◯はじめに・ご挨拶

はじめまして!私達は学生団体CHAD(チャド)と申します。CHADは2014年に創設された、同志社大学の登録団体です。毎年、春と夏の年2回、カンボジアの小学校を訪問しボランティア活動を行っています。CHADという名前は、「Cambodia Has A Dream」の頭文字をとったもので、カンボジアへの夢と希望が込められています。

2014年、CHADの創設者である長谷川貴大はスタディーツアーでカンボジアのプノンペン大学を訪れました。彼はそこで学生達から「カンボジアの小学校の多くで体育・音楽等の実技科目がカリキュラムとして定着していない」という話を聞き、現地の大学生と共に運動会を開催することを考えました。それがきっかけとなりCHADが創設されて以来、私達は毎年カンボジアを訪問し、運動会を開催しています。しかし今年度は、新型コロナウイルスの影響により、カンボジアへの渡航が不可能となってしまいました。そこで、今私達ができることを考えた結果、グラウンド建設を実施するという結論に至りました。そのための費用を今回、皆様の力をお借りして、クラウドファンディングという形で集めさせて頂きたいと思っています。



↑過去のプロジェクト紹介動画


◯これまでの活動

私たちは年間2回カンボジアを訪問し、活動しています。日本での活動としては、渡航に向けた準備・会議の他、週に二度の募金活動や月に一度程度のイベントの開催等を行っています。募金していただいたお金は、物資支援のための費用や、現地で共に支援を行っている王立プノンペン大学日本語学科生の学生団体DOCC(Dream Of Cambodian Children)の活動費にあてています。現地での活動としては、毎年、小学校(昨年度はカンポット州のコンサツ小学校・コンポンスプー州のクロヴェーク小学校を訪問しました。)を訪れ、運動会をはじめとした様々なボランティア活動(下記参照)を実施しています。

↑河原町での募金風景(2019年秋)

↑活動を共にするCHADとDOCC(CHAD姉妹サークル)


↑DOCC創設紹介動画

↑運動会の様子

↑運動会紹介動画 (2017年版ですので、現在と異なる部分もあります。。)

その他に昨年度は、現地の小学生と音楽を通じて交流を深める音楽プロジェクト、外国語に興味を持つきっかけとなるような授業をする教育プロジェクト、小学生と一緒に石けんを作り、手洗いの習慣を持ってもらう衛生プロジェクト、日本の小学生と手紙を交換する文化交流プロジェクトなど、様々な活動を行いました。また、小学校を訪問した際に、校長先生や保護者の方々、DOCCのメンバーとの意見交流会や孤児院への訪問を行うなど、現地の声を大切にした活動を心がけてきました。

↑日本の小学生との絵手紙の交換

↑ノートや文房具類、教科書等他にもたくさんの物資提供も行っています。


◯このプロジェクトで実現したいこと

毎年、現地の小学校を訪問してきましたが、その際に現地の方から、小学校に子ども達の遊び場となるような場所がなく、脚をけがしてしまうといった問題を伺っていました。また、我々が訪問し運動会を行う際は、安全に配慮し事前に場所を確認するのですが、子ども達が自由に運動できるスペースはそれほど広くはなく、どうしても限られています。そのため、子どもたちがのびのびと遊び、スポーツによってコミュニケーションを図れるようなグラウンドを建設したいと考えていました。しかし、小学校にグラウンドを建設するとなると、小学生の学校生活に支障を来すかもしれないというリスクもあり、進めることができませんでした。そのような中、今回の新型コロナウイルスの影響により、カンボジアの小学校が2020年度末まで閉校するという事が決まりました。新型コロナウイルスの影響は大きく、決して喜ばしいものではありませんが、この期間を活かしグラウンド建設をすることは今の私たちに出来ることであると感じました。これが、今回このプロジェクトを立ち上げたきっかけです。新型コロナウイルスが終息した際には、安全で大きなグラウンドで、小学生と一緒に運動会がしたいです。また、現在カンボジアでは、サッカーの人気が高まっているように過去の渡航を通じて感じていました。このグラウンドをきっかけに今カンボジアで盛り上がっているスポーツであるサッカーが、地方の子どもたちにとっても身近なスポーツになればよいと考えています。

↑サッカーをする裸足のカンボジアの少年たち


◯プロジェクトを立ち上げた背景

ここで、私たちがなぜグラウンドを建設するといった支援を実施したいのかについて、一度整理させていただきます。

①子どもたちが怪我をするリスクが減少すること  
②子ども達にスポーツを通してコミュニケーションをとってほしい
③小学校が閉鎖されていても継続できる支援であること
④運動が好きな子どもが多いこと
⑤小学校のほとんどに正式なグラウンドがないこと
⑥子どもたちがのびのびと遊ぶ機会が増加すること
⑦カンボジアでのサッカーの需要が高いこと
⑧多目的な利用が可能であること

上記の理由により、グラウンド建設の実施を決定しました。

今回このプロジェクトを行うに当たって多くの費用が発生します。普段私たちは募金活動やイベント活動を実施しておりますが、今年度はコロナウイルスの影響で行う事ができておりません。そのため、グラウンド建設に必要な資金が足りていないという状況にあります。しかし、私たちが出会ったカンボジアの子ども達の少年時代・少女時代は今しかありません。そういった思いで、クラウドファンディングを実施するに至りました。


◯資金の使い道・実施スケジュール

費用

このうち、

街頭募金およびイベント実施等でいただいた資金 60万円

クラウドファンディングでのお金 70万円  を予定しております。


◯リターンのご紹介

2,000円
CHADメンバーによるお礼メッセージ、今後の活動報告、グラウンド完成時の写真をメールでお送りさせていただきます。

3,000円
①CHADメンバーによるお礼メッセージ、今後の活動報告、グラウンド完成時の写真をメールでお送りさせていただきます。

②CHADメンバーによる直筆でのお手紙をお送りさせていただきます。

5,000円
①CHADメンバーによるお礼メッセージ、今後の活動報告、グラウンド完成時の写真をメールでお送りさせていただきます。

②CHADメンバーによる直筆でのお手紙をお送りさせていただきます。

③CHADオリジナルデザインの卓上カレンダーをお送りさせていただきます。

10,000円
①CHADメンバーによるお礼メッセージ、今後の活動報告、グラウンド完成時の写真をメールでお送りさせていただきます。

②CHADメンバーによる直筆でのお手紙をお送りさせていただきます。

③CHADオリジナルデザインのエコバッグをお送りさせていただきます。

(現時点でのデザイン案)

30,000円
①CHADメンバーによるお礼メッセージ、今後の活動報告、グラウンド完成時の写真をメールでお送りさせていただきます。

②CHADメンバーによる直筆でのお手紙をお送りさせていただきます。

③CHADオリジナルデザインの卓上カレンダーをお送りさせていただきます。

④CHADオリジナルデザインのエコバッグをお送りさせていただきます。

⑤カンボジア渡航に行けた際には、完成したグラウンド写真と共に、私たちの活動報告を行う簡易的な写真集をお送りさせていただきます。
*2021年夏以降を予定しております。

50,000円
①CHADメンバーによるお礼メッセージ、今後の活動報告、グラウンド完成時の写真をメールでお送りさせていただきます。

②CHADメンバーによる直筆でのお手紙をお送りさせていただきます。

③CHADオリジナルデザインの卓上カレンダーをお送りさせていただきます。

④CHADオリジナルデザインのエコバッグをお送りさせていただきます。

⑤CHADオリジナルTシャツをお送りさせていただきます。

100,000円
①CHADメンバーによるお礼メッセージ、今後の活動報告、グラウンド完成時の写真をメールでお送りさせていただきます。

②CHADメンバーによる直筆でのお手紙をお送りさせていただきます。

③CHADオリジナルデザインの卓上カレンダーをお送りさせていただきます。

④CHADオリジナルのエコバッグをお送りさせていただきます。

⑤CHADオリジナルTシャツをお送りさせていただきます。

⑥現代表(伊藤)と食事
*新型コロナウイルス収束後に行います。
*こちらのリターンは希望者のみになります。

200,000
①CHADメンバーによるお礼メッセージ、今後の活動報告、グラウンド完成時の写真をメールでお送りさせていただきます。

②CHADメンバーによる直筆でのお手紙をお送りさせていただきます。

③CHADオリジナルデザインの卓上カレンダーをお送りさせていただきます。

④CHADオリジナルのエコバッグをお送りさせていただきます。

⑤CHADオリジナルTシャツをお送りさせていただきます。

⑥現代表(伊藤)と食事
*新型コロナウイルス収束後に行います。
*こちらのリターンは希望者のみになります。

⑦グラウンド完成時に立つ石碑にお名前を入れさせていただきます。
*こちらのリターンは希望者のみになります。


◯最後に

何故コロナ禍の今、グラウンド建設の支援をするのか、本当にグラウンドなんて必要なのか、もっと重要なことがあるのではないか、そういったご意見もあると思います。確かに、グラウンド一つではカンボジアの状況は大きく変化しないかもしれません。しかし、今カンボジアでは2人に1人が小学校をやめてしまうというのが現状です。現時点ではカンボジアの小学校は休校になっていますが、学校が再開したとき、私たちは再び多くの小学生が学校に戻って来てほしいと強く願っています。私たちが小学校生活を振り返った際に思い出す、グラウンドで走り回って遊んだ、ただただ楽しい経験。グラウンドをきっかけに学校に戻ってきてほしい。以前よりももっと広々とした場所で安全に体を動かし、コミュニケーション能力を育むことが出来るような環境を子ども達に提供したいです。小さなことでも少しずつ継続していくことが、よりよい発展につながっていくはずです。

『CHADが未来を変える~安全なグラウンドで、カンボジアの子ども達の笑顔と経験値を広げたい!~』これが私たちの心からの願いです。どうか皆様の協力をよろしくお願いいたします。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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