はじめに・ご挨拶

みなさんはじめまして、一村一矢と申します。電力会社の40年にわたる勤務を終え、今は引退生活を送っています。
趣味は若いころからの夢だったのですが、小説(らしきもの)を書いています。大胆にも出版社に送りつけたり、賞に応募したり、無謀を重ねています。せめて1冊くらい世に出せるものが仕上がればいいなと思っています。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるで、時々書評をいただき、お褒めいただくとこの上ない幸せを感じております。
勤務は原子力発電現場がほとんどで、昨今のマスコミを賑やかす事態には心を痛めております。
現場で黙々と働く後輩たちはどう思っているのだろうか、肩身が狭いのでは、とか。。このことが今回の皆さま方への勝手なお願いにつながっています。どうかご支援よろしくお願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

電力会社の企業体質をテーマに小説を書きました。
タイトル:『電力会社の憂鬱』(400字詰めで原稿用紙370枚)あらすじは後記。
ただ内容は稚拙で、このまま皆さま方のお読みいただくのにはまだまだの代物です。
ただし、心は込めました。
これを世に出す方法はないものかと探っているうちに発見したのが、YouTubeの「漫画動画」です。
10分前後の漫画ですが、実に見ごたえがあり面白いものです。テーマも恋愛とか柔らか系のものから社会的な問題を扱ったものまで、幅広いもので、視聴回数も相当なものになっています。一話完結型のものが多いのですが、小説を「漫画動画化」すれば理解しやすいのではと思い至りました。何十話になるかわかりませんがほかにそういう類のものはないようです。しかも「漫画動画」用に再度シナリオ化が必要なので、プロが稚拙さを解消してくれるのではというずるい読みもあります。

 「電力会社の憂鬱」あらすじ
主人公の海野雅治は、中央電力日本海原子力発電所の安全担当次長。普段は膨大な技術案件に追われながら、役所や地元との対応に当たっている。海野の人懐っこい性格の甲斐あってか非常に良好な関係を築き上げていた。技術的には、中央電力が採用する加圧水型軽水炉のアキレス腱といわれる「蒸気発生器」の安全対策が喫緊の課題であったが、役所や関係個所からの厳しい指摘をいただきながらも、安定運転を続けていた。ただ、自分たちの立場を守るため現場に押し付けてくる本社からのプレッシャーには体を張って跳ねのけている日々であった。
日々24時間365日交代勤務にあたる現場技術者の負担は相当なもので、都会のようにストレスを発散させるようなものは何もなく、彼らのショックアブソーバー役となる海野自身の精神も次第に摩耗していく気がしていた。
そんなある日、同期の久本人事部長から一本の電話が入る。社長の小村がリークしたと思われる、中央電力の将来の社長候補者6人の名前が、某週刊誌に掲載されたというのだ。久本のほか、企画部長・秘書部長・経理部長・東京支社長、そして海野である。このことを知った瞬間に久本は、強権である人事権を駆使しライバルの追い落としにかかる。自分の子飼いの部下をライバルの近辺に配置し、大ミスを誘発させる作戦である。この久本の策略にはまり、次々とライバルたちが失脚していく。
残りは海野である。
直属の山本人事課長を海野の下の事務次長に配し、海野の大失敗を誘発させろという命令である。
原子力発電所の運営にあたる海野にまで手を伸ばせば一体何が起きるか。。。もちろん久本は計算ずくであった。久本は山本に命令する。「事故が起きた時がチャンスだ。お前が海野の破滅を確信するまで事故は収束させるな!」ライバルを蹴落とすためには、原子力発電所であろうと彼にとっては道具に過ぎなかった。
19〇〇年2月、日本海発電所5号機蒸気発生器細管破断事故発生。日本で初めて非常用炉心冷却装置が作動する大事故である。しかし事態は久本が策略した通りにはならなかった。山本は海野の人間性に心から心酔し、逆に久本の策略を表ざたにし、久本が社長候補から去ることになる。海野の人間性のおかげでギリギリのところで未曽有の原子力災害を免れたのである。
その後、海野は順調に出世し、副社長まで上り詰める。本社からの過剰な管理に大きな問題があることを認識した社長の小村に認められたのである。小村からの厳命で、独立性の高い「原子力本部」を立ち上げ、自由闊達な原子力現場作りを目指す。。。が、そこでまた日本海6号機の事故。死者まで出す大事故で、今度は管理が緩み過ぎたための反作用と考えられた。そこに原子力現場には、これまで以上の厳しい管理が必要と考える強敵が現れる。
小村と海野の構想は挫折し、元の木阿弥となる。
最後に海野は思う。
「古来より人間は自然の恩恵にあずかり生きてきた。日が落ちれば眠り、登れば起きだし働く。自然が育んだ土に種を撒き、雨ごいをして食を満たす。この自然の摂理は神の領域である。この領域に少しだけ足を踏み入れて、より利便性の高い生活を目指そうとするのが『科学技術』である。神の領域に足を踏み入れようとするものは、他にも増して敬虔で謙虚であるべきである。誰しも神社に行けば手を合わせるし拝礼もする。中でも原子力などという高度で危い技術を扱おうというものは、特に修験者のような清廉さが求められる。ましてや、権力欲・出世欲・金銭欲・色欲などに駆られた人間が足を踏み入れようとすると、たちまち神の怒りに触れる。
東京、福島間は300㎞。ここから都市部地域までは、わずか100㎞。
東日本大震災の比ではない。海野は震えが止まらなかった。

プロジェクトをやろうと思った理由

8年前の東日本大震災に伴う津波による原子力発電所事故。また昨今ほかの電力会社で続発する不祥事。
電力会社の企業体質や一部の人間の身勝手な行動に起因するもので、日々現場で苦労しながら運営にあたる従業員にはなんの関係もない出来事です。彼らは何が有ろうと、真面目に、黙々と発電所に向き合い、その責任を全うしています。そのことは封切り映画の「Fukusima50」でも見事に表現されています。
十羽からげに電力会社はとんでもない会社という風潮は、彼らにあまりにも過酷ではないかと考えます。
少しでも原子力発電所に関わった人間として、「物言えば唇寒し」なっているであろう彼らの代わりに何か行動を起こしたいと考えました。
このままでは日々地にはいつくばって頑張っている現場技術者は救われません。

これまでの活動

電力会社を引退し、時間ができたもので、若いころからの夢を趣味にしております。
本当は自費出版をしたかったのですが、活字不況の中、断念し、Youtubeの「漫画動画」に着目いたしました。というか手間と費用と時間はかかりますが、この方が伝わりやすいと考えました。
もちろん、Youtubeに配信しようとするのは初めての経験です。

資金の使い道

小説の「漫画動画」化などというのは誰も経験しておりません。想像ですが制作過程として、①原作→②シナリオ化→③作画→④ ナレーション→⑤BGM→⑥編集という大まかな工程になろうかと思います。
現在存在するもは①だけで、あとは専門家に委託するしかありません。しかも原稿用紙370枚の小説なので、何話になるのかもよくわかりません。今回お願いする費用は②~⑥の費用に充当させていただくつもりです。大まかな内訳はこんな感じです。
制作費(②~⑥、@15万円×30話想定):約450万円
設備費(パソコン他)          :約 25万円
リターン制作発送費           :約 45万円
CAMPFIRE手数料            :約110万円


リターンについて

・ご支援いただいた方々には当然お礼と長い時間がかかる作業なので、何度かの進捗報告をメールにてさせていただきます。
・全話完成した暁には、全話収録したDVDをお贈りいたします。
・お贈りするDVDにご支援者様のご芳名を記録させていただきます。

実施スケジュール

大まかなスケジュールはこのような感じです。
2021年1月   クラウドファンディング終了
     2月   原作原稿の推敲
     3月~  制作作業
     4~7月 YouTubeに完成分から順次アップロード
     9月   リターン発送


最後に

60超えのじじいをYoutuberにさせてください。
おとなしく隠居生活を送っていた年寄りが、何とも言えない使命感に駆られて立ち上がろうとしております。なんとかご支援をお願いいたします。
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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