ごあいさつ 一般社団法人 美浜まちラボ

美浜まちラボは、「住んで良かったと実感できる美浜町」をめざし活動するまちづくり団体です。 2013年より活動を始め、2018年に一般社団法人となりました。これまでに情報発信やイベント活動、町内の団体をつなぐ中間支援活動などを行ってきました。

野間灯台登れる化プロジェクトについて

美浜まちラボでは、中間支援・空き家対策・特産品開発・放置竹林の解消など様々な事業を行ってきました。その中の一つが「野間灯台登れる化プロジェクト」です。美浜町にある野間灯台(正式名称は野間埼灯台)は非公開の灯台で、普段は中に入ることができません。年に1・2回、海上保安庁と美浜町による一般公開が行われていて、登ることができるのはその日だけです。全国には公益社団法人燈光会が運営する「登れる灯台」が16基あり、そこでは300円の参観寄付金を支払うと灯台に登ることができます。野間灯台をそうした「登れる灯台」にしようというのが、このプロジェクトの趣旨です。

燈光会の運営する全国の登れる灯台昨年11月に行われた一般開放の様子

このプロジェクトの目的は以下の2点です。
1. 美浜町のシンボル野間灯台を活用(将来的には一般開放して登れる灯台に)して、美浜町観光の目玉にしよう。
2.美浜町のシンボル野間灯台を町民主導の活動によって活用・開放し、「美浜町は町民が主役の町」であることのシンボルにしよう。

以下はこれまで行ってきた主な活動の様子です。

今回のクラウドファンディングについて

野間灯台は1921(大正10)年3月に誕生しました。2021年3月に100周年を迎えます。

この100歳の誕生日を町民とともにお祝いしたいと考えています。しかし、現状では十分な予算がありません。美浜町から「エンジョイぷらん交付金」というお金を24万円いただきましたが、ライトアップの経費やチラシ等の印刷費でなくなってしまいます。100周年という記念すべき年をお祝いする費用としては不足しているというのが現状です。

資金の使い道

100周年のお祝いとして我々が予定している事業を紹介します。
・100歳の誕生日イベント
初点灯の日を記念し、3月上旬の休日にイベントを企画しています。100歳の誕生日会です。その日は海上保安庁と美浜町による一般公開を行う予定です。美浜まちラボとしては、灯台前の駐車場にてステージイベントやキッチンカーの出店、夜は美浜竹灯籠の会による「竹灯り」を計画しています。また、過去2年間、「デジタル影絵」「イルミナイト」といったライトアップをお願いしてきた照明会社シャッフルさんによる特別ライトアップも予定しています。昨年度11月のイベント案内


・野間灯台100年誌の刊行
野間灯台100年間の歩みを町民の写真や思い出と共にふり返る100年誌を作成しています。思い出のアルバムと言ったところでしょうか。今回の資金で冊子を印刷し、町内の公民館や町内の学校などに無料で配布します。クラウドファンディングで支援してくださった方にも返礼品の一つとして提供させていただきます。現在作成中の100年誌

・登録有形文化財化
100周年を前に国の認める登録有形文化財への登録をめざしています。海上保安庁・美浜町のご協力のもと 、以前、野間郵便局旧局舎の登録にご尽力いただいた愛知ヘリテージの会のみなさんに調査・申請をお願いしました。野間灯台は無筋コンクリート造りという珍しい建築様式で、100年を経た今でも現役で活躍している灯台です。愛知ヘリテージの会の方によれば「文化財としての価値はそうとう高い」のだそうです。この調査・申請にかかる費用を今回のクラウドファンディングで集めたいと考えています。  右:安乗埼灯台(志摩市) 中:大王埼灯台(志摩市) 右:菅島灯台(鳥羽市)
お隣の三重県には登録有形文化財に指定された灯台が3箇所あります。愛知県にはまだ一つもありません

・ウェブカメラ設置
野間灯台近くにあるカフェNOANOAさんにウェブカメラを設置し、灯台の様子を24時間配信しようという計画です。夕日の様子、ライトアップをしている夜間の様子などいつでも見ることができるようにします。観光スポットとして現在の様子を発信するだけでなく、防犯対策としても有用だと考えています。灯台近くのカフェNOANOA

リターンのご紹介

リターンは金額に応じて以下のようにご用意しております。リターンの開始時期は2021年の2月ごろを予定しております。返礼品はご指定の住所に郵送いたします。なお、3月のイベントの日程は現在海上保安庁・美浜町と調整中です。

3,000円 ・お礼のメッセージ ・100年誌 ・クリアファイル(A4サイズ)

5,000円 ・お礼のメッセージ ・100年誌 ・クリアファイル  ・タオル(32cm×76cm)

10,000円 ・お礼のメッセージ ・100年誌 ・クリアファイル  ・タオル
      ・キーホルダー(色はこちらで選ばせていただきます)
      ・灯台前駐車場駐車券1枚(5年間有効)
      ・3月の灯台開放イベントの際、灯台周辺にお名前が掲示される権利(3月のイベントが中止された場合は来年度以降の一般開放時に掲示いたします。なお、お名前の掲示については備考欄に、お名前の掲示を希望されるかどうか、希望される場合はどのような名前にするかをご記入ください)
クリアファイル・タオル・キーホルダー・Tシャツ30,000円 ・お礼のメッセージ ・100年誌 ・クリアファイル  ・タオル ・キーホルダー
      ・Tシャツ(100周年限定デザインで、写真とは異なります。サイズはS・M・L・LLをご用意いたします)
      ・灯台前駐車場駐車券3枚(5年間有効)
      ・ 3月の灯台開放イベントの際、灯台周辺にお名前が掲示される権利(3月のイベントが中止された場合は来年度以降の一般開放時に掲示いたします。なお、お名前の掲示については備考欄に、お名前の掲示を希望されるかどうか、希望される場合はどのような名前にするかをご記入ください)

50,000円 ・お礼のメッセージ ・100年誌 ・クリアファイル  ・タオル ・キーホルダー
      ・Tシャツ ・灯台前駐車場駐車券5枚(5年間有効)
      ・3月の灯台開放イベントの際、灯台周辺にお名前が掲示される権利(3月のイベントが中止された場合は来年度以降の一般開放時に掲示いたします。なお、お名前の掲示については備考欄に、お名前の掲示を希望されるかどうか、希望される場合はどのような名前にするかをご記入ください)

100,000円 ・お礼のメッセージ ・100年誌 ・クリアファイル ・タオル ・キーホルダー
       ・Tシャツ ・ネクタイ(青か赤をお選びください) 
        ・灯台前駐車場駐車券10(5年間有効)
       ・3月の灯台開放イベントの際、灯台周辺にお名前が掲示される権利(3月のイベントが中止された場合は来年度以降の一般開放時に掲示いたします。なお、お名前の掲示については備考欄に、お名前の掲示を希望されるかどうか、希望される場合はどのような名前にするかをご記入ください) 新しいデザインのネクタイを作っています。青か赤かのご希望をお知らせください野間灯台前駐車場は灯台が目の前です

3月のイベントにお越しいただき、野間灯台の上からの眺望を楽しみください
(灯台に登るには整理券が必要です。人数制限がありますので、お早めにお越しください)

最後に

現在、全国の灯台は厳しい状況に置かれています。漁船でさえGPSを積んでいる時代です。灯台の必要性は以前に比べ低下しています。また、地元自治体である美浜町は人口減少が進み、財政的に非常に厳しい状況です。こうした中で100歳を迎えた野間灯台が今後も光り続け、美浜町のシンボルであり続けられるようにしていきたいというのが、美浜まちラボの願いです。
今回の取り組みを実績として、最終的には寄付金という形で有料一般開放を実現させたいと思っています。今回はクラウドファンディングで資金を集めさせていただきますが、未来永劫できるわけではありません。今後の管理費・修繕費等を捻出するためには、有料での一般開放が必須と考えます。 町のシンボル野間灯台を守っていくためには、住民の行動が必要です。今回はその第一歩です。100歳の誕生日はよい機会です。ここをきっかけにして、持続可能な野間灯台、そして持続可能なふるさとを目指して行動を起こしましょう。



お問い合わせ

美浜まちラボ  電子メール:info@lab380.com  電話:050-3138-3380 

野間灯台はこちらです。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/09/19 13:52

    9月10日(土)、美浜まちラボが一般公開を始めてから1000人目の参観者の方がいらっしゃいました。1000人目は、名古屋在住の広瀨さんご一家です。「今まで何度も灯台の前を通ったことがあったけれど、ここに登ったのは初めてです。よい思い出になりました」と話してくださいました。

  • 2022/05/05 21:31

    4月30日、5月3日、4日、5日の4日間、航路標識協力団体として、野間灯台の一般公開を行いました。300円の協力金をいただき、1日6時間の公開で、4日間で563人の方に登っていただきました。今回は社会実験という形で行いました。ほとんど広報せず、通りかかった方がどれくらい登ってくれるのか、安全に...

  • 2022/03/31 19:30

     航路標識協力団体に指定された件と登録有形文化財の答申が出た件について中日新聞や読売新聞で紹介していただきました。読売新聞は以下のリンクから記事を見ることができます。読売新聞3月28日 地域版より 

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