▼はじめにご挨拶

初めまして。ベトナム・ランタンまつり実行委員会です。

 

ベトナム・ランタンまつりは、会場である富山県滑川市瀬羽町(せわまち)の街並みがベトナムの港町ホイアンに似ていたことから、にぎわい創出の起爆剤にしようと平成22年に始めた事業です。

「100年続くものが伝統なら、その伝統を今から作ってもいいんじゃないか」、そう考え、何もないところからのスタートでした。

 

ベトナム・ランタンまつりを行う中で感じたのが、子どもたちには自分が生まれ育った滑川市を大好きになって欲しいということです。「地元の自慢」は子どものアイデンティティを形成し、大きくなって世界のどこへ羽ばたいても周りに伝えられるもの。

ベトナム・ランタンまつりもその自慢の1つになってくれたら嬉しいと考えています。

そのためにも、このまつりが伝統になるまで続けていきたいのです。

 

回を重ねるごとに認知され、有名になってきたこのベトナム・ランタンまつり。

5年目までは2,000~3,000人規模だった来場者が、6年目は5,000人、7年目の昨年は8,000人と桁違いに増えてきました。

大勢の方がまつりを訪れ、楽しんでいただけるのは大変ありがたいことではありますが、地域の有志でつくる実行委員会だけではとても手が回らず、特に費用面で運営がかなり難しくなってきてしまいました。

8年目の今年、ベトナム・ランタンまつりを訪れる人に不便や不安なく楽しんでもらうためには、警備会社に頼んで警備員や誘導員、駐車場整備員を増強しなければならない状態です。これまでも警備会社には頼んでいましたが、今のままでは来場者数に対して警備の人数がとても足りません。

そしてまつりの開催にかかる費用が、出店料と補助金で賄える範囲を超えてしまっているため、このままでは開催に支障が出てしまう状態です。

そこで、心あるみなさまから資金を提供していただきたいと考え、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

どうか、私達の思いに共感してくださる方、お力をお貸しいただけないでしょうか。

応援してくださる方を募集しています。

まつりを楽しみにしてくれている子どもたちのためにも、ぜひ、ご協力をお願いします。

 

▼まつりの成り立ち

ベトナム・ランタンまつりの舞台は、かつて北国街道の宿場町として栄えた瀬羽町の旧宮崎酒造。酒造業を営んでいた面影が今も残る、文化庁指定の登録有形文化財です。平成20年・21年に、現在の所有者が明治時代の写真や「岩城家文書」の設計図面などを基に復原しました。

その後、滑川市の橋場・瀬羽町の再生計画を引き継いだ(株)まちづくり工房が、事業としてまつりの実行委員会を立ち上げたのです。(株)まちづくり工房の解散後は、有志でつくる実行委員会がベトナム・ランタンまつりの運営を担ってきました。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

2017年8月11日~8月12日にベトナム・ランタンまつりを実施します。
主に4つの楽しみ方ができます。

①食べる

・ベトナム料理(フォー、ブン、春巻き、ベトナム・コーヒー&ティー、ベトナムスイーツ、プリンなど)

・地元滑川のスイーツ、滑川のソウルフード・どんどん焼き

・ベトナム風にアレンジしたグルメなど

 

②買う

・かわいいベトナム雑貨、Tシャツ、ベトナムの袋菓子、ベトナムコーヒー豆、インスタントフォー

 

③体験する

・ベトナムのランタンでライトアップ

・子どもが作ったペットボトルランタン

・シクロ(自転車タクシー)に乗ろう

・アオザイ試着

・ベトナムの遊び体験コーナー

・ダーカウ蹴り選手権

 

④見る

・ベトナムの魅力をスライドで紹介

・夕涼みコンサートグエン・タック&ホン・ベト・セレクション(予定)

・国登録文化財の見学(写真展)

・少数民族の踊り

▼どうしてベトナム・ランタンまつりなの?

ベトナムのホイアンと滑川市には、3つの共通点があります。

①街並み…瀬羽町は「家々の間口が狭くて奥行きがある」、「狭い路地が多く、街並みの保存運動もされている」のがホイアンとよく似ています。

②灯り…ホイアンでは、満月の前夜にランタンまつりが開催され、その独特の雰囲気に大勢の観光客が訪れます。滑川市ではお祭りの提灯はもちろん、特産のホタルイカの光があるほか、本州最南端の「ネブタ流し」の火といった、灯りの共通点もあります。

③龍宮城…ホタルイカは龍宮の使者とも言われ、滑川市では毎年夏に「ふるさと龍宮まつり」が開催されています。一方ベトナムには、龍宮城がベトナムにあったという説があり、竜王に関した昔話も残っています。

 

これらの共通点をもとに、この滑川市瀬羽町で、ベトナムをイメージした「ベトナム・ランタンまつり」を開催したら面白いんじゃないかと考えたのです。

 

ベトナム・ランタンまつりを開催するにあたり、著・柳田国男の『海上の道』の中で浦島伝説が南島由来のものであると示唆されていることにヒントを得て、「龍宮城はベトナムにあるらしい…」というコピーをつけました。

 

ベトナムは親日感情が強く、日本の友好国です。

ベトナム・ランタンまつりは交流の場ともなっていて、富山県内で働く大勢のベトナム人が訪れます。彼らは、製造業や農業、通訳など多彩な職種に就いている人が多く、非常にまじめです。

ベトナム・ランタンまつりを継続していくことで、ベトナムと日本の友好がさらに深まり、ベトナム人の日本移住が増えることも見込んでいます。

▼資金の使い道

・ ランタン拡充のための電気工事費

・ イベント案内板の整備

・ 警備員の増強

・ ごみの処分費用

・ シャトルバスの運行

・ CM放送 

▼最後に

応援してくださる方を募集しています。

私達の思いに共感してくださる方に、ぜひともお力をお貸しいただきたいです。

 

ご支援くださった方には、まつりを楽しめるクーポンやベトナムグッズをプレゼントいたします。ランタンは数が少ないので購入が難しいのですが、支援していただいた方には優先してお好きなランタンを選んでいただけます。

 

今年もベトナム・ランタンまつりを継続し、昨年と同じ来場者数があっても規模を維持できるようにしたいと考えています。みなさま、ぜひご支援よろしくお願いします。

 

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