【はじめに】

はじめまして、神奈川県相模原市の花火大会、「相模原納涼花火大会」の実行委員会です。

私達は、本来であれば今年、第49回大会を実施するはずだった花火大会の実行委員会です。

水郷田名観光協会という地元観光協会を中心に、相模原市中央区田名地区の様々な方が参加する実行委員会が主催している相模原市の6大観光行事に数えられる花火大会。それがこの相模原納涼花火大会です。例年8000発、昨年からは打ち上げ総数1万発を数える神奈川県下でも規模の大きい大会で、人の出も昨年実績で19万人となります。

今回、そんな花火大会の会場である相模川河川敷を、安全な河原へ再生するプロジェクトを立ち上げました。

申し遅れました。プロジェクト広報担当の実行委員会・広報部会の梶山と申します。
歴史あるこの相模原納涼花火大会との出会いは、大学進学で相模原へ上京してきた頃に遡ります。最初は学生時代にお客として彼女とデートで来ていました。

気付けば有償ボランティアとしてお手伝いし始めたのが2006年。その後、縁あって相模原で起業し、今度はお手伝いではなく仕事として設営の一部を担当させていただき、10年ほど前から事務局として実行委員会の会務にも関わらせていただいております。現在は大会の花火行事担当の事務局と、広報部会の実行委員としてお世話になっております。

仕事はイベント関係の業種でこの相模川の花火大会が自社の原点のひとつとして、毎年全力でお手伝いさせていただいております。地方出身者かつ、転勤族だった家族の事情もあり、二十歳を越えて出会った初めての大切なふるさとがここ相模原、この相模川の花火大会だと思っております。


<安全な河原で花火を打ち上げたい>
【このプロジェクトで実現したいこと】

事業名は「相模原納涼花火大会2020 さがみはら元気花火」。
その中の相模川河川敷再生クラウドファンディングは「さがみはら元気花火エイド」です。

本プロジェクトでは、令和元年東日本台風によって、大きな被害を受けた相模川河川敷の整備を実施、及び整備協力の呼びかけを行います。
クラウドファンディングという形で幅広く支援の募集を行い、釣りにバーベキューに、と市民に様々な形で楽しみ方を提供するとともに、相模原納涼花火大会と言った観光イベントの会場として相模原市の重要な観光資源である相模川を取り戻すことが目的となります。

集めた資金の一部から、今年度中止となった花火の打ち上げも予定します。

それが2020年、特別な花火大会「相模原納涼花火大会2020 さがみはら元気花火」です。

日時は9月26日、10月24日、そしてクラウドファンディンでも支援金額に応じて、11月以降に打ち上げを行います。

※三密を避けるため、打ち上げ場所は非公開。


<台風そしてコロナからの復興>
【今回のプロジェクトのキッカケ】

相模原市における観光行事の一つであり、相模原の夏の夜空を彩る風物詩でもある相模原納涼花火大会ですが、本年は新型コロナウイルスの影響で、通常開催は中止となりました。
相模原に限らず、全国各地の祭りや花火大会の中止が相次いでいる中、しょうがないことだと実行委員会は諦めた矢先、緊急事態宣言が明けた6/1に全国の花火屋さんが合同で上げた全国一斉Cheer up!花火がありました。ここ相模原では、地元花火屋さんと連動して、市内で4か所同時に打ち上げが行われ、多くの市民がこの花火で笑顔にしてもらいました。
そして、その花火にエールをもらった実行委員会は、相模原納涼花火大会と言う、地域の名前を冠した花火大会として、私たちも「コロナで落ち込んだ市民を元気づけたい」。そう決意し、通常開催は中止としましたが、年度内の代替事業の実施を検討し始めました。


※先日のCheer up!さがみはら花火の様子

しかし、代替事業をやるにあたり、実は打ち上げ会場である高田橋を中心とした相模川河川敷は昨年の令和元年東日本台風によって大きな被害を受けていました。
台風による想像を超える雨量により、上流の城山ダムの緊急放流が行われ、河川敷を川の水が飲みこみました。

特に、ダムの底のゲートから放流をした結果、通常の大水で上がってくる土砂とは別の材質の土砂が河川敷に溢れかえる結果となりました。

写真は緊急放流時の河川敷の様子です。

過去、ゲリラ豪雨や、台風の影響で打ち上げ場所が流されたり、会場が一部浸水することはありましたが、こんなにも会場全体が水で覆われ、地形に甚大な被害が生じたことはなかったと地元の方は言います。正に歴史に残る大水害となりました。
奇跡的に、田名地区の死傷者はいませんでしたが、水が引いた後の河川敷の光景は一変して

至る所に、岩サイズの石が転がり、斜面が崩落する箇所もあり、川から遠い土手沿いにはたくさんの砂が積み上がり、天然の蟻地獄が各所に発生してしまいました。
花火大会関係者、そして地元漁業協などで、一部導線の整備などはされましたが、依然として危険箇所が多数残る状況となり、週末にバーベキューなどで来訪する車の多くが、堆積している砂などにハマったり、岩などに衝突し、あの台風以降はロードサービスの車が来ない週末は珍しい状況が続いています。

整備総面積は概算で10万平方メートル。花火大会時には3000台が駐車される巨大会場が、今やその10分の1のキャパも駐車スペースがありません。おそらく今回限りで全ての整備完了は難しいとは思いますが、1日でも早くみんなが安心して楽しめる河原を、そんな相模川河川敷を取り戻したい。


本来の目的である花火大会を安全に行うための最初の一歩を、こんなコロナの最中ですが、クラウドファンディングを通して踏み出したいと思います。もちろん集めた資金の一部から、今年度の花火の打ち上げも視野に入れております。

コロナ感染拡大の第二波の影響で、まだまだ集客をしての実施は難しい状況が続きますが、少しの時間、感染防止と三密の回避に配慮をした花火の打ち上げを行い、多くの市民に元気と憩いの時間を提供し、コロナウイルスの影響で空気の落ち込む地域の活性化を図り、本市観光の振興の歩みを止めないための、大きな狼煙を上げたいと思います。


【実行委員長からのメッセージ】

本プロジェクトをご覧になっていただきまして誠にありがとうございます。
実行委員長の久野です。
コロナ禍でほとんどの行事が中止せざるを得ない中、周りを見渡せばで何をするにも意気消沈して見えます。せめて、ここに暮らす人々全員に元気の一つでも届けられるようなことをしたい。下を向きがちな今だからこそ、夜空を大輪の花火で彩り、上を向いて、前に進む元気を与えたい。そんな思いでこの「相模原納涼花火大会2020 さがみはら元気花火」そして「さがみはら元気花火エイド」を企画しました。
この事業に、なにとぞ皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

相模原納涼花火大会実行委員会 実行委員長 久野 新一


【相模原納涼花火大会とは?】

昭和26年、「情緒と水郷と鮎のまち」水郷田名の復興を願い地元の消防団が田名煙火大会としてはじめました。昭和46年に現在の、「相模原納涼花火大会」となり、現在まで、多くの人々に愛される相模原市夏の風物詩となっています。

毎年、会場である高田橋付近には、多くの露店が並び、約1万発の花火が夏の夜空を美しく彩ります。一昨年の2018年、台風の影響で初の中止。
昨年2019年、苦労の末に見事リベンジ開催を果たす。
東京オリンピックが開催時期と重なる本年2020年は、秋冬に時期をズラシての開催を検討していた。


【集まった資金の使い道】

・河川敷の整備費用
・花火の打ち上げ費用
・返礼品の費用
・その他、PRなどにかかる事務費用
※花火大会の今年度事業にの一部として事業全体に幅広く使用します。


【ご支援への返礼品(リターン)について】

●1000円以上のご支援

・お礼メール


●3000円のご支援

・花火のチカラ グッズ


●5000円のご支援①

・花火限定 グッズ(オリジナルマフラー)


●5000円のご支援②

・地元商店商品券 1000円分

※使用店舗田名地区を予定、店舗は後日発表


●1万円のご支援

・2020特別記念動画DVD
・ホームページへの支援者としての名前の記載(サイズ小)


●30000円のご支援

・地元商店商品券 10000円分
・2020特別記念動画DVD
・2020オリジナルタオルマフラー
・ホームページへの支援者としての名前の記載(サイズ中)


●50000円のご支援①

・動画クレジット記名
・2020特別記念動画DVD
・2020オリジナルタオルマフラー
・ホームページへの支援者としての名前の記載(サイズ中)


●50000円のご支援② NEW!

・地元商店商品券 20000円分
・2020特別記念動画DVD
・2020オリジナルタオルマフラー
・ホームページへの支援者としての名前の記載(サイズ中)


●100000円のご支援

・メッセージ読み上げ( F M HOT 839の電波で読み上げ)
・動画クレジット記名
・2020特別記念動画DVD
・2020オリジナルタオルマフラー
・ホームページへの支援者としての名前の記載(サイズ大)

※花火打ち上げのプログラム内でメッセージの読み上げを実施して打ち上げ


【実施スケジュール】

8/22(土)クラウドファンディング開始
     ステイホーム企画「相模原納涼線香花火大会」
     線香花火1万本配布開始
9/26(土)第1回打ち上げ日(Cheer up!医療従事者39サンキュー花火)
10/11(日)クラウドファンディング終了
10/24(土)第2回打ち上げ日(中央区誕生10周年記念花火)
11月某日 河川敷の整備開始※今年度中一時完了
11月以降 第3回打ち上げを予定※支援の集まり次第で変更の可能性あり
※花火の打ち上げは雨天決行、荒天中止。
※各日の打ち上げ場所は非公開となります。

▼プロジェクトの最新情報は大会ホームページよりご確認ください。

http://www.sagamiharahanabi.com/ 

▼大会公式Twitterでも情報発信!

https://twitter.com/sagamiharafire

打ち上げる時期は、11月以降を予定していますが、

その時の社会情勢及び、地元住民、行政の意向を考慮し臨機応変に実施します。


<キックオフイベントは1万発のステイホーム花火大会?>
【相模原納涼線香花火大会でクラウドファンディングをPR】

本来花火大会が行われる予定だった8月第4週の土曜日に合わせて、市民へ打ち上げ予定発数と同数の線香花火を配布。本クラウドファンディングのPR資料を同時に配布しました!

配布時期:8月22日開始
配布本数:1万本
配布場所:8/22@田名、8/23@相模大野、8/24@相模原、8/26@相模川ふれあい科学館

多くのメディアなどで取り上げていただき、ステイホーム花火大会で今年の夏の思い出を市民の皆さまお届けできました。

みんな、おうちで線香花火やってね!


<相模川を市民と花火のチカラでエイド(救援)する>
【最後に】

相模原納涼花火大会実行委員会は、本当は花火だけのことを考えていれば良いのかもしれません。
しかし、昨年の台風、そして今年のコロナを経て、私達は考えさせられました。

大切なものを。
花火を打ち上げる意味を。
そして、自分たちの地域の在るべき姿を。

偉大なる母なる相模川。
花火を上げるにも、あの河原があったからできた。
逆に言えば、河原が安全でなければ花火はできない。
安心で安全な河原が人々の笑顔のためには不可欠であるという事実。

そして、戦後復興のために、地元の青年団が花火をなぜ打ち上げ始めたのか?
それは今のコロナ禍をもがく私達と、もしかしたら同じような気持ちだった気がします。
2020年も、花火が上がる喜びが、そぼ迫力と美しさで溢れる笑顔が圧倒的に必要なんじゃないか?

最後に、自分たちだけじゃなく、楽しみにしてくれるたくさんの市民がいたからこそ、毎年素敵な花火を上げれた、という単に実施者とお客さんという枠を超えた郷土愛で繋がった大切な関係性があったこと。
そして、それが田名煙火大会として始まり、今日の日までこの花火大会が60年以上続いてきた大切な理由であること。

「さがみはら元気花火エイド」

花火の力で市民と相模川を元気に

河原を安全に楽しんでもらうために整備する。
夜空に大輪の花火の華を咲かせる。
そして、来年以降、必ず皆さんの前でまた1万発の花火を打ち上げる。
ここ、相模川河川敷で。

今こそ、このまちのシビックプライドが試される時です。

是非、応援、ご支援よろしくお願いします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

主催:相模原納涼花火大会実行委員会

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