はじめに・ご挨拶
初めまして、Fullfiiを開発している関東圏の大学4年生の林幸嗣と申します!
現在共感できる相手と繋がる相談アプリ【Fullfii(フルフィー)】を友達と共同作成しています。
プロジェクトをやろうと思った理由
このサービスをつくろうと思ったきっかけは
①電話占いの価格の高さと隠された価値
➁行政のサービス利用に対する大げさ感を感じてしまう人々
➂無料掲示板の改善できそうなところ
の三つです。一個ずつ話していきます。
①電話占いの価格の高さと隠された価値
私が電話占いの事務所でインターンをしていた経験があるのですが、その時に一ヶ月100万円を占いに使うお客様がいました。
電話占いは専門的な職業ですので一分間300円ほどかかりまして、30分話すと9000円ほどになります。
私自身、高額なので解決策や行動の指針が分かればそこまで月に何度も利用するものではないと思っていましたが、意外にもリピート率が高いのです。
実際に働いているうちに、お客様が占いに対して一種の解決策以外の何かを求めている気がして、そしてそれは自分の悩みを共感してくれることだったり話を聞いてくれることがかなり大きな価値であると気づきました。
というのも、売上の高い占い師の方は占いの実力の前にそもそもの話の聞き方が上手です。こちらから無理やりアドバイスを送るのではなく、丁寧に悩みを抱えている方に寄り添います。
ただ、どうしても価格が高いので、手軽に手をだせるものではないのも確かです。また電話が主流であることや占い師に占ってもらう機会がそもそも少ない方がほとんどということで、占ってもらうまでの最初の一歩目が高いと感じました。
➁行政のサービス利用に対する大げさ感を感じてしまう人々
大学のゼミで生活保護の受給問題について共同論文を作成していた際に、生活保護の受給条件を満たしているのに受け取らずに貧困のまま暮らしている方が存在していることを知りました。
というのも調べていくと、生活保護を受け取ることによって生じる日本社会での負け組のらく印という一種の精神的負担(スティグマ)を避けていることが理由でした。
日本人の場合はこのスティグマを嫌う傾向が強く、生活保護の利用率は欧州と比べても低いことが知られています。この事実を知った時に日本人は行政のサービスを受けることに、どこか大げさであるような気があるのではないかと、そして同様に何か悩みがあっても気軽に行政が運営するお悩みコールセンターに電話をかけられない方がいるのではと思いました。
実際に悩み自体は軽いものでも話せる相手がいないことで、小さなモヤモヤが心にたまっていくものです。無料で話せる行政のサービスがあるのに、手軽に利用するには「なんか大げさじゃない?」と思ってしまうような壁があると感じました。
上記の出来事・気づきがきっかけでアプリとして安価で手軽に悩みの共感を得られるようなサービスがあるべきだろうと考えました。
➂無料掲示板の改善できそうなところ
そこでヒアリングや調査を重ねる中で、悩みを掲示板に投稿する無料のサービスやアプリが多くあることに気づきました。しかしyoutubeのコメント欄のような冷やかしがあること、出会いを目的とした連絡先の交換が多いこと、掲示板に投稿した情報は削除されないので匿名ではありつつも自分の悩みに関する情報がネット上に残り続けること、といった無料であるがゆえにかゆいところに手が届かない状態でした。
それと同時に利用する人々も、「無料だから」とどこか割り切っている印象を受け、率直に悩みを話す場所として利用者は本当に満足しているのだろうか?もっと良い体験が提供できるのでは?と考えるようになりました。
そこで手軽に悩みを共感しあえて且つ冷やかしや出会い目的の方がいない環境、何か悩みがあったらとりあえずFullfiiを使ってみる、このような世界を実現したいと思い実際のアプリ開発に踏み切りました。
このプロジェクトで実現したいこと
・専業主婦になったが、周りはまだみんな独身なので悩みを共感してもらえない
・逆に自分だけ結婚していないので、友達の話に混ざりにくい
・友達は働いているので、悩みを話そうとしても忙しいかなと勘ぐってしまう。
・もやもやしたままベッドに入る。掲示板を見て自分と近い悩みを持つ人を探す
上記のように、悩みや心のモヤモヤを晴らしたいけど、友達と状況が違うから悩みを共感してもらえない方に向けてアプリ上で悩み、年齢や性別等で自分に近い状況の人と繋がり話すことで悩みや心のモヤモヤを減らすことを目的としたアプリです。
悩みや心のモヤモヤといった精神的に負担となっているものを少しでも減らし、共感を得ることで少しでもポジティブな気持ちで満たされ、次の日もまた頑張れるような世界を実現したいです。ちなみに「Fullfii」という名前は「満たす」という意味をもじったサービス名になっています。
既存の電話占いや無料掲示板サービス、行政のコールセンター等の「値段が高い、冷やかし・出会い目的の連絡先交換が多い、同じような悩みが見つからない、データが残る、精神的ハードルが高い」といった壁が存在することに対し、このアプリでは「そもそもアプリという形態、悪質なユーザーが入ってこれない且つ利用者にとって最大限手ごろなサブスクリプションプラン、悩みや性別年齢でユーザーを探し一対一の話の場、トーク後データは自動削除」といった機能や特性を有することでより良い体験を提供しようと考えています。
現在は悩みや性別等で自分の立場に近い相手を見つけ一対一で話すことができるという根幹の機能のみですが、この機能を軸に、少しでもポジティブな気持ちで満たされるような機能を追加していきます。
大事なところは全て述べましたが、より詳しくアプリについて知りたい方は下記のサイトを見ていただければと思います。
twitter(まだまだ未熟ですが、応援していただけると喜びます🤗🤗)
これまでの活動
8月 企画発案、ヒアリング、調査
9月、10月 開発、ヒアリング
現在 iosアプリ開発中
10月末~11月初め iosアプリ完成予定
11月 android版アプリ開発予定
8月中頃から開始したので、現在2か月ぐらいが経過しています。アンケートやインタビューを通じてユーザーの特性を割り出し、LPで仮説検証を行いました。アプリ自体の進捗は、iosの方はいくつかテストをしてバグがないかの最終確認の段階です。android版は11末までにはリリースできればと考えています。
資金の使い道
・開発費⇒開発環境が悪く、最低限開発できる機器を購入したい
・マーケティング費⇒croudworks等で、専業主婦の方や新卒の方などが共感できるようなコンテンツをつくりたい。
・手数料17%
・リターンの費用
リターンについて
お礼の手紙とアプリ上にスペシャルサンクスとしてお名前を表示させていただきます。
何か通貨に換算できるような形のあるものは送れないですが、自分たちができる最大限のリターンをしたいと思っています。
・お名前をアプリ内にスペシャルサンクスとして表示させていただきます。
・お礼の手紙を一人一人に書かせていただきます。
実施スケジュール
10月末iosアプリ完成
11月androidアプリ完成
最後に
なんでも話せる親友がいる方や、そもそも悩みを相談しないという方には、「つまらなさそうなサービス」と感じると思います。ただ、インターンをしていた時に出会った高値を払って占い師と話す方、ヒアリングの中でこういうアプリを待ってたと言ってくれた方、そういう方たちのような方の一人でも多くに届けることができれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
All-in方式
コメント
もっと見る