はじめまして。BEANS BEE の奥宮と申します。

生物調査の仕事しながら、自然や生き物に興味をもってもらえるような環境学習ゲームを制作しています。生物調査の仕事で得た知識を、趣味のアナログゲームに生かして、みなさんに、もっと自然や生き物に興味をもってもらえるように活動しています。

アナログゲームは、やってみれば、好きな人がほとんどです。生き物に詳しい人も、そうでない人も一緒に楽しめます。また、先生と生徒という関係でなく、同じゲームのプレイヤーとして、主体的に楽しみながら、いつのまにか学べるのが魅力です。

近年、都市で生活する人が多くなって、子供たちが自然に触れ合う機会が少なくなっています。カードゲームがそんな子供たちが自然に興味をもつキッカケになればと思っています。


このプロジェクトでは、海の生き物をテーマにしたカードゲームを制作し、楽しんでもらい、より多くの子供たちや大人の方に、海や自然にもっと興味をもってもらうことを目的としています。

ゲームをやった子供たちが「海に行きたい!」「水族館にいきたい!」といって、海にかかわる活動に足を運ぶようになればうれしいです。


日本の国土は、海に囲まれています。

しかし、漁師など海で活動する人や、ダイビング、海釣りなど、マリンスポーツをする人以外の多くの人は、案外、海や海の生き物に関わることが少ないのではないでしょうか?

一方、食の視点でみれば、刺身、寿司、焼き魚、煮魚、干物など、日本人は魚をよく食べています。日本人なら、よく食べているような身近な魚は、どんな魚か知っておきたいものです。

そこで、小学生がカードゲームを通して、身近な魚を知ることができる、というコンセプトでカードゲームを考えました。小学生ができるカードゲームなら、大人から子供まで、みんなで楽しむことができるでしょう。

学童小学生たちの遊びながら学習、海の活動の雨プログラム、水族館など施設のイベントやプログラム、ダイビングの待ち時間、様々な場面で活用して頂けます。


2017年にクラウドファンディングで、学童にいる小学生が、里山の生き物が学べるというコンセプトでカードゲーム『どうぶつの里』を制作しました。

そのとき、「海の生き物のゲームもつくってよ!」という声をたくさんもらいました。

そんなことから、海の生き物のゲームは、欲しい方が結構いるんだとわかり、海の専門ではないですが、 機会があれば、海の生き物のカードゲームをつくってみたいな、と思ったのがはじまりです。


知人に、海のカードゲームをつくりたいと話をしていたところ、海の環境教育関係の人が集まる「海辺の環境教育フォーラム」があることを紹介していただきました。そこで、2019年の「海辺の環境教育フォーラム」に参加することにしました。

それにさきだち、魚類の図鑑を買い込んで、海の生き物のことを調べて、すでに制作した『どうぶつの里』のルールでカードゲームの試作をつくってみました。

「海辺の環境教育フォーラム」の懇親会で海で活動している方々に試してもらうと、ゲームとしては、好評でした。ただ、海の生き物ついては、疑問点や意見をもらいました。

ゲームを練り上げるために、フォーラムで知り合った、アクアマリンふくしまの方に連絡し、直接、水族館にお伺いして、日々、海の生き物と関わっている視点から、カードゲームに入れる生き物や生態について、アドバイスをいただきました。


さらに、フォーラムで知り合った、ダイビングインストラクターの方に連絡して、インストラクター仲間の方々に集まっていただき、日々、海に潜っている感覚から、カードゲームに入れる生き物や生態について、アドバイスをいただきました。

その他、海に詳しい方々に意見をとりいれながら、カードゲームとしてまとめていきました。


海に生息する生き物を、食べる食べられる食物連鎖の関係で生き物カードをつないでいくゲームです。太平洋沿岸にみられる60種程度の海の生き物をピックアップしました。

「河口」「砂浜」「岩場」「沖合」のどこに生息しているか、「小魚」「小エビ」「ウニ」など、どんなものを食べているかを、考えながらカードをつないでいきます。

ゲームは、プレイヤー全員に5枚のカードを配り、順番にカードをつないでいきます。出すカードがない場合は山札からカードを引きます。手札がなくなったプレイヤーが勝ちというゲームです。

将棋のようにうまい人がほとんど勝つようなゲームでなく、UNOのようなプレイ感で、みんなで楽しめるカードゲームです。カードゲームで楽しみながら、海の生き物や、その生態が学べます。


主に下記の方々の協力を得て、カードゲームを制作致しました。

海辺の環境教育フォーラム

アクアマリンふくしま 古川健 大橋英恵 吉里光

マリンステージ 田副雄太 春原佳奈 / Indies 矢北拓也

Clover Diving service 木部悟 /  SEA FRONT 篠原聡 /  Little Ritz 佐藤智章 

田角由香 /  古瀬浩史


ここで集めた資金はカードゲームの製造費用(デザイン費、印刷費)に使わせていただきます。カードゲームの印刷は、型枠をつくったりするために、部数によって値段が変動します。1つのゲームの値段を下げるには、ある程度まとまった部数を印刷する必要があります。

みなさんにご支援いただいたお金で、まとまった部数を印刷したいと考えています。


2,900円~15,000円のリターンをご用意いたしました。

・ 2,900円 【早期限定20個】ゲーム1セット+送料+イルカのミニぬいぐるみ

・ 2,900円 ゲーム1セット+送料

・ 5,600円 ゲーム2セット+送料

・13,000円 ゲーム5セット+送料

なお、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


プレイ人数:2~6名   プレイ時間:15分程度   対象年齢:10歳~大人

カードサイズ:88×63mmが65枚   コマ:25mm程度が1個

箱のサイズ:161×116×20mm

(誤差が生じたり、多少、変更の可能性もあります)


現在、砂浜や藻場の減少、海洋プラスティック、魚の乱獲など、様々な海の問題があります。海の生き物をよく知れば、海の問題を、他人事でなく、より身近な問題と考える気持ちがもてるでしょう。

カードゲームはちょっとしたキッカケでしかありませんが、海や自然に興味や感受性をもつ子供や大人がふえて、自然にきをかけることができる人が増えることにつながればと願っています。


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