ご挨拶
数あるプロジェクトの中、本ページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。また、日頃より『弥彦温泉』をご愛顧賜りまして重ねて御礼を申し上げます。
越後一の宮「彌彦神社」の門前町として栄え、温泉地としての歴史も有する弥彦村では、祭りや催事が多く、古くから置屋が存在しており、『芸妓』は「踊り」、「唄」、「三味線」など日ごろより厳しい稽古で培った伝統技芸を披露し、人々を魅了し、そして、お座敷ではお客様に心のこもったおもてなしをして、伝統文化を支えております。
■日本の伝統文化を継承する『芸妓』を守り、未来につなぎたい!
昭和から平成、令和と時代の移り変わりと共に旅館や『芸妓』のカタチも少しずつ様変わりしてきました。弥彦温泉は隣接する燕市や三条市、新潟市から企業の接待等のご利用で賑わいを魅せておりましたが、近年ではそのような宴席が減少しており、また、宴席に華を添える新しいスタイルとしてコンパニオンの存在もあり、『芸妓』は減少傾向にあります。
『芸妓』はお酌や会話を通じて宴に華を添えるだけにとどまらず、唄や踊り、三味線の披露により参加する方々に普段味わうことの出来ない演出を提供してくれます。最近では女性のお客様に『弥彦芸妓』の伝統芸が注目をされております。
■プロジェクトを立ち上げた思い
2020年(令和2年)3月、世界規模で感染が広がる新型コロナウイルスの影響で、弥彦温泉でも宿泊、日帰り宴会のキャンセルが多発し、前年比で90%以上の売上を失う事態となりました。それに伴いまして、古くから弥彦を訪れるお客様に華を添えてきた『弥彦芸妓』も「お座敷」でおもてなしをする機会がなくなり、旅館の営業が再開した現在も以前のような活気あふれる状態にすぐには戻りそうにありません。
このような状況では、先人たちが築きあげてきた『芸妓』文化が未来へと継承されず、弥彦の「宝」を失うことにつながりかねません。
今までも新潟県においては2度の震災が発生し、水害やリーマンショックなども経験をいたしました。2011年の東日本大震災でも多くの影響を受けることになりました。そして今回の新型コロナウイルスにより経済不況の真っ只中ですが、日々厳しい稽古に励んでいる芸妓の明日を閉ざしたくはありません。そして、「弥彦温泉」の灯りを消したくはありません。同じ気持ちをお持ちの方は、私達だけでないと思います。ならばその力をお借りして、皆さまとともに『芸妓』の未来を支えたい。そんな思いから、このプロジェクトを立ち上げました。
■弥彦芸妓の歴史
『弥彦芸妓』の古い歴史はわかりませんが、昭和30年代頃から弥彦温泉での『芸妓』文化がはじまり、1980年(昭和55年)に現在の『弥彦妓芸協同組合』が結成されました。最盛期には約20の置屋と80名の『芸妓』が在籍しておりました。同組合では稽古場を保有し、手踊りや唄、三味線の稽古を日々行うことにより伝統文化の継承を行っております。現在も10名の芸妓が在籍し、温泉街の旅館やさまざまなイベントで伝統芸を披露しております。
■みなさまからの支援金は『芸妓』の活動費に!
現在、宴の場がないとはいえ、『芸妓』の踊りや三味線の稽古は欠かせないものでありますので、組合会館(稽古場)において、踊り(市山流)と三味線(稀音家)の師匠による踊りと三味線の稽古の場を週1回実施しております。
『弥彦妓芸協同組合」に所属している『芸妓』は10名。クラウドファンディングでは100万円を集めることを目標とします。
皆さまからの支援金は、後継者育成・今後の活動費に使用させて頂きます。
[弥彦芸妓在籍者]
千草、理恵、万季、渚、亜矢、美波、扇、杏、ゆみ、胡蝶 計10名
■リターンのご紹介
■3,000円
・感謝の気持ちを込めたお礼状を『弥彦芸妓』より送付させていただきます。
■5,000円
・弥彦オリジナル手帳 1冊
・感謝の気持ちを込めたお礼状を『弥彦芸妓』より送付させていただきます。
■10,000円
・弥彦酒造 「こしのはくせつ」純米吟醸 720ml 1本
・感謝の気持ちを込めたお礼状を『弥彦芸妓』より送付させていただきます。
■むすびに
「弥彦」といえば「弥彦神社」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、『芸妓』による磨き抜かれた伝統技芸やおもてなしは、弥彦の魅力を一層高めていると言っても過言ではございません。
しかし、いま、弥彦温泉と共に育まれてきた『芸妓』文化が窮地に立たされています。
『弥彦芸妓』文化存続のため、お一人でも多くの皆様からのご支援を心よりお願いを申し上げます。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※酒類販売業免許 巻法1-44
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