◆ はじめに・ご挨拶

清流の国として知られる岐阜県の東部、中津川市で「恵那山」という酒を造る「はざま酒造」の杜氏 岩ヶ谷 雄之と申します。

私たち「はざま酒造」は1892年に創業。前身の志水屋時代を含めると200年以上に渡り中山道・中津川宿にて酒造りを行っております。

クラウドファンディングは今回が2回目の挑戦となりますが、はじめての挑戦ではなんと267名もの方にご支援をいただきました。誠にありがとうございました。

「感謝の意味を込めて」というほどの事でもないですが、私自身以前から挑戦したかった「鮮度にこだわる」。こちらをテーマにしたお酒を皆様に楽しんでいただけたらと思い、2回目のチャレンジをさせていただきました。




◆ 恵那山 純米大吟醸 CHEERS (チアーズ) シリーズ

私ども「はざま酒造」では新型コロナ禍での先のみえない今の状況に関して、少しでもお役に立てないかと、「乾杯」という意味の他にも「応援」という意味を持つ「CHEERS(チアーズ)」という名前をお酒に付けた「恵那山 純米大吟醸 CHEERS」シリーズを発売。 今までに「新酒」と「おりがらみ」を発売し、好評をいただいております。

チアーズシリーズは年間で以下の8種類

① しぼりたて新酒・生酒 /完売
② おりがらみ生・生酒 /完売
③ ひだほまれ無濾過生・生酒 
/2021年4月発売予定
④ 山田錦 LB・火入れ 
/2021年5月発売予定
⑤ 富山五百万石・火入れ(local酒米)
/2021年6月発売予定
⑥ 滋賀山田錦・火入れ(local酒米)
/2021年7月発売予定
⑦ 長野美山錦・火入れ(local酒米)
/2021年7月発売予定
⑧ 岐阜ひだほまれ・火入れ(local酒米)
/2021年8月発売予定


◆ 搾りから7日以内に蔵元を発送するCHEERS 7Seven ~ チアーズセブン ~

そして、このチアーズシリーズのサブブランドとして、「CHEERS 7 Seven」をクラウドファンディング向けに造ることにしました。

この「7Seven」は「恵那山純米大吟醸 CHEERS」を搾ってから生酒の状態で可能な限り早く、最長でも7日までに蔵を発送し、本当の意味での「搾りたて」に近いお酒を皆様に味わって頂こうというコンセプトです。

これは、皆さまと直接つながることができるクラウドファンディングだからこそ可能になるお酒です。

もちろん「フレッシュ」さを追求することだけが、お酒のすべてではないことは重々承知していますが、「搾りたて7日以内に蔵元直送するお酒」が皆様のお酒の楽しみ方の選択肢、経験の一つとなればいいなと思っています。


CHEERS 7Sevenを造る銘柄はチアーズシリーズの中の⑤~⑧の4種類となります。


この4種のお酒は通常のCHEERSでは「火入れ」をして出荷するお酒。しかし火入れをすると「火冷め香」が落ち着くまでには早くても1か月くらいはかかり、出荷できるのはそのあとです。

一方、7Sevenは生酒のため搾ってすぐに出荷することが可能。つまり通常の火入れver.が市場に出回るよりもずっと早くに楽しんでいただけることになります。


◆ リターンのご紹介

1. 恵那山 純米大吟醸 CHEERS 7Seven セット /  14,000円

・CHEERS 7Seven 富山五百万石 生 720ml 
 1本(5月10日頃搾り予定)

・CHEERS 7Seven 滋賀山田錦 生 720ml 
 1本(5月下旬搾り予定)

・CHEERS 7Seven 長野美山錦 生 720ml 
 1本(6月中旬搾り予定)

・CHEERS 7Seven 岐阜ひだほまれ 生 720ml 
 1本(6月下旬搾り予定)  

私、岩ヶ谷もはじめて醸造する岐阜県と隣接する近隣県の酒米を使用したCHEERSです。
上記を搾ってから7日以内にそれぞれ発送いたします。カッコ内の時期はおおよその搾り時期ですが、発酵の状況により前後する場合があります。あらかじめご承知おきください。


富山五百万石








滋賀山田錦

長野美山錦

岐阜ひだほまれ


*ラベルは開発中のイメージです。色は変更になる場合があります。


◆ 最後に

現在、我々はざま酒造は私と二人の蔵人で酒造りを行い、生産量は300石(一升瓶30000本)とかなり小さな蔵です。

はじめにも申し上げた通り、コロナ禍になってから1年がたちますが、いまだ収束の兆しはみえず、飲食業を多くの得意先にもつ我々日本酒業界の置かれている状況は決していいとは言えません。ただ「こんな時だからこそ」と「酒屋さん」「飲食店さん」「消費者の方」を応援する恵那山CHEERSを発売し 、おかげさまで第一弾、第二弾とも好評のうちに完売しました。

今回はそのCHEERSシリーズをアレンジし、「家呑み」される方のお家のテーブルにはいつもとは少し違ったコンセプトのフレッシュなお酒があり、美味しいお食事に彩りを添えられたらと思っております。


ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。



以下、はざま酒造をご存じでない方のために簡単に紹介をさせていただきます。


はざま酒造と恵那山

中山道45番目の宿場町・中津川宿の街道沿いの蔵。


はざま酒造が蔵を構える岐阜県中津川の市街地を見守るようにして恵那山(えなさん)が屹立しています。恵那山は、中央アルプスの最南端の標高2,191 mの山で、日本百名山及び新・花の百名山に選定されています。
古くは胞山、胞衣山とも書かれ、これは、日本神話において伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美命(イザナミ)が、最高神とされる天照大御神(アマテラスオオミカミ)を生んだ際の胞衣(えな ※胎盤)が山頂に納められているとの伝承によります。 日本最古の歴史書である古事記や日本書紀でも日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が登拝したことが書かれており、多くの伝承を持つ霊山として知られています。 山頂には恵那神社の奥宮があり、この神社には伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)が主祭神として祀られています。

はざま酒造では、この恵那山の伏流水を仕込み水に使います。そしてその清らかな水のごとく澄んだ酒を目指し、酒の名を「恵那山」と名付けました。恵那神社の宮司に名前の使用を求めたところ、快諾とともに「恵那山の 水にて醸す 此の酒を 酌みて我が世は 楽しかりけり」との歌を拝領しました。

            




お酒へのこだわり

「最高の日本酒を世界中の人々へ」

「お米の旨味と甘みをもちならがらも恵那山の澄んだ水のごとく軽やかな飲み口」

私がこの蔵の造りを任されてから目指したのはこの二つのことです。ですから「はざま酒造」の酒造りでは醸造用アルコールは使用していません。いわゆる「純米蔵」です。さらに私どもが使うお米はすべてが精米歩合60%以下、つまり「純米吟醸蔵」とも言えます。もちろんこれが最高であるとは考えてはいません、むしろまだまだな部分の方が圧倒的に多いですが、自分達の目指す酒を考えた時に行き着いた現状での答えです。


また日本酒の美味しさを世界中の人々に知ってもらいたいとの思いから、ロンドンで開催される世界最大のコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」のSake部門に毎年出品しており「シルバーメダル」を数多く獲得。その縁もあってか世界最難関のワインの資格である「Master of  Wine(マスター・オブ・ワイン)」の有資格者やワイン業界の著名人がはざま酒造の蔵を訪れてくれます。


<インターナショナル・ワイン・チャレンジ SAKE>
2016 シルバーメダル
2018 シルバーメダル
2019 ブロンズメダル
2020 シルバーメダル

<岐阜県新酒鑑評会>
平成30年 岐阜県知事賞(首位)
平成31年 連合会長賞
令和2年  連合会長賞


世界中にたった400名程度しか存在しないワイン業界では最難関の資格「MW(マスター・オブ・ワイン)写真(右)はニュージーランドで自らのワインを造りながら、ワインコンサルタントとして世界中を駆け回るSam Harrop MW。インターナショナル・ワイン・チャレンジにSAKE部門を創設するなど、ワインだけでなくSAKEに関しても膨大な知識を持つ

Dr. Jamie Goode(ジェイミー グッド博士)はマスター・オブ・ワインにも一目置かれ、絶大な信頼を集めるワインジャーナリスト

ニューヨークで活躍する女性MW、Christy Canterbury MWとJean Reilly MW。テクニカルな事からマーケティングに関する質問まで幅広い切り口での質問にたどたどしい英語で答えた一日


■はざま酒造株式会社
岐阜県中津川市本町4丁目1番51号
TEL:0573-65-4106
FAX:0573-65-6233

公式Web 
http://enasan.jp/

オンラインSHOP
https://enasan.shop-pro.jp/


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/04/23 18:00

    この度は、はざま酒造 恵那山のプロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。今日で醪(もろみ)日数15日目のCHEERS 7Seven 富山五百万石の醪です。順調に醗酵が進み、醪表面には薄い膜が出来はじめています。これからさらに15日ほどかけて低温でじっくりと醸していきます。

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