「“ずっしり”を感じないこだわりの脂」

あっさりとした硬さのない優しい脂は高尾牛のこだわりです。
サシが多すぎて脂が重たく感じることがあると思います。ずっしり感は脂の質が大きく影響します。高尾畜産ではこの脂の質にこだわり抜いた牛作りをしています。高尾牛のお肉は真っ白な霜降り肉ではなく、脂質と赤身の究極のバランスを目指した”霧(きり)降り品質”です。
脂の重さを感じずに風味も良く甘みがある旨い肉は、お子さんや女性、年配の方でも軽く召し上がっていただけると思います。
”美味しかった”だけではなく”また食べたい"と言ってもらえる、こだわりの最上質肉をお届けします。



「ストーリーも含めて高尾牛の旨さ」

松阪肉専門店丸中本店は創業70年、現在で3代目となります。創業時より高尾畜産で育てられた牛を精肉販売しています。10年ほど前から高尾洋輔と中村太の二人三脚で上質な牛作りを始めました。
研究努力を怠らない高尾畜産の取り組み、高尾洋輔の目利きと肥育技術、そのストーリーに思いを巡らせ味わう上質な肉、それが丸中本店が思う美しくて旨い肉です。
脂の質がとても良く口の中でとろける艶やかな飴色のサシ、やわらかく上品な赤身など、A5ランクの中でも最上級の高尾牛ですが、牛と向き合う姿勢や肥育をする上でのストーリーも四代目高尾洋輔が作る高尾牛の魅力です。


「松阪流のすき焼きで食べる」

霧降り品質を特に感じていただける食べ方が、松阪流すき焼きです。
割り下を使わず鉄鍋に牛脂をなじませます。ロース肉に軽く火を通すと肉の甘い香りと肉汁が溢れます。砂糖、醤油、酒で味つけし、卵にさっとくぐらせてお楽しみください。


「高尾牛の挑戦」

育てた仔牛が「高尾牛」に仕上がるかは生産者と販売者の自分たちにとっても、挑戦です。
現状の肥育方法に甘んじることなく上質なお肉を安定して供給するため、試行錯誤を繰り返し
チャレンジしつづけ、こだわり抜いた高尾牛をお届けしたいと思っています。
その中で独自基準「高尾基準」についても、さらに明確で厳格な基準策定を目指し取り組んでいきたいと考えています。
また、食べていただいた方々からのお声も集め積極的に肉作りに反映し、数ある和牛の中でも「高尾牛」を選んでいただけるよう研究努力していきます。




「四代目の牛飼いがこだわり抜いたA5ランク」

霜降り度合いを示す基準の一つである、B.M.S No.(牛脂肪交雑基準)は、No.1〜No.12まであります。
数字が高くなるほど「たくさん霜降りが入った牛肉」となります。
百貨店や高級店で目にする上質な霜降り和牛肉でNO.6〜No.7が多いと言われており、B.M.S No.10以上となると全国的にも珍しくなかなか食すことができないと思います。
一般的な霜降り肉と希少な霜降り肉では等級に3以上の差があることから、高尾牛ではB.M.S.No.10以上の希少なA5ランク霜降り肉を独自の新しい価値表現として「霧(きり)降り品質」としました。
現在の肉質等級規格が設けられて30年、高尾畜産では日々試行錯誤し研究を重ねて肥育技術を磨いています。

今回、誕生する「高尾牛」は品質を明確化するため自主的に高尾基準を策定しました。

「高尾基準」
1.松阪市飯南町高尾牧場での肥育
2.肥育日数660日(22ヶ月)以上
3.資源循環型肥育
4.A5等級BMS No.10以上

5.高尾畜産と丸中本店の総意

以上の条件をすべて満たしたものを「高尾牛」としてお届けします。
上記の「高尾基準」は今後も最低でも年に一度は見直し必要な改定を実施し、品質向上を目指すためさらなる明確化・厳格化をしていきます。



名産松阪肉料理 肉の松阪
調理部長|小野秀亀 氏

大阪の枚方市で「名産松阪肉料理 肉の松阪」にて調理部長をしております、小野秀亀と申します。
当店では松阪牛や丸中和牛などを使わせていただいています。
中でも人気のしゃぶしゃぶは、特に女性や年配の方にご好評です。しゃぶしゃぶは低温での調理のためお肉に脂が多く残ります。そのため、最後まで美味しく食べるには脂の質がとても大切です。たくさんの松阪牛を扱ってきましたが、しつこさがなくキメが細かいサシと味わい深い赤身のお肉は「丸中さんの肉は、やっぱりほんもんやな」と私を含めスタッフ一同感じています。いつも安定して上質なお肉を提供していただいており、当店全員が自信を持ってお客さまに提供が出来るお肉です。
中村社長の「サシのようにきめが細かく繊細な対応」は、精肉店さんとしてもA5ランクだと思っております。
高尾牛プロジェクトはみなさんの熱い想いを感じます。高尾牛が全国へそして世界へ飛び立つことを楽しみに応援しております。



四季会席・松阪肉会席 相生亭
代表|浜口周作氏

四季会席・松阪肉会席 相生の代表をしています・浜口と申します。
三重県松阪市で会席料理を中心にこだわりの素材、こだわりの味をお届けしています。
当店では高尾さんのお肉の特徴の一つとして感じているのは、やはり脂の質です。
板場では、牛脂の状態で高尾さんのお肉の脂だと判断ができるほどです。

松阪肉会席では素材の味をそのままの炙りや握り寿司、ステーキとしてお出しいています。味付けや加工調理の必要がないほどに上質なお肉だからこそできるお料理で、お客さまに楽しんでいただいております。
毎年2回県外から当店へお越しになられているシニア世代のお客さまがいます。いつも”ヒレステーキ200g”をご予約いただくのですが、最後まで美味しく召し上がっていただき大変ご好評です。
特徴でもある高尾さんこだわりの脂の質の良さを感じられるエピソードの一つとして、私たちも大変嬉しく思っています。

この高尾牛誕生プロジェクトをきっかけにぜひ、皆様にも”高尾牛”を一度ご賞味いただけると幸いです。




Barbara Pool 
インデペンデントプロデューサー|廣部 慧 氏

地域のクリエイター・地域企業向け講師を行い、地域におけるクリエイティブ人材・産業の最適化に従事しています。
今回、松阪のクリエイターさんを通じて高尾さん・丸中本店さんの牛作り・お肉への取り組みを知りました。

高尾牛は、近年よく耳にする霜降り神話崩壊?をくつがえす、赤身と脂身の究極のバランスのとれたあっさりと最後まで食べられる最上質なA5ランク肉です。
独自評価基準の”霧降り品質”や自分たちの探求・追求したお二方の本気の牛作りは、他地域へのモデルとなり波及していってほしい取り組みです。
今後も引き続き、”霧降り品質”高尾牛プロジェクトを応援しています。

年間十数頭の希少牛である高尾牛をこの機会にぜひお試しください。



「曽祖父から受け継ぐ発祥地の誇り」

高尾畜産は、家畜商の曽祖父・祖父、仲買人の父から代々受け継いできた牧場です。
4代目である高尾洋輔は10年ほど前に牧場を引き継ぎしました。

全国を飛び回る仲買人であった父の目利き力もあり高品質の松阪牛を肥育していましたが、
当時は牛にとってまだまだストレスがかかる牧場環境でした。
ストレスは肉質、脂質に直結します。牛を理解し牛のための牧場や環境作りを第一に考えれば発祥の地にふさわしい和牛肉に仕上がるのではないか...
そこで、祖父の代から付き合いのある松阪肉専門店 丸中本店の中村太代表と美味しい肉の正解を探し牛作りを熟思し始めました。


「1頭1頭と”紳士”に向き合う高尾畜産四代目 高尾洋輔」

まず、高尾畜産の規模だからこそできる細やかな管理、環境作りから始めました。
牛がストレスを感じることなく充分にえさを食べて大きくなるような牛舎構造、清潔で脚に負担がない床(とこ)を維持し、牛の特性や性格を把握した適切な肥育内容、夏の高温でバテない温度管理、余計な脂肪を付けず霜降り肉が多くできるような飼料の配合。
これは深野地域の先人たちが、毎日当たり前にやってきたことばかりでした。
牛を育てる上での苦労ではなく、ごく普通のことで自然な流れだと気づき、
その中で、さらにキメが細かい繊細な上質なサシと美味しく感じる赤身を目指しこだわり続けました。

伝統継承、経験と技術、環境すべてにこだわり続け育てた牛はA5ランク98%(年間)という結果にも結びつきました。
(2019年度、松阪牛の年間出荷頭数は約8,000頭、そのうちの約65%がA5等級)


「高尾畜産 肥育へのこだわり」
-1.仔牛の目利き-

家畜商だった曽祖父・祖父・父から代々受け継がれる、仔牛の目利きは様々なポイントで判断し、血統に頼らず高尾畜産と相性が良い仔牛を買い付けます。


-2.独自ブレンドの餌-

”高尾スペシャル”と名付けた飼料は、飼料製造会社の協力の元で試行錯誤を繰り返して完成された最高傑作の餌です。
独自ブレンドの餌を全自動機械ではなく、一頭一頭の体調や性格を見極めて毎日微調整し、えさやりをします。「どや?もっと食べたいか?お腹いっぱいか?」と声をかけながら牛とのコミュニケーションを大切にし、管理しています。


-3.ストレスが少ない一頭飼い肥育-

牛にとってストレスは、脂の質と肉の質に直結します。
日々、リラックスした状態で牛が暮らせるよう、牛舎に1頭1頭のスペースを確保し一頭飼いと言われる肥育をしています。しかし、仔牛で来たその日から一頭飼いをするのではなく餌を食べる習慣をつけさるために半年程度は二頭で飼います。仔牛の頃に、競うように食べさせることで一頭飼いに移った際にも、自然と餌をよく食べる牛に育てます。


-4.清潔で負担のない床作り

気候や個々の牛に合わせて清潔に保つ床作りなど、牛がストレスなく快適に暮らせる環境を徹底しています。清潔で快適な床を意識することで、牛の環境はもとより地域の稲作農家さんに提供している堆肥の品質も高められます。




「資源循環への取り組みでできた完熟堆肥」

高尾畜産で出た家畜ふんは堆肥として地域の稲作農家さんに提供しています。
稲作農家さんはその堆肥を使ってお米を作り、稲わらは高尾畜産へ提供してもらい牛のえさになります。
そして、家畜ふんは再び堆肥となって農産物の生産に役立っています。
良質な土で育った地わらと、深野に流れる小川の水、山間部の朝霧の中、農場に向かう農家。
地域農業を支え合い循環させ創りあげる高尾牛は、資源循環型農業で育てられた最上品質の松阪牛肉です。


「松阪牛発祥地の誇りを持って全国へ」

日本三大和牛の1つとされ、脂がほどよく入った霜降りが特徴で、「肉の芸術品」と呼ばれている松阪牛。
この世界的和牛の発祥の地が三重県松阪市飯南町深野(マツサカシ イイナンチョウ フカノ)です。日本の棚田百選にも選ばれる素晴らしい棚田があり、自然豊かな山間部と清流は肉牛を育てる環境としてとても適しており、1874年(明治7年)には松阪地方の牛肉が良質肉として注目される基盤ができていたと言われています。
150年近く松阪牛が育ち続けてきた「発祥の地、深野」は、伝統と品質を守るべく上質な牛を作りあげてきました。

「松阪牛発祥地」の高い石碑と説明看板があります。


今回は、厳しい基準の中で年間で数頭しか仕上げることができない高尾牛1頭分の最上質な部位をご用意しました。大切な方へのギフトでのご利用も可能なリターンもご用意しています。
詳細はリターン品をご覧ください。


スケジュール

10月23日プロジェクトスタート
11月22日募集期間終了
11月26日リターン品発送スタート
11月29日(いいニク)前後にお届け

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最後までページをお読みいただき、ありがとうございます。
私たち「高尾牛」に関わる者全員で共有している夢があります。

それは、地域の畜産農家の明日を作りあげることです。
高尾牛としてブランドを確立することで、美味しさだけを追求するのではなく、
地域農業の新しい流通モデルや資源循環モデルを体現したいと思っています。
真剣に畜産を続けることで、若い世代の共感を得て憧れになり次の担い手へと繋げ、
松阪牛発祥地の誇りと伝統を守り続けていきたいと思っています。


生産者 ------------------------------------------------------
高尾畜産
代表 高尾 洋輔
三重県松阪市飯南町深野1962

精肉加工業者 ------------------------------------------------
松阪肉専門店 有限会社 丸中本店
代表 中村 太
三重県松阪市中町1843-6


①お肉はいつ頃届きますか?
→11月29日(日) ”いいニク”の日に合わせてのお届けできるよう進めていきます。
いい状態の高尾牛をお届けするため2〜3日前後する場合もございます。予めご了承ください。

②ギフトにも使えますか?
→可能なリターン品もご準備しています。ご依頼主の名前は基本的には表示されません。お届け先の方には事前に連絡をしておくことをおすすめしております。またクラウドファンディングのリターン品である旨、お礼状などが同封される場合がございます。

③お肉はどんな状態で届きますか?
→原則「冷蔵」でお届けします。

④お届け日の指定は可能ですか?
→お肉の鮮度や発送作業上の都合でお届け日の指定はできかねます。
ご理解、ご了承のほどお願いいたします。

⑤お肉はどこから届きますか?
→送り状の送り主は「松阪肉専門店丸中本店」となります。

⑦決済についてよくいただくご質問について
今回決済はCAMPFIREの決済サービスを活用するためお手数ですが、
以下のヘルプページをご確認ください。
各決済手段についてのヘルプページ

⑧メールが受信できない
迷惑メールの設定などお客様のパソコン、携帯の設定でメールが受け取れない場合がございます。ご支援を頂くと、すぐにCAMPFIREの次のアドレスからメールが届きますので、ご確認、設定をお願いします。
メールアドレス:noreply@camp-fire.jp
メールタイトル:【CAMPFIRE】支援完了のお知らせ

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