はじめに・ご挨拶
はじめまして。いのくまあつしと申します。この度は、私がクラウドファンディングを始めた「チャレンジ介護士篇出版プロジェクト」にご関心を持って頂き、ありがとうございます。私は、大学卒業後に、証券会社に勤め、海外留学を経て、2002年に経営コンサルタントとして独立しました。アメリカの経営者を育成するビジネススクールで学んだ経験を日本でも再現して多くの人に伝えたいと思い、東京・池袋にオフィスを借り、私自身が講師になるなどして、ビジネススクールを運営して来ました。リーマンショックの後、2009年に活動拠点を群馬県に移し、ビジネスの知識や経験は、地域づくりや地方政治にも生かせると考え、紆余曲折を経て、市議会議員もさせて頂きました。東日本大震災後のボランティアもさせて頂き、それまで経験がほとんどなかった介護・福祉の仕事に関心を持ちました。2013年から7年間、介護職員として現場で働いています。そこで経験したこと、学んだこと、考えたことを物語にして、ご紹介したいと思います。
このプロジェクトで実現したいこと
介護・福祉の仕事には、様々な問題・課題がありますが、現場で働く一職員の立場では、正直に言えないことが多くあります。介護・福祉の現場では、きつい長時間労働、排泄介助などの汚い仕事、利用者の生命に関わる重い責任が求められる一方で、慢性的な低賃金体質があります。介護・福祉の仕事は、職員の我慢と奉仕で成り立っていると言っても過言ではないと思います。そのような介護・福祉の仕事は、実際に経験しない人には分からず、最初から敬遠されることも多いことでしょう。
介護の仕事でも、守秘義務や利用者の個人情報を守る必要があります。このため、介護の実話は、多くの人々の了解がなければ書けません。物語(フィクション)という形で、守秘義務や個人情報保護のしがらみを乗り越えて、私の経験と思考の範囲を出ませんが、介護の仕事の一面を、ささやかなラブストーリーや時事問題を交えて、紹介出来ると良いと思います。
私自身、どうしたら質の高い介護サービスを提供できるのか、介護の現場にあって、どうしたら他の職員と良い関係を築いていけるのかなどの個人的な課題があります。また、介護・福祉業界の研究者として、どうしたら全体的な介護サービスの質を高めることが出来るのか、介護サービスの質と関わりの深い介護職員の給与をどうしたら産業の平均水準まで引き上げられるのかなどの問題意識を持っています。
今回の出版プロジェクトの原稿は、既に書き上げていますが、クラウドファンディングにおける支援者の皆様との交流や対話によって内容は少し変わるかも知れません。読みやすく、楽しく、少しは役に立つ本の出版を目指します。
●チャレンジ介護士篇の原稿(案)は以下のnoteサイトで読むことが出来ます。(全60話)
●応援メッセージ
いのくまあつしさんが主催する医療経営の講演会などで以前お話しさせて頂きました。ヘルスケアの勉強会などもにも参加してもらい開催してきました。今回いのくまさんが介護の経験を基に書く本は、介護・福祉の事例研究などにも役立つものと期待しています。
中央大学ビジネススクール教授(医師、医学・経済学博士) 真野俊樹
※真野先生には、15年前に本を出版した際にもお世話になりました。これまで、地域医療体制の整備や公立病院の経営再建などについて勉強させて頂きました。最近は、介護・福祉分野について相談しています。リターンの「介護・福祉に関する勉強会」にも真野先生の参加をお願いしています。
プロジェクトをやろうと思った理由
私の最近の活動資金は、介護の仕事に支えられています。介護の仕事を掛け持ちですることで収入を得ています。しかし、新型コロナウィルスが流行して、私の掛け持ちの仕事が感染予防上、問題であることなどから今年5月に収入の大半を得ていた介護の仕事を失いました。また、感染予防のために新たな仕事を増やすことを自粛しています。
このように時間的な余裕が出来て、介護の経験が7年になろうとしている時期に、介護の仕事を通して経験したこ、学んだこと、考えたことをまとめて物語(フィクション)を作ることを思い立ちました。
これまでの活動
以前、ビジネススクールを始めたのは、ビジネススクール留学で学んだ経験を基にして私が執筆協力した本、後に自著をテキストに使うことが出来たからです。その後、政治活動などを経て、地元のランドマークになっている水力発電所とその創業者である実業家の研究を始めました。群馬県立女子大学の群馬学センターのリサーチフェロー(第3期)として「浅野総一郎と佐久発電所の歴史」などを研究しました。研究報告の要旨は、他のリサーチフェローの論文とともに一冊の本にまとめられ出版されました。さらに、研究成果を基にマンガ「佐久発電所物語~浅野総一郎伝~」を地元の漫画家と商工業者の協力によって制作して好評を得ることができました。 現在は、少子化時代の子育てについて、特に、子どもの親権や共同養育のあり方などについても研究しています。
資金の使い道
出版社から共同出版の提案を頂いています。本1,000冊の印刷と電子出版化の費用として120万円(税別)を見積もっています。今回のクラウドファンディングで、頭金となる約半額をご支援頂ければ今回の出版と続編の執筆の励みになります。
リターンについて
1. 3,000円
1)宛名、サイン入りの出版された本
2. 5,000円
1)宛名、サイン入りの出版された本
2)著者が開催する雑談会への招待(6月、郡馬開催) ★
★12月7日以前に3,000円のリターンを選択頂いた方で、希望される方もご招待します。
また、支援日に関係なく1万円以上のリターンを選択頂いた支援者もご招待します。
2. 10,000円
1)宛名、サイン入りの出版された本
2)著者に電話等で質問できる権利(ご意見・ご感想等も歓迎)
3)著者が開催する雑談会への招待(6月、郡馬開催)
4)著者を講師とする介護・福祉に関する勉強会への優待(7月、東京開催)
3. 50,000円
1)宛名、サイン入りの出版された本
2)著者に電話等で質問できる権利(ご意見・ご感想等も歓迎)
3)著者が開催する雑談会への招待(6月、郡馬開催)
4)著者を講師とする介護・福祉に関する勉強会への優待(7月、東京開催)
5)書籍の中にお名前(個人名とお住まいの都道府県名)を掲載
4. 100,000円
1)宛名、サイン入りの出版された本
2)著者に電話等で質問できる権利(ご意見・ご感想等も歓迎)
3)著者が開催する雑談会への招待(6月、郡馬開催)
4)著者を講師とする介護・福祉に関する勉強会への優待(7月、東京開催)
5)書籍の中にお名前(個人名とお住まいの都道府県名)を掲載
6)著者を講師とする講演会の主催権
(1年間有効、交通費等実費は主催者負担)
※リターンとしての著書の配布は出版社に確認済みです。「著者に電話等で質問できる権利」を行使頂けるように支援者に電話番号をお知らせします。
実施スケジュール
2020年
11月16日(月)クラウドファンディング開始
12月21日(月)クラウドファンディング終了
2021年
1月から3月 編集、入稿
4月 印刷
5月 出版、電子書籍化
6月 著者が開催する雑談会を群馬で開催★★
7月 著者を講師とする介護・福祉に関する勉強会を東京で開催
2022年
5月まで 10万円支援者による著者を講師とする講演会開催
★★新たなリターン(対象:5,000円以上の支援)として12月7日に追加しました。
最後に
介護・福祉について、私自身が、まだまだ勉強中です。今回、皆様にクラウドファンディングをご支援頂き『チャレンジ介護士篇』を出版して、多くの方々に読んで楽しみ、少しでも役に立てて頂ければうれしく思います。また、支援者の皆様との交流や対話によって、また、出版後の読者との関わりにおいて介護・福祉について私自身学びを深めていきたいと思います。介護・福祉業界の発展にも微力ながら貢献していきたいと思います。
今回出版させて頂く『チャレンジ介護士篇』は、介護に関わる私の7年間の経験のうちの1年半くらいの期間を扱っています。これまでの経験に基づいて第2部から第4部くらいまで執筆出来る蓄積があります。今回の出版を成功させて、次回作を『市議篇』とするか『介護士篇2』とするかなどの計画も練っています。また、そう遠くない将来において物語(フィクション)ではなく、介護・福祉の専門書も執筆出来るように努力していきたいと思います。
是非、皆様からのご支援、応援、よろしくお願いいたします。
<All-or-Nothing方式>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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