はじめまして、今回プロジェクトを計画しました、齋藤と加藤と申します。
私達2名は現在、<ダークツーリズムを中心とする旅行会社の設立>に向けて準備をしております。
その先駆けとして、国内の「悲しみの歴史」を取り上げようと、長崎・五島列島での潜伏キリシタンや原爆投下の歴史をテーマにプロジェクトの慣行を決めました。
メンバーのプロフィール
●齋藤美桜(さいとう みお)
1991年5月7日生まれ
2014 武蔵大学人文学部卒。
添乗員(ツアーコンダクター)、観光業での勤務を経て、現在日本福祉大学にて社会福祉学を学ぶ。
添乗員として日本各地を回った経験から、歴史の裏に目を向ける意義を感じ、今回のプロジェクトを立ち上げました。
●加藤七生(かとう ななみ)
1991年4月7日生まれ
2014年 明治学院大学国際学部卒。
地方新聞社(記者)、国際協力団体(調査員)での勤務を経て、現在英国リーズ大学にて開発学を学ぶ。
これまで培った取材力と情報収集力で、ダークツーリズムの視点から長崎の歴史をお伝えしたいと思います。
ダークツーリズムとは
別名「悲しみのツーリズム」とも呼ばれ、戦争、災害、虐殺、貧困、核など人類が起こした悲劇を象徴する建物や地域を訪れる旅行のことを言います。
有名なスポット
海外ではアウシュビッツ強制収容所やチェルノブイリ原発、国内では広島の原爆ドームや沖縄のひめゆりの塔などが注目されています。
ダークツーリズムの目的
娯楽性のある一般的な旅行とは一味違い、「闇」が生まれた背景を改めて考え深く理解し、現代の世界平和や環境保全につなげることがダークツーリズムの目的です。
プロジェクト内容
「長崎の悲しみの歴史:潜伏キリシタン史と戦争被害」についての本の出版。
このプロジェクトでは、長崎県の潜伏キリシタンや原爆投下に関する地域に赴き、その歴史や現在の姿を写真と文章でまとめた書籍を出版します。
2018年に世界遺産に登録された長崎県の「潜伏キリシタン関連遺産」を回り、書籍の出版を通じて、長い禁教の中で信仰を守り抜いてきた日本のキリスト教徒達の足跡を巡ります。
長崎市、五島列島、平戸など県内各地の歴史ある教会や殉教の地、博物館などを訪れ、潜伏キリシタンの弾圧や迫害の歴史をまとめます。
また、戦後75年の今、平和学の一環として、長崎の原爆資料館や平和記念碑なども取材し、長崎の「悲しみ」への理解を深めることを目的とします。
これを機にたくさんの人々にダークツーリズムを知っていただきたいと思っております。
禁教の時代、自らの命を賭して信仰を守る抜いた人々はどんな信念をもち、いかに弾圧と向き合い、闘いながら暮らしていたのか。
島嶼部(とうしょぶ)の人口減少にともなって信徒の数も減っている今、大切な国の資産として潜伏キリシタンの歴史を繋ぐため、集落跡や教会、殉教地などを取材し資料としてまとめたいと考えています。
一人一人がこの遺産の価値と意義を考えるきっかけになれば幸いです。
実施日時
2020年9月14日〜17日予定
※コロナの状況や悪天候により日にちが変更になる場合があります。
取材地域
長崎県平戸市、五島列島、長崎市 他
今回は特に、内地における迫害の激化に伴う移住先である五島列島にスポットを当て、かつて日本で250年間も行われた、信徒への迫害や弾圧、反乱や鎮圧、改宗をめぐる軋轢といった、いわゆる負の歴史の物語をつづります。
支援金の使い道
■書籍製作・流通諸経費
60頁×200部=334,985円の一部として
カラーページ有り・流通有り
2021年2月発行予定
■クラウドファンディング手数料・消費税
リターンについて
ご支援いただいた方全員に心を込めたお礼メールと月に毎月25日に「活動報告書(PDF形式)」(※書籍の発行をもって終了)をお送りいたします。
その他たくさんのリターンをご用意しましたので是非ご覧ください。
例 :
3,000円 オリジナル卓上カレンダー
5,000円 オリジナルポストカード3枚
8,000円 オリジナルミニ写真集
12,000円 お名前を掲載した書籍1冊
など
このプロジェクトに少しでも興味がありましたら、どうぞ、ご支援をよろしくお願いします。
本プロジェクトは<All-or-Nothing方式>で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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