はじめに・ご挨拶
はじめまして。私は島根県江津市で「神楽の里 舞乃市」を運営している植田智之と申します。
弊社は石見神楽の専用会場「石見神楽劇場 舞乃座」を2019年3月に完成させました。会場は設計から施工まで神楽の舞手の思いを十分に取り入れ、音響や照明なども出来る限り設備し、全体的に芝居小屋をイメージし、舞子もお客様も石見神楽の舞に集中できる環境が出来たと思っています。
石見神楽公演の運営は舞子たちが「舞乃座実行委員会」を立ち上げ、毎週公演の企画、会場準備、受付、公演、お見送りまですべて自分たちで行い、石見神楽の魅力発信を真剣に行っています。
これまで舞乃座で公演して頂いた神楽社中を応援するために、舞乃座実行委員会と共にこのプロジェクトを成功させたいと思います。

石見神楽劇場「舞乃座」外観舞乃座 館内








このプロジェクトで実現したいこと
舞乃座で今まで公演して頂いた神楽社中の為に特別公演を企画し、思いっきり神楽を舞って頂き、皆様からお預かりした支援金を御花として神楽団にお渡ししたいと考えています。

プロジェクトをやろうと思った理由
石見神楽は地域のお祭りなどに欠かせないものですが、運営費となる御花などを渡す文化が薄れ、各社中の運営が難しくなっているのが現状です。さらに舞乃座もコロナによる自粛で3月からの公演を中止せざる負えなくなりました。緊急事態宣言の解除後、感染対策実施しいち早く公演を再開しましたが、客席は間隔をあける為に半数になり収入が減り、他の会場の公演も全て中止となり神楽社中としての収入が激減しています。
もともと神楽社中の運営は公演による謝金や、御花と言われる寄付金でまかなわれています。神楽で使用する衣装は一着数百万円以上するものも少なくなく、メンテナンスや維持費だけでも毎月お金額が必要となります。
このプロジェクトにより、コロナ禍で失われた期間の収入を少しでも取り戻してもらい、石見神楽の舞子に笑顔を取り戻して頂き、お客様にも頑張っている姿をお見せし、感動を与えたいと考えています。

これまでの活動
弊社は10年以上前から店舗で石見神楽の公演を行ってきました。
2019年3月に念願でもあった石見神楽の専用会場「石見神楽劇場 舞乃座」を建設しました。
会場は設計から施工まで神楽の舞子の思いを十分に取り入れ、音響や照明なども出来る限り設備し、全体的に芝居小屋をイメージし、舞子もお客様も石見神楽の舞に集中できる環境が出来たと思っています。
石見神楽公演を運営する「舞乃座実行委員会」と共に、4月から毎週公演や特別公演など石見神楽の魅力発信を真剣に行ってきました。
五感震う進化した石見神楽!と掲げ、照明や音響を駆使した公演はもちろん、お迎えからお見送りまで、お客様に満足して頂く公演を目指してきました。
石見神楽という地域の伝統芸能がこれからも継続していくために、次世代の子供たちにいつかはこの舞台で舞いたいと思ってもらい、憧れになるべく今後も精進していきたいと考えています。


資金の使い道
・出演神楽社中への謝金(6公演)
・撮影費(6公演)
・備 品(公演に必要な装飾備品など)
・運営費(人件費など)

リターンについて
①会場内に支援者名を表示(希望者のみ)
②舞乃座オリジナルグッズ(クリアファイルなど)

・  5,000 ①+②
・ 10,000 ①+②+舞乃座ペア入場券(どの公演でも可 但し要予約)
・ 10,000 ①+②+江津まる姫ポークのしゃぶしゃぶセット
・ 10,000 ①+②+特別公演のDVD(1公演)
・ 20,000 ①+②+特別公演のDVD(2公演)
・ 30,000 ①+②+新型コロナウイルス収束の願いを込めて制作した 「神楽盃 鐘馗」
・ 30,000 ①+②+特別公演のDVD(3公演)
・ 60,000 ①+②+特別公演のDVD(全6公演)
・100,000 ①+②+神楽面(小林工房)

実施スケジュール
石見神楽特別公演日程
・2021年 2月 6日(土)20時~ 倭川戸神楽社中
・2021年 2月13日(土)20時~ 佐野神楽社中
・2021年 2月14日(日)16時~ 石見神楽波子社中
・2021年 2月20日(土)20時~ 高津神楽社中
・2021年 2月27日(土)20時~ 大都神楽団
・2021年 2月28日(日)16時~ 石見神楽亀山社中

出演社中のご紹介

倭川戸神楽社中
桜江町川戸地区の子供神楽を卒業した中高生を中心に、平成10年1月1日に結成しました。現在、江津市内の小学生から60代まで約20名が所属。各種例祭や行事等で石見神楽を演じさせて頂いております。今後とも礼儀を重んじ、周りの皆様方への感謝の気持ちを忘れることなく、石見神楽の習得に専心勉励してまいります。



佐野神楽社中
発祥は1193年佐野八旗山八幡宮建立に伴い、神職神楽に端を発したとも伝えられています。「序・破・急」を社中理念に掲げ、佐野八旗山八幡宮を拠点とし「武の内」等の貴重な古典演目の継承を重んじながら、はやくから創作演目の制作、音響・照明等の舞台効果を取り入れ、石見神楽の近代化に取り組んでいます。現在、約三十名の社中員で活動しており、石見神楽独特の勇壮華麗でテンポの速い八調子神楽を継承しています。


石見神楽波子社中
昭和53年地区の愛好家が集り波子神楽同好会を結成しました。
昭和56年に「石見神楽波子社中」と名称を変更し、現在に至っております。
伝統芸能石見神楽を伝承すべく、毎週月曜日・土曜日の2回練習に励み、日々精進しています。


高津神楽社中
我々高津神楽社中は、昭和48年10月に発足し、現在49年目を迎えております。
社中の想いといたしまして、見ていただく方々に楽しんでもらえる神楽を。そんな神楽を目指して日々精進を重ねております。また近年では自主公演「高津神謝祭」にも力を入れて、石見神楽を通じて地域の活性化及び後継者育成に繋げていきたいと考えています。今後ともご支援ご鞭撻を賜りますようお願い致します。


大都神楽団
平成11年に旗揚げいたしました。団体名の大都は「公演先が都のように大きく栄えるように」との思いを込めて名付けました。万物を寿ぐ神楽の精神に基づき「森羅万象ここにあらはす」をモットーに風土薫る郷土芸能を愛するとともに、現代になじむ華やかな演舞を追求し、懸命に精進しております。皆様の御贔屓を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


石見神楽亀山社中
1999年(平成11年)発足。浜田地域の神職により整え確立された石見神楽八調子を継承し、神楽関係者の皆様、神楽ファンの皆様に支えられ活動して参りました。これからも、神楽を奉ずる神楽人としての生き方を真にみつめ、人となりを磨き、社中理念である「温故知新」の精神を貫き、先人に感謝と誇りをもち、神楽に関わる全ての人に感謝し、健勝と幸せを祈るべく敬神感をもとに伝統を継承しながら、儀式舞・能舞の習得伝承に社中員一丸となり、精進研鑽する所存でございます。今後ともご指導ご鞭撻とご声援賜りますよう、お願い申しあげます。


最後に
島根県西部に伝わる「石見神楽」について
石見神楽は明治以降、神職から民衆に伝わり、今では130以上の神楽団があり、各地の神社例祭で行われる奉納神楽やお祭り、イベントなどで披露されています。2019年5月には日本遺産に登録されました。石見神楽の演目で一番有名な演目は「大蛇(オロチ)」です。これはスサノオノミコトが大蛇を退治するところを題材にしたもので、17メートルもある大蛇がスサノオノミコトと対決する演目です。対決は火花が散り、大迫力の演出です。他にも、恵比寿様が登場する演目もあります。恵比寿様が鯛を釣る様子を演じているのですが、撒き餌として蒔く餌は実は飴で、子供たちがこの飴に群がる様子がお決まりの演目です。ただ見ているだけでなく、参加型の演目があるのも醍醐味です。

今回の新型コロナウイルス感染症の影響により 、神楽団のみならず、神楽を取り巻く産業-神楽公演を実施している施設やなど、広範囲に影響を及ぼしております。
新型コロナウイルスを乗り越え、1日でも早く安心して日常が取り戻せますよう願っております。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/01/20 06:25

    ●倭川戸神楽社中意気込み錚々たる神楽団体様と共に特別企画にお声がけいただき、大変恐縮です。経験不足、力不足ではございますが、その中で私達にできる精一杯の舞を披露いたしますので、よろしくお願いいたします。①神武…今年から若手を中心に配役を組み直した演目。社中の未来を担うメンバーが元気いっぱい舞い...

  • 2021/01/11 12:31

    今回のテーマは「神楽の今と昔」●往古来今~イワミカグラ~ 公演:2月14日16時〜 演目:岩戸、胸鋤 2演目を舞って頂きます。●石見神楽波子社中意気込みこの度の新型コロナウイルス感染症の影響により、石見神楽に触れる機会は激減しております。その中で今回の特別公演に参加させていただくこと、心より感...

  • 2021/01/10 15:40

    今回のテーマは「神楽の今と昔」●往古来今~イワミカグラ~ 公演:2月20日20時〜 演目:天岩戸、大江山三段返し 2演目を舞って頂きます。●高津神楽社中意気込み今年も舞乃座に呼んでいただき有難うございます!通算4回目となります今公演は、岩戸と大江山三段返しをご披露させていただきます!ご来場いた...

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