【ご挨拶】

はじめまして!「みんラボ」です。私たちは、ゼミ・研究室の情報口コミサイトを開発している学生団体です。この団体を立ち上げた背景には、新型コロナウイルスがもたらした大学生への多大なる影響があります。


【プロジェクト概要】

まず、簡単にこのプロジェクトの概要を説明します。

目的①として、コロナ禍による情報不足でゼミ・研究室が選べない大学生を、口コミ情報サイトで支援したいというものがあります。

目的②として、コロナ禍で困窮する就活生を少しでも支えたいというものがあります。

目的①を遂行するにあたっての課題は、情報である口コミをたくさん集めないといけないが、口コミ投稿者にとっては投稿するインセンティブがないということが考えられます。

目的②を遂行するにあたっての課題は、私たちの持つ資金では、支援できることが限られているということです。

そこで、このCAMPFIREで皆さんに資金を提供していただき、それを就活生に還元することで目的②を達成します。就活支援の見返りとして、就活生に簡単なアンケートに答えてもらうことで、口コミを集めます。口コミを多く集めることで、信頼できる口コミ情報サイトを設立でき、目的の①も達成できるというシステムです。


【大学生の抱える課題】

つまり、以下のような課題を抱える2種類の大学生の間に「みんラボ」が入り、両方を一度に支援することができるのです。


【サービス開発背景】

以下は先ほど書いた背景にある課題を詳しく述べたものです。

大学での新しい生活に夢を膨らませていた新入生には、予想だにしていなかったオンライン授業での日々が訪れました。教室での授業もなく、サークル・部活動も制限されているこんな状況では、友達や先輩とのつながりもできません。

2年生も同じで、1年大学生活に慣れてきて、いざここから好きな分野に手を伸ばそうという機会を奪われてしまいました。

そんな彼らに寄り添い不安を払拭するものこそ、先輩からの声、情報ではないでしょうか。対面での情報共有が難しい状況でも、ゼミ・研究室選択の時期は確実に近づいています。

生であったこともないような教授の中から、文系は2年間この人のゼミで学びたいという人を見つけなければなりません。理系に関してはさらに深刻で、ここで選んだ研究室に所属し、基本的には大学院への進学後も同じ教授のもとで研究することになります。人生においてこれほどまでに大事なゼミ・研究室選択が、このような情報不足の状態で行われてよいのでしょうか。

そもそも本来のゼミ・研究室選択でも大学側(教授側)から出される情報は表面的なもの(研究テーマなど)で、拘束時間や教授の就活サポートなどはわからず、自分の選択に後悔している学生は少なからずいました。学部生は周りの先輩に聞きこみなどを行い、そんな情報の非対称性を必死に埋めていました。しかし、コロナで先輩とのつながりは希薄になっています。そこで私たちは、実際にゼミ・研究室に在籍する学生に広くアンケートを取り、それをまとめた情報口コミサイトの開発に着手しました。ゼミの基本的なことから、就活事情、雰囲気など、説明会・ホームページでは知ることのできない情報をオープンにする口コミサイトです。しかし、このサイトの運用にはゼミ・研究室情報を網羅する大量の口コミが必要です。残念ながら、口コミを投稿してくれる層はすでにゼミ・研究室に配属されているため、口コミを投稿するインセンティブがありません。

しかし、口コミ投稿者たちもこのコロナ禍で悩まされている大学生であることは疑いようがありません。口コミを投稿してくれる層とは、就活生です。多くの就活生が就職活動に不安を抱えています。それもそのはず、リクルートワークスの調査によると、来春の大卒求人は15%も減るという見通しです。そんな状況で、やっと決まったインターンも中止、オンラインに変更となり、苦しんでいる大学生が多くいます。そのうえ、ただでさえお金のかかる就活中に、コロナ禍でバイトまで失う羽目になりました。


【私たちの思いと方針】

私たちは、ささやかでも彼らの力となれるよう、全力で就活生の支援をしてきました。口コミを投稿してくれた就活生には、ESの添削やコミュニティの紹介などの手厚いサポートを行っています。今回のクラウドファンディングで皆様の力をお借りし、資金が少しでも集まった場合には、最低限のシステム開発費を除いて、すべて就活生に還元しようと考えています。

重ねての説明になりますが、このプロジェクトは、私たちが資金提供を受け、ギフト券などの形で就職活動を本気で応援します。就活生は、その返礼として口コミを投稿します。そうすると、新入生や後輩たちの情報不足が解消され、コロナで様々な悩みを抱える大学生を一度に支援できるという仕組みです。

私たちは一切の利益を得ることなくこのサービスをひたむきに開発しているため、資金を提供していただいた皆様に謝礼などをお返しすることはできませんが、精いっぱいの気持ちを込めたお礼をさせていただきます。日本の未来を担う若者たちのために、ご支援をよろしくお願いいたします。


【資金の使い道】

 支援金の使い道は、システム開発の外注費用 および 上記の就活支援 です。

▶ システム開発の外注費用

 支援金のうち220,000円(税込)は、本サービスのシステム開発(フロントエンド領域)を外注しているエンジニアの方にお渡しいたします。


▶ 就活支援

 就職活動では、スーツや靴代、交通費など、あらゆるシーンでお金がかかります。その支援として、口コミを投稿してくださった就活生を対象に、Amazonギフト券(5,000円・3,000円・1,000円)を随時支給していきます。また、就活対策本などの購入などに使用できる図書カード(3,000円・1,000円・500円)も支給します。

▶ 支援先である「就活生」の定義

 ゼミ・研究室に所属している、就職活動中の学部生・大学院生。

▶ 支援先学生の選定方法について

 投稿された口コミの中から、学生のゼミ・研究室選択の参考にならない不適切な口コミを除いて、ランダムに抽選を行い、支援先学生を選定いたします。

▶ 支援対象者が決定するまでのフロー・スケジュール

 1.クラウドファンディングの募集期間終了後、支援いただいた金額からシステム開発費220,000(税込)を引いた金額を基に支援対象人数を決定します。(令和3年1月6日前後)

 2.抽選で〇〇名様に当たる就活支援キャンペーンと銘打ってTwitterなどで告知します。(令和3年1月15日前後)

 3.上記キャンペーンで口コミを投稿してくださった就活生の中から抽選で支援先学生を選定します。(令和3年2月15日前後)

 4.抽選の後、随時当選者に特典を配布させていただきます。(令和3年2月20日前後) 

▶ 支援金使途(内訳)

まず、CAMPFIREクラウドファンディングで集まったお金からシステム開発費を除いたお金を「就活支援金」として定義します。

 ・システム開発費:220,000円(固定費)

 ・Amazonギフト券(就活支援金の40%)

 ・図書カード(就活支援金の60%)


【リターン】

・みんラボ運営メンバ―より感謝のメール・お手紙・手書きのメッセージ・ビデオメッセージなど

・みんラボオリジナルTシャツ2種・エコバック・マスクケース

・運営メンバ―と夢を語る飲み会(※オンライン・オフライン選択可)


【運営団体】

 学生団体みんラボは、2020年6月に「コロナ禍における情報の非対称性の解消」を目的として発足した学生団体です。コロナの影響で先輩との繋がりが希薄になり、一次情報の不足によって、ゼミ・研究室選びにミスマッチが生じるという現状を防ぐために活動しています。メンバーは、岡山大学の学生4人と東北大学の学生1人で構成されています。現在は、口コミサイト「みんラボ」のシステム開発および、サービスに必要となる口コミの収集を行っております。システム開発に関しては、11月1日現在データベース設計・システム設計が終了し、フロントエンド領域の開発を残すのみの状況です。口コミ収集については、今年8月中旬から活動を始め、全国の50以上の大学から364件(11月1日現在)の口コミが集まっています。


【さいごに】

「みんラボ」サービスは12月1日の開始を予定しております。皆様の支援で多くの大学生が救われます。コロナ禍による資金不足、情報不足に悩む大学生を少しでも減らすべく本気で取り組みます。どうかよろしくお願いいたします。


※プロジェクト本文に使用した画像・動画につきましては全て掲載許可を取得しております。

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