたえられるかがわかりません。恐らく近いうちに閉店せざるを得なくなると思います。そのため、何とかしてこの危機を乗り切る手段の一つとして、このクラウドファンディングでご支援をお願いする事にしました。

 コロナショック前までせっかく軌道に乗りかけていた、この食品ロス削減の活動をここで諦める訳にはいきません。是非ともご支援、ご協力をお願いいたします!



 リターンは当店の商品の詰め合わせをお送りいたします。

 ワケあり品というのは、同じ商品を定期的に仕入れられる訳ではないので、具体的な内容物は仕入れ状況によって変わります。そのため、お菓子に限定した「お菓子詰め合わせ」、カップ麺やレトルト食品、ドリンクなども含めた「食品全般詰め合わせ」、賞味期限切れ商品には抵抗のある方に向けて、「賞味期限切れ品なし詰め合わせ」などに分類したリターンを金額別にご用意いたします。

 賞味期限切れ商品は安全に食べられる事を確認していますので、ご安心ください。

 その他、お名前を1年間、当店ホームページに掲載、店内にも掲示(プライバシー保護の観点から、ニックネームでの掲示や辞退も可能です。)させていただいたり、SNSなどの情報拡散・宣伝のお手伝い、さらには開業をお考えの方向けに開業準備のお手伝いなどのプランをご用意しました。

 オリジナル商品などを持っていないのでお気に召すリターン内容があるかが気になるところではありますが、それでもご支援くださった方には、せめて精一杯感謝の気持ちをを込めたお礼をしたいと思っています!



リターンの商品代、送料、店舗運営資金に充てさせていただきます。

スケジュールにつきましては、商品を入荷しましたら順次発送いたします。ワケあり品は毎日潤沢に入荷できるわけではありませんので、発送まで数週間頂戴する場合がございます。



 最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

 繰り返しになりますが、食品ロス削減の活動を今ここでやめる訳にはいきません。世界各国がSDGsでも掲げているように、「2030年までに食品ロスを半減させる」という目標を達成するためには、活動を加速することはあっても、立ち止まる事はあってはならないのです。

 オープン以来、大量の賞味期限切れをはじめとしたワケあり食品を扱ってきましたが、おかげさまで未だかつて一度たりとも、一品たりとも廃棄を出す事なくお客様の手に渡っています。

 これからも「棄てない闘い」を続けられるよう、皆様のお力を貸してください!よろしくお願いいたします!


  • 2020/11/23 18:56

    こんにちは!今回は、活動報告とは少し離れてしまいますが、明後日11月25日(水)23時よりBS-TBS「スイモクチャンネル」にて、エコマル(エコロマルシェ)が紹介されます!私も完成映像を観ていませんのでどの程度映るのかわかりませんが、先日、女子アナさんがエコマルでショッピングする映像の撮影を行...

  • 2020/11/20 13:05

    こんにちは!ワケあり食品専門店エコロマルシェの尾形です。改めまして、この度はクラウドファンディングへのご支援、誠にありがとうございました。既に一斉送信メールは数日前に送らせていただきましたが、個別のサンクスメールにつきましては順番にお送りしておりますので、まだ届いていない方は恐れ入りますがもう...

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