▼ご挨拶

 はじめまして!私たちは東日本大震災を契機に個人向け災害用備蓄品の推進を行うため、

2011年に法人を設立しました一般社団法人 日本非常食推進機構 通称「JEFO」です。

 私たち「JEFO」は三重県に活動拠点を設けておりますが、これまでに関東、中部圏でも災害用備蓄への

取り組みとして防災セミナー等を実施してまいりました。国内では毎年のように様々な災害に見舞われ、

そのたびに日本全国で災害用備蓄への取り組みが『一瞬』進みますが、なかなか日常生活の中で『継続的』に

取り組まれていないことが多いように思います。


そこで私たち「JEFO」は、こういった状況を改善するため、 

 

 

 

に取り組んでいます。

▼白い小箱運動について

 

障がい者施設での備蓄品「白い小箱」の共同箱詰め作業交流会の様子

  

 私たちが『白い小箱運動』を展開しはじめて6年半がたちます。活動をはじめてからの幾度にもわたる様々な災害、

そのたびに備蓄の大切さが叫ばれ、月日がたつにつれ、その意識は低下していく…

 『自助』の意識を定着させる活動の難しさを感じながら、改めてすべての年代層への「防災教育」の大切さと

若い世代、とりわけ高校生までの子供たちが積極的に防災にかかわり、自分自身の個人向け非常用備蓄品を備える

ことを通して、将来「自分の身は自分で守る、自身の備蓄品は自身で備える」ことで『自助』の意識が身につくのでは

ないかと思い、児童・生徒に対する啓発活動を進めてきました。

 これまでの活動を通じて三重県内にある高等学校、中学校では、私たちの『白い小箱運動』に賛同していただける

学校がいくつかありますが、他にも『白い小箱運動』への活動を支援いただいている障がい者施設との共同

プロジェクトとして、災害用備蓄品セット「白い小箱」を各地の障がい者就労支援施設にて箱詰め作業を行い、

地域の障がい者支援にも取り組んでいます。

 

 学校での防災訓練の様子

 学校内では万が一に備え、そして備蓄の大切さを学習するため、生徒一人一人の災害用備蓄品「白い小箱」が

備えられています。

 

 学校に備蓄されている生徒一人一人の「白い小箱」

 

 今後、防災の意識を高め、備蓄意識を定着させるためには児童・生徒たちへの防災教育が欠かせません。

そしてただ防災教育を行うだけではなく、同時に障がいのある方々への理解を深める人権学習も行っており、

学校と地域の防災訓練に参加をしたりと活動を広げてきました。そしてこの「白い小箱」は在学中に3年間学校で

保管された後、また中身の賞味期限は1年6か月以上残るものなのですが、生徒の皆さん、保護者の皆様、

学校関係者の皆様の温かいお気持ちとともに、当団体へご寄付をいただけることとなりました。

▼これまでの活動

 各行政と協定「災害用物資を活用した防災活動に関する協定」を締結し、各地の行政、自治会、企業団体の

防災訓練での備蓄啓発活動を行っています。

 災害用備蓄品セット「白い小箱」は各地の障がい者就労支援施設にて箱詰め作業を行い、地域の障がい者支援にも

取り組んでいます。また防災の意識を高め、備蓄意識を定着させるためには児童・生徒たちへの防災教育が

欠かせません。そしてただ防災教育を行うだけではなく、同時に障がいのある方々への理解を深める人権学習も

行っています。

▼このプロジェクトで実現したいこと

 学校、保護者、生徒の皆様とさまざまな社会貢献活動に取り組みながら、ご寄付をいただいた「白い小箱」を有効に

活用するため、海外の子供たちへ備蓄を学ぶ「教育教材」として現地へ送り、日本から海外の子供たちへの

備蓄文化の伝承、共に防災学習を行いたいと思います。

 日本の学生には現地の学生と『備蓄文化・防災学習』をテーマに触れ合うことにより、国際的な視野を広げ、

日本の防災教育を伝えることで学生本人がより深く防災について考えてほしい、また、現地の学生には、命を守り、

共に助けあうことを日本の学生との活動の中で学び、備蓄の習慣を根付かせたい、そう思っています。

 

▼なぜこの活動が必要なのか?

 『白い小箱運動』は無駄のないサイクル備蓄を目指しています。日本国内で賞味期限が迫り、消費しきれない

災害用備蓄品を活用し、世界各国での様々な支援品として活用を目指しています。

 2013年のフィリピン諸島に甚大な被害を与えた台風「ハイエン」の被災者支援のためにはじめて海外支援を

行いました。

 

 これを契機に国際機関 国際移住機構「IOM」との協定締結やフィリピンDSWD(社会福祉開発省)、

DFA(外務省)、在日フィリピン大使館との度重なる協議をふまえ、また、フィリピン共和国の孤児院等の現状に

ふれる中で、フィリピン共和国は日本と同様に災害が多発しているにもかかわらず、現地の子供たちはほとんど

防災についての知識がなく、備蓄の習慣もないという現状を目の当たりにしました。

 そこで日本の学生が学校内で在学中に備蓄している災害用備蓄品セット「白い小箱」を教育教材として現地へ送り、

日本の学生と現地の学生とともに、共同防災学習を行いたいと考えています。

  

▼資金の使い道

・寄贈証明、インボイス等各種書類作成費、およびその取得に関する経費・・・55,000円

・「白い小箱」国内輸送費および保管倉庫料・・・約150,000円

・船便代等・・・約210,000円

・フィリピン国内陸送費・・・120,000円

 ローズウッド校へ (600箱分) 約80,000円

 ナヨングナンカバタン校へ (400箱分) 約40,000円

・スタッフ渡航費2名分・・・約190,000円

・CANPFIRE手数料5パーセント+決済手数料5%・・・約75,000円

 

▼リターンについて

ご支援をしていただいた皆様へのお礼として、以下をご用意しています。

*3000円

 現地の子供たちからのサンクスレターをご用意しています。

*5000円

 現地の子どもたちからのサンクスレター、現地での活動の写真をご用意しています。

*10000円

 現地の子どもたちからのサンクスレター、活動の写真および活動報告書をご用意しています。

▼最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。

このプロジェクトの目的は

・災害用備蓄品「白い小箱」を有効に活用し、海外の子どもたちへ備蓄の大切さを伝え、大切な命を守っていきたい!

・日本の子どもたちが将来にわたり、防災備蓄の習慣を身に着けるきっかけとしたい!

ということです。しかし、日本では何も「モノ」を送らなくても、現金を送ったほうがいいのではないか、

そう言われることもあります。

 ですが、まだまだ賞味期限の残る備蓄品を活用する、日本人の大切にしてきた「もったいない」という素晴らしい

思いを大切にすること、自分たちの持っていた備蓄品が海外の子どもたちへ役立つこと、そういった温かい心は

お金には変えることのできない大切なことだと考えます。

 未来輝く子どもために、ご協力よろしくお願いします!

 

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください