□はじめに・ご挨拶

この度は数多くあるプロジェクトの中から当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
先月1歳の誕生日を迎えたばかりのもなか
FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症し、その治療費をご支援頂きたく
今回クラウドファンディングを立ち上げました。

ご挨拶遅くなってしまいました、初めまして、こんにちは。

もなかの飼い主の本多です。
現在、京都で姉と母と猫4匹と暮らしています。

☆Profile☆

猫4兄弟の末っ子 もなか
種類:ミヌエット
2019年8月24日生まれの男の子
遊ぶこと、食べることが大好き


出会い☘

もなかとの出会いは2019年11月18日
偶然見つけた京都のペットショップに入った時のこと
当時生後3ヶ月、真っ白な雪だまのような愛らしい猫でした。
薄暗いゲージの中を覗き込むと
こちらに寄ってきてガラス越しに目が合い…
その時、「この子と一緒にいたい」と強く感じました。
その日は自身の誕生日だったこともあり
運命的な出会いを感じ、すぐに家族に迎え入れることを決めました。

初めて会った日、ペットショップのゲージの中のもなか

ただお迎え当時のもなかは、猫風邪を発症していました。(ペットショップの方で保護猫カフェを運営しており、その保護猫ちゃんからもらったみたいです。)
ペットショップから帰宅途中、かかりつけの動物病院でワクチン接種と簡単な健康診断をして頂き、そのまま猫風邪の治療に入りました。

それから徐々に 体調も回復していき、年末頃にはほぼ症状が消えていました。
元気になってくれて一安心です。

猫風邪が完治してからはまさに天真爛漫♪

大好きなお兄ちゃんにかまってもらいたい

初めて家に来た日から信じられないくらいに人懐っこく、何度肩から降ろしてもよじ登ってくるようなヤンチャな猫でした。
ご飯も人一倍良く食べ、大好きな兄弟猫達にくっついて飛びかかっていくような甘えんぼさん。

そんなもなかが体調を崩したのが
2020年8月上旬頃です。
これまで有り余るほどあった食欲がなくなり日に日に食べるスピードが落ちました。
最初は大人になったから性格が少し落ち着いたのかな?と思っていましたが
標準よりちょっと重いくらいの真ん丸フォルムだった体が、シュッとスマートに
活発に遊び回ることもなくなり
いつもはのびのびと寝てた体は、しんどそうに箱座り
呼吸が目でわかる程大きくなり異変を感じ病院に連れていきました。


□これまでの活動

◆2020年8月25日

病院では、重症と言われました。

胸の部分に水が溜まって肺を圧迫しており、呼吸がうまく出来ていない状態だったようです。
血液検査の結果、
血液素量、アルブミンが正常値より少し下回っており貧血と栄養失調
そのストレスにより血糖値が上がっていました。

さらに元々小柄な種類のもなかですが、今まで人一倍ご飯を食べていても成猫の標準体重を下回る2.9kgと痩せていました。
すぐに麻酔をして胸水を抜き、コンべニア注射、ステロイド注射、ネブライズ吸入をして頂きました。
処置中は不安が募るばかりで大きな病気じゃないことをただただ祈りました。
そして無事に胸水を抜き終わり、もなか自身、麻酔が覚める頃には少し元気が戻ったみたいで
主治医の先生には、1歳で体力もあるので今まで以上のカロリーを与えて体重を増やすことで自然と回復すると言われその日は安心して帰宅しました。



◆2020年8月28日

一度胸水を抜いてもらっているので栄養を採ることで回復に向かっていくのだと安心していましたが
あまりにしんどそうにしていたので次の診察日まで待てず病院へ。
ネブライズ吸入と抗生物質の内服薬を頂きました。
この時、レントゲンを見ると既に胸水が貯まっていましたが3日前に除去したこともあり、
もなかの身体に負担をかけないため、抜かずに自力で治した方が良いと言われそのまま帰宅しました。
食事はドライフード少量とチュールしか食べられず。


◆2020年8月31日ー9月1日

この日もレントゲンを見ると肺の周りが真っ白になっていました。
直ぐに麻酔をして胸水穿刺。
点滴と抗生物質注射、ステロイド注射もして頂きました。
やはり呼吸が苦しそうなので少しでも楽になるのならと一晩ICUへ入院。
翌日病院へ迎えに行くと昨日より元気で、小さくなった肺が少し膨らみ呼吸も落ち着いたみたいで
抗生物質の内服薬を頂き そのまま連れて帰りました。
食事はウェットフード少量とチュール、とりささみのみ。少し食欲回復。


◆2020年9月4日

退院後少しだけ元気になった姿を見て、このまま回復に向かうのでは?と考えましたが
やはり状態は悪化していき病院へ。
この日も肺は真っ白でした。すぐに麻酔をして胸水穿刺。
点滴と抗生物質注射、ステロイド注射もして頂きました。
主治医の先生には"体重を増やし体力をつけるしか治療法がない"と何度も言われました。
少しでも体重を増やすため3時間おきに口元に食べ物を持っていき
ちゅーると大好きなとりささみのおやつ、ドライフードは食べれなくなっていたのでウェットフードと子猫用の粉ミルク、スープなど食べてくれそうなものは何でも食べさせていました。


◆2020年9月8日

この日もやはり胸水が貯まっており
麻酔をして胸水穿刺を行いました。
点滴と抗生物質注射 、ステロイド注射を打ってもらいました。
日に日に衰弱していき、2.9kgの体重は2.65kgまで落ちてしまいました。
そして毎回驚く速さで胸水は貯まっており、約2週間で合計4回の胸水除去を行いました。

多量の胸水穿刺は全身麻酔。
激しい体重減少で体力のないもなかには辛く、とてもストレスに感じると思います。

本当にこのまま治療を続けて大丈夫なのか。

主治医の先生は「若いから自力で治せる」「命に関わるような事じゃない」と仰っていましたが

どうしても不安がぬぐい切れず
先生と相談して、精密な検査ができる病院を紹介して頂きました。


FIP発症

◆2020年9月9日

紹介して頂いた病院で精密検査をして頂き

FIP (猫伝染性腹膜炎)と診断されました。

☆猫伝染性腹膜炎とは

多くの猫が持っている猫腸コロナウイルスが
猫の体内で突然変異を起こし猫伝染性腹膜炎 となり、それによって引き起こされる致命的な免疫性疾患です。
強い毒性のため生存率は極めて低く、発症すると平均生存期間が僅か9日間
現時点で、ほぼ100%の確率で助からないと言われています。 

そして日本のほとんどの病院では抗生物質による延命治療しか行えないのが現状です。

さらにもなかの病状はウェットタイプ胸水型進行が早く中期~末期の診断でした。
平均生存率が9日なら、もなかは発症してから既に2週間
助かることはなく、安楽死の提案もされました。
診断を受けてすぐ現実が受け入れられず
今にも死んでしまいそうなもなかを見て、絶望感と悲しさで涙が止まりませんでした。

結局その日は胸水除去と抗生物質の注射
進行を遅らせるための治療残された時間の過ごし方の説明を受け帰宅。


帰宅後、家族でもなかのこれからの話をしました。

安楽死は絶対にさせたくない、残された時間の中でもなかができるだけ苦しまずに最後まで過ごせるよう 
最善の選択を探しました。

今も目の前で頑張って生きようとしているもなかを見ると、何もしてあげられないことが辛くて、情けなくて、胸が張り裂けそうな思いでした。

2020年9月9日FIPと診断を受けた日、ぐったりしてほとんど動かず


FIPの治療法について

どうしてももなかの命を救いたい、少しでも長く幸せに生きてほしくて、病気について調べた結果

FIPに効果のある薬「MUTIAN」が開発され、84日間絶やさず投薬することで病気が寛解した症例があることを知りました。

ですがこの薬は日本ではまだ未認可で保険適応外なため高額で費用は100万前後かかり、さらに国内で取り扱っている協力病院が7件と少なく投薬が難しいことも知りました。
本来ならば飼い主が責任を持って、治療費を全て賄うべきなのですが今の自分たちの収入だけでは投薬を続けることが困難な状態です。

そんな中、同じFIP闘病中の飼い主さんのSNSを拝見しクラウドファンディングを通して支援を募っているのを知り、藁にもすがる思いでこのプロジェクトを立ち上げることを決めました。

まだ1歳で遊び盛りで、人が大好きで、食べることも大好きでお兄ちゃんやお姉ちゃんにちょっかい掛けては追っかけ回すような甘えんぼさん。
まだまだ元気に生きして欲しい、もっと幸せになって欲しいです。
この子のためなら何でもしてあげたいです。
大変な治療になるとは思いますが、良くなることを信じて寄り添っていこうと決めました。

そして幸い、大阪にMUTIAN協力病院がある事を知りすぐに電話しました。
1週間先までの予約がすべて埋まっている状態でしたが一刻を争う状態だったので、どうにか調整して頂き

診断を受けた日から3日後の9月12日からMUTIANによる治療を受けることが決まりました。

それまでは今まで通り、かかりつけの病院で延命治療を行いました。

◆2020年9月10日

しばらく40℃越えの高熱が続いていたので
ステロイドとインターフェロン治療を受けました。


◆2020年9月11日

昨日の注射のおかげで熱が下がり39.1℃
貯まっていた胸水の除去と点滴、昨日に引き続きステロイドとインターフェロン治療を受けました。

既に死の宣告を受けていたのでいつその時が来るのかと怯えながら、無事12日を迎えられるよう
毎晩祈り過ごしました。


◆2020年9月12日

治療の甲斐もあり、MUTIAN協力病院で診察を受けることができました。
先生はFIPについて事細かく説明してくださり、薬を決まりを守って84日間投薬することで8割、9割の猫ちゃんが症状が改善すると仰っていました。

治らないかもしれないと心のどこかで不安になっていた気持ちが晴れとても救われました。

そしてMUTIANを2週間分処方

この日の18時から投薬治療がはじまりました。


□目標金額について

お薬代💊

※ミヌエット♂の成猫平均体重が3~4kgですので投薬期間中の体重増加を想定し、最終体重を3.5kgとして計算しております。

〇1~4週間目

体重2.7kg 300g 1日あたり10,410円×28日=291,500円 (確定)

〇5~8週間目

体重3.0kg 350g 1日あたり12,145円×28日=340,060円  (仮定)

〇9~12週目+1日

体重3.5kg 400g 1日あたり13,880円×29日=402,520円 (仮定) 

1日お薬をかみ砕いて飲めていないので延長がきまり85日間の合計が

1,034,080円 となります。


〇寛解目安までのその他治療費

血液検査、遺伝子検査、エックス線撮影の3か月分

13,750円+8,500円+6,000=28,250円×3

28,250円×3=84,750円 (仮定)

その他通院費を100,000円とさせていただきます。(経過観察期間込み)


こちら全ての合計金額 1,218,830 円とCAMPFIRE 手数料17%255,000円(税別)が差し引かれることを仮定し

目標金額を大きく1,500,000 円とさせて頂きます。


□このプロジェクトで実現したいこと

もなかにFIPから救う為の治療をうけさせてあげたいです。

そして今回もなかの治療を通して 「FIP」という病気が治療をすることにより「治る病気」になりつつある事を多くの飼い主さんに知って頂き 、同じ病気で苦しむ猫ちゃんが一匹でも多く助かるよう、お役に立てればと思います。


□実施スケジュール

9月12日 MUTIAN 投薬開始

10月10日 血液検査実施

11月8日 血液検査実施予定

11月23日 クラウドファンディング終了

12月2日 血液検査実施予定

12月5日 MUTIAN 投薬終了予定

12月6日 経過観察開始

12月下旬ごろからリターン品の発送を予定しております。



□リターンについて

活動報告にて日々の様子や医療費などお知らせ致します。
・治療を行った後の活動報告を、全てのリターンに含みます。
・集めた資金を適切に使用したことを、リターンとして支援者の方へ報告致します。


そして、ご協力してくださった皆様には感謝の気持ちを込めて
お礼のメッセージともなかの写真をお送りいたします。
また、頂いたご支援を少しでも多く医療費に充てさせていただきたく、大した物ではありませんが
もなかと兄弟猫たちモチーフのオリジナルグッズを制作予定です。



□最後に

長くなってしまいましたが最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

FIPはとても進行の早い病気で、治療を行わなければ数日で亡くなってしまいます。
今回支援を募るにあたり、様々な葛藤がありましたが
悩む時間が無いほどもなかの病状は深刻なものでした。
この先も、もなかに元気に生きてほしい、頑張って生きようとしている命を諦めたくない。
その一心でこのプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。

新型コロナウイルスの世界的流行で大変なご時世の中
皆様のご協力を仰ぐことは大変心苦しく思いますが、どうかもなかが明日も生きられるよう
お力添え頂けないでしょうか。
何卒、よろしくお願い申し上げます。


※「MUTIAN」は日本において動物医薬品として承認されていません。
もなかの飼い主として、個人的な自己責任と判断のうえで投与が必要と考えていますが、
全てのFIPの猫に「MUTIAN」が有効であるという趣旨ではありません。


もなかの日常をSNSで発信中
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本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/12/16 23:12

    お世話になっております。もなか現在経過観察7日目です。再発率の高い一週間を乗り越えました!投薬終了前なかなかA/G比があがらず、お薬て持ち分の3日だけ延長し計88日間の投薬となりましがお薬の効果もあり再発もなく元気モリモリです。先日行った外注検査の結果を頂きました。血清、蛋白分画全て基準値内で...

  • 2020/12/07 20:10

    いつも応援して頂きありがとうございます!こんばんは、ご無沙汰しております。もなかのMUTIAN投薬終了前最後の血液検査をしました。今回はA/G比、蛋白分画、SAA猫血清アミロイドaを検査していただきました。FIPを発症した猫は血液検査でA/G比をみるそうです。この数値が0.8以上なら正常です。...

  • 2020/11/26 22:54

    最後のお薬受け取りました!投薬76/85日目にして2連続でカプセル砕かれて冷や汗かきました…上手く飲ませられなくてごめんねあと少し頑張ろ!そしてお薬買い終わったので今日までの治療費を纏めました。MUTIAN代で¥1,059,300クラウドファンディングではたくさんのご支援、本当にありがとうござ...

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