ご挨拶
はじめまして、私はヴェーチェル(ヴェル)の飼い主の中村と申します。
ヴェルはいま5ヶ月とちょっとの男の子で、甘えん坊な所がとても可愛いです。
この子と出会ったのは運命だと思っています。
私は小さな頃からいつも一緒にいた愛猫、風(ふう)を昨年なくしました。
老年で腎臓病でしたが、壮絶な最期に悲しみにくれました。
その後落ち込んだ私はすぐに病気になりました。同時に、子供も産めない身体であることを知りました。
どうして辛いことは続くのでしょうか。父や兄弟がおらず暖かい家庭というもに憧れていた私は、なんだか夢を奪われたような気になってしまい、さらに落胆しました。
それから数ヶ月は引きこもっていました。よく風の写真と動画を眺めていました。
(上 風ちゃん、 下 ヴェーチェル)
しかし、なんの用事もなく外へ出たある時、風にそっくりのこの子と出会いました。
嬉しいのか、なんなのか、一目見た時からキラキラとしたなんともいえない前向きな感情が自分に芽生えていました。
俯いた自分を変えられるような気がして、子供として育てようと決心しました。
この子と幸せに生きたい、と強く思いました。
しかし、一緒に暮らしてたったの1ヶ月。ヴェルはFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症してしまいました。
すぐに生きるための治療を開始しなくてはなりませんでした。
それはとんでもない額でした。
でも、どうしても救いたいと思ったのです。
私は一生懸命調べ、ついにこのプロジェクトへたどり着きました。
皆さんには自分の命と同じぐらい大切なものってあるでしょうか。
私にとってそれはヴェーチェルです。この子が私の人生にまた意味を持たせてくれた気さえします。
でも私は、ヴェルにまだ生きる楽しさを全然教えてあげられていません。こんな短い生涯でおわってしまうのかと思うと辛くてたまりません。
もし自分に子どもがいて、こんなひどい病気になってしまったら...と想像して読んでいただけたら嬉しいです。
このプロジェクトで実現したいこと
ヴェルの発症した、FIPという病気は致死率が99.9%です。
猫コロナウイルスというほとんど病原性のないウイルスがあり、それが突然変異し、強い病原性をもつFIPになってしまうそうです。
発症後のあまりの救いのなさを知り絶望しました。遅かれ早かれ確実に死ぬ。なんて病気だと。
しかし、たった一つだけ救う方法がありました。
それが薬の投与です。
それも、ものすごい金額の。
この薬の金額の高さは日本未承認と輸入からだそうです。さらに扱っている病院はとても遠いです。
ですが、生きられる道はこれしかありません。
選択肢がありませんでした。
この子の命を救うため高額薬『MUTIAN 』を投与したく、皆様のお力をどうかお貸しいただけませんか。
※「MUTIAN」は日本において動物医薬品として承認されていません。
個人的な自己責任と判断のうえでヴェーチェルにとって投与が必要と考えていますが、
全てのFIPの猫に「MUTIAN」が有効であるという趣旨ではありません。
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経過
こちらがヴェルのFIP発覚の経緯です。
子猫の危ない病気として聞いたことはありました。しかし診断された時に、初めてFIP(猫伝染性腹膜炎)という病気が、いかに身近に存在し、だれの子でも起こりうる可能性があるのかを知りました。
9月12日、眼科にて両目共にぶどう膜炎と診断されました。(この時にFIPの可能性が高いと発覚)
SNS上でFIP闘病中猫のご家族の方のアドバイスを聞き、数日後MUTIAN協力病院へ。
そこでついた診断は『FIPドライ中期』。眼病変が中期です。
この時はリンパの様子もおかしくリンパ腫の疑いはまだ残っていました。しかしFIPの方が進行が早いため、死なせないためにはすぐに投薬を開始しなければなりませんでした。
9月15日。FIPの検査、Mutian投薬開始日の明細です。
これが1週間...
いま2.7kg、体重で薬増量なのでもっと金額は増します。
順調な体重増加の計算ではありますが、薬代のみで1,056,000円必要です。
プラスで検査費がかかってきます。
そして車だと片道4時間半の距離に交通費。ヴェルの負担を考えると新幹線ですが...こちらは、どうにかして自分で工面しようと考えています。(車はガソリン代抜きの計算)
迎えてすぐから、この子はずっと病院通いでした。何万もつかいました。
身の回りのものを最低限のこして売り、自分の食事は一食にしました。
それでも現金はかき集めても全く足りず、私には母以外頼れる人もおりません。
しかし、タイミングが悪いことにコロナで職を失った母に、カードをかりお金を後回しにすることしかできませんでした。
自分の子なのだから、自分で最期までなんとかしなければならないという責任は十分に理解しています。もちろん私のできることは全てやります。
身の程をわきまえず救いたいという身勝手な願いからご迷惑をおかけしてしまうことをお許しください。
もう皆様のお力に頼ることしかできず、本当に情けなく、本当に申し訳なく思っております。
でもこの子に罪はありません。
一生懸命生きようとしているヴェーチェルの命だけはどうか救ってくれませんか。
どうか、どうかご支援よろしくお願いいたします。
資金の使い道、スケジュール
(こちらは2度目の診療時)
画像のように高額な、ヴェルの薬代、治療費と検査費として全て使わせていただきます。
今後の治療費や薬代も体重で変わるため詳細は追って更新させていただきます。
先ほど述べましたとおり、交通費に関してはなんとか自分で頑張ります。皆様にはヴェーチェルの事だけはどうかお願いしたく思います..
◆薬代106万円-(募金27万円)=79万円
◆検査、治療費10万円
◆CAMPFIRE手数料15万円
必要額計104万円
〇9月15日、FIPドライ中期と診断、投薬開始
〇9月21日、通院
〇10月12日、通院予定(以降未定)
〇12月8日、84日間の投薬終了予定
リターンについて
私は以前、亡くなった猫達のドール作家をひっそりとしていました。高額な支援をしていただいた方には、お礼にぜひヴェルのリアルドールをと思います。 他には写真、額縁写真、キーホルダー、絵等を用意させていただきます。
CAMPFIREの機能にある、支援者限定の活動報告を利用し、今後経過等報告していきます。
最後に
ここまで長文を読んでいただき本当にありがとうございました。恥ずかしながら、私の想いが物凄く詰まった文となりました。
この先長く一緒に過ごせたら、私にはそれ以上の幸せはありません。
他にもたくさんの子がFIPを発症しています。
FIPでも生きられるのだとヴェルを救い、伝えられたらいいなと思っています。
9月23日地点で集まった募金の金額、約27万円を引いて目標を再設定しております。
急を要した為募金を募り、ご協力下さった皆様には感謝しかございません。本当に心からお礼申し上げます。
はやくヴェーチェルの元気になった姿お見せしたいです。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
手数料は合計金額の17%引かれます。
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