はじめに・ご挨拶
昨年千葉県を襲った台風被害。復旧、復興に向けて歩き出したのも束の間、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出禁止、自粛ムード、イベントキャンセルにより、日本酒の販売量は大きく落ち込み、今、千葉県内の蔵元は苦境に立たされています。
「…このままでは千葉県の蔵元や日本酒の文化が衰退してしまう!」
この状況をなんとか打破しようと県内28の蔵元が集まり、新たなプロジェクトをスタートさせました。
日本酒の魅力を多くの人々に伝え、日本酒の力で千葉県を元気にしたい。そのために、まずは皆様に千葉県の美味しい日本酒を飲んで知っていただき、このプロジェクトへの支援をお願いしたいと思います。
このプロジェクトで実現したいこと
地域の伝統文化である日本酒を、千葉県から他県・世界の日本酒ファンへ届けるWEBサイトをオープンします。千葉の日本酒を気軽にどこでも、誰でも購入でき、蔵元の想いと共に日本酒が届けられます。
ゆくゆくは海外向けの販売サイトも立ち上げ、千葉県の日本酒を世界に向けてPRし、新たなファンの獲得を目指します。
「多くの人に日本酒を通じて千葉県の良さを再発見してもらい、地域の復興を支えて千葉県を元気にしたい」。それが私達の目指すゴールです。
千葉県の日本酒は楽しい。ー28の蔵元紹介ー
江戸末期、千葉県では江戸にお酒を送るため多くの蔵元ができました。もともと良質の米や水を生み出す自然豊かな土地であり、現在でも日本酒づくりが盛んな県のひとつです。日本酒といっても香り味わいは実に様々で、個性的な蔵元もたくさん。自分の好みにピッタリの地酒に出会えます。
ここでは、今回のプロジェクトに参加する28の蔵元を紹介します。
■北総エリア
旭鶴
天保元年より佐倉の地にて酒を醸す旭鶴。蔵の隣の八坂神社からの天然水を使用した酒造り。 フラグシップの佐倉城は千葉の酒米にこだわった地産の酒です。(所在地:佐倉市馬渡918)
飯沼本家
300年の伝統を守りながら柔軟に変わり続け、酒々井発SAKE文化を全国や世界に向けて発信。時代とともに進化する老舗酒蔵です。(所在地:印旛郡酒々井町馬橋106)
窪田酒造
明治5年より県最北の醸造の地野田で創業。利根運河沿いに蔵があり、酒造りに欠かせない良水で仕込まれています。代表銘柄「勝鹿」は辛口のお酒です。(所在地:野田市山崎685ー2)
滝沢本店
成田山新勝寺の近くに酒蔵を構え、百薬の長と言われた井戸水から造られるのが代表銘柄「長命泉」。 健康長寿のお祝いなどに人気なお酒です。(所在地:成田市上町513)
■水郷エリア
飯田本家
明治10年、香取郡小見川創業。米作りが盛んな地で伝統を絶やさず丁寧に酒造りを行なっています。地元産の酒米を使い飲みごたえのある酒を目指しています。(所在地:香取市小見川178)
東薫酒造
創業文政8年より佐原の地酒として愛され続けています。全国新酒鑑評会金賞を15回以上受賞し、日本酒好きを唸らせる酒造りをしています。(所在地:香取市佐原イ627)
鍋店
元禄2年創業。以来310年以上、伝統と手法を守りづづけている酒蔵です。スッキリとしてフルーティーな「仁勇」「不動」の両銘柄にはファン多数。(所在地:香取郡神崎町神崎本宿1916)
■銚子エリア
青柳酒造
古来より良水の地として知られた横芝光町篠本の酒造。しっかりと時間をかけて仕込まれるお酒は、香味の調和とすっきりとした喉越しが特徴です。(所在地:山武郡横芝光町篠本726)
石上酒造
関東最東端の銚子を代表する酒蔵の一つ。大谷石造りの石蔵にて、品質にこだわり酒造りをしています。代表銘柄「銚子の誉」は軽い酸味と辛味が特徴。(所在地:銚子市田中町7-1)
小林酒造場
明治7年に創業。品質第一をモットーに誠意を込めた酒造りをしています。人気銘柄の「祥兆」は、縁起の良い酒として愛されています。(所在地:銚子市松岸町2-78)
■上総エリア
小泉酒造
富津市で房総地酒を作る酒蔵。200年余りの歴史をもつ「東魁」をはじめ、代表銘柄である「東魁盛」は多くの日本酒ファンから支持されている人気商品です。自社の田んぼで育った米で酒造りをしています。(所在地:富津市上後423-1)
須藤本家
明治18年に創業。名水久留里の生きた水を使用し、高品質な酒造りを行っています。 「酒造りは事業にあらず、家業なり。」(所在地:君津市青柳16-10)
藤平酒造
久留里の名水を生かした酒造りを行う、享保元年創業の酒造。「福祝」は丁寧に仕込まれた、 素直に「うまい」と感じられる お酒を目指しています。(所在地:君津市久留里市場147)
宮崎酒造店
慶応2年より酒蔵を構え、150年以上もの歴史を大切に伝統を守りながら酒造りをしています。代表銘柄「峯の精」はフルーティでさらりとした口当たり。(所在地:君津市戸崎1780)
森酒造店
名水の里、久留里の西方に位置する小さな酒蔵。手造りにこだわり、房総丘陵の自然の恵みと越後杜氏の熟練の技から「飛鶴」は生まれます。(所在地:君津市愛宕202)
吉崎酒造
城下町久留里で寛永元年に創業し、長い歴史を持つ酒蔵です。上総の名水久留里の水と、厳選した酒米で作られる銘酒「吉寿」が人気。(所在地:君津市久留里市場102)
和蔵酒造
江戸時代より君津にて「鹿野山」を醸してきた原本家と、明治7年より富津で「聖泉」を醸してきた池田酒造が統合し、和蔵酒造が誕生しました。(所在地:富津市竹岡1)
■南総エリア
東灘醸造
慶応3年創業。山から湧出する良水で仕込み、すっきりキレのある味わいが特徴です。代表銘柄の一つ「東灘」はもちろん 「とびっきり」も人気です。(所在地:勝浦市串浜1033)
稲花酒造
文政年間より酒造りを続けており、伝統的な技術を継承しながら、最新の技術にも挑戦しています。「純米かもし酒」は飲み飽きしない上品さが特徴です。(所在地:長生郡一宮町東浪見5841)
岩瀬酒造
御宿海岸のほど近くに位置し、 硬度が高くカルシウムが含まれた水が特徴。「山廃酛」で仕込む酒は旨味のある濃醇で酸味のしっかりとした味となります。(所在地:夷隅郡御宿町久保1916)
亀田酒造
鴨川市の老舗酒造。全国で唯一 明治神宮にご奉納するお酒を造っており、特別な日に利用されることも多く、日本を越え世界に誇れる商品を目指しています。(所在地:鴨川市仲329)
木戸泉酒造
創業明治12年の老舗酒蔵。醸造方法は高温山廃酛を永年より守り続け、添加物、農薬を一切使わないこだわりぬいた手法が特徴です。(所在地:いすみ市大原7635-1)
豊乃鶴酒造
江戸天明年間に創業。建物は登録有形文化財に登録されています。淡麗辛口を目指した酒造りは、全国新酒鑑評会でも高く評価されています。(所在地:夷隅郡大多喜町新丁88)
吉野酒造
勝浦にて「素材を大切にし、昔ながらの手法を守り続ける」という基本姿勢にこだわり酒造りを行っています。仕込み水は蔵元の保有する山の自然水を使用。(所在地:勝浦市植野571)
■九十九里エリア
梅一輪酒造
九十九里の地酒としても名高い酒造。手作りの良さを生かした酒造りを心がけ、地元料理に合う味を追求し食卓に並ぶ高品質な日常酒を目指しています。(所在地:山武市松ヶ谷イ2902)
寒菊銘醸
130年以上の歴史がある九十九里を代表する酒蔵。焼酎やクラフトビールなども製造しています。地酒は香り高く旨味が強いのが特徴です。(所在地:山武市松尾町武野里11)
花の友
千葉県山武市松尾の地酒。敷地内の井戸から湧き出る良質な水を使った「花いちもんめ」は、上品な香りとまろやかな味わいの人気銘柄です。(所在地:山武市大堤438)
守屋酒造
創業明治26年創業。関東最大級の大型冷蔵庫により徹底した品質管理、千葉県産の米にこだわり作られる地酒は米本来のうまさが引き立つ香り高い味です。(所在地:山武市蓮沼ハ2929)
資金の使い道
○日本酒代金(箱代、送料含む)
○クラウドファンディング手数料
実施スケジュール
9月14日〜9月29日 クラウドファンディング
10月中 順次発送
リターンのご紹介
千葉県の日本酒の美味しさに出会える、返礼品(リターン)セット22商品をご用意しました。
最後に
地域の自然や歴史、文化を象徴し完成する日本酒は、千葉県の豊かさと魅力がぎゅっと詰まった一品です。そんな日本酒が混迷する地域経済を元気にする象徴となり、日本酒から食や暮らしや観光など、千葉県の楽しさが再発見されることを目指しています。
CHIBA SAKE について
「日本酒の日」である2020年10月1日(木)17:00 に、千葉県産酒を大集結させた新たなWEBサイト『CHIBA SAKE』(https://chibasake.com)をオープンさせます。
『CHIBA SAKE』は、日本酒初心者の人でも分かりやすい日本酒サイト。販売する商品の蔵元へは全て訪問し、直接の想いを届けます。また、特別商品やギフトにもおすすめの多彩なセットを用意。
新しい商品づくりにも挑戦します。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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