初めまして。私は絵描きです。
両親が絵描きという中、「絵を描くよろこび」が心を満たし、私を育ててくれました。
私の中で、もう両手では抱え切れないほど大きくなったそのよろこびをどうしても子どもたちに伝えたいと想い、大阪の小さな絵画教室で子どもたちと一緒に絵を描く日々を過ごしています。
子どもたちは、たくさんの想いを込めて絵を描きます。
その想いは、純粋でまっすぐで、大きなパワーを持っています。
アトリエの中は、いつも子どもたちの元気な声ととびきりの笑顔で、よろこびと幸せがあふれています。
でもふとまわりを見てみると、この地球の上には絵を描くどころか学校にも通えない子どもたちや、笑顔になれない子どもたちがたくさんいました。
その子どもたちに、「絵を描くよろこび」「笑顔」そして「希望」を届けたい。
こうした気持ちから NPO GOFAR BANK の活動が始まりました。
私たちのNPOには、GOFAR(ゴーファー)というキャラクターがいます。
GOFARは机に置かれたままのビンでしたが、子どもたちに絵を描くよろこびを届けるため
お月さまから手と足そして羽を授かりました。
GOFARは今日もはばたきます。 子どもたちの笑顔にあいたくて・・あいたくて・・・。
児童養護施設には親からの虐待・育児放棄・経済的困窮など様々な理由で家庭では暮らすことができない2歳〜18歳までの子どもたちが生活しています。(日本全国では約45,000人)
その中に絵を描くことが好きだったり、ものを作ることが得意な子どもたち、そしてアートの才能を持っている子どもたちがいても、絵画教室に通うのは簡単なことではありません。
「それならば、私たちが行こう!」と、車にたくさんの画材を積み込み、施設の子どもたちのところにお絵かきボランティアに向かった 5年前の春。
昨年からは施設も 2か所になり、毎月指折り数えて待っていてくれる子どもたちにただ会いたくて通い続けています。
「絵を描くよろこび」が子どもたちの心の傷をほんの 1mm でも小さくしてくれますように。
子どもたちが背負っている大きな荷物をほんの 1g でも軽くしてくれますように。と祈りを込めて。
絵を描くこと・・・そのよろこびは心を開放し、生きる光になります。
だから、児童養護施設で暮らす子どもたちに、絵を描く機会をたくさんつくりたい。
思う存分楽しんでもらうため、様々な種類とたくさんの量の画材を揃えたい。
多くの子どもたちは入所の際、自分のものはほとんど何も持たずに保護され、突然施設での生活が始まります。心の拠り所であったかも知れないペンやノート、楽しく絵を描く時間までも自宅に残したまま・・・。
寂しさに負けそうになった時、悲しみに押しつぶされそうになった時、自分専用の色鉛筆やクレパスで絵を描くことで心救われる子どもたちは少なくないはずです。
そして、施設の大きな壁に絵を描く壁画アートで絵の具まみれになること、展覧会に出品した一生懸命描いた絵を賞賛してもらい心が自信に満ちあふれること、海外の子どもたちと絵を通して交流し世界を感じること。
このような経験、思い出の1ページを施設の子どもたちにプレゼントできるのは、とても嬉しいです。
どうぞ皆さまのよろこびを分けていただき、たくさんの画材、笑顔あふれる時間を子どもたちに届けさせてください。
心に傷を負った子どもたちの人生に、よろこびの光を灯したい!
私たちの願いです。
『支援金については以下の用途で使用します』
2か所の施設の子どもたちへの画材代になります。
「詳細」
① 絵画ワークショップ画材代(お楽しみ企画材料代を含む)
10,000円 /月 × 2施設 × 24ヶ月 = 480,000円
② 年一回の壁画アートなど大規模イベント画材代(お菓子代含む)
50,000円 × 2施設 × 2年分= 200,000円
③ 子どもたちへの画材セットプレゼント代(スケッチブック・36色色鉛筆・手提げ袋)
3,000円 × 40名 = 120,000円
※ 現在通わせていただいているのは『80名の子どもたちが暮らす施設』と『大阪で最大級の220名以上がいる施設』です。その内、それぞれの施設で小学生を中心に幼児・中学生・高校生15〜20名の子どもたちが参加してくれています。(イベント時には50名ほどの子どもたちが参加します。)
【私たちのこれまでの主な活動をご紹介させていただきます】
「児童養護施設のお絵かき教室」以外にもさまざまなプロジェクトを行ってきました。
世界には絵を一度も描いたことのない子どもたちや、絵を描く環境にない子どもたちがたくさんいます。その子どもたちに、日本から可能な限りの画材を持って行き、絵画ワークショップを開いて「絵を描くよろこび」を伝えています。
※ 詳しくは http://www.gofarbank.jp/ イベント欄をみてください。
2011.10 パリ児童画展『東日本大震災義援金活動』
子どもたちの絵をパリで展示して義援金を集め、東日本大震災で被災した子どもたちへ届けました。
2012.12 ベトナム 『ベトー孤児院』 ワークショップ
ベトナムのビエンホアにある孤児院には一度も絵を描いたことのない子どもたちがたくさん暮らしていました。その子どもたちに画材と絵を描くよろこび、そしてクリスマスプレゼントを届けました。
2014.08 阪急うめだ本店1階ショーウィンドウ『海を越えてぼくらはつながる』
世界中の子どもたちに「海の生き物」をテーマに絵を描いてもらい、阪急うめだ本店ショーウインドウ全面に巨大な海を完成させました。海を、国境を越えての子どもたちの心の繋がりの大切さを多くの方々に伝えることができました。
2015.04 ラオス『障がい児童施設』にて絵画ワークショップ
ラオス・日本国交樹立60周年事業としてビエンチャンの障がい児童施設にて、子どもたちに画材と絵を描くよろこびを届けました。
2015.11 フィンランドの小学校、アートスクール・障がい者居住施設にて絵画ワークショップ
ヘルシンキの様々な場所で絵画ワークショップを開催し、たくさんの子どもたちの笑顔に会いました。
2017.07 カンボジアの孤児院・貧困の村の子どもたちと絵画ワークショップ
シェムリアップの小学校・孤児院・貧困の村で絵画ワークショップ・青空アトリエを開催し、絵を描くよろこび、たくさんの画材・日本からのお土産も届けました。
2018.05 フィリピン スラム・ゴミ山で暮らす子どもたちと絵画ワークショップ
フィリピン・セブ島のスラム・ゴミ山で生きる子どもたちに絵を描くよろこびと画材・お菓子を届け、お返しにたくさんの笑顔をいただきました。
2019.05 マレーシア『孤児院』にて絵画ワークショップ
ジョホールバルの数カ所の孤児院の子どもたちと絵画ワークショップを開催し、たくさんの笑顔に出会いました。
2020.01フィンランドの子ども達と絵画ワークショップ『日本・フィンランド国交樹立100周年企画』
日本・フィンランド国交樹立100周年事業として、国境を越えて子どもたちの心をつなぐアートイベントを開催しました。
☆ 月1回2箇所の児童養護施設でお絵かきボランティアの継続
☆ 世界の貧困層、障がいを持った子どもたちへの画材提供と絵画ワークショップの開催
☆ 2022.03 ご高齢の方、障がいをお持ちの方、子どもなど、誰もが集えるサロン『GOFAR'S』のオープンを計画
☆ サロン『GOFAR'S』 オープンのためにクラウドファンディングを予定
※ これまでの活動の詳細は http://www.gofarbank.jp/ のブログをみてください。
私たちは支援ではなく『SHARE the HAPPINESS〜よろこびを分かち合おうよ!〜』の想いで活動させていただいております。
子どもたちからたくさんたくさんの『笑顔』『友情』というよろこびをもらうからです。
子どもたちの笑顔で世界は変えられる。
これが私たちGOFAR BANK 本気の想いです。
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