閲覧いただきましてありがとうございます。
営業改革コンサルタントのMakitaと申します。
今回は、コンサルタント人生を賭けて
検証したい仮説についてご紹介させていただきます。

自己紹介

金融機関のセールスマネージャー出身というバックグラウンドを持ち、Excelを高度に活用した業績管理が得意であるという点を活かし、中小企業さまやスタートアップ企業さまを中心に『追加コストがいらない営業改革』をテーマとしたご支援を行っております。

プライベートでは、双子の父であり、夫婦二人三脚で子育てに奮闘してます。近くに頼れる身内がいない状況で育児を行っており、3歳前後までの記憶がほとんど残っていないくらい、毎日が慌ただしく壮絶な日々でした…。近頃、ビジネスや子育ての場において様々な方々と関わる中で、『心の動きを正しく捉えること』が、物事を円滑に進めるうえでの成功のカギであることに気がついたことから、本プロジェクト立ち上げに至りました。

世の中、息苦しいほどの閉塞感がないか?

 指導された通りに頑張っているけど、
 結果がでない

コンサルタントとしてクライアントと接していると、営業現場からこんな声を聴くことが多くあります。

(個々の取組み内容に改善の余地がある可能性はありますが)事実として、日本全体の経済成長が著しくイケイケであったバブル期までに比べて、現代社会は営業自体のハードルが上がっているように思われます。
※私はバブル期はまだ幼かったため、直接は知りませんが、そのように捉えている年長者は事実多い

経済は停滞し、生活は豊かになり尽くし、あらゆる商品のコモディティ化は進んでいます。
モノを作れば売れる時代はとっくの昔に過ぎ去ってしまいました。

世間では、自己啓発や営業のノウハウを語る本であふれており、「できる人のやり方」をすぐに知ることができます。
しかし、そこに書かれていることを頑張って取り組んでも、顧客は期待通りに動いてくれず、なかなか結果は出こないのが現状です。

子育てにおいても「頑張っているけど報われない状態」に陥っているパパ・ママをよく目にします(特にママ)。子育ての「正解」と思われる方法論が溢れている中(そもそも正解なんてあるのか??)、我が子を想うパパやママは知育・食育を含めた養護と教育に懸命に取組んでいます。しかしながら、親の期待通りに反応してくれないのが子育ての厳しいところ。
上手くやっている(大半はそう見えてるだけ)人々の情報はインスタグラムなどのSNSで嫌でも目に入ってくる・・・、地域の関りは希薄で頼れる存在もなく・・・、日々すり減り、家庭内の空気は重くなっていく・・・

加えて、コロナ禍が私たちの心を一層ざわつかせました。一時期は必需品であるマスクや消毒液が店頭から消え、必要な時に手に入らなくなってしまったことは記憶に新しいと思います。「買い占めている人は、自分さえよければいいのか?オイルショックの時のトイレットペーパーと同じじゃん!もっとスマートに行動できないものかね???」
なんて行き場のない怒りさえこみあげてきました。

我々が直面している心の危機は、心理学で立証されているケースが多い

心理学は、人の心にまつわることであれば、すべてが研究対象となる学問です。上記のような、私たちの抱える悩みや心の葛藤も、心理学の研究対象となっています。

「人はどのような時に、他者からの説得を容易に聞き入れるのか?」といった、営業担当者であれば、のどから手が出るほど知りたい情報は、「社会心理学」の研究テーマとして確立されています。

「生まれてから死にいたるまでの人間の心身の変化とその仕組み」も「発達心理学」として研究されており、子育てにあたり、あらかじめ知っておけば、育児書の内容に一喜一憂せずに済むような学術的な知識も豊富に研究されています。

コロナ・マスク騒動での異常な人間心理についても、心理学からの理解が可能です。

 人は、手に入れる機会を失いかけると、
 その商品や機会をより価値あるものとみなす

 傾向がある

これを心理学では『希少性の原理』と定義しており、
1975年に社会心理学者のステファン・ウォーチェルが実験を行ってます。
【希少性の原理に関する論文】

すなわち、マスクが一気に商品棚から姿を消したあの光景は、一部の心無い人々が犯した驚くべき愚行というより、私たち人間の本質が表面化しただけというのが正しい解釈だったのです。

取組みを始めた理由

上記をはじめ、我々が一喜一憂している事象の多くは、心理学の世界で研究対象となっています。しかし、その研究内容の多くは世間では認知されておらず、ごくごく一部の超有名な理論が、営業や恋愛のノウハウ本にて繰り返し紹介されている程度です。

私は、このような状況から、以下の仮説を持っています。

仮説
 人の心に係るさまざまな心理学上の研究は、
 学問の域に留めていては価値がない。
 私たちの日常生活で活きてこそ輝くものであり、

 また、混沌とした現代で最も必要とされている

この仮説検証にあたっては、コンサルタントとして、また親として、日常においてその必要性を肌で実感している自分こそが、適任であると信じています。


私と心理学との関わり

2019年に、保育士資格取得の一環として、発達心理学を学んだことが心理学との出会いでした。発達心理学の中には、子育てのみならず、ビジネスにおいての人間理解に役立つ知識も多いことに、私は気がつきました。そこで、コンサルタントとしてクライアントや社内のメンバと接する際において、課題把握や解決の切り口に発達心理学の観点を活用し始めたところ、一定の手ごたえを感じる事ができました。コンサルティングの品質を更に高める為には、心理学を体系的に学ぶ必要性があると感じ、2020年7月から独学で心理学の学習を本格的に開始しました。書物を読み進めるにつれ、知識量は増えましたが、早くも独学での限界に直面しました。

1.表面的理解に留まり、奥深い理念までは学べない
2.新たな理論や示唆を自ら世に出すことができない

この2点を解消するために、大学にて本腰を入れて勉強することを選択しました。

仕事や家族を抱える30代の私にとって、時間の面において心理学を学べる現実的な唯一の大学機関であるという理由で、大学は放送大学を選択しました。

創造を目指すサービス内容

「人材マネジメント」「営業変革」「家庭内育児」の分野において、心理学に基づくコンサルティング&カウンセリング体系の創造を目指します。
以下、私が整理した心理学知識と日常の出来事への示唆の一例をご紹介いたします。
※学習し始めの段階のため、深い示唆に至っていない点はご容赦ください

例1:透明性の錯覚
人間は自分の考えや感情を相手が理解していると思い込みすぎる傾向がある
【透明性の錯覚に関する論文】
◆透明性の錯覚から得られる示唆
・クライアントとのコミュニケーションにおいて、
 専門用語の多用をはじめ、
 相手の理解度を超えた説明を
 行わないように留意する
・子供の発育状況やできる/できないことを、
 パートナーも当然把握していると思い込まず
 相手の理解状況を配慮した会話を心掛ける

例2:集団での意思決定の効果
集団での討議を経て意思決定をした場合、そうでない場合に比べ、実際に行動が促進される
◆集団での意思決定から得られる示唆
・社内での目標設定や行動指針の策定においては、
 グループディスカッション等の
 集団での討議を通じた意思決定を行う
・子育ての方針は、パートナーをはじめ
 家族と話し合いの場を設け、
 共通の理解を持つようにする

例3:返報性の原理
他人から何らかの施しを受けた場合に、人は「お返しをしなければならない」という感情を抱く 
◆返報性の原理から得られる示唆
・クライアントとのコミュニケーションの際に、
 同原理が働くようなアクションを行う
・子育てにおいて、パートナーに対して、
 要求より先に感謝の気持ちの表明を行う


資金の使い道

放送大学・大学院での学士号・修士号取得費用及び書籍代に充てさせていただきます
①放送大学費用   :365,000円
 (2020.9-2022.8在籍予定)
②放送大学大学院費用:466,000円
 (2022.4-2024.3在籍予定)
③各種書籍費用   :500,000円
 ※放送大学教科書代は含まない
④CAMPFIRE手数料 :250,000円
□合計(①+②+③):15,810,000円

さいごに

AIをはじめとした近年のIT技術の革新は凄まじく、世の中が劇的に便利になってきております。
一方で、使いこなすべき人間が変化のスピードについていけていないようにも感じます。
今こそ、『人の心』と向き合うことの価値が見直されるべきと私は考えてます。
今回のクラウドファンディングでは、資金のご支援以上に、理念に共感いただき、目指すべき姿の実現に向けて長期的にご賛同・共働していただける方との出会いを期待しております。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に達するかどうかに関わらず、計画は実行し、リターンはお届けさせていただきます。

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