急速なスピードで、社会のグローバル化が進み、多様性を認め合うことや、誰もが豊かな暮らしを持続できる社会づくりが求められています。本会は、今後も変化し続ける社会の中で、児童・生徒が人や地域社会と良好な関係で繋がる力、生涯にわたって芸術文化に関わり、豊かに生活していける力を身につけられる造形美術教育の充実を目指しています。その実現のために、指導者が自己研鑽を図ることを目的とした学習会組織です。参加者同士が授業実践を検証したり、議論を交わしたりすることで、質の高い研鑽の場としています。そして、本学習会での研鑽の成果を、展覧会を通して公開し、そこから指導者が日頃の授業や学校行事等で生かし、児童・生徒がよりよい学びを得られることにつなげます。私たちは児童・生徒が学びで得られた力を、社会と関わる中で発揮することで、よりよい社会を築くことができることを期待しております。

 実際には、年に6回の学習会を開催し、参加者の授業実践等の報告と、講師を招いて講演を行う2部構成を基本としています。会費で謝礼を準備し、遠方からも講師の方をお招きします。また、日頃の授業実践を発表する展覧会を年1回開催しておりますが、この展覧会の運営面で苦労しております。そこで、よりよい活動と成果発信の場を確保するために、クラウドファンディングで資金の支援を募り、活動を充実させたいと考えました。

 これまでの活動を一部紹介いたします。最近では、新学習指導要領に即した指導と評価を一体化した授業実践の提案発表、地域や美術館と連携した授業実践の報告を実施しました。また、新学習指導要領作成に関わった講師を招き評価方法についての解説講演や、東日本大震災の復興に関わるイベントプロデューサーをお招きして、学校関係者以外の視点から美術を介した地域交流活動についてのお話を聞くなどの内容を実施しております。

 昨年の授業実践の展覧会では、うらわ美術館を会場に、全国の保育園・幼稚園・小・中・高等学校・特別支援学校から大学の美術教育の実践まで広く展示しました。1週間の展示期間で、来場者は500人を越えています。この展覧会もSNSでの情報発信などにより、少しずつ認知されてきているように感じています。展覧会終了後には、展覧会で展示したパネルと作品に加え、展覧会会場の様子を掲載した記録集を作成しています。このように、学習会と展覧会を実施している組織です。

 クラウドファンディングで得られた資金は、以下の内容に使用させていただきます。

  展覧会チラシ作成費     20,000円

  展覧会チラシデザイン費   20,000円

  展覧会記録集作成費    170,000円

  展覧会記録集配送費     20,000円

  展覧会受付バイト代     60,000円

 プロジェクトは、以下のスケジュールで遂行いたします。

  10月29日 クラウドファンディング終了

  11月上旬  展覧会記録集作成開始

  2月下旬  展覧会記録記録集完成

   3月上旬  リターン発送


 リターンは、展覧会報告書冊子1部をお届けいたします。今年度の展覧会開催期間は9月13日(日)~20日(日)となり、報告書の作成は年度内を目指しております。子供たちの充実した図工・美術の授業の時間と笑顔のために、ご協力よろしくお願いいたします!

 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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