このプロジェクトで実現したいこと

関東で行政、医療、福祉などと連携し、ふたごみつごの家庭を支援する団体を作りたい!


ごあいさつ

初めまして。関東多胎ネット代表の水野かおりと申します。私は3歳の一卵性の男の子を育てる双子ママです。妊娠中の長期入院、35週での早産、未熟児二人の育児。眠い。つらい。泣きたい。限界ギリギリの育児をする中、心の支えとなったのは妊娠中に知り合った双子ママの友達でした。

同じ経験をしているからこそ分かり合える。弱音を吐ける。そんな場所を私も作りたいと思い、自身の住む地域で多胎サークルを立ち上げ、その後関東の様々な地域でがんばるサークルや団体の代表者の方々と出会い「関東多胎ネット」(通称「カンタ」)が生まれました。

*多胎とは二人以上の胎児を同時に胎内にもつ状態のこと。双子三つ子などの総称です。


所属するサークル代表者は、保健師、看護師、保育士、臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士、キャリアコンサルタントなど様々なスキル・知識・バックグランドを持っています。


ふたごみつご育児の現状

双子の新生児の平均出生体重は2100-2200g。1500g以下で生まれることも多い。

日本では、出産する母親の100人に1人は多胎児の母親です。母親はお腹の中に2人以上の子を宿し、妊娠合併症や早産などリスクの高い妊娠生活を送ります。長期の管理入院を強いられるケースも多く、妊娠出産で体力はゼロのところから、多胎育児がスタートします。

大人一人では手が足りないので、哺乳瓶を置いて"セルフミルク"

例えば双子が産まれた家庭に待っているのは、「1日24回、2時間置きの頻回授乳とそれに伴うおむつ替え」です。三つ子の家庭の場合は1日36回の授乳と・・・。 

さらに同時に泣く我が子を同時に抱っこしてあげることは叶いません。そんな過酷な状況でも子供たちを思う存分抱っこしてあげられない自分を責めてしまっているのです。 


1日は24時間しかないのに、必死に寝る時間もなく産まれたての小さな赤ちゃんたちをエンドレスで育てています。

毎日子供たちを生かすことで精一杯。助けを求める気力も時間もないのです。


なぜこのプロジェクトを始めたのか?

わたしたちサークルの代表者は、多胎児家庭の笑顔が増えるよう、各地域で活動しています。しかしその中でサークル単位でできる支援の限界、難しさも実感しました。このままでは追い詰められ孤立するパパママが後を立たず、虐待死のように悲しい事件がまた何度も繰り返される。そんな危機感を抱いています。

そこで多胎ネットとして行政・医療・福祉など各機関を巻き込んだ、支援の提供を目指そうと考えプロジェクトを始めました。


具体的には・・?

このプロジェクトでは 【継続して多胎支援ができる基盤づくり】を実現します。 

◆関東多胎ネットの法人化 

まず、関東多胎ネットは法人化します。 一般社団法人となることにより、多くの人から社会的信用度を得ることができ、受けることのできる助成金の枠も広げます。 


◆待ったなしの多胎家庭のために4つの事業を同時進行で進めたい 

・ピアサポート事業 :ピアサポーター(多胎育児経験者)を多胎家庭へ派遣し、お話を伺ったり一緒に考えるサポートです。 各サークルから「ロールモデルとなって欲しい」「大きな組織で体制を作ってもらい、各地域がピアサポートを実施しやすくしてほしい」「養成講座やフォローアップ研修などを開催して欲しい」などの声が上がっています。

・ファミリー講座 :関東多胎ネットの強みである広域ネットワークを活かした講座を開催します。 多胎プレファミリー講座や多胎育児に関する講座 など。 

・交流会 :育児を楽にする情報交換や育児相談など心を軽くする交流会、多胎育児を楽しむイベントを企画します。 

・サークル支援 :各地域で活動している多胎サークルの相談、立ち上げアドバイスなど、サークル活動のサポートを行い、多胎育児支援の輪を広げます。 サークルは情報交換や交流目的だけでなく、外出が難しい多胎児家庭が安心して集える場であり、孤立予防や虐待防止にもなります。

多胎サークルは同じ経験をもつ親同士の、貴重な交流の場となっています

◆多胎支援を単発でなく長期的支援にするため収益事業を始めたい

・多胎育児に関する講座開催、講師派遣

・育児関連事業者との提携

・双子ウェルカムマークステッカーの販売 など



これまでの活動

◆交流会・勉強会

関東多胎ネットには現在東京・埼玉・神奈川・千葉・栃木の24の多胎サークルが登録しています。サークル代表者間で情報共有をしたり、全国各地で活動している多胎支援関係者の方からご指導いただき勉強会を開催してきました。

・サークル代表者情報交換会、交流会(全4回):参加人数10-20名/回、オンラインにて開催
・多胎ネット設立についての勉強会(全2回):参加人数5-10名、オンラインにて開催
・多胎支援策についての勉強会(全4回):参加人数10-25名/回、オンラインにて開催

講師:日本多胎支援協会、各地の多胎ネット、多胎育児のサポートを考える会 等

◆ピアサポート活動・個別支援

関東の各地域で活動している私たちが、まずは見本となれるよう様々な養成講座を受講しています。また各サークルとして、多胎家庭からの依頼を受け、実際に家庭訪問、病院同行、オンライン相談などの活動を行っています。 

・NPO法人つなげるピアサポーター養成講座受講 (17名受講)
・多摩多胎ネットピアサポーター養成講座受講 (25名受講)
・ピアサポーターとしての多胎家庭への訪問、外出サポート、オンライン相談(東京・神奈川・千葉。6サークル)
・個別支援 (東京・埼玉・神奈川・千葉。14サークル)


資金の使い道

私たちはまだ小さい子供を抱えながらサークルを主催する、双子の親が立ち上げた新しい団体です。

まずは設備を整えこの団体を動かしていくための法人設立・運営費用:約45万円
スタッフが長く安心して活動できるよう、人件費:約40万円
少しでも多くの多胎児を育てる家庭に認知され、必要な方に支援が届くよう、広報費:約40万円
そして温かいご支援をくださる皆様方に、CAMPFIRE手数料、リターン等費用:約25万円

前述の通り私たちは地域に根付き長く活動することを目指しています。いただいた支援はこどもたちの未来のために、大切に使わせていただきます。


リターンについて

<1,000円> お礼のメールをお送りいたします

<3,000円> お礼のメールと法人設立のご報告メールをお送りいたします

<5,000円> お礼のメールと法人設立のご報告メールをお送りいたします

<10,000円> ①お礼のメールをお送りいたします。②ご希望の方のみ、お名前を関東多胎ネットのウェブサイトに掲載させていただきます(文字小サイズ)

<50,000円> ①お礼のメールをお送りいたします。②ご希望の方のみ、お名前を関東多胎ネットのウェブサイトに掲載させていただきます(文字中または小サイズ)。③双子からの手書きのお礼状をお送りいたします。

<100,000円> ①お礼のメールをお送りいたします。②ご希望の方のみ、お名前を関東多胎ネットのウェブサイトに掲載させていただきます(文字大・中または小サイズ)。③子育て支援・育児グッズに関するモニター5名まで提供、または多胎に関する勉強会の受講券をメールにてお送りいたします。

<100,000円> ①お礼のメールをお送りいたします。②ご希望の方のみ、お名前を関東多胎ネットのウェブサイトに掲載させていただきます(文字大・中または小サイズ)。備考欄に記載する個人のお名前をご記入ください(企業名、団体名等は不可)。③双子からの手書きのお礼状をお送りいたします。

<100,000円>【企業様・団体様向け】①お礼のメールをお送りいたします。②企業名・団体名を関東多胎ネットのウェブサイトに掲載させていただきます(文字大サイズ)

<150,000円>【企業様・団体様向け】①お礼のメールをお送りいたします。②企業名・団体名とウェブサイトを関東多胎ネットのウェブサイトに掲載させていただきます(文字大サイズ)


応援メッセージ


実施スケジュール

3月5日 クラウドファンディング開始
※期間中、clubhouse、インスタライブ、その他ツールにて交流会を実施予定です

4月5日 クラウドファンディング最終日

4月中旬 一般社団法人設立手続き開始

5月 リターン発送開始、各事業が本格始動


ふたごみつごにやさしい社会はみんなにやさしい社会

私たちは多胎家庭を特別扱いしてほしいわけではありません。一人っ子でも年子でも多子でも、スペシャルニーズのある子供でも、みんなが健やかに育って欲しい。みんなが育児しやすい社会になってほしい。そう願っています。


最後に

生まれてきてくれて、ありがとう。

パパママにしてくれて、 ありがとう。

ただ、こどもたちの笑顔を見たい。ただ、家族で笑顔でいたい。


多胎家庭が感じたいのは、そんな当たり前の愛おしい気持ちです。

安心して多胎育児ができる社会を目指す私たちを応援してください!


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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