はじめに・ご挨拶3年前に大朝に移住してきた田川です!よろしくお願い致します。
Y大サーカスのY団長に似ていると言われてますので「大朝の団長」と呼んでください。

はじめまして。山県郡北広島町大朝にある「有限会社大朝交通」の田川享(あきら)です。

様々なご縁があって、3年前に広島市内から大朝に移住してきました。

移住のきっかけになったのは、趣味で続けているスノーボードとサイクリングでした。

やりたいことを仕事にできればという単純な思いでしたが、それ以上に大きかったのは、やはり人との出会いでした。

大朝交通の社長を始め、大朝には個性的で楽しく愉快な人たちがたくさんいます。

居心地のいい場所で、ずっと居たいと思わせてくれます。その為か、他県から移住された方も多いです。

そんな中、大朝でサイクリングツアーのガイドなどをさせてもらうたびに、ここは本当にサイクリングをするには最適の場所だなと感じました。

そして大朝の良い所をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思うようになりました。

   大朝地域にあるポプラ並木

このプロジェクトを立ち上げた背景

大朝やその周辺では、ここ1,2年で次々と観光施設が無くなってしまいました。

2018年11月には唯一大朝にあったスキー場「スキーパーク寒曳」が閉鎖しました。

昨年5月には露天風呂が最高だった「田原温泉」が閉館。建物の老朽化や施設の維持管理が難しいとのことでした。

さらに、今年に入ってからは芸北国際スキー場が閉鎖、隣の島根県のアサヒテングストン、4月には西日本最大で大朝からもコースが見える瑞穂ハイランドまでも立て続けに閉鎖しました。

ここ最近の雪不足とスキー、スノーボード人口減少によることが原因であります。

スノーボードが大好きな僕としては非常に残念です。浜田道を走り、大朝ICや瑞穂ICで降りたらすぐそこにあるスキー場が全て無くなってしまいました。中央右にある山が「スキーパーク寒曳」があった寒曳山。
左奥にㇵの字に見えるのが瑞穂ハイランドのビッグモーニングコース。

また、大朝交通事務所の正面には10年以上前から営業していない、香川旅館というノスタルジックで威風堂堂とした建物があり、ここを何とか活用し、人が集える場所にしたいという思いで、外観はそのままで内装だけをリノベーションした「つるや食堂」というカフェレストランを3年前の春にスタートさせました。

地元の方や遠方からも多くのお客様に来ていただき、金曜の夜限定の「つる金ナイト」と称した居酒屋も始め、週一の夜は大いに盛り上がりました。

そして、ここをを拠点としたレンタサイクルやインバウンド事業も視野に入れ、宿泊もできるようにさらにリノベーションをしていく予定でした。

しかし、去年の2月「つるや食堂」の継続が難しくなり、止む無く閉店せざるを得なくなりました。

今では建物自体も無くなってしまいました。

世間では新型コロナウイルスの影響でお客様が激減していると言われていますが、大朝はそれ以前から人が来ていないのが現状なんです。

さらに今年に入り、かつて島根と広島を繋ぐ交通の要所でもあった「大朝駅」までも無人化、あるいは無くしてしまおうという声まで上がってきました。


大朝駅が無人化、あるいは無くなてしまっては、益々人が来なくなってしまうということで、町が管理していた大朝駅を、この4月から大朝交通が業務委託を受託することとなりました。

現在の大朝駅です。

大朝交通は観光バス事業と公共交通事業を主としていますが、新型コロナウイルスの影響により、2月から続々とキャンセルが続き、事業全体で約6割売り上げが落ちています。

コロナ収束の目途が立たない中、この状態はまだまだ続きそうです。

今年に入ってからの新型コロナウイルスの流行によって、観光事業の在り方が大きく変わり、団体での観光や遠出の旅行が難しい状況になり、新たなニーズの開拓が急務とされています。

そこで4月から大朝駅を管理することになり、このまま引き継いで同じことをしていても何も変わらないと思っているさなか、次々と観光施設が閉鎖や閉店になっていくのを目の当たりにして、


「このままでは大朝には何もなくなってしまう!」

「何とかして多くの方に大朝に足を運んでもらいたい!」

「その為にはサイクリングの拠点となる場所が必要なんじゃないか!」


と思いが強くなり、大朝駅をサイクリング、そして観光の拠点にすることに決めました。

その時に「HITひろしま観光応援プロジェクト」事務局からクラウドファンディングのお話をいただき、クラウドファンディングを立ち上げることとなりました。

今回は「All ㏌」での募集です。目標額は50万円ですが、たとえ目標額に届かない場合でも、このプロジェクトは最後までやり遂げます。


このプロジェクトで実現したいこと。

サイクリングや観光に来られたか方が気軽に立ち寄れるために、             

大朝駅を「大朝モビリティー*ステーション」(以下O.M.S)へと整備することです。

熱中症対策として、ミストシャワーの設置、冷えた簡易タオルやサイクルボトルに入れる氷の提供、そしてかき氷の販売をします。

また、空気注ぎや工具の貸し出し、パンク時に必要な備品や補給食の販売もします。

このように、サイクリングや観光に来られた方にうれしいサービスを提供したいと考えてます。


そして「O.M.S」を拠点に、近くにある加計山を走るヒルクライムや、すでに15台所有している電動自転車〝e-Bike”を使って、レンタサイクルやガイド付き町巡りツアーも行っていきたいと思っています。

子供用の自転車も購入して、家族でサイクリングを楽しんでもらいたいと思っています。


O.M.Sを拠点とした大朝が、次なるサイクリストの聖地となることを期待しています。


*モビリティーとは「動きやすさ」「可動性」「移動性」「流動性」を意味します。

今後この壁面にデザインしていく予定です。


~ヒルクライムチャレンジ、略して『ヒルチャレ!』~

新たな試みとして、いつでもだれでも参加できる自己申告制のヒルクライムチャレンジというアクティビティを始めようと思います。

ヒルクライムとは登坂を走るレースやイベントですが、必ず事前の申し込みが必要ですし、日時も決まっているので天候や体調に左右されます。急な用事が入れば、お金だけ払って、参加できないということもあります。

何より、大人数のレースやイベントなら屋外でも密になりかねません。

このヒルチャレのコースは「O.M.S」からすぐ近くにある加計山山頂を目指します。山頂までの道は舗装されており、距離が約3㎞、平均斜度10%、獲得標高300mというヒルクライムをするにはもってこいのコースです。

ところが、一車線分の道幅しかなく、スタート、ゴール地点が狭い為レースやイベントをするには難しい場所ではあります。

このコロナ禍だからこそ蜜を避けてできるのがこの「ヒルクライムチャレンジ」だと思います。

e-Bikeで加計山ヒルクライム!

ルールとしては、決められたスタートとゴール位置を守り、サイクルコンピューターを使って計測します。

計測は自分で行い、O.M.Sに戻ってきてタイムを申告するので、最小一人からでもチャレンジできます。O.M.Sが開いている時ならいつでもいいので、自分の予定でチャレンジできます。

期間を設定し、年齢、性別などのカテゴリーに分けて年間最速クライマー賞や最多クライマー賞を設けることで、多くの方に楽しくチャレンジしてもらえるようにします。

もちろん〝e-Bike”レンタルでの参加もできます。


朝起きて、「今日は天気がいいし、時間あるな、どこに行こうか、大朝に行こう!」そんな気軽に参加出来るものにしたいです。

加計山山頂からの眺め

地域のご紹介

北広島町にある大朝は、広島市の真北に位置するところにあり、広島ICから約40分で来ることができます。

一般道で広島中心部から片道約60㎞なので、足に覚えのある方は自転車でもちょうどいい距離だと思います。

観光スポットとしては、戦国大名吉川元春氏の史跡や吉川氏に関連する神社が多数あります。

また国の天然記念物に指定されている大朝のテングシデ群落、県の天然記念物にしていされている岩戸の大ヒノキなど、ここにしかないパワースポットがたくさんあります。

また大朝には芸術家や料理人などの個性豊かな方々の移住者も多く、おしゃれな古民家カフェやお店もあるので、ぜひ大朝にきて魅力を知ってもらいたいです。


資金の使い道・実施スケジュール

集めた資金は、大朝駅をO.M.Sにする為の整備や備品の購入、グッズ開発の資金にしたいと考えてます。


リターンのご紹介

《お礼の手紙》 

支援して下さった皆様に、心を込めて一通ずつお書きして送らせていただきます。


《O.M.Sオリジナルステッカー》

Tシャツのロゴにもなっているデザインのステッカーを作成予定です。

透明シートに黒字とオレンジの2色になります。

リターンはこちらのデザインになります

《O.M.SオリジナルTシャツ》

 左胸にはO.M.Sのロゴ入り。背面には大朝の加計山ヒルクライムチャレンジをイメージしたデザインをプリントしています。

Tシャツの背面デザインはこちらになります

《福光酒造のどぶろく『純米濁酒 朝光』 『辛口濁酒 鬼吉川』》

福光酒造株式会社は、平成18年に蔵元杜氏であった3代目が病で倒れ、やむなく廃業になりました。同時に日本酒の酒造免許も国に返納されたそうです。

しかし創業者の曾孫にあたる福光寛泰さんが4代目に就任し、昨年の4月、13年ぶりに復活されました。

現在は地元のお米を使った「どぶろく」と自ら育てた葡萄を使った「葡萄酒」を製造し、地域を盛り上げてくれています。

福光酒造さんは大朝交通のすぐ近くにあり、応援の意も込めて、今回の返礼品に入れさせてもらいました。

純米濁酒「朝光」(左) 辛口濁酒「鬼吉川」(右)

《団長田川と一緒に大朝を巡るサイクリングツアー!》

大朝の観光地やあまり知られていない名所を田川がご案内いたします。

春は桜の名所、初夏は新緑の生えるスポット、夏は思い切って川遊び、秋は紅葉の名所など季節によって楽しみ方が違うツアーを考えますので、どの時期にするかお選びいただけます。

大朝のお寺にある枝垂れ桜

大朝のお寺にある大銀杏大朝にある紅葉スポット季節によってはどこかの農家さんから野菜、ブルーベリー、お米がもらえるかも・・・!?

人数は最大5名までで、ご自身の自転車を持参されてもいいですし、e-Bikeは貸し出しいたします。


《大朝サイクリング&土居田屋で田舎体験ツアー!》

日中は大朝をサイクリングで巡り、夜は土居田屋で田舎暮らしを体験するという大朝を満喫するツアーです。

土居田屋とは、大朝交通の社長である堀田の実家を宿泊できるようにリノベーションした古民家です。

土間あり、縁側あり、囲炉裏あり、五右衛門風呂まであります。薪でお風呂を沸かせます。薪割り体験もできます。キッチン、洋式トイレは完備です。

日常の生活や、他の宿泊施設では味わえない田舎ならではの贅沢が、ここにあります。

古民家土居田屋

土居田屋の囲炉裏


最後に

先にも述べたように、大朝は観光施設が次々と無くなっています。さらにコロナの影響で大朝交通も厳しい状況であります。

しかし、何とか「大朝を盛り上げたい!」という思いでこのプロジェクトを立ち上げました。

ぜひこのプロジェクトを、大朝交通を支援してください!そして大朝に遊びに来てください。

そしてこの田川に会いに来てやってください!別に田川には会わんでもいいよ!という方も、大朝を支援し、大朝に来てみてください。

応援のほど宜しくお願い致します!


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/02/26 18:21

    昨年から、大朝駅をバスとサイクリングの複合拠点にする為、大朝駅の一部をサイクルステーションへと改装を進め、9月から11月の2か月間クラウドファンディングに挑戦し、皆様のおかげで目標金額に達成することができました。今一度、お礼申し上げます。ありがとうございました!(^O^)/そして、昨年末にはプ...

  • 2020/11/18 19:49

    本日、大朝交通本社と大朝駅にて、TSSテレビ新広島"ひろしま満点ママ‼"さんの金曜日コーナー 〝みんなにエール!がんばる広島人‼” の取材がありました(^^♪内容は、コロナ禍における取り組みとして、貸し切りバスのコロナ対策と、そして大朝駅を活用としたサイクリング事業についてでした!放送は来週1...

  • 2020/11/10 18:32

    大朝駅をバスの駅とサイクルステーションを複合した「大朝モビリティーステーション」(略称O.M.S)にし、交通、観光の要所として盛り上げていきたい!とこの4月から動き始めました。そして9月にクラウドファンディングに挑戦し、目標金額100%に達成しました(^^♪!!ありがとうございます!!!残りあ...

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