はじめに・ご挨拶

 初めまして、本作品でプロデューサーを務めます立命館大学映像学部4回生の久野将輝と申します。

本作品は、数年前より企画され監督である萩原佑汰の故郷である長野県諏訪を舞台として計画されておりましたが、新型コロナウイルス拡大に伴う緊急事態宣言の発令により計画の変更を余儀なくされました。
しかし、彼の映画で諏訪の魅力を伝えたいという思いは変わりません。

コロナ禍で自由に行動できない現在、自分たちの移動やアルバイトなど生活も制限され、学校からの機材のレンタルも満足のいくものではありません。そう言った現状に、制作を断念する学生が増えています。

ただ、僕らは自分たちが不自由な状況を、現在身をもって体験しているからこそ、自由と不自由の対比を描き、その中で見えてくる希望を作品のメッセージとして皆に伝えることができるのではと思い、今回制作にあたります。

上記を実現する上で私たちができることとして、こののクラウドファンディングを立ち上げ、個人や企業から協賛を募ります。是非、最後までお目通しいただければ幸いです。



これまでの活動

監督 萩原 佑汰 (長野県諏訪市出身)

 第62回NHK杯全国高校放送コンテスト 創作ラジオドラマ部門第4位
 第62回NHK杯全国高校放送コンテスト 創作テレビドラマ部門準決勝進出

 立命館大学映像学部に入学後、関西を中心にPV、MV等 映像作品を多数制作

 The Lump of Sugar 「相合傘」 MV 監督
 The Republic Scale 「repic」 MV 監督
 ONE"AREA 「反芻」 MV 監督
 茶三楽 webCM 監督

 2020年度立命館大学映像学部卒業制作課題 『登紀子へ』  撮影技師

 


プロデューサー 久野 将輝

 2019年48hfp提出作品『CONTINUE』 監督 学生賞受賞

 空音 「 Hug feat. kojikoji 」MV 助監督

 2020年度立命館大学映像学部卒業制作課題 『登紀子へ』 助監督

 

撮影技師 余田 慎太郎

 2020年度立命館大学映像学部卒業制作課題 『登紀子へ』 監督

 空音 「 Hug feat. kojikoji 」MV 撮影技師

 空音   「You GARI feat. SUSHIBOYS」 MV 撮影技師  


作品概要

タイトル 『暗がりに咲く』
作品時間 60分
ジャンル コメディ
製作 立命館大学映像学部 制作ゼミ 萩原久野組
撮影場所 主に京都を中心とした関西周辺


モチーフ 

不自由のない生活を送りながらも生活に不満を抱く主人公と、
抑圧された環境に生きるヒロインの対比


映画の冒頭 

webライターとして働く主人公 健一は出世のコースから外され、横暴な上司とコネ入社でやる気のない社長の息子の間で日々、真面目に働いていた。ある日も、健一はいつものように上司に呼びつけられ、新入社員の書いた記事の謝罪のため、とあるピザ屋へ単身で向かう。

いわれのない記事を書いてしまったことを謝罪するつもりだった健一だがピザ屋の経営にはヤクザが絡んでおり、ピザ屋の二階にあるヤクザの事務所で殴られ気を失う健一。

目が覚めると女性の体になっており、戸惑う健一だったが痛みも感じることから、夢ではないことを実感し、この体の持ち主が軟禁されていることを知る。自分のことを凛と呼ぶ初老のヤクザとの会話から、この体は組長の一人娘 凛のものであること、凛が病弱で外出を許されていないことを知る。

ほどなくして、先ほどの事務所でヤクザの元で目がさめる健一。あっけにとられている健一だったが、目の前には、ヤクザの組長 大城が座っており、再度、謝罪する。どうにか許しを得た健一だったが、この日を境に度々、凛との入れ替わりが起こるようになる。

  

資金の使い道

機材レンタル費(特機レンタル費) 8万円
キャスト費(キャスト所属事務所へ) 7万円
キャスト宿泊費(京都近辺のホテルへ) 12万円
キャスト交通費 17万円
ハイエースレンタル費(TimesCarレンタル) 13万円 
単発車両レンタル費(TimesCarShare) 10万円
ロケ地レンタル費(スタジオレンタル費、ロケ地謝礼金) 12万円
駐車場契約費 3万円
美術購入・レンタル費 8万円
メディア購入費 4万円
制作雑費(キャスト・スタッフ飲食費等) 10万円   


リターンについて

信州の名産 詰め合わせ、エンドロールにて支援者様のお名前および企業名・ロゴの掲載。
完成版Blu-rayまたはDVD、メイキング映像、脚本のお届け、お礼メッセージ。

著作物の権利について

著作権につきましては、すべて企画起案者に帰属します。
DVD、Blu-rayの著作権に関しましては、製作者が所有するものとし、複製、転売、改変などの行為を禁止致します。

実施スケジュール

6月12日 プリプロダクション開始

9月16日から10月4日 撮影期間

10月末 整音作業・ラッシュ完成予定

11月初旬 フォーリー作業・MA

11月末 完成予定

2月中旬 卒業展示会にて上映予定 リターン発送


監督からの挨拶

私、萩原佑汰は長野県諏訪市で生まれ育ち、現在は京都の立命館大学映像学部で映像作品を発信しております。

私が高校生だった頃、両親と本学部の卒業制作展示会、通称『卒展』に足を運び、そこで商業用のスクリーンに映し出される学部生たちの映画を目にしました。

そして、父の「4年後佑汰の作品がここで見れるのか」という、ふとした一言から、私の目標は卒業制作で地元諏訪を舞台にした映画を作り、それを両親や地元の人をはじめ、多くの人に実際の映画館で見てもらうことになりました。

私の地元、諏訪は映画『君の名は。』の舞台の一つにもなったとても美しい町です。

しかしながら、コロナウイルスが猛威を振るった今年、観光業で栄る諏訪でも、外出は制限され、毎年50万人を動員する『諏訪湖祭湖上花火大会』も中止を余儀なくされました。コミュニティが狭い私の地元は、村文化が残り、コロナへの警戒が強く、感染者が出ると身元が町中に広まります。


父からも「怖いのは”病気”より”人間”だ」と聞かされ、

私は映画を撮るどころか帰ることも許されなくなりました。

そして、親や地元の人たちに京都にきてもらうことすら危ういのが現実です。

私はこう言った現状から『どうにか諏訪の魅力を伝えたい』という思いと同時に、

『コロナ禍の現在でも誰かの希望となれるような、誰かが笑ってくれるような作品を撮りたい』という思いを抱くようになりました。


諏訪での撮影の望みは叶いませんでしたが、京都でこれまでの構想を超えるような作品を必ず撮ってみせます。

また、今回のプロジェクトでは、少しでも諏訪の魅力を知ってもらうため、リターンに諏訪のお土産、特産品を送らせていただこうと考えております。

このプロジェクトをきっかけに、諏訪の魅力をいろんな方に知っていただけたら幸いです。

どうか、ご支援のほどよろしくお願いいたします。



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2020/09/23 01:48

    クラウドファンディングのページをご覧くださり、ありがとうございます。映画『暗がりに咲く』において、プロデューサーを務めます立命館大学映像学部4回生の久野将輝です。クランクインと同時に公開した本プロジェクトですが、撮影2日目にして、達成率40%を迎えることができました。たくさんのご支援、誠にあり...

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