■ 概要
【その1:バックパッカーについて】

はじめまして。田中健司と申します。
最近は旅行記とかバックパッカーのブログ・書籍なんかも多数ありますよね。
ですが。書籍になるようなものや人目に触れるようなブログは面白いものが多いんです。(当然と言えば当然ですが‥)
『ザ・バックパッカー』なんです。

・世界に興味があり、人とのコミュニケーションも大好き。現地の人達との交流を面白おかしく綴ったハートフルヒューマンストーリー。
・別に理由なんてねぇよ。世界が俺を呼んでるんだぜ。直感でどんどん色んなことにチャレンジしていくハラハラドキドキのアドベンチャーストーリー。
・自転車で世界一周。誰もやったことがないようなことを達成するぞー。頑張れと応援したくなるドリームストーリー。
・世界の裏側を見てきました。こんな危険な目に合いました。恐いもの見たさのアンダーグラウンドストーリー。

あぁもうこれだけで面白そう。
そんな話を読んでは思っていました。
楽しそうだな。こんな旅ができたら面白いだろう。
「でもこの人達と僕は違うんじゃないか?」

そういう風に思ってしまう人もたくさんいるのではないかと思いました。
もちろん皆が皆最初から『ザ・バックパッカー』だった訳ではないと思いますが、どうもそういう初心者の話があまり聞こえてこないのです。

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら

ちなみに僕はと言うと‥
○人見知り
正確には自分では人見知りとは思ってないんです。人と話すのも苦手とは思っていないし。
だけど確かにあんまり人と積極的には話しません。大体は人の話を聞いてることが多くて、興味のあるテーマだけはやたらと熱心に語る。そんな僕を人は人見知りと言うのですが、たぶんちょっと違う分類。どっちにしても劇的なハートフルヒューマンストーリーは生まれなさそうな予感満点。行ってみなければわからないけれど。

○虫が苦手
極度に虫が苦手です。部屋にGさんが出ようものなら誰かが退治してくれるまで二度と部屋には戻りません。バックパッカーで、ましてや安宿を泊まり歩く予定なので、これは避けては通れないでしょう。そういう時、虫が苦手な人はどうしているんだろうか。大抵そういう部分はさらっとしか書かれていないので気になる所です。慣れるものなのでしょうか。

○記憶できない
尋常じゃないくらい覚えていないことが多いです。
例えば昨日誰かのコンサートに行ったとして、
「どこでコンサートがあったの?」
「わからない‥」
沖縄旅行から帰ってきて、
「沖縄のどこに行ったの?」
「わからない‥」
‥全く話が広がりません。久しぶりに母校を訪れても懐かしさが湧いてきません。友達と昔話で盛り上がっていても初めて聞く話ばかりです。僕の名誉の為に言っておくと記憶力が悪いというのとは少し違う気がします。僕にとって重要なことは覚えているんです。ただ名前とか場所とかその詳細とかをあまり重要視していない為に、その時のことはその時で消化して終わってしまっているのだと思います。旅行記なんて地名やら人名やら食べ物の名前やらが出てこなかったらお話にならないですよね。そんな時はさすがにメモしたりするんだろうか、自分。

○その他
・世界のこと全く知らない
・英語が話せない
・背が低い(あんまり関係ないけどいざという時自分を守れなさそうだし、なめられそう)
・ビビリ
・お金が無い
まぁもちろんこういう感じでも旅に出る人はたくさんいると思うんですが。

もちろんこれは僕だけではなくて、きっとそういう人もたくさんいると思うんです。だから「面白いストーリーを提供する」という訳ではなくて、そんな僕の旅の一部始終を、完成形ではなくて成長の過程を配信しようと思い立ちました。

もしかしたらそんな僕が旅に出て、何かが変わって面白いヒューマンドラマ・アドベンチャードラマが生まれるかもしれない。そうすれば案外環境が変われば人は変わるんだよという結末になるでしょう。反対にそんなに大きな変化はなく淡々とした旅になるのかもしれないけれど、それでも絶対に得るものはあると思います。その時は売れている本のような面白い旅ではなくても、こんな旅のあり方もあるよという結末になるでしょう。

だからどんな旅になったとしても、例えば僕と同じように旅に出てみたいけど出れなかった人が、少しでも「あ、こんなヤツでもできるんだったら自分もやってみようかな」と思ってくれたら嬉しいし、反対にすごく旅に慣れている人が「もっとこうしたらいいのに」とか「そんなのはバックパッカーの醍醐味とは言わない」という風に見てくれてもいい。そんな一連の流れを面白がってくれる方に応援して頂ければと思い、今回はその旅の資金を募集させて頂きます。

※本当に『向いている人』と『向いていない人』がいると思っている訳ではありません。
このようなタイプの場合、のお話です。


【その2:『思い通りの人生を生きる』について】

ここまで読んで頂いた方には1つの疑問が浮かんでくると思います。
「旅に行くのは勝手に行けばいいけど、バイトでもして貯めたお金で行けばいいじゃん」
はい。ここからがもう1つの大きなテーマです。その意見もすごくわかります。
でもこれは僕のチャレンジであり、ある1つの実験の第一歩でもあるのです。

なぜCAMPFIREなのか? ~お金の観念とは~

僕は小さい頃から少し哲学的な子供でした。
人はどこから来てどこへ行くのか。宇宙はどうやってできたのか。人間の本質とは‥等。

そんな僕にある日湧いてしまった1つの疑問によって、今回僕はこのような無謀とも言える行動に出ることになっ(てしまっ)たのです。


それは「多くの人が当たり前だと信じていることは本当なんだろうか?」ということです。

例えば
『何をやるにもまずお金が必要だ』
『やりたいことをやるには、やりたくないこともやらないといけない』
『やりたいことを仕事にするなんて人生そんなに甘くない』
僕も昔はそう思っていた部分がありました。

だけどそれは本当に自分の考えなんだろうか?
生まれてから大人になっていく中で、親や周りの声を信じ込んでその当たり前という観念に捉われているだけなんじゃないだろうか、と。

特にお金に関する観念は根深い物で、お金の意味もどんどん変わってきているような気がします。始めは物と物を交換する為の手段でした。ところがいつの間にかお金自体に価値が置かれるようになりました。そしてお金をたくさん持っていても幸せではない人も出てきました。なぜでしょう?

それは本当の目的を見失ってしまったからではないでしょうか。

例えばお店を出したい人がいるとします。その資金の為に必死にアルバイトをする。それももちろん素晴らしいことですが、もしお金を集めることだけに必死になってしまったらいつまでもお店は開けません。お店を開くことが目的なのであればその手段は何でもいいはずです。もしかしたら宝くじが当たるかもしれないし、お店を出してあげるという支援者が現れてもいい。これは決して頑張ってお金を稼ぐことを否定したり、楽をしようという訳ではないのですが、「お店を出す為には絶対にまずお金が必要!」と決め付けてしまう必要はないと思います。

「幸せになる為にはお金が必要」
「生きていく為にはお金が必要」
も同じです。

皆お金が欲しいのではなくて、本当はその先にあるものが欲しい。何かそのお金で買いたい物があったとしても、それはその物を得たことで手にいれられる便利さや充実感、そういった物が欲しいのであって。だけどいつの間にかその為にはお金が必要だから、とほとんどの人が信じている為にお金に価値が置かれるようになりました。

もし、物があまり無いような孤島に突然住むことになったとしたら、いくらお金があったとしても何も買えません。買える物が無かったらお金はただの紙切れになってしまいます。それだけでもお金の価値・お金の持つ意味は変わってしまいます。

そのような感じで今皆が当たり前だと思っている観念や『普通』という概念は、絶対の物ではないと思うようになりました。

ですが例えばこの世界が10人の村だったとして、その中の1人が
「僕はやりたいことをやっていく」
「僕はCAMPFIREで資金を募って旅に行く」
と言い出したら、恐らく残りの9人は否定的な反応をするでしょう。

「お前甘いこと言ってんじゃねぇよ」
「人生そんなに甘いもんじゃない」
「ふざけるな」と。

その心の声はこういうことなんだと思います。
「俺はやりたくないことも我慢して必死にやっているのに、お前だけやりたいことをやるなんて許せない」
「そんなことがまかり通ったら私はどうなるんだ」
「そんなことができない人もいるのに、そんな甘いことが許されていいはずがない」

それは「皆がそんな風になれるなんて、あり得ない」という観念があるからです。

もし仮に、仮にですよ。10人が10人ともそういう生き方ができるとしたらどうですか?
いや、それでも許さないという人はいるんでしょうか。もしそれが『普通』なんだったらそりゃあそれにこしたことはないけど‥でも無理だから!というのが本当の所ではないでしょうか。

ゆくゆく僕はそれを10人全員が選択可能だということを伝えていきたいと思っています。
そういう意味で、僕にとっては大きな意味を持つ第一歩なのです。


普通に考えれば旅の資金はアルバイトをすれば稼げます。資金が貯まってから出発してもいいでしょう。

その方が簡単なんです。気持ちも随分楽です。今までのやり方を変えなくていいし、世間の当たり前からはみ出さずに済むし、アルバイトの対価として(世間で言う)真っ当にお金を得て、それで旅に出るという方法は(世間で言う)普通だからです。

それに僕はどちらかと言うと働くのが嫌いじゃないんです。「やりたいことを仕事にする」という思いは昔から一貫してあったので、今まで敢えてアルバイトという形で働いてきましたが、ついつい働くことに必死になってしまって飲食店では店長に、コールセンターでも気付けば管理職になっていて、「あれ?自分のやりたいことって何だっけ?」となってしまうぐらい、働くことはむしろ好きです。

だからやりたいことをやるというのは、決して努力しないとか楽をして稼ぎたいとか働きたくないという意味ではないということをご理解下さい。

この旅の本当の目的

では、僕のやりたいこととは何なのか。
それは、皆が自然体で自分らしく生きられるようサポートしていくことです。楽しく生きられたり、悩んでいる人の気持ちが少しでも軽くなるように、そして同時に人が持つ可能性や思い通りの人生を生きることができるということを伝えていきたいです。 それは生涯を通してやっていきたいと思っています。
ですので、その為の手段(何を仕事とするのか)についてはある種どんな方法でもいいと思っています。

その為にはまず僕自身がやりたいことをやって思い通りの人生を生きていなければ意味がないと思い、この度一大決心をして、先日仕事を辞めました。

次の仕事が決まってからとか、貯金してからとか、やりたいことがもう少し形になってから‥と先延ばしにすることもできましたが、それは僕の昔の観念です。
「何をやるにもまずお金が必要だ」
「やりたいことをやるには、やりたくないこともやらないといけない」
ということを認めてしまっていることになります。

だから何も無い状態ですが、まず辞める所から始めることにしました。
そして、もう「お金を稼ぐ為だけに働くのはやめよう」と決めました。


それでも不思議なものです。今回旅に出ることを決めてから、やっぱりアルバイトを探そうとしてしまう僕がいました。
「もちろん今後はしないけど、今回は特例だよね。旅の日程が決まっているし。一時的なものだし。この資金ぐらいはアルバイトで‥」と。
やっぱり「アルバイトでしかお金を稼ぐことができない」という観念がまだあることに気付きました。多くの人と同じように僕も生まれてこのかたそういった観念を持って生きてきたので、根深く染み付いているんだなと実感しました。


そんな時にこのサイトに辿り着きました。
「これだ」と思いました。

僕のやりたいこと(人に伝えること)で資金を得て、やりたいこと(旅に出ること)をする。
それが今回の僕の目的です。

ですから、僕を援助して旅に行かせてあげようという必要は全くありません。
そんな義理は無いと思います。

僕だって誰かにいきなり「旅に行きたいからお金頂戴」って言われたら、「はいどうぞ」とは言えないと思います。

そうではなくて、少しでも興味を持ってくださったり応援して頂けるのであれば、上のような考えを持つ僕の旅先からの更新情報や写真・言葉、僕が今までに得た楽しく生きる方法等のリターンを購入して頂くというようなお気持ちで支援して頂けると大変嬉しく思います。

プロジェクトの内容によっては非難されるケースもあるかと思いますが、そういったリターンを得るという形でのプロジェクト支援がこのサイトの本来の形であると思ったので、思い切って応募しました。


どうか僕の夢の第一歩を応援して下さい。
よろしくお願いします。


■ リターンについて ※最後の補足もご覧下さい

◇500円
・旅先からのレポートを限定配信。

◇1000円
・旅先からのレポートを限定配信。
・筆文字書き下ろしポストカード1枚送付。

◇1100円
・旅先からのレポートを限定配信。
・旅先の写真ポストカード1枚(ランダム)送付。

◇3000円
・旅先からのレポートを限定配信。
・筆文字書き下ろしポストカード3枚送付。

◇3100円
・旅先からのレポートを限定配信。
・旅先の写真ポストカード3枚セット(ランダム)送付。

◇5000円
・旅先からのレポートを限定配信。
・筆文字書き下ろしポストカード1枚送付。
・過去に自身が書籍・セミナー・ワークショップ等への自己投資と、実践・検証を経て辿り着いた内容(楽しく生きる・幸せに生きる・心が楽になる・自分を好きになる等のテーマを予定)について執筆した原稿(※タイトル未定)をPDFデータとして送付。(年内を目標にしています)

◇5100円
・旅先からのレポートを限定配信。
・旅先の写真ポストカード1枚(ランダム)送付。
・過去に自身が書籍・セミナー・ワークショップ等への自己投資と、実践・検証を経て辿り着いた内容(楽しく生きる・幸せに生きる・心が楽になる・自分を好きになる等のテーマを予定)について執筆した原稿(※タイトル未定)をPDFデータとして送付。(年内を目標にしています)

◇10000円
・旅先からのレポートを限定配信。
・筆文字書き下ろしポストカード3枚送付。
・過去に自身が書籍・セミナー・ワークショップ等への自己投資と、実践・検証を経て辿り着いた内容(楽しく生きる・幸せに生きる・心が楽になる・自分を好きになる等のテーマを予定)について執筆した原稿(※タイトル未定)をPDFデータとして送付。(年内を目標にしています)
・Skypeでのセッション1回 [1時間]

◇10100円
・旅先からのレポートを限定配信。
・旅先の写真ポストカード3枚セット(ランダム)送付。
・過去に自身が書籍・セミナー・ワークショップ等への自己投資と、実践・検証を経て辿り着いた内容(楽しく生きる・幸せに生きる・心が楽になる・自分を好きになる等のテーマを予定)について執筆した原稿(※タイトル未定)をPDFデータとして送付。(年内を目標にしています)
・Skypeでのセッション1回 [1時間]

◇30000円
・旅先からのレポートを限定配信。
・筆文字書き下ろしポストカード3枚送付
・過去に自身が書籍・セミナー・ワークショップ等への自己投資と、実践・検証を経て辿り着いた内容(楽しく生きる・幸せに生きる・心が楽になる・自分を好きになる等のテーマを予定)について執筆した原稿(※タイトル未定)をPDFデータとして送付。(年内を目標にしています)
・Skypeでのセッション4回 [各1時間]

◇30100円
・旅先からのレポートを限定配信。
・旅先の写真ポストカード3枚セット(ランダム)送付
・過去に自身が書籍・セミナー・ワークショップ等への自己投資と、実践・検証を経て辿り着いた内容(楽しく生きる・幸せに生きる・心が楽になる・自分を好きになる等のテーマを予定)について執筆した原稿(※タイトル未定)をPDFデータとして送付。(年内を目標にしています)
・Skypeでのセッション4回 [各1時間]


(補足)
◇旅先からのレポートについて
CAMPFIREサイト上『活動報告』にてご覧頂けます。
一部はFacebook等にも掲載するかもしれませんが、全文は支援者の方限定です。

◇写真ポストカードについて
万が一写真のデータ紛失・損失等のトラブルに見舞われた場合は、過去の厳選写真となりますことをご了承下さい。帰国後の順次発送となります。


 

<サンプル>

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_01

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_02

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_03

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_04

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_05


◇筆文字書き下ろしについて
帰国後の順次発送となります。


 

<サンプル>

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_08

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_09

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_10

バックパッカーに向かない男がバックパッカーになったら×思い通りの人生を生きる方法_11


◇Skypeでのセッションについて
必要ない方は雑談でも質問でも愚痴を言うだけでも可。自由に使って下さい。


■ 旅の詳細について

行き先:東南アジア周辺(タイからスタートします)
出発日:2012年7月21日(最初のチケットだけは既に手配してしまいました)
帰国予定:9月上旬(資金が底をついたら早まる可能性あり)
形態:バックパッカー/友人との2人旅
※友人について‥彼は彼自身の理由で旅をするので、今回の資金は僕個人のみの旅費として使用させて頂きます。帰国日も別で、途中で別行動となる可能性もあります。
資金の用途:移動費・宿泊費・飲食費・観光費等
※目標を超えて資金が集まった場合は、リターンの材料費・送料・今後の活動資金等として使用させて頂きます。

  • 2012/07/26 03:34

    今バンコクにいます。 ご報告が大変遅くなりましたが、ブログ開設しております。 http://kenjitanaka.com しかしまだ記事は思ったより‥というより ほとんど更新できていません。 今後どのように更新していけるかはまだ何とも言えない状況ですが、 もし良ければ...

  • 2012/07/18 01:37

    たくさんの方に応援して頂きましたが、 残念ながら私の力及ばずで未達成となり申し訳ありません。 ご支援頂いた方々、本当にありがとうございました。 このような企画は本来達成するということに意味があるのだと思います。 そういった結果を見せることができなかったのは本当に申し訳なく思いますが...

  • 2012/07/13 15:48

    こちらのページを見て頂きありがとうございます。 またご支援頂いた方も本当にありがとうございます。 応援のお言葉等本当に嬉しく、励みになっています。 掲載されてからご意見等頂き少し考えさせられたのですが、 今回のこのプロジェクトのスケールはそれ程大きい物ではないです。 世界一周...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください