はじめに・ご挨拶

みなさまこんにちは。

私たちはピアノデュオ【 piaNA(ピアーナ)】の西本夏生(にしもとなつき)、佐久間あすか(さくまあすか・旧姓:松本)と申します。
私たちは二人が大好きなロシアの作曲家『カプースチン』の存在をきっかけに、10年前の2010年に連弾ユニットを結成しました。

結成翌年の2011年には、ロシア・モスクワのカプースチン氏自宅まで会いに行き、ご本人のピアノで彼の連弾楽曲を演奏(カプースチン氏の譜めくり付き!)、色々な音楽談義を交わし、その後も当時スペイン在住だった西本は何度もモスクワへ足を運び、何通ものメールのやり取りをし、その親交は2020年7月に彼が亡くなる直前まで続きました。

(2011年初めての訪問時の写真)



プロジェクトをやろうと思った理由

「ピアノデュオの楽曲を、ぜひもっともっと書いて欲しい!」

モスクワにカプースチンを訪問した時、彼のピアノデュオ(連弾&2台)楽曲のとりことなっていた2人は、カプースチンにこうお願いしました。

2012年、西本にカプースチンから一通のメールが届きました。

「曲ができたよ」
「2人に献呈しようと思うんだけど、気に入ってくれるかはわからない。」

「気に入らないなんてことがあるわけがないです!」
と返事をして、
西本はすぐにスペインからロシアに、曲を受け取りに向かいました。


献呈された曲はこの2曲でした。

・Three for Two ~2台ピアノのための3部作(西本夏生&松本あすかに捧ぐ) Op.145
・カプリッチョ ~連弾のための(piaNAに捧ぐ) Op.146
(献呈された楽譜の原本)


その曲調は、どの曲にも表れているカプースチンらしさに加え、どこか私たち二人のキャラクターを意識してくれたのでは?と思われるような、めまぐるしく移り変わるコミカルさをも兼ね備えた、素晴らしい作品でした。

早速2014年4月4日、私たちは北海道・札幌にて開かれた、一般社団法人日本ピアノ調律師協会北海道支部様主催の「4月4日はピアノ調律の日”記念コンサート」にてこの2曲の世界初演を果たしました。


しかし、それ以降今日までのちょうどこの数年間は、二人にとって妊娠・出産・育児と、人生で最も大きな出来事の1つが起こった時期と重なり、これまでのように自分たちの持てる全ての時間を音楽活動だけに捧げることが難しい状況が続きました。


それでも私たち二人のカプースチンへの情熱と愛情は常に消えることなく、

彼が生きているうちに、また二人でモスクワへ行って彼の目の前でこの楽曲を演奏しよう!とか、早くCDに録音して彼の元に届けよう!ということを、二人でこれまで何度も何度も考えてきました。


やっと二人ともが少しはこのような生活に慣れてきた昨年、2020年は結成10周年でもあるし、なんとか二人でカプースチンの元に向かって本人に演奏を届けたい!CD録音も行おう!と二人で決心していた今年、コロナで世界中がこのような混乱の時代へと突入してしまい、ロシアへの渡航すらも不可能に。


それどころか、国内での演奏活動もままならなくなり、他の音楽家同様、私たちも経済的に大きなダメージを受けました。


そしてそんな中、ついにこの曲の演奏を彼に聴かせることができないまま、2020年7月2日、カプースチンは享年82歳で亡くなってしまいました。

(2020年7月6日西本が追悼の配信を行いました)


彼が生涯作曲した作品数は161曲。そのうちの2曲が私たちpiaNAに託されました。世界で唯一、ピアノデュオ曲を献呈された二人として、この曲をきちんとした形で未来に残したい。
楽曲に込められた彼の想いを後世に伝えていくことが、私たち二人の使命だと思っています。


演奏活動がままならないことによる経済的な打撃は私たちにも例外なく起こっており、
CDの録音プロジェクトを行うには、今年のこのような不安定な状況の中でやらなくてもいいのではないか?と弱気にもなりました。

しかし、この以前から決めていたCDの録音が、カプースチンの没年となってしまったこと、これにもきっと特別な意味があるのではないかと感じて、プロジェクトを実行できる方法を模索してきた結果、このようなクラウドファンディングに挑戦してみよう!と決心するに至りました。

このCDは、この状況下だからこそのクラウドファンディングによって、私たち二人だけじゃなく、カプースチンが大好きだったファンのみなさんと一緒に作り上げて、カプースチンに捧げる形にすることができる!
と、今は新たな希望を持って、みなさんにこのプロジェクトへの参加をお願いしたく思っています。



このプロジェクトで実現したいこと(まとめ)

私たちpiaNA二人でニコライ・カプースチンから私たちピアノデュオに献呈された2曲を含む、ピアノデュオ作品(連弾&2台4手)ばかりを集めたCD「We play Kapustin forever!(仮)」を作成するということ、そして、奇しくも没年に作成することとなってしまったそのCDを、カプースチン追悼の意味を込めて、たくさんの人たちのカプースチンへの想いも一緒に詰まった特別な一枚としたいと考えています。

これまでの活動

<カプースチンとpiaNAの歴史>
2010年 piaNA結成
2011年9月 piaNA二人でカプースチン宅を訪問。
2012年9月 スペインにてファーストアルバム「piaNA plays Kapustin」を録音。フランス・Artist Label社よりリリース。
2012年11月29日 西本夏生が単独でカプースチン宅を訪問(献呈された作品を受け取るため)。
2014年4月 献呈された2作品の世界初演を札幌にて行う。
2014年10月 西本夏生が単独でカプースチン宅を訪問。これが最後の面会となる。

そして現在まで、佐久間は3児の母として、西本は1児の母としてソロ活動と並行してpiaNAとしての演奏活動を行なっている。


(楽譜を献呈していただいたときのカプースチン&奥様との写真)

<piaNA公式プロフィール>
クラシックピアニストとして独自の歩みを進み続ける二人、西本夏生、佐久間あすかによる女性ピアノデュオユニット。互いに違うスタイルを持ちつつもその刺激を共有し、まるで1人で弾いているかのようにシンクロするその演奏は、ピアノを2人で弾くということの本当の面白さを聴くものにも体感させる。2012年にはニコライ・カプースチンの四手作品のみに焦点を当てたアルバム「piaNA plays Kapustin」をフランスArtist Label社よりリリース。同年、カプースチンよりpiaNAに「three for two op.145」「capriccio op.146」のピアノデュオ曲2曲が献呈されている。現在、献呈された2曲を含む新譜CDを制作中。カプースチンと直接親交を持ち、曲を献呈された世界で唯一のピアノデュオである。2011年グリーグ国際ピアノコンクール連弾部門ファイナリスト。


資金の使い道

・レコーディングホール代
・ピアノ調律代
・CDプレス代
・レコーディングエンジニア代

     &

・CAMPFIRE手数料

リターンについて

リターンについては、
「CDブックレットにあなたのお名前がクレジットされる&完成したCDをお送りする」
実質的には、この1種類です。
応援の金額に応じて、お送りするできあがったCDの枚数が変わること、
そして一定以上の金額からは、あなたのカプースチンへの想いも共に載せることができます。
作曲家や演奏しているアーティストのことだけではなく、バックでその音楽を応援している応援団・ファンの方々の姿も見える今までにないブックレットを、みなさんと一緒に作り上げたいと思っています。

実施スケジュール 

・2020/10 レコーディング1日目
・2020/11 クラウドファンディング開始
・2020/11 CDジャケット撮影
・2020/12 レコーディング2日目
・2020/12/25 クラファンディング終了
・2021/3 CD完成予定



最後に.....

新型コロナウィルスによって活気のない雰囲気の世界、そしてそんな中でカプースチンを亡くしてしまったことは、私たちにさらに大きな悲しみをもたらしました。
しかし、このCDを2020年に作成して世の中に出現させることで、この時代の空気感の中、必死だった作曲家と音楽家、そして私たちみんなの姿や想いをこのCDの中にぎゅっと詰めこんで、私たちが力強く生きたという証を作りたいと思っています。

みなさんにぜひ一緒に参加していただきたいです!

カプースチンへの感謝や愛情を形に残したい方々、そしてpiaNAの活動を応援してくれる方々からのご支援をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。

ピアノデュオpiaNA
西本夏生・佐久間あすか



(2011年はじめてカプースチンに会いに行った旅でのpiaNA(これはノルウェーにて))


(そして2020年現在のpiaNA。人生をカプースチンの音楽とともに歩んでいっています)


※<All-in方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



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