1.概要と趣旨

  (1)何を、いつ、どこでやるか

11月15日(日)に栃木県知事選と、宇都宮市長選が行われます。

そこで、この「W選挙」での若者の投票率を向上させることを目標に、宇都宮市内を中心に、高校や大学、そして飲食店に投票にいくことを呼びかけるポスターやパンフレットを配布します。

そして、選挙割(投票すると受け取れる「投票済証明書」を協力店舗で提示することで店舗ごとの特典や割引を受けられる)キャンペーンを行います。

選挙割キャンペーンによって

・有権者への投票率向上効果

・協力店舗への宣伝効果

・選挙×協力店舗による地域おこし効果

の3つの効果を生じさせて、栃木県と宇都宮市を盛り上げます。

このキャンペーンを企画、運営するのは宇都宮市内在住の大学生有志です。

ポスター・パンフレット配布の様子

2.現状の問題

(1)若者の投票率の低さ

栃木県では、10代が29%、20代前半が22%、20代後半が25%と若者の投票率が極めて低い状況にあります。(栃木県議会議員選挙)

また、過去16年間に行われた3度の県知事選挙ではいずれも投票率が30%台前半にとどまっており、県民の無関心が問題となっています。


(2)投票率が低いとなにが問題なのか

若者の人口は他年代より少ない状況にあります。

したがって、若者の投票率が少ないと、若者への政策には消極的になってしまいます。

しかし、若者が投票に行けば若者向けの政策が今よりも増えるはずです。

子育て支援が豊かになるかもしれない、教育費が無償になるかもしれない。

どんな未来をつくりたいかを投票によって決めることができると思います。


特に、栃木県ではこの16年間に行われた過去3回の県知事選挙の投票率がすべて約30%と極めて低い水準にあり、この低投票率の原因の一つとして若年層の投票率の低さが挙げられています。

そもそも選挙があることすら知らない、選挙があっても関心がない、という人にどうやったら選挙を「自分ごと」化して考えてもらえるのか、少なくともそのきっかけを「選挙割」キャンペーンを通じて提供したいです。


3.何をやるか

このキャンペーンでは、次の2つのことを実施します。

1.県内の高校や大学などに投票を呼びかけるポスターとパンフレットを配布します

 現時点で、栃木県内の高校7校と、大学2校、専門学校1校にてポスターやパンフレットを配布する予定です。

 ポスターとパンフレットはいずれも高校生や大学生が県知事選と市長選のことを「これからの自分の未来を守る」ために重要なものだと思ってもらえるように、大学生が自分たちの目線で企画立案してデザインを行いました。

ポスター

パンフレット(裏)



2.「選挙割」キャンペーンを実施します

栃木県内の100店舗を目指して協力をお願いしてまいります。

現時点で、25のお店からご協力をお約束いただいています。

投票日当日まで、引き続きご協力をお願いしてまいります。

また、ご協力いただけるお店を随時、SNSでご紹介して、有権者にも周知していきます。

発信元となるSNSはコロナ禍で頑張る飲食店を応援するために立ち上げたアカウントにもご協力いただくため、選挙当日までの間に少なくとも1万人もの以上のビュー数が見込まれます。

選挙割の様子


 4. いくら、なにに必要か

このキャンペーンを企画立案したのは大学生3名です。

そのためキャンペーンの原資となる資金がほとんどありませんでした。

しかし、この企画を今後本格的に実施するためには少なくとも「12万円」が必要となります。

内訳は以下のとおりです。


ー印刷代(投票呼びかけポスター)100部/7000円

ー印刷代(選挙割チラシ)100部/3000円

ー印刷代(投票呼びかけ三つ折りパンフレット)1200部/60000円

ークラウドファンディングの手数料・決済料 20400円

ー予備費(資料の送料、リターンの送料や増刷など) 20600円



  5.リターンは何か

1000円を支援してくださった方には、メールにてお礼メッセージを送信させていただきます。

3000円を支援してくださった方には、三つ折りパンフレットと運営からのお礼のお手紙を送付させていただきます。

10000円を支援してくださった方には、ポスターと三つ折りパンフレットと運営からのお礼のお手紙を送付させていただきます。

また、クラウドファンディングの結果や、集めることのできた資金の使途、そして投票率向上の行方については、支援額の多寡にかかわらずすべての方にご報告させていただきます。


6.まとめ

これまで、私達は、「守れる未来を選びに行こう」というスローガンを基に動いてきました。

ひとりの若者世代として思うことを最後にお伝えさせてください。


今、現状満足しているかもしれない。

しかし、これからの未来を守るために私たちは選挙に行くべきだと思うんです。

3年後、4年後には、自分にも子どもがいるかもしれない。

社会の一員として働いているかもしれない。

そういう状況下で生きていきたい社会はどんな社会ですか?

未来の自分を、未来の自分の子供を守るために選挙に行くべきだとわたしは考えます。

あなたの一票の価値は大きくて尊いものです。


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追記

下野新聞さんに掲載していただきました。(11/06)

とちぎテレビさんに取材していただきました。(11/10)


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