「瀬戸内の十字路」として古くから繁栄してきた港町、良質な水と温暖な気候で醸造の町とも呼ばれている尾道に現存する最古の酢蔵「尾道造酢」より、創業432年目に世に出す熟成赤酢「AKAZU#432」限定販売のお知らせ。

#AKAZU 

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。有限会社いっとく代表の山根浩揮(やまねこうき)です。

地域から日本をぶち元気にしよう!と広島県尾道市を中心に居酒屋、カフェ、プリン屋、ゲストハウスなどを経営しています。

この度、尾道の老舗酢蔵「尾道造酢」とコラボレーションさせていただき、熟成赤酢「#AKAZU」をプロデュースいたしました。 

日本中の皆さまに、この「#AKAZU」 の価値を知っていただき、一人でも多くの方に味わって欲しいという想いを込め、この度、CAMPFIREのクラウドファンディングで限定販売することにいたしました。


「#AKAZU」との出逢いは、ある日、尾道のとある酒場で尾道造酢の田中丸氏に「山根さん、赤酢っていう良いお酢があるんですがなかなか…」と相談された事がきっかけでした。

そこで、実際に尾道造酢へ見学に行かせていただき、赤酢の製造工程や、長期保存された酒粕に直に触れ、その素晴らしさに心から感動したと同時に「この素晴らしき価値をキチンと伝えてゆきたい!」そう決意させられたのが率直な感覚でした。

この出来事が、後に「#AKAZU」の価値を発信し販売する拠点となる店舗「出汁と酢。(ダシトス)をオープンするきっかけのひとつにもなりました。

(2020年3月上旬・蔵見学にて、左から山根、続いて田中丸氏)


#AKAZU @尾道造酢の歴史

本能寺の変が起こった1582年(天正10年)創業、430年以上にわたり「酢」だけを造り続けてきた尾道最古の酢蔵「尾道造酢」

朝鮮半島から来た酢の工人が大阪の堺で酢造りを始めており、その工人を尾道に呼び寄せて酢の醸造が始まったといわれています。北前船の往来が盛んだった江戸時代には尾道は、温暖な気候と良質な水がとれる環境から、尾道から北海道や東北地方にまで酢が運ばれていました。

昭和天皇が皇太子の頃、広島にいらした際に酢をお買い上げいただいたり、その後、キューピーマヨネーズの原料酢としても採用されたりと、多くの料理人からも愛されてきたお酢を430年以上前から同じ場所で、昔ながらの製法と蔵に宿る菌(蔵付酢酸菌)を守りながら現代に受け継いでいるお酢メーカーです。

(昭和初期に撮影)

(2020年8月撮影)


#AKAZU とはなんぞや

赤酢が造られたのは江戸時代のこと。その頃の江戸で流行っていたのがお寿司の屋台でした。いまでは米酢シャリのお寿司が一般的ですが、最近は赤酢を使用する寿司店も徐々に増えてきて、高級店にその傾向が強いようです。

尾道造酢の「#AKAZU」 は酒どころ広島の酒粕と尾道の良質な水のみで造られ、余計なものは他に何も入っていません。仕込まれる酒粕は3年以上熟成しているので赤みを帯びた茶褐色となり、お酢独特のツンとした酸味がなくまろやかな口当たりとなります。

「#AKAZU」がお手元に届いたら、まずはそのままひとさじ…赤酢ならではの色味、うま味とコク、すばらしい香りをじっくり味わってみてください。

米酢とも黒酢とも違う、赤酢の魅力を発見していただけると思います。


#AKAZU 製造工程@尾道造酢

「#AKAZU」の製造は、尾道造酢が特許を持つ「水平式連続発酵法」という独自の酢酸発酵方法を開発し、採用しています。現在では、おそらくキューピー醸造株式会社と尾道造酢の2社のみ採用している発酵方法です。

430年以上も絶やさず同じ場所で代々受け継がれてきた酢蔵。そしてその蔵自体に宿る良質な酢酸菌(蔵付酢酸菌)の力だけで発酵させる伝統的な製法で365日休むことなく行われる醸造作業は、田中丸氏と丸尾工場長しか携わることができません。

リターンのひとつでもある尾道造酢の蔵見学の際は、蔵内に満ち溢れるビターチョコレートのような香りをご自身で実際に体験してみてください!


「水平式連続発酵法」

〇メリット‥‥毎日たくさんのまろやかなお酢ができる。常に状態の良い酢酸菌を保つことができる。
〇デメリット…365日、毎日欠かさず菌の世話が必要。

酒どころ広島県産の酒粕を3年以上熟成させている。熟成年数が多ければ多いほど色が濃くなっていく。中には、6年以上寝かせた酒粕もある。


365日休むことなく手作業でアルコールを食べる酢酸菌をつけ酢酸発酵させる。


左からアルコールを食べて活発な酢酸菌、発酵槽をゆっくり流れていくことでアルコールが少なくなり酢酸菌も弱ってくる。弱った酢酸菌を取り元気の良い酢酸菌を植えている。


(#AKAZUが保存されているタンク)


#AKAZU デザイン

この伝統的な製法で醸された赤酢を「AKAZU#432」と命名させていただきました。

#432(よんさんに)という数字は、尾道造酢の歴史が伝わるように「創業より432年後に仕込み始めた樽の商品である」という意味を込めています。

今回の「AKAZU#432」ですが、来年度仕込むものは#の数字が変わっていきます。熟成する期間が変わることで、どの年数の「#AKAZU」が良かったかなど、ワインのように比べる楽しみがあります。

ラベル裏には、尾道造酢の商標「カクホシ」印も入っています。

「#AKAZU」のラベルデザインは、尾道の歴史ある斜面地に活版印刷を体験できる雑貨店「活版カムパネルラ」を運営しているデザイン事務所 「カメレオンワークスにお願いしました。


#AKAZU の販売店@出汁と酢!

尾道造酢から東に150mの場所に、昨年オープンした3階建てのゲストハウス「SINGAI CABIN(シンガイキャビン)があります。その1階に、「#AKAZU」の販売店を兼ねた、カウンタータイプの居酒屋「出汁と酢。」を2020年6月11日にオープンいたしました。

(店舗改装はいつもお世話になっている業者さんを中心に、壁のタイル貼り、清掃、運び入れなど・・・できることはスタッフで行いました。)


( 「出汁と酢。」プレオープン日。*写真撮影のため、マスクをはずしています。)


のれんには、大きく尾道造酢の商標「カクホシ」マークが入っています。

店内には尾道造酢の取り扱い店に置かれていた古い木製看板なども飾っており、地元の方に「ここは尾道造酢さんのお店なの?」と尋ねられれることも少なくありません。

(オークションにて落札した看板を笑顔で持つ尾道造酢の田中丸氏)

「カクホシ」マーク=(イコール)尾道造酢とすぐわかるように、尾道の人々の暮らしの中に尾道造酢がとけこんでいます。


居酒屋「出汁と酢。」は瀬戸内の食材にこだわった、「出汁」と「お酢」がコンセプトのお店です。

「#AKAZU」はもちろんのこと、尾道造酢のモルトビネガーを使った豆皿料理や、お酢を使ったドリンクなどを楽しんでいただけます。

名物料理は 「鯛出汁茶漬け」赤酢ごはんに瀬戸内鯛のごまだれ漬けをのせ、サイフォンを使いその場でとった出汁をたっぷりかけて召し上がっていただきます。


#AKAZU 智子ママのオリジナル レシピ

「一物全体」「身土不二」
いっとくでメニュー開発を担当し、居酒屋「出汁と酢。」の料理も監修した智子ママが大切にしている言葉です。

身近な場所で採れる四季折々の食材を皮や葉、根なども丸ごといただく。自然に寄り添う、ていねいな暮らしを実践している智子ママが「#AKAZU」を使ったレシピを考えてくれました。

#AKAZUを使った酢飯】

【材料】
・米2合
・昆布5㎝角 1枚
・合わせ酢(#AKAZU 100cc 塩小さじ1)

【作り方】

①米2合に昆布5㎝角を1枚入れ、硬めにご飯を炊く

➁ご飯を寿司桶に移し、合わせ酢をしゃもじを伝わせて回しかけなじませる。
うちわであおぎながら切るように混ぜ合わせ粗熱を取る。


【#AKAZU マリネのチキンステーキ 】

【材料】4人前
・鶏むね肉 2枚

・マリネ液
 赤酢 大さじ2
 塩 小さじ 1.5
 はちみつ 大さじ2
 コショー 少々

・油 大さじ1

・赤酢ステーキソース
 赤酢 200cc
 にんにく 1かけ(すりおろし)
 はちみつ 大さじ1

①鶏むね肉を4等分にカットする。

②マリネ液を合わせカットした鶏むね肉を入れてもみこみ、冷蔵庫で1時間おく。

③赤酢をフライパンに入れて強火にかける。

④半分になるまで煮詰め、にんにくのすりおろしとはちみつを入れて赤酢ステーキソースを作っておく。

⑤熱したフライパンに油をひき、皮面を下にして焼く。こんがりと焼き色がついたら返して蓋をし蒸し焼きにする。火が通ったら皿に盛る。

⑥赤酢ステーキソースをかけて出来上がり。お好みで季節の野菜やマスタードをそえてもおいしく召し上がれます。


#AKAZU サワー】

【材料】

・甲類焼酎 60ml
・#AKAZU  20ml
・炭酸水 120ml
・はちみつ 適宜
・氷

①氷、炭酸水、#AKAZU 、甲類焼酎を入れる。

➁お好みではちみつを入れると甘味が増し、さらに飲みやすくなります。


他にも、「夏野菜の赤酢ピクルス」「赤酢ライスサラダ」などのレシピを
以下のQRコード・URLから見ることができます。

「赤酢 AKAZU#432」を使った智子ママのオリジナルレシピ
URL: https://ittoku-go.com/?p=3074 

「#AKAZU」がお手元に届いたらぜひ作ってみてください。


#AKAZU リターン紹介

大切な方への贈り物・尾道のお土産として「贈答用#AKAZU」を桐箱に入れてご用意しました。「#AKAZU」を包む紙には戦前に発行された尾道造酢の広告の入りの瀬戸内海の航路図が印刷されており、尾道を起点とした古(いにしえ)の船旅に思いを馳せてみるのも良いかもしれません。 

 


シンプルに瓶入りの「#AKAZU」もございます。


他にも、尾道造酢の古い販促用ポスターをモチーフにした「出汁と酢。」オリジナルグラス(非売品)を数量限定で。


そして、「#AKAZU」を使った料理や、お酢の製法・種類などとてもわかりやすく掲載されているレシピ本「おうちごはんレシピ-お酢。-」フードプロデューサー平山友美もご用意いたしました。


さらに、実際に尾道で「#AKAZU」を体験していただくプランもご用意しております!

■日帰り#AKAZU体験プラン 「クウ・アソブ」

日中は通常、一般公開していない尾道造酢にて実際に「#AKAZU」の製造工程を見学

夜は「出汁と酢。」にて「#AKAZU」 をつかった料理やドリンクを召し上がっていただけます。

ツアーの合間にはご自由に尾道散策をお楽しみください。


■宿泊付き#AKAZU体験プラン「クウ・ネル・アソブ」 

#AKAZU体験プラン「クウ・アソブ」 に加え、尾道での宿泊がついたプランです。

宿泊施設は「出汁と酢。」に併設しているSINGAI CABIN(ドミトリー、個室)と「出汁と酢。」から徒歩2分の場所にあるSIMA inn(シマイン)」(個室)をご用意しました。

ツアー終了後は新開のディープな街を、ツアーの合間、翌日には尾道散策を思う存分お楽しみください。 


日帰り、宿泊付き#AKAZU体験プランの「アソブ」はこちらで!!

体験プランで巡る「尾道造酢」「出汁と酢。」、そして宿泊するゲストハウス「SIMA inn」「SINGAI CABIN」は、尾道の歓楽街「新開(しんがい)地区」にあります。

ダウンロードhttps://ittoku-go.com/ittokuwp/wp-content/uploads/2020/09/singaimap.pdf

新開地区は尾道中心部の東部に位置し、ラウンジ、スタンド、スナック、居酒屋、カラオケ喫茶、バーなどが所狭しと立ち並ぶ昭和の香りが漂うディープな歓楽街です。

10年ほど前まではシャッターの降りた店舗も多く、昼間は特に閑散としていましたが、最近ではカフェやビストロ、バル、クロワッサン専門店など、様々な店が出店し、昼夜ともに賑わいを取り戻しつつあります。

「出汁と酢。」は、その新開地区の北側入口に位置します。#AKAZU体験プラン の後にお店のスタッフから新開地区のおすすめの店を聞き出して、ディープな夜の新開に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?


翌日は、宿から徒歩5分の場所にある千光寺へ続くロープウェイで千光寺山に登り瀬戸内海に広がる島々を一望してみるのも良し、千光寺を含めた尾道三山の浄土寺西國寺からの眺めも最高です。こちらも宿から徒歩5~10分で行くことができます。

また、尾道市から愛媛県の今治市までしまなみ海道で島々を散策することもできます。しまなみ海道は、自転車・歩行者専用道(サイクリングロード)と原付道が整備されています。

おススメは、なんといってもサイクリングです。ロングライドはちょっと・・・という方は、車や公共交通機関で途中まで行ってレンタサイクルで1本だけ渡ったり、乗り捨て可のレンタサイクルを選んだりと初心者の方でも安心です。

車であれば1日でそれぞれのスポットを巡ることができます!


海と山に囲まれた尾道は”坂の街” ”猫の街” ”映画の街” とも呼ばれています。細い路地ではかわいい猫たちが出迎えてくれます。映画やアニメ、ゲームで見たことがある景色を探してみたり。お寺へ続く急な階段を登ると出逢えるすばらしい景色など、思う存分尾道散策を楽しんでいただければと思います。

この「#AKAZU」 を通じて、尾道の魅力も同時にじっくり味わっていただき「尾道LOVE」になっていただけたら幸いです。


資金の使い道

ご支援いただいた資金は、日本中の皆さまに「#AKAZU」の 価値を知っていただき、一人でも多くの方に味わっていただくための営業活動費、インターネットでの通信販売のためのHP作成費などに活用させていただきます。ご支援どうぞよろしくお願いいたします。


大好きな尾道という土地に生まれ、歴史ある「尾道造酢」の素晴らしい商品を販売させていただける事を心より嬉しく思います。

「#AKAZU」 を商品化するにあたり尾道造酢の田中丸氏、丸尾工場長をはじめ、デザインを担当してくれたカメレオンワークスの上田氏、いっとくの仲間達など多くの方々に力を貸していただきました。

実は私が生まれた年、今から46年前に両親が尾道に持ち帰り寿司屋をオープンさせました。

幼少期の頃から実家の隣の小さな工場で早朝から作られる酢飯の匂いと、売れ残ったお寿司を晩ご飯で食べるという日常に、飽き飽きしていたのがあの頃の記憶です。

朝から晩まで働きづくめだった親父は私が中学生の時に交通事故で他界しましたが、今両親と同じく「お酢」を通してお客様に喜んでいただく道を選んでいるのは、親父の道半ばの続きである「鮨屋」を自分が歩む運命だったのかもしれないな…と。

この「#AKAZU」 の存在は、まだ見ぬ方々との出会いや、チャレンジをする理由を見いだしてくれる未来への可能性そのものでもあるのです。

最後に、これからの旅路のワクワクを片手に、感謝すべき「#AKAZU」が日本中…いや、世界中に羽ばたき、大切な方への贈り物はもちろん、皆様の食卓に彩りを添えるお手伝いが出来れば幸いと存じます。

有限会社いっとく 代表取締役 山根浩揮



有限会社いっとく

広島県尾道市を中心に居酒屋、カフェ、プリン屋をはじめゲストハウス、屋形船などを運営。
街の賑わい創出にも取り組んでいる。

経営理念は「喜ばれて喜ぶことのできる笑顔の集まる会社であろう」


山根浩揮

2012年「居酒屋甲子園」の4代目理事長に就任。
2016年一般社団法人 IZAKAYA NIPPONを設立し代表理事となる。全国47都道府県の居酒屋が一団となってサーカスのように地方を巡業する「居酒屋大サーカス」を開催。居酒屋文化を世界に発信。
NPO空き家再生プロジェクト副代表理事も務め、街の活性化にも積極的に取り組む中、第3回ホワイト企業大賞にて『地域密着経営賞」を受賞。

プロフィールなど詳細はhttps://ittoku-go.com/?page_id=18


【販売店】 Dasitosu 出汁と酢。
〒722-0045 広島県尾道市久保2丁目9-1
TEL 0848-38-1809
FAX 0848-38-1809
dasitosu.singai@gmail.com
https://www.facebook.com/dasitosu/
https://www.instagram.com/dasitosu/?hl=ja


【販売元】 有限会社いっとく
〒722-0035 広島県尾道市土堂1-11-16
TEL 0848-29-5109
FAX 0848-29-5209
ittokuhonpo@ittoku-go.com
https://www.ittoku-go.com
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【製造元】 尾道造酢株式会社
〒722-0045 広島県 尾道市久保1丁目5-2
TEL 0848-37-4597
FAX 0848-37-4599
kakuhoshi-su-onomiti@nifty.com
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<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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