想像できないかもしれませんが、10年前はセクシャルマイノリティ・LGBTといわれる人達は今よりもとっても生きづらい時代でした。そんな人達もスムーズに、仕事として、生活として成り立つのではないか? そんな考えで新宿2丁目でバーを始めました。

美味しいカクテルや珍しいウイスキーのある、日本一敷居の低い本格的なお酒を嗜む場所。そんな処を作りたくて、バーテンダーの資格を取ったり、一日8時間カクテル作りの練習をした日も何度もありました。
私を頼って働きに来てくれる従業員、そして会いに来て下さる皆さん。その一人一人のおかげで10年間、あっという間でした。

今、店は歌舞伎町に移りましたが最初に考えたことは変わっていません。





今年に入り
3月から外出自粛のニュースが流れ、真っ先にコロナウイルスの温床の様に、歌舞伎町は言われました。
4月、5月の緊急事態宣言と休業要請。
更に東京アラート。
時間短縮営業の要請もあり、今年の春以降に以前と同じ時間で営業出来た月は殆ど有りません。
極力、無駄な出費を抑え、何とか店舗を存続し、雇用を継続していきたいと考えています。



LadyMadonnaママめぐみの趣味はガンダムのプラモデルです。こんな所は男のコなのです。
お客様やTwitterで知り合った仲間達とガンプラを使ったイベントを毎月のように主催していましたが、残念ながらコロナの影響でイベント開催もままならない状態です。



以前、テレビに出させて頂いたのをきっかけに、ファンの方が来店してくれる様になり、多くの出会いがありました。
それも今はコロナにより、殆ど来て頂けない状態になっています
SNSなどを通じて
「コロナがおさまったら行く」
「いつか、行きたい」
との連絡が、かなり有ります。




そんな方達の為にも、ガンプラが趣味の方達の為にも、欅坂ファンの方達の為にも、何とか店舗を維持したいと考え、クラウドファンディングに応募しようと決意しました。


4月以降、売上は今でも8割減のままです。
コロナの収束の目処の立たない状態では
今までは何とか維持してきましたが、これからより困難な状態になると感じています。
このままでは、春まで維持出来なくなると考えています。
どうしても雇用も維持したいのです。

まだまだ
店舗を存続させて
お客様に喜んで貰いたいのです。
帰り際
この店に来て良かった。
楽しかった。
と言ってくれるお客様の台詞を聞きたいのです。

店舗維持の為なので、リターンは大きく出来ませんが、今出来る事を精一杯努力します。
何卒、ご容赦下さい。

金銭での応援が難しい方で、心配して下さっている方々、是非SNSのフォローをお願いします。
一人でも多くの方にフォローしていただけると、とても嬉しく、そしてお店が生き残れます。
宜しくお願いします。

開業時コンセプト
2011年
新宿2丁目にてバーアンクリアを開業しました。
今までのニューハーフの飲み屋と一線を画し、ニューハーフがバーテンダーの本格的なバーとして、美味しいカクテルや珍しいウイスキーを誰でも楽しめるお店を目指しました。
又、LGBTと言われ仕事が中々選ばない我々でも、しっかりと働ける場としてお店を経営してきました。
場所は歌舞伎町に移りましたが、その時のコンセプトは何も変わらずに続けているつもりです。
お店の概要及び感染症対策について
先ず、従業員一人一人がこの仕事だけで生活出来る様にと考えています。
掛け持ち等をしなくとも、お店の給料で生活費を賄えるようにと考えています。
又、東京都が推奨しているワークライフバランスの新宿区宣言企業です。
子育てのみならず、特にトランスジェンダーやゲイの人達の働きやすい職場として機能する様に努めています。
ご存知の通り、LGBTと言われる
我々は仕事の場の選択が余り出来ません。
特に、隠すことの出来ないトランスジェンダーは、資格や技術を持っていても
中々、自分の望む仕事に就く事が出来ません。
そんな中、飲食店は、学歴、経歴、経験、年齢などを問いません。
仕事をしたい気持ちが有れば働く事が出来ます。
例え、望む仕事では無くとも働く事は大切だと考え、面接の連絡をくれる方も沢山居るのです。
そういう人達の働く場を無くしたくない。
それだけでは無く
バーテンディングの技術や、接客技術、会話の技術なども教えていきたいと考えています。
自分らしく生きる事が大きな目的です。

感染症対策として
入店時、体温を計らせて頂いています。
アルコールでの殺菌や石鹸での手洗いを徹底しています。
うがい薬も常備しています。
マドラーは1人用としてお出ししています。
チャームは1人用として提供しています。
従業員は透明マスクを着用します。
グラスやボトル等に常に気を使うようにしており、飛沫の飛散を防いでいます。

クラウドファンディングの目的
店舗維持の運転資金の補充の為
(家賃、水道光熱費、人件費)
およそ半年間から1年間の間、運転資金の補填と考えています。

4月からの半年以上の間、とても苦しく仕事を続ける気力も萎えてしまいそうでした。
しかし、夜に営業出来ない時にはお昼間にラーメン屋さんをやり、深夜に営業出来ない時には、早目に営業開始をしたりしました。
状況の変化がわからない中でも、時間を掛けずに柔軟に対応していく考えはずっと持ち続けています。
これからも、その姿勢を崩さずに柔軟に対応していき、店も歌舞伎町もニューハーフの飲み屋も廃れないようにやろうと考えています。



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